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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊第48回定期演奏会

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊第48回定期演奏会を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
第48回定期演奏会
舞鶴市民音楽の夕べ

2014年2月22日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • 美しく青きドナウ(J.シュトラウス II)
    • 卒業写真(荒井由実)
    • ウィーンはいつもウィーン(J.シュランメル)
  • 第1部
    • 我等の海軍(R.ティーレ、B.クッチュ)
    • フローレンティナー行進曲(J.フチーク)
    • 伝説のアイルランド(R.W.スミス)
    • プロセルピナの庭~吹奏楽のための交響的牧歌~(A.リード)
    • コンサートマーチ「アルセナール」(J.ヴァンデルロースト)
    • プスタ~4つのジプシー舞曲~(J.ヴァンデルロースト)
  • 第2部
    • オリンピック東京大会ファンファーレ(今井光也)
    • オリンピックマーチ(古関裕而)
    • 汽車ポッポ(草川信)
    • この道(山田耕筰)
    • 雛祭り幻想(酒井格)
    • 鳳凰が舞う 印象、京都 石庭 金閣寺(真島俊夫)
  • アンコール
    • 早春賦(中田章)
    • Scotland The Brave & We're No Awa Tae bide Awa(スコットランド民謡)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

 いやーっ、舞音までプレコンサート形式にーっ!!(泣) 
もうね、プレ形式のときは演奏中は客席から出ようかと思いはじめましたよ……。
演奏中の会場にいながら聴きたいのに聴けないという状況になるのは結構ストレスなので。
わたしの座席運が壊滅的に悪いというのが一番の問題なのですが、こればかりはどうすることもできません。
 実は今回、わたしのお隣に座られた方が音楽が好きでカラオケはもっと好きだといういう高齢のご婦人で、童謡、唱歌の類は曲目紹介がされると演奏が始まる前から歌いだし演奏が終わっても歌っているような方だったのですが、こういうのは平気なのですよね。
そっと歌われていますし、なによりも童謡以外の曲も楽しんでいたからこそウキウキした気分になって歌もでるわけですから。
指揮者の手の動きがおもしろいからと、指揮者の振りをマネをして膝の上で「鳳凰が舞う」を指揮されてましたよ。
楽しそうでいいでしょう?
自衛隊音の演奏会はこれぐらいの気安さは許されると思います。(^^)
カラオケ気分で歌本持ち込んで大声で歌うとか、いくら開演前のミニコンサートだからといっても演奏中にお喋りの声の音量を落とさないとかは論外ですけれど。

 今回の定期演奏会、打楽器祭状態でなかなか楽しいことになっていました。
委嘱曲も初演もありましたし、ヤン・ヴァン・デル・ロースト氏も来場されていました。
吹奏楽曲の多いプログラムでしたが、この類の音楽をあまり聴きつけていない人にも聴きやすそうな曲ばかりだったので、客席の雰囲気も良かったです。

 まずは開演前のミニコンサートから。
今回は3曲です。
曲目紹介がなかったのですが、タイトルは知らなくても誰でもどこかで耳にしたことがあると思われる曲です。
わたしは2曲目のタイトルがすぐ思いつかなかったのですが、頭の中で歌っていたら歌詞に「卒業写真」とでてきたのでなんとか。(笑)
 トロンボーン4重奏です。
4人の奏者がpBONEを持って舞台に登場です。
pBONEはプラスチック製のトロンボーン。
昨年の定期演奏会のロビーコンサートにも登場しました。
2階で聴いた昨年とは違い1階のわりと前の方で聴いたせいか、ホール内で音響が違うからかはわかりませんが、ああ、やっぱりトロンボーンとは音が違うんだなと。
金管の方が華があるというか、なんかそんな感じです。
pBONEの方が響いてないのかな?
でもやっぱり、姿を見ないで状態でどちらか片方だけを聴かされたなら、わたしではどっちかわからないと思います。(^^;
 pBONEで「美しく青きドナウ」、トロンボーンで「ウィーンはいつもウィーン」と、どちらもウィーン風の曲を演奏をしたのもおもしろいですね。
んー、こういう曲だっらやっぱりトロンボーンがいいかなぁ。
もしかしたら「卒業写真」みたいな曲はpBONEが向いているかもしれない。
いや、なんとなくそんな気がしただけなのですが。

 1曲目は「我等の海軍」。
昨年の「府民との音楽演奏会」では「海の戦友」を演奏をしましたが、今回は「我等の海軍」を持ってきました。
ドイツ行進曲がお好きなでしょうか、隊長。
ドイツ行進曲というとタイケ以外はあまり演奏されないので、こういう曲がプログラムにのるのはすごく嬉しいです。
 プログラムでは「軍楽隊系の作曲家による行進曲ではありませんが」と紹介されていましたが、この曲、曲の成立こそ軍隊絡みではありませんがこの曲の一節に歌詞がついてしっかり軍歌になっています。
ものすごく日本人的軍歌な歌詞なので、初めて聴いたときに「さすが同盟国だっただけあるわー、ドイツ」とか思ったぴぎーさんです。(笑)
軍歌云々は関係なく、ドイツらしい勇壮な曲です。
3分もない短い曲ですが、力強い堂々とした演奏でした。

 「伝説のアイルランド」はいろいろな音が登場します。
鎖が引きずるような音とか足踏みの音とか。
足踏みはマーチングブロックじゃないかと思うのですが、紹介の際に「足踏み」と言っていたので本物の足踏みかもしれません。
わたしの席からはわかりませんでした。
楽譜指定にはないバグパイプを入れるということだったので「さすが舞音」と思ったのですが、特にバグパイプを目立たせることもなく、ふつーに編成の中に混ぜただけだったので別の意味で「さすが舞音」と感心してしまいました。
舞音にとってはバグパイプって特殊な楽器じゃないのね。
なんだかもったいないような気もするけれど舞音らし気もするのでいっか。
 クラリネットが良かったです。
クラリネット、このあとの曲でもいい感じでした。

 「プスタ」は今の舞音だと、冷静な感じのスマートな感じになりそうだなぁ……と思っていたのですが、予想外に熱っぽかったのは嬉しい誤算。
ジプシーの舞曲なのでやはり情熱的な熱さも欲しいですよね。
タンバリン、ものすごい情熱のこもった叩きっぷりでした。

 前半は海外の作曲家の作品ばかりでしたが、後半は邦人作曲家の作品ということで、東京オリンピックのファンファーレとマーチでスタート。
ファンファーレはちょっと残念な感じでしたが、マーチはなかなか華やかに。
ソチ五輪も終わったし、さすがにこれでしばらく東京オリンピックファンファーレは聴かなくなるかな?

 「汽車ポッポ」はなかなか派手なアレンジでした。
オリジナルの旋律じゃない部分は汽車ではなくて新型新幹線でも向かってきそうな雰囲気でしたが、オリジナルの旋律になると走っているのはやっぱり汽車ぽっぽだったのでちょっと笑ってしまいました。

 今年の定期も委嘱曲初演がありました。
酒井格氏の作曲で「雛祭り幻想」。
「うれしいひなまつり」と「ひなまつり」の旋律を素材に華やかな幻想がくりひろげられます。
下鴨神社の流しびなに着想を得ているようで、演奏前の曲紹介で下鴨神社云々の話と「流れ行く人形(ひとがた)に思いをはせてみてください」的な言葉を司会の方が言われたのですが、どうにも桟俵が流れていく様子が浮んでこず、しばらくはもんもんとして聴いていました。
もんもんとしすぎて途中でひな祭りでも音楽でもない全然別のことを考え始めてしまったのですが、そのあたりから水面に漂うたくさんの桟俵が頭の中に浮かんできて消えなくなってしまい参りました。(笑)
余計なことを考えていたあたりから、曲がまさに「幻想」という雰囲気に突入していったからだと思います。
音楽の聴き方というのは人によって違いますが、とりあえずわたしは曲が描く風景的なものをあまり知らずに聴く方が向いているようです。
知ってしまうとその光景を見ようとして探してしまうので、うまくその光景がみつけられないと前述のようなことになってしまいますので。
 曲名と作曲者の名を見た際になんとなく想像したとおりの曲でした。
「想像したとおり」という感想が良いことなのか悪いことなのかはわかりませんけれど。
でも、わたし的には想像どおり=期待どおりということだったので「良」です。
普段の曲調とは違う挑戦的な作品を聴いて「おぉ!」と感嘆するのも楽しいですが、「この作曲家にはこういう曲を期待する」という気持ちも大きいので。
ひな祭りがモチーフなので、そうそう聴く機会はないかもしれませんが、できればもんもんとすることをなく、最初から自分のイメージでもう一度聴きたいところです。
初演なので、もちろん酒井氏も会場にお見えでしたよ。
 ところで「うれしいひなまつり」の方はどなたでもご存じでしょうが、三宅延歳作曲の「ひなまつり」ってどれぐらいの知名度なのでしょう?
子供向け歌のCDを図書館でちょいちょい借りるのですが、「ひなまつり」が入っているのを見たことないのですが……。<探したことがあるらしい。

 最後は鹿脅し……じゃなくて、「鳳凰が舞う」。
冒頭でコントラバスが活躍する、吹奏楽としてはわりと珍しい感じの曲です。
拍子木とか鈴という和楽器も使われている日本的な音になっています。
和楽器以外にも風の音としての竹だか笹だかの葉も登場します。(わたしの席からは遠すぎて、何の葉だかわかりません。(^^;))
石庭の光景ということで鹿脅しの音も聞こえきます。
 鹿脅し、竹を縦に持って木槌みたいなタイプのチャイムマレット(かな?)で叩いていました。
縦型の鹿脅しっ?! と心の中でつっこんだぴぎーさんです。(笑)
自衛隊音の非コンサートホールでの演奏ということで考えると、去年の3音の定期の「鳳凰が舞う」の方に分があるかなと。
3音は「珍しい楽器」の鹿脅しを前に出していたのですよね。
竹林をそよぐ風とか鹿脅しの音はあくまで曲の背景でしかないので、舞音のように後列で目立たないように演奏するのが正当だとは思いますが、観客が必ずしもクラシック音楽好きとは限らないない自衛隊音の演奏会では、観客を退屈させずに曲にひきつけておくためには3音のような方法もありかなと。
演奏だけで観客を惹きつけることができれば一番だとは思いますが、演奏を聴くつもりなく来ている人も少なからずいる現状では、演奏を聴いてみようと思わせるところから始めないといけなわけですから。(「演奏を聴く気もないのに来るやつなんかいるのか?」と思うでしょう? いるのですよ、これが。(^^;))
個人的な観想を言うと、鹿脅しはぎりぎりで「竹を固い物で叩いた音」に踏みとどまっちゃったように感じました。
3音の鹿威しも竹を叩いた音といえばそうなのですが、鹿脅しぽい雰囲気があったので、竹の太さとか使うマレットとか叩き方とかいろいろあるんだろうなぁ……と思ったのでした。
 鹿脅しはそんな感じでしたが、曲自体は今の舞音というか隊長にあった曲なので、かっこよくまとまっていました。
最近の舞音は意外な曲をプログラムを入れてくるので、楽しくていいですね。

 アンコールに「Scotland The Brave」と「We're No Awa Tae bide Awa」を持ってきました。
「伝説のアイルランド」でバグパイプを贅沢な使い方をしていたのですが、ここでソロで投入。
せっかくパイパーいるのに、それをアピールしないのはもったいないですよね。
 「Scotland The Brave」はスッコトランド絡みのイベントなんかでよく演奏されるので耳にしたことのある人も多いかもしれません。
バグパイプのオニムバスCDにも大抵入っている気がします。(わたしが聴いたCD全部に入っていたので)
「We're No Awa Tae bide Awa」は「Scotland The Brave」とはまた違った雰囲気のメロディーです。
これ、バグタイプではない演奏で歌がついているものを聴いたことがあるのですが、バグパイプが入るとよりスコットランドぽくなりますね。
バグパイプのスコットランド感やっぱりすごいわ。

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:58 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】ふれあいコンサート~市民の集い~

堺市民会館で行われた「ふれあいコンサート~市民の集い~」を聴いてきましたよ?

第40回堺まつり協賛
ふれあいコンサート~市民の集い~

2013年10月19日(13:00開演)
堺市民会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 日本海海戦行進曲(瀬戸口藤吉)
    • 吹奏楽のための「土俗的舞曲」(和田薫)
    • 紅葉(岡野貞一)
    • 行進曲「秋空に」(上岡洋一)
    • 花は咲く(菅野よう子)
    • フニクリ・フニクラ狂詩曲(L.デンツァ)
  • 第2部
    • 口笛ふいて働こう()
    • 不思議の国のアリス(S.ファイン)
    • 星に願いを(L.ハーライン)
    • オブラディ・オブラダ(J.レノン、P.マッカートニー )
    • ミュージカル「キャッツ」より(A.L.ウェーバー)
      オーバーチュア~メモリー
    • 「あまちゃん」オープニング・テーマ~潮騒のメモリー(大友良英)
    • 勝手にシンドバット(桑田圭祐)
  • アンコール
    • ふたりの大阪(市川昭介)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

 いやぁぁぁ~! ロビーコンサートがあるなんて。
カメラ持ってきていないですよ、わたくし。・゜・(ノД`)・゜・。
  ロビーコンサート、開場15分後に開始だったため開場時間直前に入場待ち列についたわたしはスタートに間にあいませんでした。
大抵は早いときでも20分ぐらいからですよね?
待ち列の後方だったわたしには5分の差は大きかったです。_| ̄|○
せめて演奏曲目だけでも確認したかったのですが、曲目が書かれたボードが奏者が引き上げる際に撤収されてしまったため確認できずじまいに。
いつもなら奏者が引き上げたあともしばらく置いてあるのですが……。
先週とは打って変わって観客に厳しい仕様の演奏会に涙したぴぎーさんです。(T_T)

 演奏に先立ち主催者や来賓のあいさつがあったのですが、阪神基地隊司令が素敵なあいさつをされました。
自衛官は入隊し訓練を受けて各々の職のプロとして育っていくが音楽隊員は最初からプロの音楽家として入隊してくるという話をされたあと、
「(協力会会長のあいさつに)自衛隊に暖かい目を、とありましたが彼らには不要です。
どうぞ厳しい目、厳しい耳で評価してください。
それがプロとしての彼らを育てます」
というような事を言われたのです。(文は言葉通りではありません)
 音楽隊ではない方の言葉なので「何を勝手かこと言ってるねん」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これって音楽隊という存在に自信と誇りがあるからこそ言えることだと思うのですよね、わたしは。
いいあいさつだなと思いました。
音楽隊員の皆様自身がこのあいさつをどのように感じられたかはわたしにはわかりません。
わかりませんが、今日の演奏が皆様の気持ち……だと思っておきたいと思います。

 というわけで本題です。
演奏曲目は先週のファミリーコンサートとあまり変わらないのですが、今回の方が良い雰囲気でした。
全体の演奏はもちろんですが、ソロや歌も今回も今回の方が良かったかなと。
以前も書いたのですが、演奏会ってこういうのがあるから油断ならないのですよねぇ。
良いホールでの演奏が必ずしも良い演奏であるわけでも、環境に恵まれない状況での演奏が必ずしも劣る演奏であるわけでもないのがおもしろいところです。
同じ演奏曲目だとこなれてきているというのもあるとは思いますけれど、それだけではない何かがあるのでホールへ足を運ぶのをなかなかやめられません。

 「日本海海戦行進曲」は今回は気ヲ着ケもびしっときまり、最後まで大変姿勢のよろしい行進曲でございました。
演奏につられて気がついたら心の中で「日本海海戦」から「君が代」までしっかり歌っていましたよ?(笑)
プログラム上では今回も「日本海海戦行進曲」になっていますが、MCでは「日本海海戦記念行進曲」と紹介されていました。
やっぱり「日本海海戦記念行進曲」が正解……なのかな。
 「土俗的舞曲」「秋空に」「フニクリ・フニクラ狂詩曲」という吹奏楽曲は充実した演奏でいい感じです。
「秋空に」はきれいにコンサートマーチでした。
多分、これが正統派な「秋空に」なんだろうなぁ、と。
あ、いや、先日の中方音・3音の演奏が邪道とかいうわけではないですよ。(^^;
この曲に限らず吹奏楽曲はどれも正統派で手堅い印象です。
このあたりが舞音がスマートになった印象につながっているのかもしれません。

 「口笛吹いて働こう」はお馴染みの楽器紹介アレンジです。
打楽器だけが舞台に登場して演奏が始まり、各楽器が順番にでてくる演出です。
逆にアンコールのあとは奏者が舞台をおりて客席を通って退場していき、最後に打楽器だけが舞台に残ります。
気のきいた演出ですね。
 実はファミリーコンサートでも客席を通っての退場をしていました。
ファミリーコンサートでは楽隊の皆様はそのままロビーで観客のお見送りだったのですが、堺市民会館でお見送りというのはどう考えても無理ゲー。
客席から出て行ってどうするのだろう? と思っていたのですが、どうやらそのまま楽屋に引き上げたようで。
ただ出口でMCをされていた隊員さんが一人で立たれてお見送りをされていたのでびっくり。(゚o゚)
あんな大混雑の一角で楽器を持っての観客のお見送りに恐縮してしまいました。

 「花は咲く」は久しぶりに聞いたような気が。
前に聴いたのいつだっけ? と思ってブログを検索したのですが、あれ?
合唱云々という話を書いた記憶あるんだけど……て、あれかーっ! データ飛ばしたときに復旧しそこねた記事のひとつかーっ!!(泣)
手話+女声3人、男声2人の混声合唱です。
男声のお一方がどうも合唱経験のある方のようで、わたしはこの方の歌が非常に気に入っていたのです。
歌い方が前より良くなっているような……。
一度、独唱を聴いてみたいです。
曲はこういう感じでまっすぐ歌うのがあっているものを希望。
それこそ定番の「ふるさと」とかいいと思うのだけどなぁ。
 舞音の桑田圭祐氏は久しぶりのサザンで。
今回は「舞鶴音楽隊の専属歌手」と紹介されていました。
まぁ、あれだけなんでも歌えれば「専属歌手」という肩書きもあながち冗談とは言い切れないですよね。(笑)
 アンコールは「舞鶴音楽隊の歌姫」と「舞鶴音楽隊の専属歌手」で「ふたりの大阪」でした。
これ、たそがれのときもアンコール扱いでしたっけ?
メインプログラムに入っていても違和感ないぐらいのできなのですけどね。
もうね、いっそのことムード歌謡やってもいいと思うよ、ぴぎーさん。
絶対いけると思うの。
演奏会の雰囲気がかわっちゃうかもですが、ファミリコンサート系とかちびヤンならそれはそれで楽しくていいじゃない、と無責任に思うそんなぴぎーさんであったのでした。

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 09:33 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2013」

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ファミリーコンサート2013」を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
ファミリーコンサート2013

2013年10月12日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • 彼こそが海賊(H.F.ジマー)
    • ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
    • ポルカDE猫踏んじゃった(高橋宏樹(編))
  • 第1部
    • 日本海海戦行進曲(瀬戸口藤吉)
    • 夢やぶれて(C.M.シェーンベルク)
    • バンドのためのゴジラ・ファンタジー(和田薫(編))
    • 行進曲「秋空に」(上岡洋一)
    • 舞踏組曲(B.バルトーク)
    • 紅葉(岡野貞一)
    • 土俗的組曲(和田薫)
  • 第2部
    • 東京ブギウギ(服部良一)
    • 不思議の国のアリス(S.ファイン)
    • オブラディ・オブラダ(J.レノン、P.マッカートニー )
    • 中央フリーウェイ(荒井由美)
    • ミュージカル「キャッツ」より(A.L.ウェーバー)
      オーバーチュア~メモリー
    • タイム・トゥ・セイ・グッバイ(F.サルトーリ)
    • My hometown 舞鶴 -このタカラモノを未来へ-(花沢耕太)
    • あまちゃんテーマ曲~潮騒のメモリー(大友良英)
    • ヘイ・ジュード(J.レノン、P.マッカートニー )
  • アンコール
    • 浜千鳥(弘田龍太郎)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

 開演前と休憩時間の間、クロージング曲の「ヘイ・ジュード」のオルゴール調のメロディーが流れていました。
こういうちょっとした演出がわくわくした気持ちを盛り上げてくれます。
ただ聞いちゃいない人もたくさんいるとは思いますけれど……。
ほかにも終演後には「本日のアンコール曲」の掲示があったり(それも2か所に)、プログラムに演奏時間の記載があったりと、いろいろ「観客に優しい」仕様になっていた今回の演奏会です。

 ロビーコンサートはクラリネット5本とパーカッションのアンサンブル。
ロビーコンサートではわりと珍しくシンバル、ウィンドチャイムが使われていました。
当然クラリネットがメインなわけですが、スネアがおもしろかったです。
いやまぁ、いろいろと叩き方があるもので。
 「ポルカDE猫踏んじゃった」はポーランド民謡の「クラリネット・ポルカ」と「猫踏んじゃった」が同時進行するという楽しい曲です。
「クラリネット・ポルカ」を使った曲なので、もうちょっとクラリネットをたててもいいんじゃないかと思わなくもないですが、ぴぎーさん的には楽しかったのでOKと。

 プログムはファミリーコンサートのわりには「舞踏組曲」とか「土俗的舞踊」が入っていたのでちょっと首をひねりかけたのですが、そういえば去年もこんな感じのビルドでしたね。
以前のファミリーコンサートはライトな曲でがっちり組んであって、逆に定期演奏会は吹奏楽や管弦楽の大曲が演奏されるという印象だったのですが、最近はそこまで明確に色分けをしていないようです。
このあたりは隊長の意向でしょうか。
舞音の演奏自体もかわってきているので、こういうプログラムの方がいいとは思います。
 以前から書いていますが、舞音スマートになってきましたね。
東音や横音のような東のスマートさではありませんが、西の力とノリといった色が薄まってきた印象です。
洗練されるのは良いことですが、正直あんまり洗練されすぎても寂しいので、西っぽさも残しておいてもらえるといいなぁ。

 全ての曲について個別に書いていてはキリがないのでざっとモメを。
総体的な印象としては吹奏楽曲>ポップスかな。
て、前も同じこと書きましたね。
ポップスも悪いわけではないのですが、ポップスに関してはわたしはスマートな演奏よりは勢いのある方が好みなので、こんな感想です。

 オープニングが「日本海海戦行進曲」というのはなかなかびっくりしました。(笑)
というか、これは「日本海海戦行進曲」でなくて「日本海海戦記念行進曲」じゃないかと。
「日本海海戦行進曲」は江口源吾(江口夜詩)作曲で、瀬戸口藤吉作曲なのは軍歌としての「日本海海戦」とそれを自ら行進曲に仕立てた「日本海海戦記念行進曲」だと思っていたので気になって検索してみたら、普通に「日本海海戦行進曲」(瀬戸口藤吉)でまかりとおっているのですね。
wikiの一節と吹奏楽板ぐらいしか「日本海海戦記念行進曲」がひっかからなくて(あとはCDの収録曲名)軽く衝撃が……。
前述のとおり軍歌の「日本海海戦」が元になっています。
トリオの「君が代」はみなさまお気づきになられるでしょうが、実は冒頭と途中にでてくるトランペットのメロディーは喇叭譜の「気ヲ着ケ」です。
そんな感じのいかにもあの時代な行進曲ですが、瀬戸口藤吉らしいいい行進曲です。
「気ヲ着ケ」が直立不動を決め損ねたようですが、総体的には良い感じでした。
 「夢やぶれて」はバグパイプの独奏という珍しいアレンジです。
舞音のバグパイプもすっかりお馴染みになりましたね。
プログラムにバグパイプがあるとちょっと得した気分になったする、そんな今日この頃。
 「バンドのための「ゴジラ」ファンタジー」はゴジラの鳴き声、足音から始まります。
えーと……ゴジラの声長すぎ。
ゴジラ(平成版)~ゴジラ(初代)~レクイエム(ゴジラvsデストロイア)~ゴジラ(平成版)という構成です。
編曲の和田薫氏は原曲の作曲者伊福部昭氏に師事されていた方なので、原曲のイメージを損ねることのないアレンジがなされています。
こういう曲は音楽隊のようなミリタリーバンドには向いていると思います。

 第1部の後半はちょっとファミリーコンサートぽくない曲が並びましたが、第2部はポピュラーな曲ばかりです。
舞鶴地方隊の創隊から時代を追っての選曲ということで、バックには時代時代の映像が映し出されていました。
 今回は時代を追ってということなので、「東京ブギウギ」もありですが、以前にも書いたことがあるように、「広い年代層に楽しんでもらうために」という意味での「東京ブギウギ」や「青い山脈」はもう役目を終えてるのではと改めて思いました。
だってね、わたしの隣の人、御三家(舟木一夫氏等)の写真がでるまでは無言だったのに、御三家の写真に声あげて以降は、いろんな写真に反応していましたもの。
わたしのまわりは他も似たような感じでした。
戦後歌謡の時代を記録や知識のような記憶を持っている世代は来ていても、自分の記憶として懐かしさを感じる世代はもうほとんど来ていないのだな、と改めて思いました。
ナツメロも時代とともに変わっていきます。
今の「青い山脈」のポジションにこれからどんな曲が収まっていくのでしょうね。

 「My hometown 舞鶴」は舞鶴市の市制70周年記念のイメージソングです。
Chicago Poodleの作詞、作曲だそうで。
歌詞は公募したフレーズから作られているそうで、そのせいかなんか「がんばってフレーズを入れてみました」感が漂う部分があったりします。
作詞の人、大変だったろーな……。
でも舞鶴市民の皆様は非常に喜んでいました。
市民に愛される素敵な市のイメージソングです。
歌は男性隊員さんでした。
 「潮騒のメモリー」も歌つき。
もちろん歌うは女性隊員さん。
 そして「ヘイ・ジュード」は舞音の桑田佳祐氏の歌で。
いやこの方も大概なんでも歌われますね。
ただやっぱり本来は桑田佳祐氏のような歌が得意な方なのだと。
何を歌われれてもうまいので(地元のゲスト歌手が霞むぐらい)はずれはないのですが、せっかくならやはり得意なジャンルを聞きたいかな。
「みなさんご一緒に」の掛け声でいい具合に会場も一緒に歌っていました。
案外こういう曲でもみんなで歌えるものなのねー、と変な感心をしてしまいましたが、会場が楽しく盛り上がっていいクロージングでした。

アンコールは「浜千鳥」と「軍艦」。
「浜千鳥」が素敵で、もう「軍艦」なくて、これで最後でもいいわ……という気に。(笑)
いや、やってくれなきゃイヤですけれど。>軍艦

そんなこんなで、今回もまた長文になりました。
ごめん。

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【動画】ふたりの大阪(海上自衛隊舞鶴音楽隊)

 舞音の桑田佳祐氏、新たなる境地へ。(笑)

 はじめからプログラムに載っている場合は別ですが、演奏曲目がわからない状態でこういう意外な曲をやるのは笑いを得るのも狙いの一つだったりするので、まぁ、アンコールらしい選曲と言えば選曲かも。


たそがれコンサート2013(海上自衛隊舞鶴音楽隊)
2013年7月19日:大阪城音楽堂

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:53 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】たそがれコンサート2013(海上自衛隊舞鶴音楽隊)

大阪城音楽堂で行われた「たそがれコンサート」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

たそがれコンサート2011
2013年7月19日(18:30開演)
大阪市立大阪城音楽堂
海と空と大地と!

【演奏曲目】
  • [18:30~]大阪市立市岡・市岡東・港南・築港・港中学校吹奏楽部合同演奏
    • オーメンズ・オズ・ラブ(和泉宏隆)
    • ジャパニーズ・グラフティV〜日本レコード大賞、栄光の昭和50年代〜 (磯崎敦博(編))
      北の宿から〜北酒場〜ルビーの指環〜勝手にしやがれ
    • ジャパニーズ・グラフティXIV A・RA・SHI〜Beautiful days (三浦秀秋(編))
      A・RA・SHI〜We can make it!〜Beautiful days〜One Love〜a Day in Our Life〜きっと大丈夫〜風の向こうへ〜Happiness〜サクラ咲ケ〜WISH〜Love so sweet
    • 風になりたい(宮沢和史)
  • [19:10~]海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • 行進曲「博奕岬の光」(酒井格)
    • 吹奏楽のための土俗的舞曲(和田薫)
    • 夏の思い出(中田喜直)
    • フニクリ・フニクラ狂詩曲(L.デンツァ)
    • 映画「魔女の宅急便」より 海の見える街(久石譲)
    • ミュージカル「アニー」より Tomorrow(C.ストロウス)
    • セプテンバー(M.ホワイト、A.マッケイ、A.ウィリス)
  • [アンコール]海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • ふたりの大阪(市川昭介)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 大阪市立市岡中学校吹奏楽部
  • 大阪市立市岡東中学校吹奏楽部
  • 大阪市立港南中学校吹奏楽部
  • 大阪市立築港中学校吹奏楽部
  • 大阪市立港中学校吹奏楽部

 

 あいたたたたた……カメラの予備バッテリ忘れた。_| ̄|○
バッテリ、「セプテンバー」まで温存しないと~。<今回のお目当ては「セプテンバー」らしい。
 というわけで、たそがれ自衛隊音シリーズ2週目です。
今週は舞鶴音楽隊が登場。
いままで散々書いてきましたがほとんど「府民との音楽演奏会」と同じ曲目です。
オオミズナギドリを連れてこなかったかわりが定期でも演奏をした「フニクリ・フニクラ」、ドイツ・マーチのかわりが「土俗的舞曲」、「海の見える街」は今年のたそがれコンサートの副題「海と空と大地と!」にあわせての選曲という感じでしょうか?
この3曲にさしかわったことで「府民との音楽演奏会」より更にバラエティー豊かなプログラムになっています。

 「吹奏楽のための土俗的舞曲」。
ご覧のように締太鼓と神楽鈴が使われています。
 随分以前に某掲示板だか個人ブログだかでこの曲のことを「(同じく和田氏作曲の)犬夜叉のBGMぽい雰囲気」みたいなことを書いてあるのを見て、どんなBGMなのかが気になって「犬夜叉」のサントラを視聴してみたことがあるのですが、うん、確かに似た雰囲気の曲がありますね。


 「Tomorrow」。
「会場のみなさんもご一緒に歌いましょう!」
いや、そのハードル高すぎ、高すぎ。(^^;
サビは一見簡単そうですが、歌詞を教えながら誘導するようにしなきゃ歌えない曲だと思うのこれ。
まぁ、「一緒に歌って」というよりは「歌えるなら歌ってね」というスタンスなのでしょうが。
隊長も客席に向って棒をふりながら歌っています。


 「セプテンバー」。
熱帯JAZZ楽団版の「セプテンバー」です。
アルトサックスのソロが曲の半分以上。
華麗な演奏で観客大喜び。


サックス以外の部分はトランペットが。
トランペットも負けてはいません。


 曲が終わってソロ奏者の紹介も終わったところで、スタンディングでサビの部分が再度演奏されます。


 「ふたりの大阪」。
あゝ 抱きしめて ふたりの大阪~♪

 舞音の桑田佳祐氏、新境地に立たれたようです。(笑)


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【プログラム】第32回府民との音楽演奏会

京都コンサートホールで行われた「第32回府民との音楽演奏会」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

第32回府民との音楽演奏会
2013年6月28日(19:00開演)
京都コンサートホール大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部 洛南高等学校吹奏楽部
  • 第2部 海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • 海の戦友(R.キュッセル)
    • 行進曲「博奕岬の光」(酒井格)
    • ~冠島今昔~ 鳥たちの楽園(清水大輔)
    • 夏の思い出(中田喜直)
    • セプテンバー(M.ホワイト、A.マッケイ、A.ウィリス)
    • ミュージカル「アニー」より Tomorrow(C.ストロウス)
  • 第2部アンコール
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
  • 第3部 合同演奏
    • 「あの日聞いた歌」より 故郷~赤とんぼ~春の小川~花(真島俊夫(編))
    • ハイデックスブルク万歳(R.ヘルツァー)
  • 第3部アンコール
    • 錨を上げて(C.A.ツィマーマン)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 洛南高等学校吹奏楽部

 今年は京都コンサートホールでの開催でした。
クラシック専用ホールでいいホールなので「良いホール」で開催したいという気持ちはわかるのですが、この「府民との音楽演奏会」に限っていえば、ホールよりもっと考えなければいけないことが多数あるのではないかと思わずには……。(^^;
それでも思ったよりは来場数は多かったです。
まぁ、京都コンサートホールの方が京都会館より席数が少ない分、席が埋まっている感が増しているというのもあるのでしょうけれど。

 今回も「博奕岬の光」と「冠島今昔」が入っています。
この様子だとたそがれにも「博奕岬の光」と「冠島今昔」を持ってきそうですね。
決めました、たそがれではバードウォッチングをします。
後ろの方からでもオオミズナギドリ(クラリネット奏者)を観察できるように双眼鏡持って行かなきゃ!<方向性があきらかにおかしいですよ、ぴぎーさん。
 舞音ってなぜか1曲目の演奏が始まった瞬間に「こんな音だっけ?」と思うことが多いのですが、今回は珍しく「おお、これこれ」と思いました。
多分、先週前隊長+佐音を聴いているせいではないかと。
で、そのせいもあるとは思うのですが、今更ですが「博奕岬の光」を「ああ、これって舞音のための曲なんだな」とも思ったり。
例えば同じコンセプトともいえる「剱の光」という曲がありますが、その「剱の光」と「博奕岬の光」を、「どっちが舞音ぽいか?」という比較をしたら、これはもう確実に博奕岬の方だと思うのです。
作曲者がそのあたりも意図した上で作曲したのかどうかはわかりませんが、結果的に舞音の曲になっているのは確かではないかと思うぴぎーさんでした。

 順番が前後しましたが、1曲目の「海の戦友」はドイツ海軍の行進曲として演奏されている曲です。
同じ題名の軍歌を行進曲にしたもので、曲の後半はまるっとその歌詞で歌えます。
行進曲「軍艦」が行進曲でありながら「ま~もるもせむるも」と歌えるのと同じような感じですね。
そうそう、どーでもいいことですが「軍艦」の歌詞は「守るも攻めるも」もじゃなくて「守るも攻むるも」ですよ。
こういう経緯の曲なので濃いミリヲタさんなら結構ご存知なのではないかと思いますが、行進曲としてだけ見ると珍しい曲を持ってきたなーという感じです。
陸音がこういう曲持ってきてもあんまり驚かないのですが、海音だとものすごく意外な感じがするのはなぜかしら?
 「博奕岬の光」に続いて「冠島今昔」も演奏されました。
今期はこの2曲を持ってまわりそうですね。
来期以降は聴く機会が減るのは確実な曲なので、聴けるだけ聴いておきたいところです。
オオミズナギドリの鳴き声はクラリネットのマウスピースを吹いているのだそうです。
オオミズナギドリの声ってこんなんだっけ? と思っていたので、何か別の海鳥の鳥笛でも使っているのかと思っていたのですが楽器のマウスピースを鳥笛がわりに使っていたとは。(*゚o゚*)
前回は何か吹いているのはわかったのですが何を吹いているのはわからなかったので、マウスピースというのは「へー」でした。
やっぱりたそがれはバードウォッチングしなきゃいけなさそうです。(笑)
 「セプテンバー」はソロもいろいろあって舞鶴音楽隊らしい華やかな演奏でした。
ふと気がつくとユーフォニウムの隊員さんがトロンボーンを吹いておられたました。
限られた人数で演奏する以上こういうことは珍しいことではないのですが、それでも目につくと「大変ね。(^^;)」と思わずにいられません。
 プログラム最後は「ハイデックスブルク万歳」です。
今回の演奏会はドイツの行進曲で始まりドイツの行進曲で終わりました。
吹奏楽好きには人気があるようですが一般的な知名度はあまり高いとはいいがたい曲です。
ドイツの行進曲不遇ですね、なんだか。
ドイツの行進曲を2曲、しかも1曲は「海の戦友」という珍しいめの曲を持ってきたのは隊長が力を入れているということでしょうか?
もしそうならば、定期やファミリーコンサートでもおもしろい演奏が聴けるかもしれませんね。
秋のファミリコーンサートに期待、期待。

 今回は舞音ぽい演奏を聴けたので満足して帰ってきました。
ぽいというか、逆にここ何回か聴いた時の印象とは若干違うような感じがしないでもないのは気のせいかしら?!

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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊第47回定期演奏会

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊第47回定期演奏会を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
第47回定期演奏会
舞鶴市民音楽の夕べ

2013年2月23日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
    • ゴスペルタイム(J.アグレル)
  • 1部
    • ウィーンはいつもウィーン(J.シュランメル)
    • イーグル・ベンド序曲(J.バーンズ)
    • スラヴ行進曲(P.I.チャイコフスキー)
    • 交響詩「フィンランディア」(J.シベリウス)
  • 2部
    • フニクリ・フニクラ狂詩曲(L.デンツァ)
    • 砂山(中山晋平)
    • 舞鶴地方隊創設60周年記念委嘱作品
      行進曲「博奕岬の光」(酒井格)
    • 舞鶴地方隊創設60周年記念委嘱作品
      ~冠島今昔~ 鳥たちの楽園(清水大輔)
    • 吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」(伊藤康英)
      I. 祈り
      II. 唄
      III. 祭り
  • アンコール
    • 早春賦(中田章)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

いいかげん歌詞カード持参のカラオケ満喫オヤジをなんとかしていただきたいのですが。
アンコールだけではなく、メインプログラムもこのノリでいこうとチャレンジされていましたよ……失敗していましたけれど。
他の方々の反応を見聞きしていると、もう少し離れたところから見ていたときに考えていた以上に広範囲に迷惑がかかっていますね。
音楽の楽しみ方はいろいろあって然るべきですが、楽しみ方にもTPOというものがあるのはあたりまえの話ではないかと。
以前も書きましたが演奏を聴いて思わず歌を口ずさんだり手拍子を打つのと、件の方のように「みんなで歌いましょう」という形式ではない演奏会に歌う気満々で歌詞カードを持ってきて大声で歌う、演奏が始まる前から手拍子を打つ用意をしているというのは意味が全然違います。
よっぽどアンケートに書こうかと思ったのですが、Piggy Booが書いたのがバレそうな気がしたので自重してしまいました。
書いたことがわかるのは別にいいのですが、「もしかしてPiggy Booって京都市に住んでる自営業?」みたいなことを思われるのがイヤなのよ~。
でも次も野放しだったら書くわ。
ブログのアドレスも入れて書くわよ、その時は。(それは書かんでいいから)

そんなこんなで舞音の定期演奏会です。
ロビーコンサートはトロンボーン4重奏だったのですがおもしろいものが聴けました。
pBONE←これ。
この4色のトロンボーンで1曲目が演奏されました。
色が塗ってあるのではなくプラスチック製のトロンボーンです。
マウスピースもプラスッチク製だとか。
pBONEという名前です。
発売以降それなりに話題になっていたのですが「意外と吹くのに技術が必要な中級者以上向けのよくできたおもちゃ」という評価が多く、「「中級以上向けのおもちゃ」ってどんなよ?」ちょっと気になっていました。
プロ奏者が吹いているからだとは思うのですが、トロンボーンらしい音がしています。
音だけ聴かされたらわたしレベルじゃトロンボーンかpBONEわからないのじゃないかな?
ただなんていうか、奏者の技量がでそうな音だなーとは思いました。
「中級以上用のおもちゃ」と評されるのはそのあたりにあるのかもしれません。
で、pBoneばっかり見てたら1曲目がなんだったか忘れちゃいました。(^^;
2曲目も「ロンドンデリーの歌」か「ダニー・ボーイ」のどっちで紹介されたんだっけ? と悩んだし、他に気をとられるとテキメンで記憶が飛ぶ今日この頃……。
「ゴスペルタイム」はソロありかけあいありで聴き所いろいろの曲です。
ロビーコンサート、なんかエライことになっていたところもありましたが、おもしろいものも聴けたし楽しかったです。

今回は自衛隊の委嘱曲が3つ(「博奕岬の光」「鳥たちの楽園」「ぐるりよざ」)もあって「イーグル・ベンド序曲」もあるので、吹奏楽曲率高めのプログラムでした。
それ以外はクラッシク音楽や吹奏楽ファンでもなくても聞いたことあるような曲が選ばれています。
舞鶴ではお馴染みの3人の指揮者が順に演奏のスタイルです。
そして舞鶴で聴くたびに「舞音ってこんな音だったけ?」と思っているような気がしてきたぴぎーさんです。
総合文化会館のせい?!
いやまぁ、力で押しまくるような力技感がなくなっているので違っているのは確かなのですが……。

「ウィーンはいつもウィーン」は元々は酒場で演奏するための音楽で行進曲ではないのですが、ぴぎーさんは「ウィーンはいつもウィーン」というとどうしても行進曲調のものを思いうかべてしまいます。
行進曲調というより「朝日放送のスポーツ中継のテーマ曲バージョン」と言った方が正しいかも。(笑)
今回の「ウィーンはいつもウィーン」はもちろん行進曲です。
歩きやすそうな「ウィーンはいつもウィーン」でした。

ロシア国歌の織り込まれた「スラヴ行進曲」に、そのロシアに対しての独立運動が起こるなか生まれた「フィンランディア」というのはなかなかおもしろい組み合わせです。
この2曲は副隊長の棒だったのですが、うん、これは聴き馴染んだ音のような気がするわ。

「フニクリ・フニクラ狂詩曲」は有名な「フニクリ・フニクラ」が壮大なスケールになった曲。
あの「フニクリ・フニクラ」がかなり大層なことになっていて楽しい曲です。
打楽器が大忙しなことになっていて、一つ演奏しては次の楽器へ移るという感じです。
トラインアングルの打棒を手にしつつタンバリンを叩く間にトライアングルも叩いていたみたいなので、楽器を一つずつ順番にどころの演奏じゃないかもしれません。(笑)

「博奕岬の光」は再演。
ファミリーコンサート→定期演奏会と続けてプログラムにのったのはちょっとびっくりなのですが、まぁこれは創設記念曲ですから。
むしろ60周年目の間はどんどん演奏しておくべき曲かと。
覚えやすいメロディーなので、後ろの席の人(程々のお歳の方)は「この曲好き~」と次の曲の演奏が始まるまで歌ってました。
中高の吹奏楽部の子たちが好きそうな曲だとは思っていましたが、大人にも好まれるようです。
小難しさのない明るい曲なので万人受けするのでしょうね。

「鳥たちの楽園」は舞鶴にある冠島を描いた曲です。
冠島はオオミズナギドリの繁殖地として天然記念物指定された島なのですが、打楽器で曲が始まるとオオミズナギドリの鳴き声が聞こえてきます。
いろいろな音がかさなっていくと雄大なメロディーが演奏されます。
でも、打楽器のリズムは続いているんですよね。
ゆったりしたメロディーは早くて勢いのあるメロディーにかわり、また緩やかなメロディーに戻っていきます。
重なってきた鐘の音が一際大きくなったところでオオミズナギドリの声が響きわたって終曲となります。
演奏自体に傷がなかったわけではないように思いますが(微妙すぎて、そういうものなのか傷なのか首をかしげるところがあったので)
打楽器の使われ方が良くて、個人的にはもう一度聴きたいぐらい気に入った曲です。
帰り道、「オオミズナギドリが鳴いとったな」という会話が聞こえたのですが、「鳥」とは言わず「オオミズナギドリ」とさらっとおっしゃったので「さすが舞鶴の人」と感心しちゃいました。

「ぐるりよざ」は以前にご紹介したことがあるように佐世保音楽隊の委嘱曲です。
曲名を見た瞬間、龍笛はどうするのかと思ったのですが、演奏を待つまでもなくプログラムにしっかり「ピッコロ代用」と書かれていました。
あら、残念。
でもグレゴリオ聖歌の斉唱はがんばってましたよ。

舞鶴の定期は時期的にわりと聴きにこられる機会が少ないので、来るときは「次はいつ来られるかわからん」という気持ちで聴いているのですが、もし今回が最後になったとしても良い想いでにできる演奏会でした。
……アンコール以外は。(-゛-;)

そうそう、今回はマイコちゃんも来ていましたよ。
マイチくん、マイコちゃん、やっぱりどこからどう見てもカモメだと思うの、ぴぎーさんは。
足黄色いやん、マイチくん。

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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2012

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ファミリーコンサート2012」を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
ファミリーコンサート2010

2012年9月22日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • 公開リハーサル
    • 双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
    • パイプ・ドリームス(K.G.ラム)
    • 高度な技術への指標(河辺公一)
    • 川の流れのように(見岳章)
    • パヴァーヌ(M.ラヴェル)
    • サザンオールスターズ・メドレー
      いとしのエリー~勝手にシンドバット(桑田圭祐)
    • Let's go! スマイルプリキュア!(高取ヒデアキ)
    • 里の秋(海沼實)
  • ロビーコンサート
    • 情熱大陸(葉加瀬太郎)
    • 黒いオルフェ(L.ボンファ)
    • 恋のバカンス(宮川泰)
  • 第1部
    • 双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
    • パイプ・ドリームス(K.G.ラム)
    • 高度な技術への指標(河辺公一)
    • 赤とんぼ(山田耕筰)
    • 自鳳狂詩曲(藤掛廣幸)
    • 舞鶴地方隊創設60周年記念委嘱作品
      行進曲「博奕岬の光」(酒井格)
  • 第2部
    • ナヴァル・ブルー(真島俊夫)
    • 川の流れのように(見岳章)
    • ドレミの歌(R.ロジャース)
    • パヴァーヌ(M.ラヴェル)
    • サンバ・エキスプレス(真島俊夫)
    • 舞鶴市民の歌(塩尻歌灯)
    • 海上自衛隊歌「海をゆく」(古関裕而)
    • サザンオールスターズ・メドレー
      チャコの海岸物語~HOTEL PACIFIC~いとしのエリー~勝手にシンドバット(桑田圭祐)
  • アンコール
    • 里の秋(海沼實)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

まぁ! プログラムに曲目が‼ *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
良かったわ、紙と鉛筆を使わなくて済んで。<問題はそこですか?
サイズもA5のコンパクトサイズになりました。
厚手の紙を使った変型サイズのプログラムは豪華な雰囲気があるので、音楽会という非日常な楽しみを盛り上げてくれると言う意味ではとてもいいと思うのです
が(だって、例えばちょっとだけおめかしして行った音楽専用ホールでの音楽会でPPC用紙に単色で印刷された物を渡されたらなんだかがっかりしちゃいませ
ん?)、利便性を考えると、やっぱり今回のようなA5冊子タイプが一番使いやすいかなーと思うわたくしです。

今回もリハーサル公開がありましたが、今回は「公開リハーサル」という名のミニコンサートの様相でした。
演奏を途中で止めないだけならゲネに近いリハという事になるのでしょうが、本番では演奏しない曲までやりましたからね、今回のリハーサル。
舞音大サービスです。
この辺り現隊長の意向でしょうか?!
実を言うと、今回は本公演の方がかなり時短になっていました。
ロビーコンサートからすでに時短モードで、普段より少ない曲数を曲間の曲目紹介もいれずにいっきに演奏でアンコール扱いの曲の演奏もなし。
本プログラムは17時開演で18時45分になる前には終演(途中休憩はいつもどおり15分)という状況でした。
公開リハーサルのミニコンサート化はそのあたりも関係のあるのでしょうか?
ていうか、なんでこんなに時短したのだろう?
そういえば開演時間もいつもより1時間早いですよね。

そんな感じで時短モードではありましたが、演奏曲目はバラエティに富んでいて、なかなか楽しいプログラムビルドだったと思います。
聴き所は委嘱曲とバグパイプかな。
あとは舞音塩素会のお楽しみ「舞音の桑田圭祐」ね。(笑)
ぴぎーさん的には隊歌としての「海をゆく」も押しかな。
行進曲としての「海をゆく」は結構聴く機会があるのですが、歌の方は生で聴く機会はまずありません。
そういう意味では生歌隊歌が聴けたのはかなり嬉しいです。
部分的には目の玉が飛び出しそうな音もあったのですが、総体的にみればいい感じだったと思います。
それから演奏の良し悪しとは別の話なのですが、舞音の音、変わろうとしている最中なのかな……と。
今までとは違う方向の音を目指しているわけではないようなので「変わる」という表現が適切なのかどうかはわかりませんが、今までの舞音の色は活かしつつも新しい音になってきている印象です。

ま、そんな個人的な印象はともかくとして……。
聴き所の楽曲について少しだけ。※写真は公開リハーサルのときのものです。
まずは「パイプ・ドリームス」。
バグパイプの独奏と吹奏楽の曲です。
先にバグパイプと書いたので「ハイランド・カテドラル」を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回もバグパイプソロももちろん堺の「ふれあいコンサート」で「ハイランド・カテドラル」のソロをされた隊員さんです。
バグパイプ独特の音色を堪能できるメロディーで日本人の郷愁を呼ぶような曲です。
この曲は初聴だったのですが、演奏のあとバグパイプを吹きながら袖に引きあげるのを見ていて、なにかこうこうひっかかるものが……。
なんだっけ、この曲……「グレンなんとか ハイランダー」だっけ?
というわけで帰ってからネット検索をしてみたら、作曲者のK.G.ラムって「The Glendaruel
Highlanders」(グレンなんとかじゃなくてGlendaruel(笑))の編曲もやっているようで、バグパイプ音楽の作曲者として人気のある人
のようですね。
自衛隊音楽隊の演奏はときどきこういった珍しい曲が聴けるのであなどれません。
今回初めてバグパイプの曲を聴いたという人も少なくないのでは?
リハーサルの際、わりと前の方の席に座ったおかげで運指はもちろんバッグを締めているのもわかって、「なるほどこうやって演奏してるのかー」と妙な感心をしてしました。
「バグパイプを吹きながら」と前述しましたが、バグパイプは「音を出すために息を吹いている」わけではないので、「吹いて」という言い方は正確ではないかもしれません。
息はバッグを膨らませるために吹いて、膨らませたバッグから空気を送り出して音を出しているわけですから「吹く」というよりは「弾く」??
おもしろい楽器ですね。
堺のときは「バグパイプ、楽隊で所有しているのかしら?」と思ったのですが、「バグパイプの吹ける隊員がいる」という紹介のされ方をしていたので、あのバグパイプ、もしかして隊員さんの私物?

「博奕岬の光」は舞鶴地方隊創設60周年記念の委嘱曲で、吹奏楽好きな人には「たなばた」の、ぴぎーさん的には「スライダーズ・ミックス」の、自衛隊音ヲ
タ的には行進曲「剱の光」、「てぃーだ」の酒井格氏の作曲です。(「自衛隊音ヲタってのもぴぎーさんのことじゃん」というつっこみはなしね。(笑))
今回はこの曲が楽しみで舞鶴に出向きました。
曲名になっている博奕岬(ばくちみさき)は舞鶴湾の湾口東側の岬で、岬の周囲は自衛隊の管理地となっています。
この自衛隊管轄地の中には灯台も立っていて、この灯台に見守られ海上自衛隊の艦艇が安全な航海につけるようにとの願いが込められているそうです。
スネアで始まるなかなか派手でカッコイイ曲です。
「たなばた」とか「おおみそか」系列の曲。
良くも悪くも「The 酒井格」という感じなので、好き嫌い分かれるかもしれませんが、吹奏楽をやっている中高生は絶対好きそうです。
酒井氏の曲って鳴りがいいのですよね。
鳴りというのもヘンな言い方ですがうまい表現が思いつきません。
でもまぁ、なんとなく言いたいことはわかる~と思ってくれる方もいるのではないかと。(笑)
オーケストレーションがいいのかな?
ただまぁ、どこかで聴いたような雰囲気がでてこないないわけではないのですよね……。
例によって何かの影響受けてるのかしら?
実はわたし、酒井氏の近くの席でした。
「サンバ・エキスプレス」が演奏された際、観客にも手拍子での参加が要求されたのですが、リズム音痴のわたしでさえ「これはさすがにアカン」と思ったぐら
いひどい手拍子になっていました。(観客同士の手拍子はあってない上に、楽隊の演奏にもあっていないという何がなんやら状態です)
わたしはさっさと手拍子を打つのをあきらめたのですが、酒井氏は困惑しつつもなんとか手拍子を合わせようとされていたようなので、「エエ人やな~(;_;)」と思ったぴぎーさんでございます。
あ、もしかしてプログラムにサインいただいておけば良かった?

「サザンオールスターズ・メドレー」はもう今さら書くまでもなく、「舞音の桑田圭祐」に観客大満足の1曲です。
「海をゆく」は男性隊員2名での合唱。
曲紹介で「元の歌詞を知らない世代の隊員が多くなった」という話をされていましたが、そのことに結構衝撃を受けたぴぎーさんでした。
うふふ、前の歌詞でも歌えるぴぎーさんたらBBAね♥……_| ̄|○
そんなぴぎーさんのショックには関係なく、歌は良いできでした。
舞音は歌関係のハズレがないので、歌付きの演奏も楽しみの1つです。
ただ、外部から歌手を招いたときは結構な確率ではずしているので、さすがにアレはなんとかならんのか? とは思いますけれど。(^^;

次に生舞音を聴けるのは2月の定期演奏会かな?
そのときには新しい音になっているかもしれませんね。
どんな音が聴けるか今から楽しみです。

そうそう、帰りに見かけたマイチくん。
たすきかけてましたよ。
「舞鶴地方隊マスコット マイチ君」と書かれたたすきを。
ゆるキャラグランプリにでも出場するつもりかしら?(笑)
写真撮る余裕なかったのが残念です。
あと、例によってまた北吸岸壁に寄り道してしまいました。
うん、またリヤカーの写真撮ってきたの……ごめんね。(´・ω・`)

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【プログラム】第31回府民との音楽演奏会

大谷ホールで行われた「第31回府民との音楽演奏会」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

第31回府民との音楽演奏会
2012年8月26日(14:00開演)
大谷婦人会館大谷ホール
【演奏曲目】
  • 第1部 京都文教高等学校吹奏楽部
    • ハート・トリック
    • ウィンドオーケストラのためのマインドスケープ(高昌師)
    • ジャパニーズ・グラフィティ14 A・RA・SHI(三浦秀秋)
    • おこのみ演歌メドレー
  • 第2部 海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • 君が代行進曲(吉本光蔵)
    • アリランと赤とんぼ(高昌師)
    • 白鳳狂詩曲(藤掛廣幸)
    • ナヴル・ブルー(真島俊夫)
    • 川の流れのように(見岳章)
    • ドレミの歌(R.ロジャース)
    • サザンオールスターズ・メドレー(桑田佳祐)
      チャコの海岸物語~HOTEL PACIFIC~いとしのエリー~勝手にシンドバット
  • 第2部アンコール
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
  • 第3部 合同演奏
    • イントロダクション・トゥ・ソウル・シンフォニー(岩井直溥)
    • 後甲板にて(K.J.アルフォード)
  • 第3部アンコール
    • 双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 京都両洋高等学校吹奏楽部

例年この演奏会が行われていた京都会館が改修のために閉鎖されたためでしょうか、今年は大谷ホールでの開催となりました。
演奏会の告知方法、入場券の配布方法を変えるつもりがないのであるなら、大谷ホールぐらいのキャパシティが妥当だとは思います。
ただ、このキャパだと一般にまわってくる座席の数が少なくなるのがわたしのような公募組には痛いところですが。(今回の場合だと「一般のお客さんはこのあたりから選んでくださいと」と示された場所は後ろ3分の1(約270席)ほどでした)

演奏は例年どおり第1部が地元京都の吹奏楽部、第2部が自衛隊音楽隊の演奏、第3部が合同演奏という構成です。
昨年は珍しくロビーコンサートをやったようですが、さすがに大谷ホールでロビーコンサートをやるというのは無理があるので、今年はありませんでした。
ロビーが無いに等しいのはともかくとして、大谷ホール、座席が悪いのですよねぇ……。
知人にも椅子だけは不評でございした。(^^;

24日の「たそがれコンサート」には行けなかったのですが、たそがれのプログラムとほぼ同じです。
「双頭の鷲の旗の下に」を合同演奏のアンコールに持ってきたので、1曲差し替わっただけです。
こうなりそうな気がしたのでユーストの配信は録画しただけで聴かずにいたのですが、良かったわ、先に生演奏を聴けて。
同じ曲を聴くならまず生演奏で聴いてみたいというのもあったのですが、実は初めて聴く現隊長での演奏は生で聴きたいという気持ちもありました。
現隊長の棒は横音→東音の頃に何度か聴いているので、舞音でどんな音になるのかがとても楽しみだったのです。
で、その新隊長による舞音の音ですが、ちょっとスマートな感じになったかな? という感じでした。
ここ数年の力技で押しまくるようなちょっと荒っぽい演奏がわりと好きだったので、個人的にはものたりないような気がしないでもないのですが、このあたりは
単独の演奏会で演奏を聴いてみないとなんとも言えないかなーという気もするので、9月のファミリーコンサートに期待、というところですね。

たそがれのプログラムと1曲だけ差し変わったのが「君が代行進曲」です。
これ、陸の記念行事に行くと必ずと言っていい程聴くことができる反面、案外ホールで聴く機会は少なかったりするので、ぴぎーさん的にはうれしい選曲。
ただまぁ、本当は差し替わった「コルネットカリオン」も期待していたのですが……。
どーせなら「ア(以下自主規制)
「君が代行進曲」は行進曲「軍艦」のようにタイトルになっている元曲+別の曲という構成の曲です。
国歌の「君が代」を行進曲にアレンジした曲の中間部に「皇国の守り(来れや来れ)」という曲がはさまっています。
「君が代」も軽快にアレンジされていますが「皇国の守り」もかなりいい感じで、個人的には原曲よりこっちの方がいいのじゃないかと思っています。
そういえば「軍艦」とか「陸軍分裂行進曲」だと一緒になって歌う人(とは言っても大抵ちゃんと歌えていませんが。(^^;))がいるのですが、この「君が代行進曲」で歌ってる人は見たことがありません。
なんでだろう?
観閲行進の際のような「歩くため」に演奏されているものと、「聴かせるため」の演奏されているものの違いを考慮しても、海の「君が代行進曲」はちょっとスマートな印象です。

「白鳳狂詩曲」は吹奏楽コンクールの課題曲として作曲された曲で、作曲を依頼された際の注文が「日本的な」だったとのこと。
吹奏楽(洋風)の旋律に「いかにも」日本ぽい旋律が重なったダイナミックで華やかな曲です。
力技を抑えぎみにした上で舞音らしい音を聴かせるのにはあっている曲かもしれません。

「ナヴァル・ブルー」の曲紹介で「ナヴァル・ブルーはフランス語でネイビーブルーのことです」と紹介されていました。
うん、確かにそうなんだけど、そうなんだけど……。
実際海のイメージで爽やかな曲なんだけど…………。
でもね、これ東方音の委嘱曲なの。
「ナヴァル・ブルー」というのは陸の音楽隊の隊種標識色が藍色(ナヴァル・ブルー)なことから着想されているの。
自衛隊音以外が演奏するときは海を思い浮かべるだけで十分だけど、自衛隊音が演奏するときは一瞬でいいから一緒に標識色が藍色の部隊のことも思い浮かべてあげて~。(/_;)<なんだかんだ言ってもやっぱり一番身近な陸が忘れられるのはイヤらしい。(笑)
抑えぎみとはいえ、若干力技のような気がしなくもない演奏でしたが、この曲はこれでいいと思うぴぎーさんです。
あんまりスマートにやりすぎてもちょっとイヤミな感じになりそうな曲ですし。

「川の流れのように」は歌がつくのかどうかが気になるところでしたが、歌なしで。
個人的にはこういう歌うのが難しい曲は歌なしの方がいいと思っています。
歌いきれていない歌よりは、楽器で思う存分歌ってもらった方が絶対いいと思うので。
そういう意味では今回のアレンジはいろいろな楽器のソロがあって、良い演奏だったと思います。

「サザンオールスターズ・メドレー」は「舞音の桑田佳祐」がでてくるだろうと踏んで、カメラをかばんから取り出して聴いていました。(「府民との音楽演奏会」はフラッシュの使用は禁止されていますが、撮影のそものは禁止されていません)
「いとしのエリー」がはじまったら、ユーフォニアムの隊員さんが立ち上がりました。
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
うふふ、歌だけ撮影してきましてよ?



やっぱりわたしの印象としては、ゆずより長渕とか桑田の方がしっくりくるなー。
あと、今回は総体的におとなしかった打楽器ですが、ここでコンガがちょっとはじけてました。(笑)
ファミリーコンサートもこの曲やるならリハーサルの時に1曲全部撮影してこよう!
うん、そうしよう。<まだ応募もしていないのに行くことが決定しているのはどーなのよ?

そうそう、高校吹奏楽部のダンスパフォーマンスのメンバーの中に、某タンバリンのおねーさんを彷彿とさせるいい笑顔のパフォーマンスをしていた女の子がいました。
自衛隊、すぐにでも彼女をスカウトして確保しておきなさい!(笑)

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 03:42 PM | comments (0) | trackback (0) |


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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊第46回定期演奏会

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊第46回定期演奏会を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
第46回定期演奏会
舞鶴市民音楽の夕べ

2012年2月25日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • Welcome Concert
    • The Circus Bee(H.フィルモア)
    • 映画「ニューシネマパラダイス」から
       愛のテーマ(A.モリコーネ、E.モリコーネ)
    • 映画「天空の城ラピュタ」から
       君をのせて(久石譲)
  • 第1部
    • 主よ、人の望みよ喜びよ(J.S.バッハ)
    • 歌劇「カルメン」から
       前奏曲(G.ビゼー)
    • アンダンテ・カンタービレ(P.I.チャイコフスキー)
    • バレエ「くるみ割り人形」から
       花のワルツ(P.I.チャイコフスキー)
    • 歌劇「イーゴリ公」から
       ダッタン人の娘の踊り~ダッタン人の踊り(A.P.ボロディン)
  • 第2部
    • ハーレクイン(P.スパーク)
    • 吹奏楽のための交響曲第1番「大地・水・太陽・風」(P.スパーク)
       1. 大地
       2. 水
       3. 太陽
       4. 風
  • アンコール
    • 幻想交響曲から
       第2楽章「舞踏会」(L.H.ベルリオーズ)
    • 故郷(文部省唱歌)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

リハーサル公開も定着という感じですね。
公開リハーサルの開始前にロビーでせっせとかばんの整理をしていたのですが、奏者の方が個々にだされている音の中に「幻想交響曲」の旋律が混じっているのに気がつきました。
え? 幻想やるの? 「大地・水・太陽・風」やるのに?
まぁ、もれ聞こえる個々の旋律が必ずしもその日演奏される曲というわけではありませんので……。
でも、会場待ちをしている時にかすかに聞こえてくるメロディーの断片を拾って「あ、今日は○○やるんだー」と考えるのは楽しいですね。
わたしはそういう時が一番わくわくしているかもしれません。(笑)
そういう意味では、何が演奏されるか全くわからない状態で演奏を聴く公開リハーサルもわくわくしてしょうがないぴぎーさんです。


公開リハーサルは隊長の指揮で「ハーレクイン」と「幻想交響曲」の第2楽章。
幻想やっぱりやるようですが、隊長が指揮をしているということは全曲ではなく2楽章だけっぽいですね。(さすがに第2部で交響曲全曲を2つ演奏というのはないと思うので)
幻想のあとマイクを持った隊員さんが男女おひとりづつ前へでてこられたので、根拠もなく「故郷?」と思ったのですが、本当に「故郷」でした。(笑)
続いて副隊長が「カルメン」の前奏曲と「花のワルツ」「ダッタン人の踊り」の3曲を演奏。
2部が交響曲なのに対して、1部はイージークラシック風になっているようです。
副隊長が指揮をされている際、ふと隣の座席ブロックの方を見ると隊長の姿が。
いやそりゃまぁ聴いていてあたりまえなのですが、まさかこんな位置(どんな位置だw)で聴いているとは思わなかったので、「ああ、そう、こういう場所で聴くのねー」などと思ってしまいました。
ま、ただ単に「良い位置」には観客が座っていたから、あの場所だっただけなのかもしれませけれど。(笑)
上の写真はリハーサルの合間の写真です。
小さくてわかりにくいかと思いますが、演奏服の方と作業着の方が入り混じっているのがなんとなくわかるかと思います。
私服の方は自衛隊以外からの賛助出演の方です。

リハーサルでしたが、終了後はちゃんとロビーのお見送りもありましたよ。
もちろんマイチくんも一緒。
そのマイチくんが眩しいくらいにまっしろだったのが気になって気になってしょうがなく、写真を撮らせてもらったのですが、手羽根のまるっこい敬礼具合がイラストのマイチくんそっくりでかわいいやらおかしいやら……。(笑)
尾羽根のない人間体よりこっちの方が断然かわいいですよね?

リハーサルが終わったらいよいよ本番なのですが、プログラムを見ると「幻想交響曲」は載っていません。
ということはアンコールということですね……て、ちょと待ってー。
「ハーレクイン」と「大地・水・太陽・風」やるんですよね?
そのあとに「幻想」やって「故郷」やって「軍艦」やるの?
うっ……19時台の電車に乗れないかもーっ。)゚o゚(イヤーン

ま、そんな超個人的な事情はともかくとして……。
まずはロビーコンサートから。
木管5重奏で3曲。
「サーカス・ビー」は行進曲、しかもタイトルに「bee(=「忙しい」とか「よく働く」というニュアンス)」とある曲だけあってやたらと忙しい曲です。
アンサンブルになっても忙しいものは忙しいので、なかなか大変な曲ですが、楽しく聴きました。
この「サーカス・ビー」だけしっかり楽しんで、あとの2曲の間はあっちに行ったりこっちに来たりとウロウロと。(^^;

第1部は「どこかで聴いたことのあるクラッシック作品」からなるプログラム。
最初の「主よ、人の望みよ喜びよ」は東日本大震災に対する哀悼の意も込められています。
哀悼の意はいいのですが、えーっと、あれって、ああいうアレンジ……というか表現ですか?
特に出だしの音に エ?(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)エ? って感じだったのですが。
全体的に見ても「序盤はいろいろありましたが中盤からがんばって最後の辻褄はあわせときました」みたいな感じの印象でした。
「いろいろ」はともかく、出だし、ああいうものなのかなぁ……。
似たような感じで「アンダンテ・カンタービレ」もわたし的にはちょっと微妙。
逆に「カルメン」と「花のワルツ」は軽やかな感じでわたし好みでした。
特に「花のワルツ」はわたしが聴いた「音楽隊の「花のワルツ」」の中では一番好き。
自衛隊音楽隊に限らず吹奏楽の「花のワルツ」って、教則のお手本映像のワルツみたいな印象があるのですが、そういうワルツではなくて、若いお嬢さんが楽しげにドレスの裾を揺らしながら優雅にまわっている……みたいな「花のワルツ」を聴きたいのですよ、ぴぎーさんは。
そういう意味ではお手本を見せるためのステップではなく、舞踏会で踊っている「花のワルツ」だったなーと。

第2部は「吹奏楽オリジナル」ということで、P.スパーク作の曲を2曲。
「ハーレクイン」はユーフォニアムの独奏曲。
中盤あたりから結構エライことになっている曲で、指の動きを見てたらクラクラしてきます。(笑)
前半はメロディこそ情緒あふれるゆったりしたものですが、「ユーフォニアムってこんな音もだせるんだー」みたいな音が要求されるので、奏者にしてみればやっかいな曲だと思います。
苦戦しているのが見える部分もあることはありましたが、非常に頑張った演奏でした。
「大地・水・太陽・風」は大地、水、太陽、風が1つずつの楽章になっている交響曲。
演奏時間が30分越えというだけでも大作なのですが、曲そのものが壮大なスケールの大きな曲です。
正直なところ万人受けのする曲だとは思いませんが、こういう曲がプログラムにのるのが定期演奏会のいいところですね。
なかなかの力演。
隣席の年配の女性は大興奮していましたよ。
そのかわり連れの女性は完全に退屈しきっていたようですが……やっぱり好き嫌いがはっきりでる曲のようです。

そうそう、昨年の定期のメモへいただいたコメントに登場した「歌詞カード持参の男性」らしき人をみかけました。
さすがにあれは主催者側が注意しなきゃダメじゃないかなぁ。
大声どころの騒ぎじゃないですよ、あれ。
歌ではない部分はことさら大きな音でメロディーどおりのリズム(のつもり)で手を叩くので、あの人の隣席、前席の人、演奏の音をちゃんと聞けていないと思うのですが。(^^;
「演奏を聴いておもわず歌ってしまった」というのと「本来静かに演奏を聴くべき場所へ歌う準備をしてやってくる」というのは全然違いますよね?
というか、毎回毎回他人に迷惑かけまくってでも歌いたいぐらい思い入れがある歌なのに、紙を見ないと歌えないというのはどういうこと?!
長い曲ならともかく、たかだか2節、「海ゆかば」を入れても3節しかない曲なんだから覚えようという気はないんか~いっ!




| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


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