【プログラム】陸上自衛隊第3師団音楽フェスタin松原

 松原市文化会館で行われた陸上自衛隊第3師団音楽フェスタin松原を聴いてきましたよ?

陸上自衛隊第3師団音楽フェスタin奈良
2014年11月15日(14:00開演)
松原市文化会館
【演奏曲目】
  • オープニング
    • ファンファーレ
    • 君が代
    • 栄誉礼
    • 第3師団歌
  • 第1部
    • 君が代行進曲~軍艦行進曲~空の精鋭
    • アメリカ野砲隊
    • スパニッシュフィーバー
  • 第2部
    • 陸上自衛隊らっぱメドレー
    • この国は
  • 第3部
    • 河内ファンク
    • Stand Alone
    • アマポーラ
    • 吹奏楽の為の小狂詩曲
  • アンコール
    • 大阪ラプソディー
    • 古き名誉ある砲兵中隊
プログラム
【出演】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
  • 第3師団集成らっぱ隊


 土曜は武道館の方に行くことになった方から入場券を譲っていただき、松原に行ってきました。
譲ってくれた方と、間をとりもってくれた知人にひたすら感謝です。

 「音楽フェスタ」と銘打たれているので、勝手に和歌山や奈良のような音楽まつり系だと思っていたのですが、どっちかというと「奈良自衛隊定期(ミュージックフェスタin奈良)」系かな。
ただ、「第3師団歌」とからっぱメドレーとかあるし、前半はスタンディングでの演奏だったので奈良定期よりは音楽まつりっぽいかも。
会場でプログラムを見たときに「巡回公演に色(らっぱとか師団歌とか)つけたみたいなプログラムやな」と思ったのですが、司会の紹介によると昨年から巡回公演として「音楽フェスタ」をやっているそうです。
前回は行けなかったので、そんなことになっているとは知りませんでした。
というか、会場が席数600弱のホールという時点で音楽まつり系じゃないことに気がつこうよ、わたし……。_| ̄|○
実はわたしがずっと頭の中に思い浮かべていたのは藤井寺のパープルホールだったのです。
そのせいで河内松原に降り立った瞬間「あれ? ここ?」状態に。(^^;
でもまぁ、会場をまるっと間違えて路線すら違う駅まで行っちゃったことに比べたら些細なことなので、キニシナイ。
 上のプログラムの画像、音楽フェスタのチラシみたいですが、プログラムとして配られたものです。
この裏に演奏曲目が書かれています。

 オープニングは音楽フェスタで定番のファンファーレ、国家、栄誉礼のセットです。
栄誉礼は3回でした。
「なんか微妙な回数だなー」と思ったのはナイショです。(笑)
個人的にはこういう場での演奏は最低の1回か最高の4回のピンかキリかの二択なイメージなものですから。
 「第3師団歌」は男声の独唱付き。
隊歌によくあるような曲調の歌なのですが、最後の「我らは精強三師団」の一節だけ少し雰囲気がかわるのがおもしろいなと。
「大空」や「祝典ギャロップ」を作曲した須摩洋朔氏の作曲らしいですが、そう言われると、ああそんな感じの曲調だよなーと思ってしまいました。
いつかのように記念行事の観閲行進で演奏したらいいのにね、これ。
あと、これをモチーフにした3師の創立50周年記念曲「絆と飛躍」もさっぱり聴く機会がないのが残念というかなんというか。
演奏会の際には結構きびしめのことも書いてはいますが、個人的には好きなんですよね。
3音は公式ページもあることですし、こういうオリジナル曲をwebで公開してくれないかなぁ。

 第1部は「精強と力強さ」がテーマだそうです。
今年の自衛隊音楽まつりもそうでしたが、なぜ陸の行進曲は制式行進曲の「大空」にしないのだろう?
「軍艦」に比べると確かに「大空」は普通の人の認知度は低いかもしれませんが、「陸上自衛隊の行進曲」ということに意味があるのではないかと思うのですが……。
 「アメリカ野砲隊」は「Army Goes Rolling On」のメロディーの部分に楽隊の方々の歌声がのりました。
歌詞ではなく「ラララ……」ですが、ピッコロのソロと一緒に歌われる「Army Goes Rolling On」は勇猛な軍歌のイメージとは違った雰囲気で良かったです。

 第2部はらっぱ隊の登場です。
テーマはえっと、なんて言ってたかなぁ。
……
……
……
あー「躍動と若々しさ」です、たしか。
 第3師団の各部隊からの集まった12名のらっぱ手+指揮者からなるらっぱ隊でした。
らっぱ隊は「選抜らっぱ隊」という名前で呼ばれることが多いような気がしますが、今回は「集成らっぱ隊」になっていました。
これも昨年からかしら?
 駐屯地のイベントなのでおなじみの「陸上自衛隊らっぱメドレー」とらっぱ手のみなさまによる合唱つきの「この国は」でした。
メドレーの前にらっぱによるファンファーレ、いくつかのらっぱ譜の紹介がありました。
あと「この国は」にもらっぱのついた前奏(というか別の1曲)がついていました。
司会から「お客様がとっても多いのでらっぱ手もちょっと緊張してしまったのですが」との言葉がでたぐらい、緊張されていらっしゃたようです。
信号らっぱの音は息づかいがすべてですから、緊張しすぎで音に影響がでてしまうということもあるのですが、そこはまぁ、本来外部の不特定多数の前で吹奏することのない方々ばかりですし、緊張もご愛嬌ということで。
愛嬌というか、リアルならっぱでいいと思うのですが。
こういう場では「音楽隊員の吹く確実にきれいな吹奏」より「らっぱの特技をもったらっぱ手による吹奏」の方が意味があると思いますし。
 「この国は」は若さあふれる合唱を聴かせていただきました。
以前にも書いたのですが、「この国は」のような隊歌はこぎれいにまとめちゃうより、こういうのが本当の姿だと思うのぴぎーさん。
 そうそう、「1日にらっぱは何回吹奏されるでしょう?」みたいな問題がありました。
「10回より少ない」「10~15回」「それ以上」の三択です。
すみません、一瞬日常使われるであろうらっぱ譜を本気で数えようとしてしまいました。(笑)
らっぱ譜の種類じゃなくて吹奏回数なら、食事とか課業とか国旗の上げ下ろしとか1日に数回吹くものがあるし、15回じゃきかないんじゃないか? と思って数えるのはやめましたけれど。
正解は16回だそうです。(日によってはもう少し増えるそうですが)
おや、そんなものですか? ……と思ったのですが、起床から消灯までの時間の間でこれ以上らっぱが鳴るとしたら、それはもううるさいだけかもしれませんね。(笑)

 休憩をはさんでの第3部は着席での演奏です。
前半はどちらかといえば雰囲気を楽しむための演奏だったのですが、後半は3音の音を楽しめる演奏です。
テーマは「絆 -地域とともに-」。
地域とともにということなので大阪にちなんだ曲が4曲。
「河内ファンク」は説明不要ですね。
「Stand Alone」はこの曲がテーマだった「坂の上の雲」の原作者が、「吹奏楽の為の小狂詩曲」は作曲者が各々大阪の出身です。
冒頭で「大阪にちなんだ曲」と紹介されたことで、「アマポーラ」と大阪の関連にちょっと悩んだのですが、「スパニッシュフィーバー」の際に「大阪は水の都→水の都の始まりは港→港といえば堺→堺といえば南蛮貿易→南蛮貿易といえばポルトガルやスペイン」と説明されていたので、今回もそういうことかと。
ものすごい力技のような気がするのは気のせいでしょうか?(笑)
 「河内ファンク」は中方音の演奏でも同じみのもの。
和太鼓(長胴)が使われているのですが、今回、わりと近い位置で聴いた(見た)せいか、「打楽器だけど和太鼓じゃないよね」と思ってしまいました。
や、まぁ、和太鼓も打楽器なのですけどね。
五線に書かれたものを打つのと一線に書かれているものを打つ違いかなと。
和太鼓の譜面も五線譜に書いてある場合もあるので、西洋音楽のメロディーに合わせる打ち方と和太鼓だけで打つ打ち方の違いといった方がいいのかもしれませんが、なんとなく「違うよね」と。
たまに和太鼓奏者の方とあわせていることがありますが、あれ、実は傍で思っているほど簡単なことではないのかも……と思ってしまいました。
 「Stand Alone」以降は3音にあった選曲だったと思います。
わたしは以前から3音はこういう曲の方があっていると感じているので、「Stand Alone」や「アマポーラ」のようによく知られた曲でかつ楽隊にあった曲を持ってきたのはうまくプログラムを組んだなと。

 アンコールは出演者全員登場で「大阪ラプソディー」を。
実際に歌っていたのはお二人の女性隊員だけで、あとは手拍子でしたけれど。
片方の隊員さん、もしかして新人の頃にも「大阪ラプソディー」歌ってた方?
 その後は「蛍の光」で退場。
3音に限らず最近、最後に「蛍の光」を持ってくるのをわりと聴くようになった気がしますが、こういうものにもやはり流行りとかあるのでしょうか。
 ロビーにでたららっぱ隊の方と楽隊の方が狭いところに気の毒ならぐらいぎっしり並んでお見送りです。
いやそんなに無理して見送っていただなくてもーっ! と恐縮しつつも、たくさんのぴっかぴかのらっぱに見送られてちょっと幸せな気分で帰路についたぴぎーさんでした。(幸せポイント、そこ?!)

あ、次は滋賀ね。

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【プログラム】第3師団音楽フェスタin奈良

なら100年会館で行われた第3師団音楽フェスタin奈良を聴いてきましたよ?

第3師団創立50周年
第3師団音楽フェスタin奈良

2011年2月5日(13:30開演)
なら100年会館大ホール
【演奏曲目】
  • オープニング(ザ・ジエイタイ)
    • ファンファーレ
      • グランドマーチ
    • 儀仗
      • 君が代
  • 第1部 体で感じて(守り続けて50年
    • 第1景
      • 友情の絆
    • 第2景
      • 自衛官への道
  • 第2部 心で開いて(強い絆)
    • 第1景
      • サックスアンサンブル※1
      • MY HART WILL GO ON
      • パイレーツ・オブ・カリビア
      • 宇宙戦艦ヤマト
      • バードランド
    • 第2景
      • 制服トークショー
    • 第3景※2
      • ジョイフル・ポケット
      • ハロードーリー!
      • 宝島
  • 第3部 体で感じて(飛躍)
    • 第1景
      • エイサー演舞
    • 第2景
      • インサイドアウト
    • 第3景
      • 太鼓隊合同演奏
  • フィナーレ
    • 大合同演奏
      • 師団創立50周年記念曲
      • もののけ姫
    • 全員合唱
      • サライ
    • 退場
      • 軍艦マーチ

    ※1:第2回公演(招待公演)のみ
    ※2:第1回公演のみ
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
  • 師団らっぱ隊
  • 福知山駐屯地音楽同好会
  • 信太山駐屯地音楽同好会
  • 福知山酒呑太鼓
  • 信太菊水太鼓
  • 姫路白鷺太鼓
  • 京都三施太鼓
  • 演技隊
  • 儀仗隊
  • 演技支援隊
  • 千僧わっしょい踊り隊
  • 第7普通科連隊エイサー隊
  • 天理高等学校吹奏楽部

音楽フェスタのちらしをもらったとき、「豚汁無料」の文字に目が釘付けに。
わたしも大概あちこちまわりましたが、ゴシック体で「豚汁無料」と書かれた音楽会のちらしは初めて見ました。(笑)
1月にコンサート前に豚汁の振る舞いがあったコンサートが夙川でありましが、まぁ普通、コンサートに豚汁というのは聞きません。
ワインや日本酒付きというのはわりとありますが。
豚汁の炊き出しはある意味陸上自衛隊のお家芸ともいうべきものなので、第3師団を知ってもらうという意味ではらしくて良いかと。

今回は前回の出演者に更に福知山駐屯地のエイサー隊も加わりました。
吹奏楽部は奈良ということで天理高等学校吹奏楽部が出演でした。
前回に続いて今回も三施太鼓を「大久保三施設太鼓」とプログラムで紹介されていたのが、もうどうにも気になって……。(^^;
写真は「京都三施太鼓」ののぼりが写ったものを使って、記載は「大久保三施太鼓」ってあんまりじゃないかと。
あと、招待公演を「第2回公演」という表現でプログラムに記載するのはどうなのかなぁ……。
今回は一般公演と招待公演で演奏曲が違ってきているのでプログラムに違いを表記する必要があったことは理解できるし、おそらく「招待公演」と表記することで出てくるであろう苦情の方を避けたかったのだろうということも想像がつくのですが、やっぱりここは「招待公演」=「公募されない特別公演」ということははっきりさせておいた方がいいのではないかと思ったりするぴぎーさんです。

とまぁ、あいかわらずいろいろと思うこともあるわけですが、とりあえず内容をざっとメモっときます。
総体的な印象としては、構成は前回と同じなのですが、なんとなく前回よりあsっさり風味……のような気が。
ぴぎーさん的見所、聴き所は、初演場所を3音の定期演奏会ではなくこっちに持ってきた「師団創立50周年記念曲」と、駐屯地音楽隊の単独ドリルです。
あと、自衛太鼓はやっぱり菊水太鼓がおいしいとこ持っていったなと。(笑)
自衛官の仕事を紹介する寸劇は今回は「ヤマトマモルくんの入隊から定年退官まで」となっていました。
前回の自衛官の1日を紹介する寸劇でも非常呼集から災害出動で救助活動までする密度の濃い1日でしたが、今回は一気に36年です。
やっぱり今回も非常呼集ありましたし、ナレーションだけでしたがヤマトマモルくん、海外派遣も行ってるっぽいし……短時間に凝縮しすぎ~。(笑)

今回もファンファーレで開演です。
ファンファーレに続いて小長谷宗一作曲の「グランドマーチ」が始まります。
この「グランドマーチ」にのって第3師団隷下部隊の旗が順に登場してきます。
まず下手から登場した連隊旗は部隊が一旦舞台を下り、会場内を通って左右の花道に整列していきます。
第37普通科連隊の旗手は女性の方でした。
女性旗手というのはめずらしいですね。
連隊期のあとに隊旗、管轄区域内の県旗と続くのですが、県旗は下手から上手に通過していくだけなので「えぇぇ~中央で一旦止まんないの?!」と思っていたら、さすがに最後に登場した奈良県旗だけは中央で敬礼していきました。
前回は「会場の和歌山県民に敬意を表して」の栄誉礼があったのですが、今回は「ご来場のみなさま」への栄誉礼ということだったので、ぴぎーさんも冠譜4回いただきましたよ?(笑)

第3師団選抜のらっぱ隊、今年は「友情の絆」できました。
平成19年度の中部方面隊音楽まつりで13音と第13旅団選抜らっぱ隊がやったあれです。
「行進曲「友情の絆」スペシャルアレンジ」!
なんか微妙にかわっていましたけど。
アレンジなのか指揮者の表現の違いかわからないとこもあったのですが、とりあえず「行進曲「友情の絆」スペシャルアレンジ2011」と命名しておきます。<勝手に曲名つけるな。

第2部第1景の最初3曲はは3音と福知山、信太山の駐屯地音楽隊の単独演奏のメドレーです。
前述のとおりここで、福知山と信太山が単独ドリルを披露。
いや~、いいものが見られました。
駐屯地音楽隊、マーチングはやりつけているでしょうがさすがにドリルは普段やらないでしょうし、多分今回のために練習を重ねてきたのでしょうね。
時間的なものもあるので3隊ともそんなに込み入ったドリルではなかったのですが、福地山と信太山には「がんばったで賞」を贈呈したいです。
逆に3音はさすが専務隊! という感じでしたね。
そして3隊合同で「バードランド」を。
各隊からトランペットソロが登場してのトランペットの競演も。

「師団創立50周年記念曲」は音楽隊員による作曲だそうです。
これ、曲名ついていないのでしょうか?
まさか「強い絆と新たな飛翔」をそのまんま曲名にしちゃったとか?!
てっきり定期演奏に(オープンイベントでの)初演を持ってくるものだと思っていたので、ちょっと意外。
師団創立の記念曲なので、創立50周年記念の師団イベントの方に初演を持ってくるのが筋だとは思うのですが、楽曲として考えると、やっぱり演奏会にかけて欲しいなぁと思わなくもないわけで。
定期の方が演奏の環境もいいですし、「音楽を聴く体勢」の観客も定期の方が多いですしね。
ファンファーレで始まる明るいマーチです。
中間部で少し暗くなったものが段々と明るくなったりしているので、「3師団の50年とこれから」を表現しているのじゃないかなぁと思ったりしたのですが、どうでしょう?
定期では解説があると思うので、定期の入場整理券が当たるように祈っておきます。

自衛太鼓は4つ。
最初は各太鼓から締め太鼓がでて、4人でパフォーマンス。
笑いを挟みつつ、最後に菊水の鉦で落として終了。
あはは、また、そうやっておいしいとこを持っていく~。(笑)>菊水
その後は合同~単独~合同という流れで。
単独演奏のとき、菊水の締め太鼓を叩いているのが部長さんではないみたいなので「おや?」と思っていたら、単独演奏と合同演奏の間に抱え太鼓を持って一人で登場されました。
舞台を降りて会場で独演会状態。(笑)
毎度のことながらこの方の観客の掴む力には感心します。
音楽隊との合同演奏ということで、「もののけ姫」にも太鼓が登場したのですが、これね、太鼓が全力だすと吹奏楽が飛んじゃうのですよ。
吹奏楽の人数に対して、三尺2つは多かったのじゃないかなぁ。
太鼓が音楽隊の前にいたので余計に太鼓の音が勝っちゃったというのもあるかな?
太鼓と吹奏楽がきれいに呼応している部分もあっただけに全体的にもったいない感じがしました。
同じ曲にさんさ踊りをあわせたドリルを東北方音が平成21年度の自衛隊音楽まつりで見せてくれましたが、あれが印象にあるせいか、余計もったいない感が増すのですよねぇ。

福地山のエイサー隊は福知山以外で見られるのは珍しいかな。
もっともクローズドの行事なんかだとこっち方面にも出てきてはいるようですが。
「唐船ドーイ」を元気一杯披露してくれました。
伊丹わっしょチームは今回は「千僧わっしょう踊り隊」名義で。
もしかしたら、今後は「伊丹わっしょい」もこの名前ででるのかもしれないですね。
「インサイドアウト」は「伊丹わっしょい」でグランプリを受賞したときの演技だそうです。
中部方面隊創立記念行事でも披露していました。
今回はアレンジを加えたので「インサイドアウト」2011バージョンだそうです。
変更点、フォーメーションがちょっと変わっていたのだけはわかりました。(^^;

退場は「軍艦」が始まったのでふくかと思いました。(開演前にきっちりとプログラムは読まないので「軍艦」がプログラムにのっているのに気がつかなかった)
陸のイベントで終曲が「軍艦」っていいの?(^^;

そうそう、アンケートに「大和の国にちなんだ選曲はいかがでしたか?」みたいな質問があったのですが、ぴぎーさん、本気で「どれがその曲ですか?」と書きそうになりました。(^^;
途中、船出がどーとかで無理やり「大和の国」に持って行こうとしていましたが、強引すぎて「ちょっと何言ってるからわからない」状態でしたよ、ぴぎーさんは。
プログラムにも「大和の国をイメージし」とあったのですが、ミス奈良にミス奈良の衣装ではなく自衛隊の制服を着せていたりするあたり、むしろ「奈良」らしさを消してるのじゃないかと思わなくもないのですが……。
あの質問、みんななんて答えたんだろう?
あ!、今気がついたけれど、もしかして「大和の国」って「大和国(やまとのくに)=奈良」という意味じゃなくて「日本」というつもりで使ってます?




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第3師団音楽フェスタin和歌山 (その2)

ファンファーレのあと「第3師団隊歌」のメロディーにあわせて第3師師団隷下の各部隊の連隊旗、隊旗をもった隊員が1人ずつ登場して、音楽まつりがスタートです。
この演出はいいですね。第3師団内の部隊が全てわかります。
今まで自衛隊に興味のなかった人が「第3特殊武器防護隊」なんて部隊名を聞いたところで右から左だとは思いますが、それでも「なんかわからんけど、自衛隊ってこんなにいっぱい種類があるんや」ということは知ってもらえますものね。
方面隊規模でこれをやると時間が大変なことになるのでやってられないでしょうが、師団規模だからこそできることです。
国旗が入場して「君が代」の演奏のあと、会場の和歌山県民へ敬意を表して「栄誉礼冠譜」と「祖国」の演奏がありました。
冠譜4回ですよ、4回。 いいなー、和歌山県民。

・第3師団らっぱ隊
総勢38名(数え間違っていなければ)の大きな隊でした。
オーディションで選抜されたそうですが、今回も女性の方が数人。いや本当にすごいですよね、女性のらっぱ手。
「速足行進」をドリルを披露しながら音楽隊と一緒に演奏したあと「この国は」を合唱していました。
音楽的な意味では上手な合唱ではありませんが、若い自衛官たちが一生懸命に「我ら常に守らん日本の理想と未来」と歌う演奏はCDに収められたきれいな歌唱より素敵です。
隊歌、選定曲というのはこういう歌唱があるべき姿なんでしょうね、本当は。
日本の未来、よろしくお願いしますね、みなさん。

・自衛太鼓
基本的に中部方面隊音楽まつりのときと同じ演奏だと思います、多分。
とは言っても酒呑も菊水も白鷺も三施も武道館経験組ですから演奏は充実していました。
チームの数が減っているせいもあるのでしょうが、バチの動きなんかは中方音楽まつり以上に統制がとれていたように思えますし。
方面隊の時はなかった演出もいくつかあって、単独演奏とは別に各々の太鼓の人たちの見せ場がいくつもあったのですが、菊水太鼓がかたっぱしからいいところを持っていっていました。(笑)
どうもこういうのを見るのが初めてであろうと思われるような人には菊水の打ち方はインパクトがあるようです。
席を出たり入ったりと最後までじっとしていなかった小学生もその瞬間だけは目奪われましたしよ。
うん、でも菊水は大阪の太鼓なので菊水が受けているとぴぎーさん的にはちょっと嬉しい。

・第37普通科連隊演技
「自衛隊の1日」は37普連の隊員さんたちによる寸劇仕立ての隊内の様子の紹介です。
自衛隊体操から非常呼集まで紹介です。
徒手格闘、マットも何もない舞台の上に直接投げてたんですが。Σ( ̄□ ̄lll)!!
オリンピック強化選手によるマット演技などもあって盛りだくさんでした。
基本教練の様子を見ていて、生活体験で四苦八苦した経験を思いだして笑ってしまったことはナイショです。

「故郷を訪ねて」は第3師団管内の府県にちなんだ曲のメドレーです。
第3音楽隊の持ちネタ(吹奏楽演奏以外のこと)大放出。
「三輪そうめん音頭」の前、歌が一曲入るのですが、聴いているときからなんの曲かわからず(多分スクリーンに曲名でたはずなんですが、見落としたようで)それ以降の曲の記憶はかなりあやしいです。間違ってたらゴメン。
とりあえず「三輪そうめん音頭」、初めて聴きました。
音楽隊の地方演奏会ってこういう曲がたまに混じっているのがおもしろいんですよね。
しかし奈良ゆかりの曲、何か他になかったんかいな?
「六甲おろし」の演奏には太鼓も出ていました。
舞台の反対側に気をとられていたので太鼓が出てきたことに気づかず、音に気づいて慌てて振りかえりましたよ。
その太鼓なのですが……タイガースの半被着ているけれど、菊水の人ですよね?
わたしの位置からだと大太鼓の下が見えないのでどこの太鼓か確認できないため、どう見ても菊水の打ち方だよなーと、もうそればっかりが気になってしょうがありませんでした。
太鼓が撤収する時にやっと大太鼓の高台が見え、菊水太鼓で間違いなかったことが確認できスッキリ。
しかし菊水の人、大忙しだなぁ。

終演後は会場内どころか、会場の外の階段にまでずらーっと隊員さんたちが並んでお見送りです。
海上自衛隊のイベントでは入口前ぐらいまででのお見送りは普通ですが、陸上自衛隊のイベントでは珍しいですね。
しかも海でもここまではしないという、入口より更に先までの見送り隊です。
開場待ちをしている時にお話しした3師の方が「みなさまに楽しんでいただくためにやっています」とおっしゃっていましたが、最後までいい気分で帰ってもらえるようにと、お見送りまでがんばってくださったんですね、きっと。
今回はよく準備ができているな、と思いました。
イベントに早めに行くと段取りがうまくできていないことが結構あるのですが、今回は開場1時間前の段階で普通に動いていましたし、場内でも少なくともわたしの目に入る範囲ではきれいに動いていましたので。
隣の小ホールで先に入隊予定者激励会もやっていたようなので、そこらへんもあってスムーズに動いていたのかもしれませんが、他のイベントに比べると随分きれいに進行できていたのは確かです。
みなさん今回の音楽まつりのために本当に一生懸命準備されてこられたんでしょうね。
さて、次回はいつでしょうか。
来年? それとも5年後、10年後?
方面隊音楽まつりもあるので毎年は大変でしょうが、3年に1回ぐらいはやって欲しいなぁ。






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第3師団音楽フェスタin和歌山 (その1)

和歌山県民文化会館で行われた第3師団音楽フェスタin和歌山を聴いてきましたよ?

第3師団音楽フェスタin和歌山 ~紀の国とともに 明日へ~

【出演】
 第3音楽隊
 福知山駐屯地音楽同好会
 信太山駐屯地音楽同好会
 第3師団らっぱ隊
 福知山酒呑太鼓
 信太菊水太鼓
 姫路白鷺太鼓
 京都三施太鼓、
 第37普通科連隊儀仗隊
 第37普通科連隊演技隊
 第37普通科連隊演技支援隊
 千僧駐屯地いたみわっしょいチーム
 和歌山県立那賀高等学校吹奏楽部

【演奏曲目】
  • 第1部 頼れる師団を目指して
    • ~オープニング~
      • フェスティバルファンファーレ
      • 第3師団隊歌
      • 行進曲「威風堂々」第一番
    • 第1景 ~この国を守る~
      • この国は
      • 自衛隊の一日
  • 第2部 地域とのつながり
    • 第2景 ~故郷を訪ねて~
      • 新日本紀行~河内音頭~大阪ラプソデイー~祇園小唄~京都慕情~赤とんぼ~六甲おろし~(*)~三輪そうめん音頭~琵琶湖周航の歌~鞠と殿様~串本節~新日本紀行
    • 第3景 ~若さの競演~
      • 魔女の宅急便セレクション
      • 陽は、また昇る
      • いたみわっしょいチームによるダンス
    • 第4景 ~伝承の響き~
      • 自衛太鼓
  • 第3部 地域との一体化
    • ~フィナーレ~
      • 凱旋
      • 故郷
      • 歓喜の歌(交響曲第9番「合唱」より)
      • さくらさくら

「師団音楽まつり復活します」
「場所は?」
「和歌山です」
「和歌山ですか……」
「太鼓もでますよ」
いや、太鼓がでるとかでないとかの話では……。(^^;

というわけで、行ってきました「第3師団音楽フェスタin和歌山」。
和歌山って第3師団の管轄区域ではありますが、実は3師隷下の部隊は1つもないんですよね。
なので3師の部隊の中で一番和歌山に近い部隊は信太山駐屯地の第37普通科連隊になります。
そのせいかどうかはわかりませんが、今回の舞台は信太山大活躍でした。
どれぐらい活躍したかは【出演】をご覧いただくとおわかりになるかと。(第37普通科連隊=信太山に駐屯する部隊です)

3月15日13時からFM和歌山で今回の模様が紹介されるそうです。
FM和歌山はコミュニティFMなので和歌山市以外での受信は難しいかと思いますが、電波を拾えそうな方はぜひどうぞ。





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