【プログラム】ふれあいコンサート~市民の集い~

堺市民会館で行われた「ふれあいコンサート~市民の集い~」を聴いてきましたよ?

第38回堺まつり協賛
ふれあいコンサート~市民の集い~

2011年10月15日(13:00開演)
堺市民会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 艦上の旭日(田中久美子)
    • 大漁唄い込み(宮城県民謡)
    • ふるさと(唱歌)
    • AKB48メドレー(三浦秀秋(編))
    • ベイシー・ストレイト・アヘッド(S.ネスティコ)
    • パイレーツ・オブ・カリビアン
  • 第2部
    • ビギン・ザ・ビギン(C.ポーター)
    • スライダーズ・ミックス(酒井格)
    • 江~姫たちの戦国~(吉俣良)
    • ハイランド・カテドラル(U.レーバー,M.コルブ)
    • ジプシーローズ(服部克久)
    • いきものがかりメドレー
    • Why Not?(M/カミロ)
  • アンコール
    • マチェーテ(森村献)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

舞鶴音楽隊が「ふれあいコンサー」に戻ってきました。
明日のパレードも舞音です。

「艦上の旭日」で演奏会のスタートです。
以前にも書いたのですが、この「艦上の旭日」という曲は呉音楽隊の委嘱曲で、ソマリア沖海賊対処活動に励む海上自衛隊員のために書かれた曲です。
派遣中の自衛艦内で流されていたそうで、音楽隊というより、海上自衛隊にとって大切な曲の1つかもしれません。
この曲が始まる前、舞音のユーフォニアムの隊員さんが移動したので「?」となったのですが……バスドラム叩いてますよ?Σ( ̄□ ̄lll)!!
限られた人数で演奏するためには一人何役も……というのは学生バンドも音楽隊も一緒なのですが、やっぱりちょっとびっくりです。

「大漁唄い込み」はサルサアレンジ。
この間のファミリーコンサートでやったんでしょうね、これ。
ビッグバンド風な「阿波踊り」、サルサな「大漁唄い込み」……あー、もう、他の「日本一周音楽の旅」が気になる~。(T◇T)
「エンヤトット」(「エンヤー」とのびません)の掛け声もムーディーな「大漁唄い込み」でした。
「ふるさと」もファミリーコンサートで演奏した曲です。

「AKB48メドレー」はプログムでは「AKB48メドレー(NS)」となっていたので、「NSって何?」と思ったのですが、「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の事ですね。(^^;
いきなりミラーボールやらなんやら、照明を使った演出が。
瞬間、会場が驚いたのがわかりました。(笑)
いやそれより、舞音の長渕剛というかゆずの小さい方な隊員さん、また打楽器やってるんですが。
バスドラだけじゃなくてタンバリンも叩いてますよ?
「パイレーツ・オブ・カリビアン」は公開リハーサルの時とは違ってメドレーです。

「ハイランド・カテドラル」はバグパイプのソロ付きで。
民族音楽ぽいですが、実は結構新しい曲だったりします。
スパークの「ハイランド賛歌」にこの曲の旋律が使われているので、吹奏楽をやっている人には聞き覚えのある旋律かもしれません。
正直「ハイランド賛歌」ではなく「ハイランド・カテドラル」を自衛隊音楽隊で聴くことがあるとは思ってもみませんでした。
しかもバグパイプで。
というか、ハイランドバグパイプ(ですよね?)、楽隊で所有してるのでしょうか?
もしそうなら、どれぐらいの頻度で出番があるのでしょう?(^^;

「ジプシーローズ」はトランペットが2本、前に出てきていたのですが、なかなか気合のこもった打楽器の音が気になって、楽器の方に目をやると……
また、あなたたちですかw
いいから、もっとどんどんやっちゃって~。(笑)
……まぁ、そうは言っても「ジプシーローズ」の主役はトランペットなので、そこは程々でした。
「Why Not?(」も、もう一押し足りないなぁ……な感じだったので、アンコールに期待がかかるぴぎーさんです。
この間のアレ(エル・クンバンチェロ)やってくれないかなー。

さて、その期待のかかったアンコールですが……。
いきなり打楽器きましたー!
「マチェーテ」!!(゚∀゚)
よし! 期待しちゃうぞ?
思う存分叩いて欲しいわー。(n‘∀‘)η
……
……
……
打楽器意外もハイテンション。
「うふふ、今日あった多少微妙な部分、全部チャラにしとくわ♥」な演奏でした。

賛助が全く入っていないので、ちょっと人数少なめでしたが、人数が少ない分、演奏の様子がよく見れて楽しかったです。
今年は2階席も結構埋まっていたので、昨年、阪基の公式ページ経由でこのエンサートを知った人たちがリピーターになっているのかもしれませんね。
あと、選曲が良かったようで、休憩時間に帰っちゃった人もあまりいなかったようです。
これからもずっと、これぐらいの集客あったらいいですね。




| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 09:19 PM | comments (2) | trackback (x) |


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海上自衛隊舞鶴音楽隊公開リハーサル

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2011」の公開リハーサルを聴いてきましたよ?

リハーサルが終わったあと、サイレントモードにしてあった携帯電話を確認すると、着信履歴と留守電が大変ことになっていて、そのまま大阪に戻るはめになってしまいました。
往復6時間かけて舞鶴まで行って、音楽を聴けたのはリハーサルの1時間だけ……。_| ̄|○
場内にいる隊員さんにお願いして座席引換券とプログムを交換していただいたので、それだけでも結構幸せだったりするぴぎーさんです。

リハーサル1曲めは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の「彼こそが海賊」。
あれ、今回のテーマって「日本一周音楽の旅」と「灼熱のラテン」ですよね?
映画音楽?
2曲目は「阿波踊り」をビッグバンド風にアレンジしたものです。
これが始まった瞬間、プログラムが去年と同じパターンだったら今年はもうプログラムを覚えきるのは無理かもしれない……と弱気になってしまいました。
最近、こういうアレンジの激しい曲はなぜか記憶から落ちてしまうもので……。
なんでだろう?(^^;

途中、阿波踊りの連が登場。


第23航空隊の隊員さんたちの連「つばさ連」です。
ホール入口から入場して、中央通路を練り歩きながら舞台へ向かいます。
どうやら本番ではつばさ連へのインタビューがあるようです。
予想どおり3曲目が記憶から落ちています、とほほ。(;´д`)

4曲目の「故郷」を演奏したところで、指揮者交代。
次は「ティコ・ティコ」。


そしてまた指揮者交代。
2部構成で指揮者が3人というのはかなり珍しいかと。
いや、これはびっくり。
でも、おもしろそうです。


「イパネマの娘」で始まってラテン音楽が続きます。
ラテン音楽なのに、舞音なのにパーカッションがなんとなく控えめ……リハーサルだからかなぁ、と思っていたら、きました、きました。(笑)
ボンゴのアドリブがエライことに。
それも2人で。


「やらせとくとキリがないので」という指揮者の言葉で、他の楽器もくわわり、テンションの高い「エル・クンバンチェロ」に。
演奏が終わったあと、ボンゴを叩いていた片方の隊員さんが「これリハーサルですよね?」と一言。
観客も演奏していた隊員さんたちも大笑いです。
指揮者によると、彼らは本番ではまた別のパフォーマンスを見せてくれるようだったので、聴けなくて本当に残念です。

いただいてきたプログラムの表紙です。

今年はお馴染みの縦長ではなくコンパクトな横型です。
そして中身は……

今後はずっとこのパターンでいくのでしょうか?(T◇T)
もしそうなら、わたしもいよいよ紙と鉛筆を持って演奏会に臨まなければならいようになるかもです……。




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【プログラム】呉地方隊展示訓練に伴う艦艇一般公開

阪神基地隊で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

呉地方隊展示訓練に伴う艦艇一般公開
2011年9月23日
阪神基地隊
【演奏曲目】
  • 10:00-10:30
    • サンダーバード(B.グレイ)
    • 行進曲「秋空に」(上岡洋一)
    • イマジン(J.レノン)
    • ティコ・ティコ(Z.de.アブレウ)
    • スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(R.M.シャーマン,R.B.シャーマン)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
  • 11:00-11:30
    • 行進曲「秋空に」(上岡洋一)
    • ティコ・ティコ(Z.de.アブレウ)
    • イマジン(J.レノン)
    • ルパン三世(大野雄二)
    • 聖者の行進(黒人霊歌)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
海上自衛隊舞鶴音楽隊
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

呉地方隊展示訓練に伴う艦艇一般公開ということで、展示訓練の際の乗艦場所である天保山、神戸新港、阪神基地隊、和歌山港、津名港の5か所で、参加艦艇の一般公開がありました。
阪神基地隊はペトリオットの展示と舞鶴音楽隊の演奏まである大サービスな艦艇一般公開だったのですが、告知が出たのが数日前ということで周知に至らなかったようです。
人出はかなり少なめでした。


右上に少し写っている灰色のものが試験艦のあすかです。
横須賀の艦を背に呉隷下の基地内で演奏をする舞鶴の音楽隊。
まぁ、たまにはこういうのもありということで。(笑)
でもこの状況で一番大変なのは、どう考えても阪神基地隊のような気が……。

かなりバラエティにとんだ選曲です。
耳なじみのいい曲ばかりで、野外のミニコンサートらしいプログラムでした。
指揮は副隊長。
ぴぎーさん的には、副隊長って目から受ける印象と耳からうける印象が違うのですよね、なんだか。
おもしろいのでぴぎーさんは好きです、そういうの。

「サンダーバード」を聞くとつい日本語の主題歌を歌ってしまうぴぎーさん、今日も舞音の演奏で脳内カラオケでした。(笑)
「呼んでいるあの声はSOSだ」という歌詞があるのですが、そのあたりのメロディーを聴いていて「ここか? ここがアピールポイントか?」と思ってしまったのでした。
いやだって、昨今の自衛隊のイメージってまさにこんな感じじゃないですか?

「イマジン」はアルトサックスのソロがありました。
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「聖者の行進」は各楽器に見せ場のある曲です。
「聖者の行進」の方がはっきりとした見せ場がある分、よりおもしろいかな?
スーザフォンやトランペットが演奏しながら前にでてきて演奏が始まる……という演出で、冒頭から楽しげな雰囲気ができあがっていましたしね!



総体的に演奏のテンポがゆっくりめな印象でした。
「ティコ・ティコ」は速いテンポの演奏がわりと多いのですが、これぐらいのテンポの方が曲の雰囲気にはあっているように思います。
ただ「サンダーバード」だけはもうちょっと速めがいいな、わたしは。
あのアレンジなのであのテンポなのはわかるし、テンポをあげちゃうといまひとつになりそうなことも想像はつくのですが、昭和の時代に特撮番組を見て育ったぴぎーさんとしては、特撮番組の主題曲にはどうしてもスピード感とハイテンションを求めてしまいます。

やっぱり野外のミニコンサートは楽しいなぁ。
時間は短いけれど、ホールの座席で聴くのとは違う気やすさがいいですね。
ただ、絵に描いたようなミリヲタのグループが演奏の間中大声でしゃべっていたのは最低でした。
わたしは離れた場所にいたのですが、撮影した動画に会話の内容が聞き取れるぐらいのレベルで彼らの声がはいっていましたよ。(-゛-メ)
テント=休憩場所=演奏は聴かなくてもOK=好き勝手なことをしてかまわない、という感覚なのでしょうが、自分たち以外の人間がみんな演奏を聴いているのはわからんか?
普段なら演奏を聴いていないような人は結構いるのですが、今回は人が少なかったので、うるさかったのは本当にその人たちだけで悪目立ちしていました。
こんなことやってるから、ヲタクが嫌われるんですよね。
ひとさまに迷惑かけないようにひっそりやっているヲタクが迷惑するのでやめて欲しいです。(泣)






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【プログラム】第30回府民との音楽演奏会

京都会館で行われた「第30回府民との音楽演奏会」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

第30回府民との音楽演奏会
2011年8月21日(14:00開演)
京都会館第一ホール
【演奏曲目】
  • 第1部 京都文教高等学校吹奏楽部
    • 南風のマーチ(渡口公康)
    • ダンシンメガヒッツ(星出尚志)
    • ハナミズキ(マシコタツロウ)
    • ど演歌えきすぷれす(杉浦邦弘)
    • ピンクパンサー(H.マンシーニ)
    • 宝島(和泉宏隆)
  • 第2部 海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • ホープタウン・ホリディ(S.ライニキー)
    • スライダー・ミックス(酒井格)
    • 江~姫たちの戦国~(吉俣良)
    • 見上げてごらん夜の星を~上を向いて歩こう(いずみたく、中村八大)
    • 虹(北川悠仁)
    • マチェーテ(森村献)
    • オン・ザ・パーム・アヴェニュー(星出尚志)
  • 第2部アンコール
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
  • 第3部 合同演奏
    • ありがとう(水野良樹)
    • WE THE PEOPLE(J.バーンズ)
  • アンコール
    • 故郷(唱歌)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 京都文教高等学校吹奏楽部

この「府民との音楽演奏会」に関しては、本当に告知方法の再検討が必要ではないかと感じます。
今回に限って言うならば、告知以前の問題ではないかと。(^_^;
最後まで地本ページに詳細な案内を出さなかったこともどうかとは思うのですが、どうもこの演奏会に足を運ぶ観客の層を見誤っている感じが……。
30回もこのやり方でやってきているので、今後もこのままのような気はしますが、2階席がまるっと空いているようなホールで演奏をしなければならない音楽隊を思うと気の毒なことこの上ないです。

演奏の方は第1部が地元京都の吹奏楽部、第2部が自衛隊音楽隊の演奏、第3部が合同演奏といういつもの構成です。
今回はロビーコンサートをやったようですが、わたしは開演後の入場だったため聴きそこねてしまいました。
「明日があるさ」をやったみたいなので、それは聴きたかったかも。
プログラムは「たそがれコンサート」のプログラムを1~2曲差し替えてくるのだろうと思っていたのですが、ある意味舞鶴つながりの「スタンドアローン」を差し替えたのがちょっと意外といえば意外でした。
京都府内で演奏する際によく演奏しているのではずした……みたいなことがあるのかもしれませんね。

「ホープタウン・ホリディ」はオープニングに向いた華やかな曲です。
が、とりあえず次の機会に期待ということで……。(^^;
「スライダー・ミックス」はタイトルどおりスライダー=トロンボーンが主役の曲。
耳で聴くだけではなく、5人のトロンボニストがスライド裁きを目でも楽しめる曲です。
「江」はわたしが聴いたことのある演奏の中では一番ゆっくりなテンポでした。
テンポもさることながら、溜めがもうなんとも。
もともとわかりやすい気持ち良さと盛り上がりのある曲なのですが、この演奏のおかげで気持ちよさ、盛り上がり方倍増という感じで、根が単純なぴぎーさん、まんまと気持ちよくなってしまったのでした。
うーん、指揮者の思うツボ。(笑)
坂本九メドレーも次回に期待かな。
「虹」は「舞鶴音楽隊のゆず」による歌つきです。
「ゆずの曲を歌うから」舞音のゆず、というわけではなく、ちゃんと「ゆずの大きい方」と「ゆずの小さい方」になっているのですよ。(笑)
「舞音の岩沢厚治」はいつもの歌担当の隊員さん。
長渕剛氏とか桑田佳祐氏みたいな感じが得意な方だと思っていたので、今回の「ゆず」はちょっとびっくり。
かなり歌いにくい歌ですが、お二人とも大健闘です。
「マチェーテ」はパフォーマンスも期待できる曲なので楽しみにしていたのですが、舞鶴にしてはおとなしかったですね。
いや、あくまでも「舞鶴にしては」ですけれど。(笑)
もっとパーカションがガンガン来るかと思っていたのだけどなぁ。
「オン・ザ・パーム・アヴェニュー」はいい雰囲気でした。
アンコールの「軍艦」はお約束。

正直この「府民との音楽演奏会」で、音楽隊に最高の演奏を求めるのは酷な話だなといつも思います。
プロである以上、観客が少ないからと演奏の手を抜くことはありませんが、満場の観客を前をするのと、スカスカの客席を目の前にするのではモチベーションが違ってきて当然な話なわけで。
吹奏楽部が出演するときは「音楽が好き」で来ているわけでない人も少なくありませんしね。
孫が出演するのでカメラ持って駆けつけました、みたいな人が退屈しきっちゃっているのが見えてしまうというのは本当に気の毒というかなんというか……。
まぁ、それでも良い演奏しなきゃいけないのがプロなわけですから、本当に大変な話です。
もし、この「府民との音楽演奏会」で初めて自衛隊音楽隊の演奏を聴いたという方がいらしたら、ぜひ、他の演奏会も聴いていただけたらと願います。
各音楽隊のホームタウンでのファミリーコンサートや定期演奏会を聴くと、同じ音楽隊の演奏でもかなり印象がかわってくるのではないかと思いますので。

あとね、プログラム誤植多すぎ。
単純な誤植は言うまでもないことですが、邦人作曲家の作品の場合、かなとカナの使いわけはきちんとしないと、作者に失礼だと思うのですが。
唱歌の漢字をかなにするのはアリでしょうが、それ以外の楽曲では曲想がかわるぐらいのアレンジをしてあるとか、特に意図がない限り、かなはかな、カナはカナ、漢字は漢字であるべきじゃないかなぁ、やっぱり。
まぁ、このあたりの大雑把さが、この演奏会の全てを物語っているのかもしれませんが……。
いろいろな意味で気の毒な演奏会です。
それがわかっていて、毎回行っては文句たれてるわたしもわたしなんですけれどね。(笑)




| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 08:29 PM | comments (3) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊第45回定期演奏会

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊第45回定期演奏会を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
第45回定期演奏会
舞鶴市民音楽の夕べ

2011年3月5日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • リベルタンゴ(A.ピアソラ)
    • 組曲「ドリー」から 第1曲「子守歌」(G.フォーレ)
  • 第1部
    • ファンタジアとロンド(C.M.vウェーバー)
    • サクソンホン協奏曲変ホ長調(A.グラズノフ)
    • Tボーンコンチェルトから
      第3楽章「ウェルダン」(J.デ=メイ)
  • 第2部
    • 交響詩「レ・プレリュード」(F.リスト)
    • 3つの交響的素描「海」から
      第3楽章「風と海との対話」(C.A.ドビュッシー)
    • 交響曲第5番から 第4楽章(P.I.チャイコフスキー)
  • アンコール
    • 「坂の上の雲」より Stand Alone(久石譲)
    • 広瀬中佐(文部省唱歌)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

伊丹の桜まつりに行けないことが確定してしまい、その悔しさで無理矢理段取りをつけて舞鶴まで行ってきました。
会場にはNewマイチくんも来ていましたよ。
新しく作ったそうですが、着ぐるみじゃないのでちょっとインパクトがあります、(^^;
写真は「駐屯地までご一緒に」の方へまわしたので、気になる方はこちらをどうぞ。

昨年のファミリーコンサートに続き今回もリハーサルが公開されました。
1時間という短い時間だったのですが、何曲かは1曲全部演奏してくれました。
あとは部分部分の練習。
最後の盛り上がる部分で「がんばりすぎるよりキレイな音で」という指示があったのですが、このあたりはプロでもアマでも、楽器でも歌でも一緒なんだなと、ちょっとクスっとなってしまいました。
わたしも音楽をやっていたときは良く耳にした言葉です。
今回、天気は良かったのですが、集客は前回のリハーサルとあまりかわらない感じでした。
場所柄……でしょうね。
大阪だったらもっと集まりそうなのだけどなぁ、もったいない。
あと前回も気になったのですが、ちょっと観客野放しにしすぎでは?(^^;
楽隊が「練習中」なのだから、演奏会とは別の意味で静かさが求められても当然じゃないかと思うのですが……。
わたしはプロオケ(管弦楽)のリハーサルしか経験ありませんが(ぴぎーさん自身はプロの奏者じゃないので誤解されないように)、こんな騒々しいリハやゲネを体験したことがないので、そのことに驚きました。
いくらサービスでの公開リハーサルとはいえ、舞音、よく我慢してるなぁ……と、なんだか気の毒に思ったのですが、吹奏楽ではこういうのが普通なのかしら?

本番はロビーコンサートから。
今回はサックス四重奏です。
「リベルタンゴ」と「子守唄」と……あれ? なんだっけ?
もう1曲やったのだけどなぁ。
なんだっけなぁ。
曲名がわからないのではなく、どんな曲を聴いたのかメロディーそのものが思いだせません。
アイタタタ……最近こんなのが本当に増えてきたなぁ。(^^;
「リベルタンゴ」はなかなか華やかに仕上がっていました。


第1部は協奏曲を3曲。
「サクソンホン協奏曲」のソロ奏者は、ロビーコンサートでソプラノサックスを吹かれていた方です。
元々は呉音楽隊の隊員さんだそうで、人事交流制度で舞鶴音楽隊に在籍されているそうです。
賛助演奏で東京、大湊、佐世保の隊員さんも参加されていました。
各音楽隊は独立した部隊ではあるのですが横の繋がりしっかりとあるのが良くわかります。

「Tボーン協奏曲」のタイトルは「トロンボーン」とTボーンステーキの「ティーボーン」をひっかけてあります。
ティーボーン、ティーボーン、ティーボーン……トロンボーン、ばんざーい! って、舐めとんのか、ゴラァ。(笑)
ステーキということで、楽章のタイトルも「レア」「ミディアム」「ウェルダン」と肉の焼き加減の名称に。
今回はその中から第3楽章の「ウェルダン」が演奏されました。
タイトルはふざけていますがトロンボーンの難度は相当で、それなりに知られたプロ奏者の演奏でも聴いて(見て?)いると苦戦しているのがわかることがあります。
細かいパッセージが多いのですが、スライドの動きが大きい(近い音だけでのパッセージではなく、広音域の音を使っているということです)ので、本当に大変そうです。
今回のソリストもさすがに細かいパッセージには苦戦している感じでしたね。
作曲者のデ・メイ自身がトロンボーン奏者ということなので、こういう超絶技巧的な曲ができあがったのでしょうが、その分、トロンボーンの魅力たっぷりの素敵な曲ですので、一度全曲通しての演奏をもやっていただきたいなと思います。(ソリストは大変でしょうが)

第2部は元は管弦楽曲だったものを3曲
本日のプログラムのメインでもある「レ・プレリュード」が2部の1曲目です。
「人生は死への前奏曲」という標題が有名で、この「人生は死への前奏曲」という詩の一節に着想を得たということになっていますが、実際は標題は後付け。
曲ありきのところへラマルティーヌの詩篇をひっぱてきたリストのこじつけっぷりというか、はったり具合がかっこよすぎる、リストらしい曲です。
わたしは軽さがある演奏方が好きなのでこれぐらいがいいのですが、リストの大仰な感じが好きな人だともっと重めの方がいいのかな?

「軽さ」といえば、リハーサルのときに「少し軽すぎる」みたいな指示があった部分があったので、今の舞音の軽さというのは指揮者(現隊長)が意図的にしているものではないのかな? とも思ったのですが、元々隊長の指示があって軽めの音を心がけたら今度は「ちょっと軽すぎ」と言われちゃった……という可能性もあるなぁ……などと、ある意味どうでもいいことを考えていました。
実際のところどうなのかなぁ。
個人的には今の隊長の音、かなり好きです。
今の舞音、隊長と副隊長の音の違いがわりとわかりやすいのもおもしろいと思っています。
上手い下手ということではなくて、指揮者が好んでいる音が違うのがわかりやすいのですよね。

チャイコフスキーの5番は個人的にちょっと微妙な感じ。
演奏そのものよりアレンジが……。(^;
編曲にもよるとは思うのですが、冒頭は管ばかりだとちょっと重苦しいかなと。

アンコールは……えっと……なんだっけ?(^^;
いや、そんなにかわった曲じゃなくて、普通に知ってる曲だったはずなんだけど、あれ?(^^;
そのあとの「広瀬中佐」から「軍艦」にかけてわたしのわりと近くにいた似非海軍オヤジがちょっとエライことになっちゃって、なんか前の曲の印象がキレイに飛んでしまいました。(T◇T)

「坂の上の雲」を聴いていてふと思ったのですが、NHKの大河ドラマ(これは正確には大河ではありませんが)って、作曲者に関わらず、「NHKの大河くさい」音の流れがありません?
実はこの曲もすぐにタイトルが思いだせなかったのですが(最近そんなのばっかりですが)、途中で「ああ、これ大河のテーマだ」と気づき、「ん~と、江じゃないし、龍馬も違うし……あ、坂の上!」という感じでした。

「広瀬中佐」は「坂の上の雲」つながりで。
今放送が第9話の「広瀬、死す」で終わっているので、広瀬武夫にちなんだ曲です。
実はぴぎーさん、小学1年生の頃大好きだった歌がこの文部省唱歌の「広瀬中佐」でした。(父の影響で軍歌と戦後歌謡にやたらに詳しいかわった子供でした。まぁ、今でもかわってますけれど)
いろいろな「広瀬中佐」の演奏を聴きましたが、一番気に入っているのが「歴史的日本海軍軍歌集」に収録されている舞鶴音楽隊の演奏だったりします。
アレンジもいいし、何より声がいいのですよ。
歌のうまさだけで言うならもっと上手な演奏もあるのですが、曲としての総体評価で舞音版が一番気に入っています。
その舞音の「広瀬中佐」というわけでかなり期待して聴いてしまいました。
が、似非海軍オヤジが歌えもしないのに大声で歌いだし、周辺席の観客はエライ目に!
前席のご婦人方が何度も迷惑そうにふりかえるのですが、おかまいなし。
わたしは大声で歌っていたということよりも「広瀬中佐」の1番すらまともに歌えなかったということの方にイライラしました。
知らないなら歌わなきゃいいのに……。
ぴぎーさん的には「みなさまもご一緒にお歌いください」とアナウンスされてもいない曲を歌っていいのは子供だけで、それも屋外演奏に限定だと思っています。
どんなに楽しくても、ホールでの演奏会では子供だって声をだして歌っちゃダメ……ホールでの演奏会はそういう物だと思います。
それは「堅苦しい」ということではなく、演奏を聴くためにわざわざホールまで足を運んだ他の観客に対する礼儀だと思うのですが。
リハーサル行っといて良かったわ……。(/_;)<リハーサルは普通に聴けました。
今回は3人での男声合唱、アレンジはCDと同じアレンジでした。
本番の演奏がちゃんと聴けなかったのは本当に残念です。

「坂の上の雲」つながりといえばもう一つ。
第11代東京音楽隊隊長である谷村政次郎氏も客席にいらっしゃいました。
これにはびっくり!
海自基地の売店で買える東音演奏のCDはこの谷村元隊長指揮の演奏が収録されているので、案外ミリヲタさんの耳にはなじみのある隊長さんかもしれません。
「坂の上の雲」の軍楽隊指導をされている縁でお越しのようでした。
なんだかぴぎーさん的には初演作品の作曲者がいらしているより気分が盛り上がっちゃいましたよ?(笑)




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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2010」

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ファミリーコンサート2010」を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
ファミリーコンサート2010

2010年9月23日(18:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • Semper Fidelis
    • Yesterday
    • Ecossaise
    • Tuba Lation
  • 第1部「夢 そして希望」」
    • 「インディー・ジョーンズ」より レイダースマーチ
    • 「ニュー・シネマ パラダイス」より
      ニュー・シネマ パラダイス
    • 「風と共に去りぬ」より タラのテーマ
    • 「テイファニーで朝食を」より ムーン・リバー
    • 「ピノキオ」より 星に願いを
    • 「おくりびと」より おくりびと(メインテーマ)
    • ジブリメドレー
    • 「容疑者Xの献身」より 最愛
    • 「宇宙戦艦ヤマト」より オープニングテーマ
  • 第2部「愛~守りたい人へ~」
    • 「海の上のピアニスト」より 愛を奏でて
    • 「タイタニック」より
      マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
    • 「男たちの大和」より
    • 「アマルフィ 女神の報酬」より
      タイム・トゥ・セイ・グッバイ
    • 「ゴッドファーザー」より 愛のテーマ
    • 「スタンド・バイ・ミー」より スタンド・バイ・ミー
    • 「愛と青春の旅だち」より 愛と青春の旅だち
    • 「スターウォーズ」より
  • アンコール
    • CLOSE YOUR EYES(長渕剛)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

今年はリハーサルが公開されました。
最初は勝手にゲネプロだと思ったのですが、そのわりに時間が短いので普通のリハーサルかなと思い直して会場へ。
ところがロビーコンサートから始まったのでびっくり!
ええっ?! ゲネでもないのにそこからやるの?!
ロビーコンサートはまるっと全曲聞かせてもらえ、なかなかお得感がありました。
リハーサルは演奏されるまでどんな曲が来るかわからないのですが、今回は映画音楽という枠があるので舞台の効果や演奏前の音出しからあれこれ想像するのもなかなか楽しかったです。

ロビーコンサートは金管四重奏。
テューバとユーフォニアムのアンサンブルです。(「エコセーズ」のみチューバの二重奏)
でね、ぴぎーさん、例によってまたヘンなことを思いついてしまったのでした。
2階に行けばチューバとユーフォニウムのベルのほぼ真上から聴けることに気がついちゃったのですよ。
ベルが正面を向くトランペットなどはベルから自分にむかってまっすぐ出てくる音を直接聴くことはできますし、ホルンぐらいの大きさならそう苦労せずに聴くことができると思うのですが、あの大きさでベルが上を向いているテューバのまっすぐ向かってくる音って、そうそう聴くことができないでしょう?
というわけで、2階にあがりました。
幸いロビーコンサートは撮影禁止のアナウンスが無いので、上から写真を撮ってみました。
そうそう、写真といえばロビーに寝転んでローアングルで写真撮ってたご年配がいらっしゃいました。
記念行事では珍しくもないのですが、ロビーコンサートの最前列でこれはなかなかの挑戦者ですよね。(^^;
真上の音はやっぱり、テューバやユーフォニアムの音として思い浮かべる音とはちょっと違うかな。
とゆーか、真上から聴いちゃダメだと思いました。(笑)
観客受けで言えば前半2曲(スーザの「忠誠」、ビートルズの「イエスタディ」)ということになるのでしょうが、聴きどころは後半2曲だと思います。
特に「テューバレーション」はタイトルからもわかるようにもともとがバリトン・テューバアンサンブルのための曲ですので、テューバとユーフォニアムの魅力を十分に楽しめました。

メインプログラムは映画音楽特集です。
プログラムを広げた瞬間めまいが。



「曲名をざっくり」どころか、テーマしか書いてないのですが……。(^^;
そうやって観客の記憶力に挑戦状送りつけるようなことをするものだから、隣のおねいさんなんて曲名が紹介されるたびに携帯電話のメモ機能で曲名メモってましたよ。
ビデオのモニタのようにつきっぱなしのものだったら慣れてしまえば気にならなくなるのですが、携帯の画面のように点けたり消したりを繰り返されるのは気になってしょうがなかったです。(T◇T)

第1部は副隊長の指揮で「夢」がテーマ。
「星に願いを」は木管八重奏でスウィングアレンジです。
「おくりびと」では昨年に続いて、隊長がテューバソロでした。
「最愛」は女性隊員の歌付きで。
歌を歌った隊員さん、今年のクイーン舞鶴だそうです。
堂々とした歌いっぷりに、舞音も歌の歌える隊員さんに恵まれてるなー、などと思ったぴぎーさんでした。
リハーサルのとき驚いたのが「宇宙戦艦ヤマト」でした。
いわゆる「主題歌」ではなく、「無限に広がる大宇宙」とかの劇伴をアレンジしたものだったので、ちょっとびっくりしたのですよね。
吹奏楽の組曲とか管弦楽の交響曲みたいな感じなのですが、どちらとも違う感じだったので、なんだろうと思っていたら、中村啓二郎氏のアレンジだそうです。
中村氏、会場にいらしていたようですね。
しかし「宇宙戦艦ヤマト」もいろいろな版がありますねぇ。

第2部のテーマは「愛」。
隊長の指揮です。
「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」と「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」がいつもの地元枠。
曲からもわかるように歌です。
あらゆる意味で歌い手の方に向いていない曲だったと思うのですが、テーマありきのプログラムの場合、歌手の方で曲を選べないのでしょうか?
「男たちの大和」は呉音楽隊が初演したものを短くしたものですね。
編曲の小西龍也氏は元舞鶴音楽隊の隊員さんだったそうです。
呉音が演奏したものは30分越えの大作で、合唱もついているものなのでなかなか全曲を生で聴く機会はないと思いますので、短いバージョンとはいえ、これが聴けただけでも舞鶴まで来た甲斐があったかなと。
「スタンド・バイ・ミー」は男性隊員の歌付きです。
舞音の歌付きの曲ではおなじみの隊員さん。
今回はロビーコンサートにも出演されていました。
アンコールの「CLOSE YOUR EYES」もこの方。
正直、本職の方の歌より、拍手多かったぐらいです。
でもハーモニカはちょっと微妙だったかも。(笑)
なんだか吹きにくそうでしたね。
「CLOSE YOUR EYES」は伴奏のピアノも本番<リハーサルみたいな感じでしたし、事情あるのかな?
コーラスも付くのですが、一瞬ヴォコーダーかも?」と疑ってしまいました。ごめん。
ちゃんと隊員さんたちが歌っていらっしゃいましたよ。

今回は歌多目でした。
数が多かった分、当たりと外れが明確に出てしまった感じです。
でもまぁ、周りの反応を見ている感じだと当たりの方が多かったみたいなので、相対評価としては○かな。
演奏の方は今回もパーカッションのみなさまが力強く演奏されていました。
勢いのないパーカッションなんて舞音じゃないと思うで、これからもどんどん暴れていただきたいと思いますです。




| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:07 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ふれあいコンサート」

堺市民会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ふれあいコンサート~市民の集い~」を聴いてきましたよ?

第36回堺まつり協賛
ふれあいコンサート~市民の集い~

2009年10月17日(12:45開演)
堺市民会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 錨を上げて
    • 天地人
    • 鉄腕アトム
    • ユー・レイズ・ミー・アップ
    • シーガル
    • ゴールデン・フェスティバル序曲
  • 第2部
    • ハリウッド万歳
    • 枯葉
    • レッツ・ダンス
    • オレンジ・エクスプレス
    • バードランド
  • アンコール
    • 最愛
    • 行進曲「軍艦」
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

「錨を上げて」を聴いていて、やっぱり去年と音違うよなぁ、と。
ファミリーコンサートのときは演奏曲の曲調から受ける印象のせいかと思ったのですが、曲のせいだけでもないようです。
現隊長の棒での演奏を聴いたのはファミリーコンサートが初めてだったので、印象が違っていてあたりまえと言えばあたりまえなのですが。
「錨を上げて」のようなアメリカの行進曲でははなく、軍歌的な日本の行進曲(とりあえず「軍艦」以外)を聴いてみたい気がちょっとしました。
結構おもしろそうな気がするのですが。

「シーガル」が入っていたのがぴぎーさん的ツボでした。
以前にも書きましたが好きなんですよね、この曲。
管弦楽用の曲を吹奏楽用にアレンジしたものはあまり好きではないのですが、この曲だけは吹奏楽版の方が気に入ってます。
更にその吹奏楽版も、ハープの部分をウインドチャイムに置き換えた演奏の方が好きだったりするので、CDで聴くより、こういった演奏会で聴けると本当に喜んでしまいます。

アンコールは3曲。
「軍艦」以外の2曲は曲名が……。
1曲目は初めて聴いた曲なのですが、2曲目は聴いたことある曲なのに曲名がでてきません。
最近こんなの増えたなぁ。(^^;
オケの演奏会みたいに、「本日のアンコール曲目」を掲示していただけたら、最近記憶力の衰えの激しいぴぎーさんは非常に助かるのに。
ちなみに海保音の定演はアンコールの掲示をしてくれるんですよね。
1曲の「最愛」(記憶に残っていた歌詞から曲名を調べました)は女性隊員の独唱付き。アンコールが合唱付きになることはよくあるのですが、独唱付きのアンコールというのは珍しいですね。
個人的には舞音で女性隊員の独唱を聴くのは初めてだったので(多分)、そういう意味でも珍しいものが聴けました。
で……。
1曲目が終わった早々、OGC登場です。
OGC、ちょっとは自重してくれ。(-"-;)

1部の演奏中、フラッシュがもの凄かったので、2部が始まる前に「撮影はしていただいて結構ですが、フラッシュはご遠慮いただければ幸いです」というアナウンスがされました。
い、いや、そのアナウンスはどう考えてもマズイと思いますよ、わたくし?(^^;
確かにフラッシュは激減しましたが(さすがに0にはなりません)、そのかわり、わたしのまわりでは電子音が鳴りまくりになりましたがな。
コンデジのフォーカス音+シャッター音とか携帯電話のカメラのシャッター音とかが何度も鳴ります。
「撮影可」なんて言うものだから、1部は静かに聴いていた人まで撮影始めちゃったんですね。
自衛隊に興味をもってもらいたくてやっている演奏会なので、あまり観客にうるさく言いたくない気持ちはわからないでもないのですが、さすがに演奏の邪魔をする行為はきっちり禁止にした方がいいのになぁ……。

そんなこんなでわたくし周辺の座席はカオス状態でしたが、演奏はソロプレイもいろいろあって楽しめる選曲になっていました。
堺まつりの大パレードにも参加するらしいので明日はマーチングが見られます。
わたしは都合がつかないので断念です。ちぇっ。 ( ̄ε ̄)





| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:33 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2009」

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ファミリーコンサート2009」を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
ファミリーコンサート2009

2010年9月19日(18:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部「♪音・いろいろ♪」
    • 口笛ふいて働こう
    • 象と蠅台所用品による変奏曲
    • 熊蜂の飛行
    • スピリット・オブ・ブラス~ファンファーレ
    • 「高貴なる葡萄酒を讃えて」より
      フンダドーレ……そしてシャンペンをもう1本
    • 暁の日本太鼓
  • 第2部「レッツ・ダンス」
    • レッツ・ダンス
    • 「おかあさんといっしょ」メドレー
    • シャル・ウイ・ダンス?
    • 魅惑のワルツ
    • ディープ・パープルメドレー
    • WAVE
    • マンボ・ジャンボ
  • アンコール
    • ロコモーション
    • ラ・バンバ
    • 行進曲「軍艦」
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

開場に入るとビデオカメラのようなものが目に入ったのでロビーコンサートの撮影でもするのかと思ったのですが、これがなんとサーモグラフィ。
インフルエンザ対策のようです。
ここまでやるということはこりゃ今回はロビーコンサートは無いな……と思ったのですが、まさにそのとおりで、今回はロビーコンサートはありませんでした。
ロビーコンサート、人と人の距離がものすごく近くなるので、これはしょうがないですよね。

今年はいかにも「ファミリーコンサート」らしいプログラムでした。
何よりゲストの地元演奏家に関してご年配の方々の評判が良かったことにちょっと感動です。
舞鶴さん、舞鶴さん(誰に呼びかけてるねん?)、毎回毎回わたし以上の容赦のない感想をポロっと口にしちゃうご年配の方々が太鼓は大喜びでしたよ!
わたしの前の人なんて身体前に乗り出して聴いてましたもの。
和太鼓、日本人に訴える何かがあるんでしょうね。
各種音楽まつりで開場待ちをしているときにお話しする方々の中にも「太鼓が楽しみ」とおっしゃる方が多いですし。

第1部は本当に「ファミリーコンサート」らしく、いろいろと趣向が凝らしていありました。
ディズニー映画「白雪姫」の挿入歌である「口笛ふいて働こう」にあわせて、楽器ごとに隊員さんが舞台にに登場してきます。
逆のパターンで順番に舞台からはけていくのはよくある演出ですが、順番にでてくるのは意外とありません。
全くないわけでもないのですが、ここまできっちり各楽器を見せながらというのは珍しいのじゃないかな。
舞台に登場した各楽器は舞台前でしばらく演奏したあと次の楽器と入れ替わるように席についていくのですが、あまり馴染みのない楽器(トランペットとかフルートとかそういうもの以外はほとんどですが)がでてくるとまわりの観客が興味を示しているのが気配でわかりました。
次々とでてくる楽器に観客の興味が完全に舞台に集中した頃に指揮棒を持ってた指揮者が登場して、演奏はクライマックスへ。
これNSBの譜面ですよね? 副題に「楽器紹介のための」とかついているやつ。
楽器紹介になっている曲をうまく使いましたね。
いや、1曲目からやらました。(笑)
今年のファミリーコンサート、どうやらいつもと違う雰囲気になりそうですよ?

2曲目以降も台所用品を楽器に見立てた曲や金管十重奏とか、こういうクラシック系統の演奏に馴染みの無い人でも子供でも楽しめそうな演出も随所に。
「蠅と象」はピッコロろテユーバのソロがあるのですが、テユーバソロを吹いたのは音楽隊長さんでした。
こういうのっていつも驚く、というか感心するのですが、海音は隊長が普通に楽器の演奏にまわりますよね。
陸ではこういうのを見たことないような気がするのですが。
空は歌っている隊長さんがいた記憶がありますけれど。
このあたり、陸、海、空、各音楽隊のカラーなのでしょうかね。
「ファンファーレ」と「フンダドーレ」が金管十重奏。
金管十重奏は生で聴く機会がまずないので、これは嬉しい。
「高貴なる葡萄酒を讃えて」はアンサンブルコンサートなんかで結構人気あるみたいなのですが、実際は8本で演奏していたりとかそういうのもわりとあるので、十重奏を生で聴けたぴぎーさん大喜びです。

第2部のテーマは「レッツ・ダンス」ということだったので、ベニー・グットマンの曲を中心に(今年はどこのバンドもベニー・グッドマンですものね)ビッグバンドの曲でもやるのかと思っていたのですが、プログラムをみたら「お母さんといっしょ」と書かれています。
「NHKの「おかあさんといっしょ」のこと? それとも何か知らない曲?」と首をひねっていたのですが、前者で「おかあさんといっしょ」のメドレーでした。
なんか「シャキーン!」も混じってたみたいですけれど。(笑)
「マンボ・ジャン」を聴いているとき、なにかこうもの足りないような気がしていてしょうがなかったのですが、打楽器(ドラム、コンガ、ボンゴ)が大暴れ(笑)しはじめた瞬間、「そうそう、この音!」と。
ああ、そうか、わたしの中での舞音の音って2年前の「ラ・バンバ」が基準になっちゃってるんだなー、と気がついて自分で自分に呆れてしまいました。
あれ聴いたときはむしろ「え? 舞音ってこんな音だっけ?」とか思ったくせにー。
なんかインパクトあるものを見聞しちゃうと、イメージなんて簡単に上書きされちゃうものなんですね。(^^;
そういえば「マンボ・ジャンボ」もやってましたよね、2年前。
そのイメージも一緒になってるのかなぁ……。
演奏自体に不満があったわけではないのですが、なんとなく自分のイメージとちょっと違っていたせいでそんな風に感じちゃったようです。

アンコール1曲目は「ロコモーション」。
同じ列の男性が「軍艦」を期待していたように、会場内にはそういう観客がいっぱいなので更なるアンコールを催促する手拍子が続きます。
舞台の上からのコントールで手拍子のリズムが整ったところで、指揮者再登場。
パーカッションと手拍子のリズムの中で「軍艦」に行ったらすごいよなー。
「軍艦」というよりむしろ「トリステーザ」とかそんなのが始まりそうだよなー。
などと無責任なことを考えていたら……「ラ・バンバ」キタ━(゚∀゚)━!!!!!
打楽器もまたまた暴れます。
トロンボーンの音も響いて、「ああこれ、これ。この音を期待してたのよ、わたしー」状態に。
いや、さっきまで期待してたことに気づいていなかったりするのですけれど。……ごめん、いいかげんで。
もう「軍艦」やらなくても全然オッケーな気分ですよ、わたし的には。

昔クラッシク系の演奏会で余韻も何もなく「ブラボー!」を叫びまくる人のことを、大阪ブラボー隊とかオオサカ・ブラボー・コールを略してOBTとかOBCとか呼んでいるのを聞いて笑いころげたことがあるのですが(特にOBCはcallとchorがかかっているのがイイですね)ふと、それなら「軍艦マーチやれ!」と叫ぶ人はMGC(舞鶴軍艦コール)かな、とバカなことを思いつきました。
「ロコモーション」「ラ・バンバ」と続いたので、そろそろそのMGCがでてくるんじゃないかと実は気が気ではなかったのですが、舞音も慣れたものというべきか、「ラ・バンバ」が終わったあと、拍手がアンコールを要求する手拍子にかわる前に、隊長が指を1本立てて「もう一曲やります」ということを知らせることで、MGCが登場することもなく、きれいに「軍艦」の演奏が始まりました。
「もうね、各地の軍艦コールがうるさいので、海音のアンコールはもう「軍艦」だけでいいと思うよ」な今日この頃です。
「軍艦」以外は喜ばない人が少なくない状況で何曲も演奏するぐらいなら、たとえ10分でもさっさと引き上げて休んでください……という、そんな気分です。





| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


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曲目@舞鶴音楽隊ファミリーコンサート2008

【ウエルカム・コンサート】
 ・ひょっこりひょうたん島
 ・ロンドデリー
 ・ニューシネマパラダイスより
   初恋
   愛のテーマ
 ・崖の上のポニョ

【第1部】
 ・夢路より
 ・トランペット吹きの子守唄
 ・ディズニー・ファンティリュージョン!
 ・舞踏会の美女
 ・瞳
 ・少年時代
 ・翼をください

【第2部】
 ・ある恋の物語
 ・セレスタ
 ・サマータム
 ・スペイン
 ・ひそかな祈り
 ・ソーラン・ファンク
 ・ラ・フェスタ

【アンコール】
 ・星に願いを
 ・行進曲「軍艦」







| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:53 PM | comments (0) | trackback (0) |


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海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2008」

舞鶴音楽隊のファミリーコンサートでした。
今年は定演もちびヤンも行っていないので、1年ぶりの舞鶴音楽隊です。
……あれ? 舞鶴、こんな音でしたっけ?

時間繰りをミスって、ほぼ1時間開場待ちをすることになったせいで1番のりでしたよ。
1番のわりに微妙な席でしたが。
わたしのまわりの席からも「早くから来ててこんな席……」とか「こんな後なんて初めて違う?」なんていう声がもれておりました。
そりゃ、1階後半席の5列目~7列目あたりなんていうとこから席振っていきゃ不満もでるわな。(^^;
中央は招待者用なので、公募組は中央からズレた位置だし。
去年は後半1列目から振っていたので、少なくともわたしのまわりの席(早くから並んでいた人たち)で席に対する不満を言っていた人はいなかったんだけどなぁ。

席に荷物置いたら即ロビーへ。
もちろんロビーコンサート狙いです。
こちらも一番のりなので、そのまま待っていれば演奏者の真ん前で聴けたのですが、ロビーコンサートは撮影し放題だったことを思いだして、2階へ上がりました。
いや、さすがに演奏中の奏者の至近距離でカメラ構えるよーなマネはよーしません。(^^;
上から見ていると、楽しそうに音楽を聴いている人の姿も見えて、一段と楽しい気分になります。
わたしが野外コンサートやロビーコンサートが好きなのは楽しそうな人たちの姿も見られるからかもしれません。
もっともイベントなんかのミニコンサートだと、逆にイヤイヤその場にいる人もいたりするので、そういう人の近くになっちゃったりすると最悪ですが。
「ひょっこりひょうたん島」から始まって全5曲、あっという間に終わってしまったように感じられた楽しい時間でした。
最後は「崖の上のポニョ」だったのですが、今はどこの演奏聞いてもこの曲が入ってますね。

コンサートのテーマは1部が「夢~輝ける未来へ」、2部が「ポップス・アラウンド・ザ・ワールド」となっていました。
夢がコンセプトなのはわかるのですが、その夢が「眠って見る夢」「空想としての夢」「希望・理想としての夢」が一緒になっていたのが個人的にはモニョモニョ。
司会がつかずに曲だけをつないでいっていたのなら気にならなかったのでしょうが、曲前に必ずそれらしい話が語られるので、意味の違う「夢」が混在していることを意識しちゃうんですよね。
2部も「ポップス・アラウンド・ザ・ワールド」と銘打っているわりに、「ひそかな祈り」が入っているし。
いや確かにポップスですけど……。>ひそかな祈り
プログラム開いたら「ひそかな祈り」の歌詞が書かれた紙が挟まっていたので、「うわ~、生「ひそかな祈り」聴けるよ」と喜んだのですが、プログラムを見てびっくりでしたよ?
「ポップス・アラウンド・ザ・ワールド」の5曲目。
「スペイン」と「ソーラン・ファンク」の間。
いいのか、この位置で?

でも「ひそかな祈り」、良かったですよ。
公式ページなどに置かれている音源は独唱Ver.、コーラスVer.(メインパート)共に、テノールの人が歌っているのですが、舞鶴音楽隊の「ひそかな祈り」はバリトン。
低音の「ひそかな祈り」も魅力的です。
歌っていた隊員さん、他のイベントなんかでも歌っていたのを聴いたことがあるような気がするのですが、違うかな?
音楽隊のコンサートを聴いていると「無理して歌入れなくてもいいのに……」と思うことも多々あるのですが、この隊員さんのような歌なら「また次も聴かせてかせてくださいね!」 という気分です。
あと、「ソーラン・ファンク」にハッピを来た隊員による踊りが付いていたのがちょっと珍しかったかな、と。
指揮者もハッピを着て棒を振っていました。
中方音のファミリーコンサートはこういうのは当たり前なのですが、他の音楽隊では意外と音以外の遊びは少なめのような気が……。

今回も地元の演奏者の共演があったのですが、これどうなんだろう。
毎回終演後に「あれ、いらんかったよね」と言っているのを耳にするのですが、地元へのサービスのコンサートで地元の人すら喜んでいない演奏に意味があるんでしょうか?(今年は子供だったんで少し甘かったですが、去年なんてボロクソ言ってましたよ、ご年配のお客様方)
観客が喜ぶ喜ばないではなく、地元との共存共栄の姿勢を見せることが重要……なんだろうなぁ、やっぱり。





| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:41 AM | comments (0) | trackback (0) |


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