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【プログラム】平成25年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり その4 (自衛太鼓)

 ぴぎーさん的今年の中方音楽まつり最大のトピックスは宇治鳳凰太鼓と善通寺十五聯太鼓の初登場です。
この2つが加わったことで過去最高の9チームの出演となりました。

 宇治の鳳凰や伊丹のさくらといった、地元以外での活動の少ない太鼓にも大きな舞台に乗ってほしいといのは再々言っていましたが、ついに鳳凰太鼓が中方音楽まつりに登場しました。
しかも会場地元の第3師団からだけではなく、第14旅団からは十五聯太鼓も登場です。
今年は一段と力が入っています、自衛太鼓。
そしてぴぎーさんもムダに力が入ります。
「鳳凰きたー! 鳳凰! 鳳凰でるって!」
開演前にテンションあがりまくり。
でも誰にも理解してもらえませんでした、寂しい……。(´・ω・`)
 鳳凰以外にもあまり知られていない太鼓はまだいくつもあります。
本務との折り合いもあって難しいことだとは思いますが、いつの日か中方隷下にいる太鼓が全部揃うところを見てみたいものです。
わたしが音楽イベントめぐりをやめるまでに実現されないかなー。

 善通寺十五聯太鼓は初めて聴きました。
昨年の創部だそうです。
創部一年未満で音楽まつり登場とはなかなかの有望株ですね。
楽しみが1つ増えました。
そのうち四国に渡りたいと思います。<聴きに行くつもりらしい。
他の太鼓に比べると低いというか暗めといかそんな感じの音だったので、打ち方というより皮が違うとかそういうのなのかな? と。
太鼓がまだ新しいとかもあるのしら?

 合同演奏は「合戦」ということで、途中「エイエイオー!」という掛け声→馬の嘶き→「おかえりないませ」女性の声が流れるのですが、「おかえりなさいませ」のとってつけた感がすごすぎて、どういう意味かものすごく悩みました。
最初の太鼓の部分が1つ目の合戦で、それに勝利して帰ってきたのを出迎えているのだろうと思いつつ、いやそれなら「エイエイオー」はなんだ? という話になりますし。
というか「おかえいなさいませ」のあとも明らかに戦っていますしよね……。
最初の太鼓が1つめの戦で、掛け声→嘶きが2つめの戦、そして後の太鼓が3つめの戦ってことでいいのでしょうか?
 単独演奏は舞台全面を真ん中で2分割にして、左右交互に演技していくという形だったので非常に見やすくて良かったです。
久しぶりに菊水の斜め打ちも見ることができました。
斜打ち、大変だとは思うのですが、菊水太鼓といえばやはりこれがないと物足りません。
自衛太鼓を堪能しまくってご機嫌のぴぎーさんです。

 帰りにお見送りからひきあげる太鼓の方々とすれ違った際に一緒にいたその筋のおともだちに「(あの衣装の太鼓)あれ、どこ?」と尋ねられました。
「宇治の鳳凰太鼓」
「へー。知らんわ」
「待て、待て、待て! 一緒に宇治駐屯地に行ったとき鳳凰居たやろ?
トラックに太鼓積み込んで去っていくのまで見てるぞ?」
「あー、そうやった……」
いや、絶対覚えてないな、それ。(^^;
でもまぁ、興味のない人にとったらそんなものですよね。
わたしも装備品には冷めた対応しまくりなのでそのあたりはお互いさま。(笑)


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【プログラム】平成25年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり その3 (音楽演奏)

 いつもファンファーレで開幕するのですが、今年のファンファーレは「東京オリンピックファンファーレ」でした。
そろそろオリンピックフィーバーもおなかいっぱいになってきているのですが、しばらくはどこに行ってもこんな感じかな。

 最初は各師団音楽隊によるドリル。
「今年(の曲)はわたしたち世代むけw」とは知人の弁。
 3音と14音は手塚治虫メドレーと宮崎駿メドレーでアニメ音楽できましたが、前述のとおり年齢層高めな作品が選ばれています。
 14音のドリルの前にトトロのぬいぐるみを使った写真が映されたのですが、てっきり他の写真のように「○○のご協力で」と思っていたら、「わたしが撮ったんですよー♥」と司会の隊員さんがおっしゃったのでびっくりです。
「(アンケート項目の)一番良かったものはドリルでも演奏でもなく、あの写真じゃないか?」と知人に言ったら、知人も「うまいんでびっくりやわ」と笑っていました。
 10音は坂本龍一メドレー。
「八重の桜」には十五聯太鼓、「戦場のメリークリスマス」には舞がついていて、いつものドリルとはちょっと違った雰囲気で。
「ライディーン」は演奏やドリルがどうのこうの以前に吹奏楽の音だとコレジャナイ感が半端じゃないです。(^^;
 13音は秋元康メドレーです。
ところどころAKBの振りが入るのですが、男性隊員がやるとちょっとヲタ芸ぽく見えるのはご愛嬌。(笑)
 10音の太鼓と舞以外はお祭りぽい派手さというか華やかさは少ない感じではありましたが、各音楽隊いろいろと動きをつけた凝ったドリルを披露していました。
わたしは午前は4階席正面で見ていたのですが、さすがに芸文の4階だと高すぎますね。
ドリルのフォーメーションはある程度高い位置から見た方が形がきれいに見えるのですが、ここまで高くなると真上から見た状態になるので奏者の頭の高さの違いが目についてラインが綺麗に見えないのです。
師団音楽隊は白い帽子だったので余計目につくのかもしれません。
あと厳しいことを言っちゃうと、目の錯覚ではなく本当にズレているのもこれぐらいの位置からだとわりと気がついてしまいます。
ドリルを見るのならある程度上から見た方がいいですが、上すぎるのもダメなようです。
 でもね、逆にそのズレに気がついたことで改めて感心してしまいました。
ズレてるといっても半歩も違っていないのですよ。
そもそも他が全然ズレていないからそのわずかなズレが目につくわけで。
しかもそれだって全ドリルの中でみれば本当にちょっとしたことなのですよね。
いやすごいな……と。
自衛隊音楽まつりに出演するゲストバンドを見ていてもわかるように、低い位置から見ても明らかにラインの揃ってないフォーメーションのドリルなんて特に珍しいものではありません。
音楽隊のドリルにしろ自衛太鼓にしろ統制に関しては自衛隊は本当にすごいですね。

 ドリルのあとは自衛太鼓が登場して、そのあとで一旦休憩となりました。
音楽まつり系は休憩なしで一気に行った方が祭りらしていいような気もしますが、休憩は要望が多かったのかもしれません。
 休憩明けは「スペシャルゲスト トークショー」です。
開演前に知人とゲスト予想をしていた際に「まさかまだ小原夫妻に全国巡業させてるとか?」と言っていたのですが、小原選手(もう引退されているので「選手」という敬称もどうかと思いますが、アスリートに対する敬称ということでひとつ)がゲストでした……。
さすがにご本人だけでしたけれど。
もういいかげん開放してあげよーよ。(^^;
 演奏は中方音で、「風が吹いている」がNHKロンドンオリンピック・パラリンピック中継テーマソング、「栄光の架橋」がNHKアテネオリンピック中継テーマソングです。
「栄光の架橋」の方は小原選手の思いでの曲ということで演奏されました。
トークショーという設定でなければ間違いなく歌がついていたところだと思いますが、今回は音楽のみで。
そういえば今年は1曲も歌がありませんでした。
最後の出演者による合唱もなし。
ああそうか、お祭りぽさが薄い印象なのは歌がかったせいもあるかも。
「君が代」は斉唱しましたけれど、あれを歌ったのは観客ですものね。(^^;

 各音楽隊から選抜の奏者による合同演奏の今年の演目は「信号らっぱのための協奏曲」です。
らっぱキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
顔文字じゃなくてAAで「キタワァ !!!」書きたいぐらいです。
行数もったいないので自重しますけど。
 プログラムを見たときは全体の曲数から見て協奏曲全曲やるのかと思ったのですが抜粋でした。
第3楽章がまるっと飛んでます。(多分)
あと楽章区切りがほぼありませんでした。
そのかわりらっぱが3本になっています。
大増量サービスです。
元曲は1度しか聴いたことがないので正しく比べようもないのですが、元々1本のらっぱが吹いていたところを2本ないし3本で吹いているので、第1楽章や第4楽章にでてくる特徴的な旋律が一段と際立っていたように感じました。
ブルースの部分は今回も「わはは、らっぱにミュート使ってますよ?」と前回と同じことを思ってしまいました。
思ってから「そういや前回も同じところで同じこと思ったわ」と気がつきました。(笑)

 「1812年」以降お馴染みの太鼓も加わっての合同演奏もありました。
今年は「スターウォーズ」です。
昨年の「ヤマト」のときは太鼓の部分をとってつけたようなところも多少あったのですが、「スターウォーズ」は総体的にきれいにおさまっています。
演奏前にメドレーになっている曲が演目欄に書いたとおりに紹介されたので、「あれ? 「帝国のマーチ」は?」と思ったのですが、「ダース・ベイダーのテーマ」=「帝国のマーチ」なのかーっ!
「Imperial March」とは別に「Darth Vader's Theme」というタイトルの曲があるのだと勝手に思ってたわ……。
ま、そんなことはどーでもいい話ですが。
来年はどんな曲と太鼓を合わせてくるか楽しみです。

 アンコールは「復興」と「ラデツキー行進曲」。
「復興」は演奏のあとに曲名が紹介されたこともあって、観客の反応もいまひとつような感じでした。
震災以降よく演奏されるようになったとはいえ、まだまだ馴染みのある曲ではないのでしょうね。
逆に「ラデツキー行進曲」は演奏前に曲名がされたのですが、曲名を聞いた瞬間大喜びされていた方もいらしたので、やはり「知っている曲」の方が喜ばれるのだなぁとしみじみ。
 アンコールが終わると天井から紅白のハートの形をした風船が落ちてきました。
午後は1階の真ん中ぐらいの席にいたので風船が来ること来ること。
なのでせっせと後方にトスしたのですが、どうなったやら。(笑)
  「スターウォーズ」の演奏中に何か物を落としたような音がしたと思ったら、その後も断続的に音がするので何事かと思っていたのですが。どうも風船が割れていたようです。
音の正体がわかった瞬間、知人と大笑いしました。

 その風船ですが、昨年同様観客のみなさまこぞってお持ち帰りに。
わたしも隣席(空席)に放置された風船をいただいて帰ってきました。
ホールの外にでると、またパン、パンという音が。
観客の持ち帰った風船が割れているようです。
家に帰るまでに割れている風船が結構ありそうですね。
わたしですか?
わたしはロビーに出て風船を写真におさめたら即行で空気抜きました。
ヲタクなめちゃダメですよ?(笑)

 膨らんだ状態の風船と空気を抜いた風船です。
風船にはMiddle Army Marching Festivalの文字がプリントされています。
……
……
……
マーチングフェスティバル?
ミュージックフェスティバルじゃなくて?<今気がついたらしい。
いや、確かに演目の半分はマーチングなのだけど……なんだろう、なんだかちょっともにょもにょする。(^^;
あ、武道館のアレは間違いなくマーチングフェスティバルだと思います、はい。


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【プログラム】平成25年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり その2 (プレコンサート)

 昨年から始まったロビーコンサートですが、今年はステージを使ったプレコンサート形式でした。
ロビーコンサート自体が元々はなかったものなので、プレコンサートでもあるだけ儲けものなのですが、プレ形式は演奏を聴きたいのに聴けないという状態が発生して悶々とすることが多いので、わたしはロビーコンサートでないのなら生演奏より関連映像を流してもらった方が嬉しいかも。
今回も案の定というかなんというか、前列の席の方々が立ったままでお話をされていたため舞台は全く見えないし演奏も話声に遮られるという状況に一時なってしまい、ぴぎーさん泣きそうでした。
 ロビーよりステージで演奏する方が奏者側には都合がいいとは思いますし、ロビーで立って聞くよりは座って聴けるステージでの演奏の方がいいという客層があって音楽まつりにくる観客にはステージ派の方が多いであろうということも想像はつくのですが。
「足が悪いので座って聴きたい」方もいらっしゃるでしょうが、ロビーには椅子もあるし車椅子でロビーにもでてこられます。
実際、自衛隊音の演奏会以外では足の悪い方でもロビーコンサートを楽しんでいる姿を見かけたことがあるので、そのあたりを配慮してプレ形式になっているわけでもないのでしょうね。
 タダだから、自衛隊のイベントだからという理由で来ている人が少なくない自衛隊音の演奏会の観客と、お金を払ってでも演奏を聴きたいと思っている有料の演奏会の観客を同列に考えてはいけないとは思うのですが、観客の演奏に対する興味のなさというか配慮のなさにときどき切なくなります。
 あ、もしかすると撮影対策という一面もあるのかも?

 金管八重奏が午年にちなんだ曲を演奏する旨がアナウンスされると、7人の金管奏者が舞台に登場しました。
あれ7人? 八重奏なのに? と思っていると7人のまま「一月一日」の演奏が始まります。
空き席らしいものがあることはあるのですが、そこだけ他とは違うのです。
譜面台も置いてあるので8人目の奏者の席で間違いなさそうなのですが、7人の奏者はパイプ椅子に座っているのにそこだけ箱状のものが置いてあります。
なにか演出を仕込んでいるのは明らかなのでワクワクしていたら、「一月一日」の演奏のあとに上手から馬がでてきました。
馬の被り物をして手には蹄らしきものを持って四足歩行(四つん這い)をしています。
どこからどうみても馬です。
ちなみに馬の嘶きはトランペットが務めます。
脚で演奏できるのか馬?w
と思ったのですが、なかなか器用な馬で箱に座ると自分の座った椅子を叩き始めます。
そこだけパイプ椅子でなく箱状の席だったのは叩くためだったのですね。
起用なお馬さんによるパーカーションが加わって八重奏のできあがりです。
 馬にちなんだ曲がメドレーで演奏されていきます。
「軽騎兵」のファンファーレ部分のあとに「走れコータロー」が始まったので、「ちょwww 軽騎兵どこ行ったwww」と思ったのですが、ちゃんとコータローの後から走ってきました。(笑)
「ウィリアム・テル」で始まって「ウィリアム・テル」で終わったのですが、ウィリアム・テルと馬の関係がわからないままです。
ま、いいか。
 馬は退場の際もちゃんと四足歩行で帰っていきましたよ。
あれだけ器用な前脚なら、キッチンでも何かやってそうですね。(笑)

 プレコンサートのあと各音楽隊の年男・年女、新成人を紹介する映像とUNMISS(国連南スーダン共和国ミッション)における南スーダン派遣施設隊の活動の様子を紹介する映像が流されたのですが、UNMISSの活動紹介の間中、派遣施設隊の隊歌がくりかえされていので、うっかり覚えてしまったぴぎーさんです。<記憶力の無駄遣い。


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【プログラム】平成25年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり

 兵庫県立芸術文化センターで行われた平成25年度中部方面隊音楽まつりを聴いてきましたよ?

平成25年度陸上自衛隊
中部方面隊音楽まつり

2014年1月11日(11:00開演)
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール
飛躍

【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • 一月一日
    • ウィリアム・テル 序曲~草競馬~おうま~「軽騎兵」序曲 ~走れコウタロー
  • オープニング
    • 東京オリンピックファーレ
    • 国歌斉唱「君が代」
  • 第1幕
    • 手塚治虫作品より
      鉄腕アトム~ジャングル大帝~リボンの騎士
    • 宮崎駿作品より
      ナウシカレクイエム~ねこバス~タタリ神~となりのトトロ
    • 坂本龍一作品より
      八重の桜~戦場のメリークリスマス~ライディーン
    • 秋元康作品より
      フライングゲット~桜の栞~ヘビーローテーション
  • 第2幕
    • 合戦
  • 第3幕
    • 風が吹いている
    • 栄光の架橋
  • 第4幕
    • 信号らっぱのための協奏曲
  • 第5幕
    • スターウォーズ・サーガ
      メインテーマ~ヨーダのテーマ~ダース・ベイダーのテーマ~レイア姫のテーマ~謁見の間~フォースは君と共に~メインテーマ
  • アンコール
    • 行進曲「復興」
    • ラデツキー行進曲
  • エピローグ
    • 帰らざる日々※1
    • 花は咲く※2


※1:第1回公演のみ
※2:第2回公演(招待公演)のみ
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
  • 陸上自衛隊第10音楽隊
  • 陸上自衛隊第13音楽隊
  • 陸上自衛隊第14音楽隊
  • 陸上自衛隊三河陣太鼓
  • 陸上自衛隊滋賀十戦太鼓
  • 陸上自衛隊福知山酒呑太鼓
  • 陸上自衛隊宇治鳳凰太鼓
  • 陸上自衛隊京都三施太鼓
  • 陸上自衛隊信太菊水太鼓
  • 陸上自衛隊姫路白鷺太鼓
  • 陸上自衛隊善通寺十五聯太鼓
  • 陸上自衛隊山口維新太鼓
  • 演技支援隊
  • 音楽まつり運営支援隊

 7年ぶりにはずれましたよ。
冬以降当選が皆無なのですが……頼むわ、わたしの運。
だがしか〜し!
知人が連れて行ってくれました。
ありがとう、ありがとう、ありがとう!
運より友の方が優しいわ。(;_;)


 ・開演前のBGM用のオルゴール風隊歌、新しいくなってるよーななってないよーな。
 ・はぁけんしぃせつたい~♪
 ・ロビーコンサートではなくプレコンサート……。(/_;)
 ・馬。
 ・とにかく午年。そして東京オリンピック。
 ・派手さ控えめ。
 ・でも新しい演出がいくつか。
 ・ドリルに楽隊との演奏にと太鼓大活躍。
 ・鳳凰太鼓についにキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
 ・善通寺の十五聯太鼓もキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
 ・らっぱもあるよ。
 ・風船われまくり。
 ・アンケートの「良かったと思うもの」の選択肢に「トトロの写真」を追加希望。(笑)

 超個人的メモとしてはこんな感じ。
あと今回に限った話ではないのですが、一般公演と招待公演は必ず何かを変えなければいけない決まりでもあるのかと。
何度か一般公演と招待公演の両方に行っているのですが、アンコールやロビーコンサートで必ず曲を差し替えているのです。
招待公演だけ特別な演目があるとかならわかるのですが、今回のようなMCの語りとともに奏される実質BGMなエピローグの曲をわざわざ替えてこられると、全く同じ演目だとマズいことがあるのだろうか? と思わずには……。

 そんなこんなで、これぐらい書いておけば後々思いだすには十分なのですが、グダグダと書かずにはおれない性分なので今回も長文いきますよ?
でも、さすがに分割はしておきますね。


  → プレコンサート
  → 音楽演奏
  → 自衛太鼓

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【プログラム】平成24年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり

兵庫県立芸術文化センターで行われた平成24年度中部方面隊音楽まつりを聴いてきましたよ?

平成24年度陸上自衛隊
中部方面隊音楽まつり

2013年1月27日(11:00開演)
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール
躍動 ~to the future

【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • タイム・トゥ・ セイ・グッバイ
    • クラリネットをこわしちゃった
    • ゆうがたクインテット
    • ジブリメドレー
    • アメイジング・グレイス
    • バロック・ホウダウン(ディズニーランド・エレクトリカルパレードのテーマ)
  • オープニング
    • オリジナルファンファーレ
    • 君が代
  • 第1幕
    • 信長 KING OF ZIPANGU
    • 秀吉
    • 徳川家康
    • 百万一心
    • Future of Drums
    • 龍馬伝
    • Stand Alone
    • Voyager
  • 第2幕
    • 向日葵
  • 第3幕
    • 遥かなる大地
  • 第4幕
    • エル・カミーノ・レアル
  • 第5幕
    • 組曲「宇宙戦艦ヤマト」
      I 序曲
      II 宇宙戦艦ヤマト
      III 出撃」そして
      IV 大いなる愛
  • フィナーレ
    • 行進曲
      • かけがえのない大地
      • 明日があるさ
      • ありがとう
  • プログラム表紙
    【出演】
    • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 陸上自衛隊第3音楽隊
    • 陸上自衛隊第10音楽隊
    • 陸上自衛隊第13音楽隊
    • 陸上自衛隊第14音楽隊
    • 陸上自衛隊三河陣太鼓
    • 陸上自衛隊滋賀十戦太鼓
    • 陸上自衛隊京都三施太鼓
    • 陸上自衛隊福知山酒呑太鼓
    • 陸上自衛隊信太菊水太鼓
    • 陸上自衛隊姫路白鷺太鼓
    • 陸上自衛隊山口維新太鼓
    • 在日米陸軍軍楽隊
    • 演技支援隊

    開場直後はホール内には入れなかったので、ロビーでなんとなくプログラムをひろげました。
    見開き左側に記載されている曲目は「信長」「秀吉」「徳川家康」「龍馬伝」「坂の上の雲」。
    なに、このNHKドラマテーマ曲集状態は。 ヘ(゚д゚)ノ
    そして右側には「在日米陸軍軍楽隊」の文字が。
    中方のイベントで在日米軍軍楽隊って、本物? 本物なの?(あたりまえです)
    在日米陸軍軍楽隊の出演はすごいけど、なんとなく今回のプログラム、あっさりしてるよーな気が……。

    今回はロビーコンサートがありました。
    木管4重奏で全6曲。
    曲数多め、演奏時間長めの大サービス。
    普通の演奏会と違って観客数が多いのでロビーコンサートもなかなか盛況でございました。

    オープニングの「オリジナルファンファーレ」はちょっとらっぱぽい旋律のソロで始まるファンファーレでした。
    らっぱといっても自衛隊のらっぱというよりはアメリカさんのらっぱのメロディーぽい雰囲気でしたけれど。
    毎回いろんな場所で演奏するファンファーレ隊ですが、今回は1階上手側バルコニー席で吹奏。
    下手側バルコニーにもライトが当たっていたので、それこそらっぱでも出てくるのかと期待したのですが、ライトだけでした。残念。

    第1幕は各音楽隊のドリル演奏。
    前述のとおりNHKドラマテーマ曲集と化していました。(笑)
    「Stand Alone」は歌つきで。
    自衛隊音に限らず、サラ・ブライトマン並みの音域で歌おうとして玉砕している演奏が珍しくない曲なのですが、今回はサラ・ブライトマンに倣うというムチャなことをせず、ちゃんと歌える音域(+ちょっぴり上)での演奏だったのはものすごーく良かったです。
    これとか「タイム・トゥ・ セイ・グッバイ」はこの演奏を見習って欲しい演奏が多すぎて、正直プログラムにのっていると(;´д`)な気分になるわたくしし。
    中方音と3音は自衛隊音楽まつりでやった「Voyager」を持ってきました。
    武道館のように広いステージではないので中方音楽まつりVer.です。
    それでも芸術文化センターの舞台だといっぱいいっぱいな感じですね。
    そういえば矢印がなかったような気がするのですが、わたしが見落としたのか、中方音楽まつりVer.にはなかったのかどっちだろう?
    「ボイジャー」は原曲がJOCのエレクトーン作品なのであまり好きな曲ではなかったのですが(昔からJOCのスタイルがどうにも苦手なもので)、武道館、ライブ配信、今回と聴いてるうちに「吹奏楽版はありかな」と思うようになってきました。
    まぁ、NSB版(吹奏楽版)は原曲とは別物みたいな感じなので……。
    14音は吉永雅弘氏の「百万一心」を演奏。
    「勇敢ならっぱ主」等の作曲や様々な編曲でおなじみの吉永雅弘氏によるこの曲が音楽隊の個別演奏の中で唯一自衛隊ぽかった曲でした。
    随所に耳馴染みのある吉永氏らしい音がでてくるので、まさにこれぞ自衛隊の音楽という雰囲気です。
    どうやらドリルのフォーメーションで「百万一心」の文字を書いたようですが……ごめん、わからんかったよ。(^^;
    事前に中国地方にちなんだフォーメーションがあることが紹介されていて、席も2階で上からフォーメーションを見られる場所だったのに「何の形だろう?」と真剣に悩んだあげくわかりませんでした。
    ダメじゃん、わたし。
    14音はドラムメジャーが大活躍。
    トワリングを披露したあとは、スサノオノミコトに扮して大蛇退治のパフォーマンスも。
    大蛇は八岐大蛇ではなく普通の蛇(龍みたいな姿でしたが、スサノオだけに大蛇(オロチ)でしょうね)が2匹登場。
    これを太刀(天叢雲剣?)に見立てた指揮杖で退治します。
    実は今回は14音しかドラムメジャーが表にでてこなかったので、見ごたえがありました。
    ただね、上は緑の通常演奏服、下は白に赤ライン入りのズボンという格好にはびっくりしちゃったわよ、ぴぎーさん。
    でも滅多にみることのない格好なので、ええもん見られたわー。(笑)

    第2幕は自衛太鼓。
    三河陣太鼓復活!
    良かったわ、戻ってきて。
    いつも書いていることですが、課外活動な自衛太鼓はでてこなくなるとドキドキして困ります。(;´д`)
    おなじみの合同→個別→合同という演奏順です。
    合同演奏のテーマは毎回勇壮な感じなものが選ばれているのですが今年は「向日葵」。
    なんで花なんだろう? という感じもしなくもないですが、夏の暑い日に太陽に向って咲く花、花を観賞したあとは種を食べたり油にしたり、きれいなだけの花じゃないひまわりは自衛隊らしい花といえば花かもしれません。
    個別は菊水だけが鳴り物入りでした。
    が菊水、なんかおとなしくなったままでちょっと寂しいかも。
    あの「出ると観客総取り」の菊水はもう聴けないのかなぁ。(´・ω・`)

    第3幕の各音楽隊からの選抜メンバーによる合同演奏は、中方お得意の音楽に同期したような映像を流し、楽隊自体は姿を隠して演奏するというスタイルです。
    映像の始めの方に新入隊員の入隊式の写真や入隊直後の様子の写真がでていたので、以前出席させてもらった入隊式、終了式を思い出して、おばちゃんホロっときちゃったわ。
    みんなもう一人前になってがんばってるわね、きっと。

    第4幕は在日米陸軍軍楽隊による演奏です。
    キャンプ座間からの参加の本物の(笑)米軍軍楽隊です。
    結構自衛隊音の人も混じっていたので、合同演奏という雰囲気でしたね。
    吹奏楽をやっている人に大人気な「エル・カミーノ・レアル」を演奏だったので、喜んだ人も多いのじゃないのでしょうか。
    演奏のあと在日米陸軍軍楽隊の隊員さんへのインタビューがあったのですが、米陸軍の隊員さんが登場する前に司会の隊員さん2人の「英語大丈夫ですか?」「まかせてください!」「本当ですか?」という前ふりがありまして、それを見たわたしの後ろの席の女性が「どうせ日本語喋れる人がでてくるんやろ?」と身も蓋もないつっこみをしていました。(笑)
    いやまぁそこはお約束なんで……。(^^;

    第5幕は各音楽隊からの選抜メンバー+自衛太鼓で「宇宙戦艦ヤマト」。
    N響の交響曲をスタートにわたしも大概いろんなヤマトを聴きましたが和太鼓を使ったものは初めてです。
    3曲目の「出撃」で太鼓が入るのですが、始まった瞬間はとってつけた感がもの凄くて「和太鼓入れて大丈夫なのか?!」と思ったのですが、冒頭の効果音と太鼓を追加した部分以外はむしろ普通の演奏より和太鼓の方がかっこよくはまっていたので、これからこれでいったらいいのにとまで思ってしまいました。(笑)
    終曲の「大いなる愛」は雄大だけど賑やかではない曲なのですが、こちらも自然に太鼓の音が収まっていて良い雰囲気にあがっていました。

    フィナーレは行進曲版の「かけがえのない大地」で出演者が入場してきます。
    中方音楽まつりに限らず入場用の演奏は入場が終わったらその段階で曲の途中だろうがなんだろうがブチっとそこで演奏をやめちゃうので気になってしょうがないのですが、あれ、他の人は気にならないのでしょうか?
    客席通路に入場してくる太鼓のみなさんに気をとられていて「明日があるさ」の最初の方はステージを見ていなかったのですが、ふとステージを見ると、一際テンションの高い方がお一方いるのに気づきました。
    ……えーっと、3音の佐藤隊長?(⌒-⌒; )
    ある意味、指揮者にしとくのはもったいない人だと思うぴぎーさんです。(笑)
    いつも最後にエアショットでテープが飛び出すのですが、今回はハート型の風船がいっぱい落ちてきました。
    テープと違って拾いやすいので持って帰っていた人がいっぱいいました。
    テープをかき集めて持って帰るよりは使い道がありそうな気はするのですが、気がするだけかもしれません。

    出演者が退場したあとにステージに残ったアンサンブル(5重奏)でいきものがかりの「ありがとう」が演奏されました。
    NHKの朝ドラの主題歌ですね。(^^;
    本当に今回はNHKドラマ率高かったです。

    今回はらっぱがなかったのでとってもとっても残念です。
    らっぱ~。。・゜・(ノД`)・゜・
    プログラムを見た印象どおりに全体的にわりとあっさりめなプログラムでした。
    盛りだくさんすぎてイメージが曖昧になるよりはこれぐらいシンプルな方が潔くていいと個人的には思うのですが、音楽まつりを楽しみにしている人の中には派手めのパフォーマンスを期待している人も少なくないと思いますので、加減が難しいところかと。
    とりあえず来年はらっぱが復活することを祈ります。

    そうそう、今年は公演中の撮影は禁止でした。
    まぁ、本来それがあたり前なんですけどね。

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    自衛太鼓@中部方面隊音楽まつり



    いつもストーカーのごとく自衛太鼓のあれこれを書き留めているのに、今回は一行で済ませていたので「なにがあったんだ?!」って感じですよね。(笑)
    やーね、あれで済むわけないじゃない、うふ。♥

    というわけで単独演奏順にご紹介。
    動画は件の2曲だけですが、太鼓は写真があるのよ。(撮ったんかい……)

    山口維新太鼓。
    山口駐屯地所在のチームです。
    第13旅団の太鼓なので京阪神では中方音楽まつりぐらいでしかお目にかかることができません。
    維新太鼓はもともと地元(山口)にある太鼓(福岡の小倉祇園太鼓とかそんな感じの太鼓)で、太鼓を介して地元の人たちと交流を図っている……
    みたいな感じの紹介を自衛隊音楽隊を追いかけまわし始めた頃に聞いたような気がするのですが、記憶あってるかな?(^^;


    姫路白鷺太鼓。
    姫路駐屯地所在のチームです。
    ここ白鷺と信太山の菊水が3師の太鼓の双璧かと。
    白鷺の太鼓は「白鷺の音」というのがわりと明確な感じがします。
    プログラムでも紹介されていましたがここは鳴り物を一切使いません。
    太鼓だけの音なのですが、それでも聴いていると白鷺の太鼓は結構わかったりします。
    「特科龍神太鼓」のような意欲的なオリジナル曲も持ち味です。


    福知山酒呑太鼓。
    福知山駐屯地所在のチームです。
    第3師団の太鼓ですが、案外阪神で聴く機会は少なかったりします。
    阪神には福知山より近い駐屯地がいくつもあるので、どうしてもそうなるのはしょうがないのですが……。
    背中の大江山の鬼が記憶に残っている方も多いのではないかと。


    京都三施太鼓。
    大久保駐屯地所在のチームです。
    3師の太鼓の中の成長株ですね。
    施設科の隊員さんが中心なので昨年のように災害派遣が続くとなかなか大変なことになっているようですが、少人数でもがんばっていらっしゃいます。
    ここはわりと早くから女性の部員さんが在籍されています。


    信太菊水太鼓。
    信太山駐屯地所在のチームです。
    第3師団の自衛太鼓の顔ともいえる太鼓です。
    写真を見ていただくとわかりますが、太鼓を斜めに置いてあります。
    この斜め打ちと、打ち手の腰を落とした独特の姿勢が菊水スタイルです。
    双璧の白鷺とは対照的にこちらは鳴り物もどんどん使ってきます。


    滋賀十戦太鼓。
    今津駐屯地所在のチームです。
    中部方面隊の太鼓のリーダーですが、第10師団の太鼓になるので京阪神では中部方面隊全体のイベントぐらいでしか聴く機会がありません。
    今津まで足を伸ばして聴いていただいても損はないかっこいい太鼓です。
    昨年の中方記念行事では「男前十戦太鼓チーム」と紹介されていましたが、今回は女性もいらっしゃいました。


    単独演奏の間は上手側、下手側のどちらかで別のチームのメンバーが1人(もしくは2人)でてきて独演でつないでいました。
    こんな感じ。


    かっこよすぎるわ。
    終演後のお見送りで最後の最後まで「一緒に写真撮ってください」攻撃にあっていたのは太鼓の人たちでしたので、思うことはみんな同じと。(笑)

    そういえば先日の3音定期のとき、「なんだか今回は菊水ぽくなかった感じが……」と書いたのですが、やっぱり今回もちょっとおとなしめな感じが……。
    と思っていたら、さっき今更ながら気がついたのですが、プログラムの菊水の紹介文に「新生菊水太鼓の演奏をお楽しみ下さい。」との一文が。
    し、新生って……生まれかわっちゃったのか、菊水?!
    いつの間にっ!(^^:
    ま、女性部員の新加入もありましたしね。
    というわけで、今年は信太山の記念行事ははずせないなー。
    新生菊水をじっくり確認してこなきゃならんしね。(そういうところがストーカーみたいなんですよ、ぴぎーさん)




    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 05:16 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    【動画】消灯@「勇敢なるらっぱ手」(平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり)

    頚椎ヘルニアをものともせず、気合と根性で撮影してきた曲、その2。
    らっぱドリルから、「勇敢なるらっぱ手」の消灯らっぱと「この国は」です。


    消灯らっぱ@「勇敢なるらっぱ手」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター



    合唱@「この国は」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター





    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 08:57 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    【動画】合唱&大砲@大序曲「1812年」(平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり)

    好きすぎて「1812年」と「らっぱドリル」を撮影してしまいました。
    まわりの人、すまんかった。

    いや、別に撮影禁止だったわけではないですよ。※フラッシュの使用禁止については再々注意が流れていました。
    わたしの後ろの人なんて、ずーっと「ピッ(フォーカス音)」「カシャ(シャッター音)」をやってましたし。
    わたしは液晶を殺して撮るので気を抜くとフレームがズレていたりするのですが、細かいことは気にしてはいけません。(わりとそこらへんは大雑把)

    とりあえず「カメラは自分の身体の幅と高さの範囲から出さない」「身体はなるべく動かさない」という固まった姿勢で撮影するようにしているので(隣席や後方席の人に極力迷惑をかけないためです)、たったこれだけ撮っただけでも肩がパンパンです。
    頚椎ヘルニアもちなのに何やってんだか。
    うんまぁ、それだけこの曲は撮っておきたかったということで。(笑)


    合唱@大序曲「1812年」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター



    大砲@大序曲「1812年」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター





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    【プログラム】平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり

    兵庫県立芸術文化センターで行われた平成23年度中部方面隊音楽まつりを聴いてきましたよ?

    平成23年度陸上自衛隊
    中部方面隊音楽まつり

    2012年3月3日(11:00開演)
    兵庫県立芸術文化センター
    KOBELCO大ホール
    誇りと輝き そして未来へ

    【演奏曲目】
    • オープニング
        • サムライ~一途な想い~(神田文雄)
      • 国歌吹奏
        • 君が代(林廣守)
    • 第1幕
      • 第1景 らっぱドリル
        • 陸軍分列行進曲(C.ルルー)
        • 勇敢なるらっぱ手(吉永雅弘)
        • この国は(古関裕而)
      • 第2景 サックスアンサンブル
        • ムーンライトセレナーデ(G.ミラー)
        • イン・ザ・ムード(G.ミラー)
      • 第3景 打楽器アンサンブル
        • ドラムラインパフォーマンス()
        • リベルタンゴ(A.ピアソラ)
      • 第4景 ハンドベル演奏
        • 夜空の向こう(川村由花)
        • ひまわり(葉加瀬太郎)
    • 第2幕
      • 和太鼓演奏
        • 輝き(阪本誠也)
    • 第3幕
      • 合同演奏
        • ボレロ(M.ラヴェル)
      • 合同演奏
        • 大序曲「1812年」(P.I.チャイコフスキー)
    • フィナーレ
      • 行進曲
        • かけがえのない大地(神田文雄)
      • 合唱
        • 翼を下さい(村井邦彦)
      • サックス5重奏
        • 栄光への架け橋(北川悠仁)
    プログラム表紙
    【出演】
    • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 陸上自衛隊第3音楽隊
    • 陸上自衛隊第10音楽隊
    • 陸上自衛隊第13音楽隊
    • 陸上自衛隊第14音楽隊
    • 陸上自衛隊滋賀十戦太鼓
    • 陸上自衛隊姫路白鷺太鼓
    • 陸上自衛隊京都三施太鼓
    • 陸上自衛隊福知山酒呑太鼓
    • 陸上自衛隊信太菊水太鼓
    • 陸上自衛隊山口維新太鼓

    今年から事前座席指定になりました。
    年々開場待ち列ができるのが早くなっている感じだったので事前指定が一番無難だと思います。
    どんな席になったとしても(゜ε゜)キニシナイ!!

    「サムライ」は「かけがえのない大地」の神田文雄氏の作曲。
    初演?
    プログラムでもMCでも曲に関する言及がなかったので詳細不明ですが、多分今回のために用意された曲でないかと。
    陸上自衛隊の活躍を紹介する映像にあわせて演奏されます。
    ポップスっぽい旋律が随所に見られるのでこういう趣旨の曲にしてはちょっと珍しい? と思ったのですが、ある意味「劇伴」なのかなーとも思ったり。
    らっぱドリルのらっぱは今年も音楽隊員です。
    選抜らっぱ隊を編成するよりやりやすく、演奏も安定しているからだとは思うのですが、らっぱ手のらっぱが聴きたいかもー。
    でも、うまい、というか音の良さは音楽隊員のらっぱ隊だとはずれがないしなぁ。
    どっちも聴きた~いっ!<超自分勝手。(笑)
    「勇敢なるらっぱ手」は前東方音隊長の吉永雅弘氏の曲。
    吉永氏が1音の隊長だった頃の第1師団の周年記念曲……だったかな、確か?
    陸上自衛隊のらっぱ譜「消灯」の旋律がでてきます。
    行進曲なので勇壮な「消灯」です。
    寝るどころか、ベットから飛び起きて歩きそうですよ?(笑)

    サックスアンサンブルはパフォーマンスたっぷりに。
    これ見ててふと思ったのですが、在日米軍のバンドって、やっぱり感覚とかが日本のバンドとは別物なのだなーと。
    演奏やパフォーマンスの上手い下手とか、どっちが良いよか悪いという話ではなくて、単純に感覚の種類が違うんだなと。
    ま、そうやってバンドによっていろいろ違うからこそおもしろいわけなのですが。
    3月3日ということで演奏の中に「うれしいひな祭り」をはさんでくるという小ネタがあったのですが、招待公演の方では「さくら」にかえてあるんですよね。
    どういう理由なんだろう?

    「リベルタンゴ」は只今人気上昇中の3音隊長がご自身の専門であるマリンバで演奏に参加でした。
    いやもうなんていうか、マリンバを叩いている姿も指揮をする姿と一緒なんですよね。(笑)
    そういえば中方音にいらしたときのマリンバもこんな感じだったなーと思いだして、「明日があるさ」の踊る指揮者状態は驚くことでもなんでもなく、むしろあの状態の方が平常なのか……と思った次第でございます。
    「夜空の向こう」「ひまわりはハンドベルの演奏。
    昨年は女性隊員による演奏でしたが、今年男性隊員大活躍です。
    ハンドベルというと上向けに持ったベルを前に向かって振るリングと呼ばれる奏法を思いだす方が多いでしょうが、実はベルをマレットで叩いたりすることもあります。
    今回はそのマレットが登場しました。
    ハンドベルだけのコンサートでもないと目にする(耳にする?)機会のない演奏方法なので、見られたのはラッキー。
    自衛太鼓は……あれ、三河陣太鼓は?
    いつも維新太鼓が抜けるんじゃないとドキドキしているのですが、まさか三河陣太鼓が抜けるとは。(^^;

    「ボレロ」と「1812年」は「音楽まつりだからできる」という意味で実に音楽まつりらしい演奏でした。
    「ボレロ」は各楽器のソロが客席中央の通路を演奏しながら横断していったり、バルコニー席の3階や4階でバンダが演奏したりと、芸術文化センターという会場を活用。
    席によっては舞台以外の演奏の様子が全然見えないため、身体を乗り出してキョロキョロ、立ち上がってまで上を覗き込む人も。
    ドリルではなくて普通の座演なので、バンダの姿が見えなくてもなんの問題もないのですが(バンダってそんなものですしね)、それはそこ、見たくなるのが人情というもので。(演奏会慣れしてない人は特に)
    でもね、立ち上がって振り返っても座席の構造上、自分の上は見えないんですよね。(^^;

    「1812年」は本当に「音楽まつりだからこそ」な演奏で秀逸でした。
    個人的には「神よ汝の民を救い」の合唱がついにコンサートホールにのったことが嬉しいです。
    あの合唱を野外演奏だけで終わらせておくのはもったいなさすぎます。
    管弦楽の演奏では冒頭のロシア正教の聖歌「神よ汝の民を救い」の旋律の部分を合唱にして演奏する場合が稀にありますが(もちろんロシア語で歌われるわけですが)原曲に合唱の指示はありません。
    「大砲を使った自衛隊の「1812年」」がテレビ等で紹介され有名になって以降、りゅう弾砲を使用しての「1812年」の演奏が各地記念行事の際のイベントの目玉みたいになっていたりしました。
    そんな中、中部方面隊の記念行事のイベントの1つとして登場した「1812年」は合唱、それも日本語歌詞の合唱をつけて、他所で演奏される「1812年」とは決定的な差別化をつけてきたのでした。(155mmのFHを使用したというのも装備ヲタクさん向けの差別化の一環なのかもしれませんが。(笑))
    それだけでもすごいのですが、記念行事向けの1回きりのイベント演奏に終わらせず、音楽隊のレパートリーに加えちゃってたそがれコンサートのような普通の演奏会にものせちゃうというのが、中方音らしいというかなんというか。
    本当に中方音のこういうところ、大好きです。
    合唱も回を重ねるごとに良くなっていますね。
    コンサートホールで聴く「神よ汝の民を救い」はとてもきれいに聞こえました。
    そして大砲。
    どんな演出を仕掛けてくるのかとわくわくしていたのですが……
    自衛太鼓キタ━(゚∀゚)━!
    客席中央にベルが1台と長胴がずらーっと。
    白鷺太鼓の「特科龍神太鼓」でも見事に特科の火器を表現していた和太鼓なので、ヘタに録音のFHの発射音を使うより、らしい音がします。
    できすぎな演出にそれだけで顔が揺るんできたのですが、今度は舞台両袖から三尺が3つずつでてきて、また大砲をドーン! と。
    うーん、和太鼓を持ってくるとは……やるな、中部方面隊!
    あとは「終曲後のあとの1発をつ~け~て~」という感じだったのですが、最後に三尺、長胴合わせてドーン! と盛大に発射してくれました。(笑)
    おう、これだ、これだ。
    自衛隊の「1812年」はこれがないとー。

    「かけがえの大地」は出演者の入場用なので途中までの演奏です。
    「翼をください」は音楽まつり系のイベントのフィナーレではわりと良く演奏される曲です。
    吹奏楽版に合唱と手話付きのアレンジがあるので、個人的には同じようにフィナーレでよく使われる「明日があるさ」とか「ふるさと」みたいな曲よりは、フィナーレ向きのような気がしています。
    手話そのままでなくとも、手振りをつけやすいので雰囲気を盛り上げやすいと思うのですよね。
    そういう意味では今回の「翼をください」はステップだけのおとなしい感じのものでした。
    ただ、上手側の隊員さんが一人手振りつけまくりだったので目が釘付けになってしまいました。(笑)
    ちょっとお顔はわからなかったのですが、白いスカーフをされていたので音楽科の方だと思います。
    手振りつきの「翼をください」をやったことのある部隊の隊員さんなのでしょうね。

    最後はサックスアンサンブルの演奏する「栄光の架け橋」にのって、みなさん退場して終演。
    いままでのいろいろ盛りだくさんで明るく派手なお祭り的な音楽まつりに比べるとちょっと控えめな感じでしたが、逆に音楽まつでなければできない演奏がたくさんで、ぴぎーさん的には大満足。
    宝塚の人を呼んで華やかさを演出したり、外部の司会者起用するより、今回みたいな演出の方がわたしは自衛隊の音楽イベントらしくて大好きです。
    ありあまる予算が使えるようになったとしても今回みたいな路線でいって欲しいなぁ……などと思ったり。

    そうそう、今年はね、まだ人が少なくて会場がそれ程ざわざわしていない時間に行って「中部方面隊歌」の全曲オルゴール風と「未来」のオルゴール風を録音してきました。
    館内放送なのであまりきれいに撮れていませんが、「中部方面隊歌」コレクション(集めとんのかいっ!)が増えて嬉しい。(*^^*)
    え? 狙いどころがおかしい?
    いいじゃん、別に~。(゜ε゜)




    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 11:30 PM | comments (5) | trackback (x) |


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    タンバリン 2

    「惑星」以外にタンバリンが注目を浴びた演目がもう1つ。
    陸音合同の打楽器ドリルです。
    ドリルの中にタンバリンを使ったパフォーマンスがありました。
    メンバーの中心で元気に演技する小柄な女性隊員の姿に、うしろのおばさまたちが「まぁ、かわいい!」と。
    彼女と頭一つ分ぐらい体格が違って見える男性隊員もいたので、ぴぎーさんは「その「かわいい」にはおいちゃんたちも含くまれてるのか?」と心の中でつっこんでしまいました。(笑)
    いや、どう考えても彼女ピンポイントで「かわいい」だろうなぁ。
    本当にかわいかったですしね。




    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 11:55 PM | comments (0) | trackback (x) |


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