【プログラム】平成24年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり

兵庫県立芸術文化センターで行われた平成24年度中部方面隊音楽まつりを聴いてきましたよ?

平成24年度陸上自衛隊
中部方面隊音楽まつり

2013年1月27日(11:00開演)
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール
躍動 ~to the future

【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • タイム・トゥ・ セイ・グッバイ
    • クラリネットをこわしちゃった
    • ゆうがたクインテット
    • ジブリメドレー
    • アメイジング・グレイス
    • バロック・ホウダウン(ディズニーランド・エレクトリカルパレードのテーマ)
  • オープニング
    • オリジナルファンファーレ
    • 君が代
  • 第1幕
    • 信長 KING OF ZIPANGU
    • 秀吉
    • 徳川家康
    • 百万一心
    • Future of Drums
    • 龍馬伝
    • Stand Alone
    • Voyager
  • 第2幕
    • 向日葵
  • 第3幕
    • 遥かなる大地
  • 第4幕
    • エル・カミーノ・レアル
  • 第5幕
    • 組曲「宇宙戦艦ヤマト」
      I 序曲
      II 宇宙戦艦ヤマト
      III 出撃」そして
      IV 大いなる愛
  • フィナーレ
    • 行進曲
      • かけがえのない大地
      • 明日があるさ
      • ありがとう
  • プログラム表紙
    【出演】
    • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 陸上自衛隊第3音楽隊
    • 陸上自衛隊第10音楽隊
    • 陸上自衛隊第13音楽隊
    • 陸上自衛隊第14音楽隊
    • 陸上自衛隊三河陣太鼓
    • 陸上自衛隊滋賀十戦太鼓
    • 陸上自衛隊京都三施太鼓
    • 陸上自衛隊福知山酒呑太鼓
    • 陸上自衛隊信太菊水太鼓
    • 陸上自衛隊姫路白鷺太鼓
    • 陸上自衛隊山口維新太鼓
    • 在日米陸軍軍楽隊
    • 演技支援隊

    開場直後はホール内には入れなかったので、ロビーでなんとなくプログラムをひろげました。
    見開き左側に記載されている曲目は「信長」「秀吉」「徳川家康」「龍馬伝」「坂の上の雲」。
    なに、このNHKドラマテーマ曲集状態は。 ヘ(゚д゚)ノ
    そして右側には「在日米陸軍軍楽隊」の文字が。
    中方のイベントで在日米軍軍楽隊って、本物? 本物なの?(あたりまえです)
    在日米陸軍軍楽隊の出演はすごいけど、なんとなく今回のプログラム、あっさりしてるよーな気が……。

    今回はロビーコンサートがありました。
    木管4重奏で全6曲。
    曲数多め、演奏時間長めの大サービス。
    普通の演奏会と違って観客数が多いのでロビーコンサートもなかなか盛況でございました。

    オープニングの「オリジナルファンファーレ」はちょっとらっぱぽい旋律のソロで始まるファンファーレでした。
    らっぱといっても自衛隊のらっぱというよりはアメリカさんのらっぱのメロディーぽい雰囲気でしたけれど。
    毎回いろんな場所で演奏するファンファーレ隊ですが、今回は1階上手側バルコニー席で吹奏。
    下手側バルコニーにもライトが当たっていたので、それこそらっぱでも出てくるのかと期待したのですが、ライトだけでした。残念。

    第1幕は各音楽隊のドリル演奏。
    前述のとおりNHKドラマテーマ曲集と化していました。(笑)
    「Stand Alone」は歌つきで。
    自衛隊音に限らず、サラ・ブライトマン並みの音域で歌おうとして玉砕している演奏が珍しくない曲なのですが、今回はサラ・ブライトマンに倣うというムチャなことをせず、ちゃんと歌える音域(+ちょっぴり上)での演奏だったのはものすごーく良かったです。
    これとか「タイム・トゥ・ セイ・グッバイ」はこの演奏を見習って欲しい演奏が多すぎて、正直プログラムにのっていると(;´д`)な気分になるわたくしし。
    中方音と3音は自衛隊音楽まつりでやった「Voyager」を持ってきました。
    武道館のように広いステージではないので中方音楽まつりVer.です。
    それでも芸術文化センターの舞台だといっぱいいっぱいな感じですね。
    そういえば矢印がなかったような気がするのですが、わたしが見落としたのか、中方音楽まつりVer.にはなかったのかどっちだろう?
    「ボイジャー」は原曲がJOCのエレクトーン作品なのであまり好きな曲ではなかったのですが(昔からJOCのスタイルがどうにも苦手なもので)、武道館、ライブ配信、今回と聴いてるうちに「吹奏楽版はありかな」と思うようになってきました。
    まぁ、NSB版(吹奏楽版)は原曲とは別物みたいな感じなので……。
    14音は吉永雅弘氏の「百万一心」を演奏。
    「勇敢ならっぱ主」等の作曲や様々な編曲でおなじみの吉永雅弘氏によるこの曲が音楽隊の個別演奏の中で唯一自衛隊ぽかった曲でした。
    随所に耳馴染みのある吉永氏らしい音がでてくるので、まさにこれぞ自衛隊の音楽という雰囲気です。
    どうやらドリルのフォーメーションで「百万一心」の文字を書いたようですが……ごめん、わからんかったよ。(^^;
    事前に中国地方にちなんだフォーメーションがあることが紹介されていて、席も2階で上からフォーメーションを見られる場所だったのに「何の形だろう?」と真剣に悩んだあげくわかりませんでした。
    ダメじゃん、わたし。
    14音はドラムメジャーが大活躍。
    トワリングを披露したあとは、スサノオノミコトに扮して大蛇退治のパフォーマンスも。
    大蛇は八岐大蛇ではなく普通の蛇(龍みたいな姿でしたが、スサノオだけに大蛇(オロチ)でしょうね)が2匹登場。
    これを太刀(天叢雲剣?)に見立てた指揮杖で退治します。
    実は今回は14音しかドラムメジャーが表にでてこなかったので、見ごたえがありました。
    ただね、上は緑の通常演奏服、下は白に赤ライン入りのズボンという格好にはびっくりしちゃったわよ、ぴぎーさん。
    でも滅多にみることのない格好なので、ええもん見られたわー。(笑)

    第2幕は自衛太鼓。
    三河陣太鼓復活!
    良かったわ、戻ってきて。
    いつも書いていることですが、課外活動な自衛太鼓はでてこなくなるとドキドキして困ります。(;´д`)
    おなじみの合同→個別→合同という演奏順です。
    合同演奏のテーマは毎回勇壮な感じなものが選ばれているのですが今年は「向日葵」。
    なんで花なんだろう? という感じもしなくもないですが、夏の暑い日に太陽に向って咲く花、花を観賞したあとは種を食べたり油にしたり、きれいなだけの花じゃないひまわりは自衛隊らしい花といえば花かもしれません。
    個別は菊水だけが鳴り物入りでした。
    が菊水、なんかおとなしくなったままでちょっと寂しいかも。
    あの「出ると観客総取り」の菊水はもう聴けないのかなぁ。(´・ω・`)

    第3幕の各音楽隊からの選抜メンバーによる合同演奏は、中方お得意の音楽に同期したような映像を流し、楽隊自体は姿を隠して演奏するというスタイルです。
    映像の始めの方に新入隊員の入隊式の写真や入隊直後の様子の写真がでていたので、以前出席させてもらった入隊式、終了式を思い出して、おばちゃんホロっときちゃったわ。
    みんなもう一人前になってがんばってるわね、きっと。

    第4幕は在日米陸軍軍楽隊による演奏です。
    キャンプ座間からの参加の本物の(笑)米軍軍楽隊です。
    結構自衛隊音の人も混じっていたので、合同演奏という雰囲気でしたね。
    吹奏楽をやっている人に大人気な「エル・カミーノ・レアル」を演奏だったので、喜んだ人も多いのじゃないのでしょうか。
    演奏のあと在日米陸軍軍楽隊の隊員さんへのインタビューがあったのですが、米陸軍の隊員さんが登場する前に司会の隊員さん2人の「英語大丈夫ですか?」「まかせてください!」「本当ですか?」という前ふりがありまして、それを見たわたしの後ろの席の女性が「どうせ日本語喋れる人がでてくるんやろ?」と身も蓋もないつっこみをしていました。(笑)
    いやまぁそこはお約束なんで……。(^^;

    第5幕は各音楽隊からの選抜メンバー+自衛太鼓で「宇宙戦艦ヤマト」。
    N響の交響曲をスタートにわたしも大概いろんなヤマトを聴きましたが和太鼓を使ったものは初めてです。
    3曲目の「出撃」で太鼓が入るのですが、始まった瞬間はとってつけた感がもの凄くて「和太鼓入れて大丈夫なのか?!」と思ったのですが、冒頭の効果音と太鼓を追加した部分以外はむしろ普通の演奏より和太鼓の方がかっこよくはまっていたので、これからこれでいったらいいのにとまで思ってしまいました。(笑)
    終曲の「大いなる愛」は雄大だけど賑やかではない曲なのですが、こちらも自然に太鼓の音が収まっていて良い雰囲気にあがっていました。

    フィナーレは行進曲版の「かけがえのない大地」で出演者が入場してきます。
    中方音楽まつりに限らず入場用の演奏は入場が終わったらその段階で曲の途中だろうがなんだろうがブチっとそこで演奏をやめちゃうので気になってしょうがないのですが、あれ、他の人は気にならないのでしょうか?
    客席通路に入場してくる太鼓のみなさんに気をとられていて「明日があるさ」の最初の方はステージを見ていなかったのですが、ふとステージを見ると、一際テンションの高い方がお一方いるのに気づきました。
    ……えーっと、3音の佐藤隊長?(⌒-⌒; )
    ある意味、指揮者にしとくのはもったいない人だと思うぴぎーさんです。(笑)
    いつも最後にエアショットでテープが飛び出すのですが、今回はハート型の風船がいっぱい落ちてきました。
    テープと違って拾いやすいので持って帰っていた人がいっぱいいました。
    テープをかき集めて持って帰るよりは使い道がありそうな気はするのですが、気がするだけかもしれません。

    出演者が退場したあとにステージに残ったアンサンブル(5重奏)でいきものがかりの「ありがとう」が演奏されました。
    NHKの朝ドラの主題歌ですね。(^^;
    本当に今回はNHKドラマ率高かったです。

    今回はらっぱがなかったのでとってもとっても残念です。
    らっぱ~。。・゜・(ノД`)・゜・
    プログラムを見た印象どおりに全体的にわりとあっさりめなプログラムでした。
    盛りだくさんすぎてイメージが曖昧になるよりはこれぐらいシンプルな方が潔くていいと個人的には思うのですが、音楽まつりを楽しみにしている人の中には派手めのパフォーマンスを期待している人も少なくないと思いますので、加減が難しいところかと。
    とりあえず来年はらっぱが復活することを祈ります。

    そうそう、今年は公演中の撮影は禁止でした。
    まぁ、本来それがあたり前なんですけどね。

    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 11:38 PM | comments (5) | trackback (x) |


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    【プログラム】平成24年度自衛隊音楽まつり (自衛太鼓)

    自衛太鼓

    のぼりの色が白から黒にっ!
    今回一番驚いたのがそこなので一番最初に書いておきました。(笑)

    プログラムメモでも書きましたが、今年は13チームの出演です。
    陸から11、空から2つ。
    空が2つというのは珍しいですね。
    ここ何年か海(八戸華炎太鼓)がでていないのが寂しいところです。

    今年の初登場(多分)は北方の名寄朔北太鼓。
    あと、東方の習志野空神士魂太鼓と西方の小倉ひびき太鼓がかおひさしぶり組です。
    空神が10年ぶり、ひびきが9年ぶり。
    九州のひびきはともかく、関東の空神がこれだけ長期間出てこなかったのは意外な感じですが、課外活動でやっているだけに武道館に出てこられるような状況(練度の問題だけではなく、部員の増減とか練習環境なども含めての話)を維持するのは大変なのでしょうね。
    何年か前の話しですが、練習の際はまず練習場所を探すところから始まる……というチームもあったぐらいですし(今はちゃんと練習場所できたのかなぁ)、隊員の移動の多い部隊なので部員の入れ替わりが多いという話もときどき聞きます。
    どこのチームもいろいろ問題を抱えつつがんばっている現状では、多くの太鼓チームにとっては武道館への道はなかなか遠くて険しい道なのかもしれません。

    今年の出演チームの写真です。
    北から順番になっています。

    北海自衛太鼓

    北海自衛太鼓
    陸上自衛隊幌別駐屯地(北海道)


    名寄朔北太鼓

    名寄朔北太鼓
    陸上自衛隊名寄駐屯地(北海道)


    八戸陣太鼓

    八戸陣太鼓
    陸上自衛隊八戸駐屯地(青森)


    船岡さくら太鼓

    船岡さくら太鼓
    陸上自衛隊船岡駐屯地(宮城)


    朝霞振武太鼓

    朝霞振武太鼓
    陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京)


    武山自衛太鼓

    武山自衛太鼓
    陸上自衛隊武山駐屯地(神奈川)


    習志野空神士魂太鼓

    習志野空神士魂太鼓
    陸上自衛隊習志野駐屯地(千葉)


    滋賀十戦太鼓

    滋賀十戦太鼓
    陸上自衛隊今津駐屯地(滋賀)


    姫路白鷺太鼓

    姫路白鷺太鼓
    陸上自衛隊姫路駐屯地(兵庫)


    熊本八特太鼓

    熊本八特太鼓
    陸上自衛隊北熊本駐屯地(熊本)


    小倉ひびき太鼓

    小倉ひびき太鼓
    陸上自衛隊小倉駐屯地(福岡)


    空自入間修武太鼓

    空自入間修武太鼓
    航空自衛隊入間基地(埼玉)


    空自芦屋祇園太鼓

    空自芦屋祇園太鼓
    航空自衛隊芦屋基地(福岡)



    こんな感じです。
    写真が小さいのですが、それでもなんとなく太鼓ごとに雰囲気が違うのがおわかりに……なりませんか、すみません。
    あまり写真を大きくするとメモが縦に伸びる一方ななので、これぐらい勘弁してください。
    文字数減らせと? ごもっともで。(^^;

    空2つが鳴り物の入りのなかなか派手な太鼓でした。
    修武は笛に団扇太鼓や抱え太鼓。
    祇園はチャッパ。
    今年は陸の太鼓がどこも鳴り物を使わなかったので特に際立っていました。
    祇園は前回どこで鳴り物がなっているのかを見つけるのに苦労したのですが、前回学習したおかげで今回はすぐに見つけました。(笑)

    修武はあの「腹筋をめちゃくちゃ使いそうな」独特な姿勢はやめて、前述のような自由に動ける楽器を使って躍動感のある太鼓となっていました。
    今年は陸の全ての太鼓のあとに空2つが続けてという演奏順だったこともあって、修武の演奏が始まった瞬間、わたしのまわりでは声があがっていましたよ。

    音楽まつりを「観る」なら、フォーメーションが上から見られる2階席がいいのですが、わたしは太鼓の振動を感じたいので基本1階席に行くようにしています。
    今年はいつになく振動がすごかった気がします。
    「振動を感じる」というのを通り越して、痺れたような感覚を味わいました。
    わたしはわりと毎回似たような位置で聴いているので、位置のせいではないと思うのですが、太鼓の総数が多かったのかな?

    あ、あとね、十戦のあの長い上着、中方音のサッシュ並みにずるいですw
    太鼓を打つたびに長い裾が舞うのが格好良すぎっ!

    十戦・修武


    | 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 09:56 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    【プログラム】平成24年度自衛隊音楽まつり (音楽隊)

    国旗入場

    いつも書いていることですが、わたしは演奏前の演奏曲目の確認というのをあまりしません。
    音楽まつりは出演者が気になるのでプログラムは開きますが、それでも曲目にきっちりと目を通すということはしないです。
    でも、開演前に流れる出演者へのインタビューをしっかり観ていると半分ぐらいは曲目がわかります。
    曲目どころかドリルの内容だって一部わかっちゃいますしよ。(笑)

    開場前、オルゴール風のメロディーが漏れ聞こえてきたので、「ああ今年の最後はゆずなんだなー」と思って聞いていました。
    既存のオルゴール曲を使用しているのではなく、わざわざ作っているっぽいので、わたしはこのオルゴール風のBGMを結構楽しみにしています。
    何年間分かまとめてCDにすればいいのに。
    音楽まつりの自衛隊グッズ売店とかPXに置いたら、癒しの音楽CDとして隠れた人気商品になるかもですよ?(笑)

    今年は「七彩の奥羽国」ので幕開けです。
    「七彩の奥羽国」自衛隊の中で今のトレンドなのかしら?
    最近よく演奏されますよね。
    トランペットソロが観客をひきつけます。
    なんかオープニングからいきなり侵略されかかってびっくりですが、自衛隊の手で平和を取り戻し((「七彩の奥羽国」はそういうストーリーの曲です)無事音楽まつりもスタートです。

    プログラム順ではなく楽隊ごとにつらつらと……。
    中音は行進曲を2曲。
    「名声と栄光」は好きな曲なの演奏があるとわかってわくわくしでした。

    終曲前のこのあたりがぴぎーさんのお気に入り。
    「1・2・1・2」で歩くのではなく、「1と2と1と2と」で歩いているのがツボです。
    だから左右に分かれてからはツボってなくて普通に見てました……って、わけのわからない上にピンポイントすぎなツボだよ、ぴぎーさん。
    ちなみに2007年に北方音と東方音が合同演奏したときも、このメロディーをこの拍で前進してきたので、ぴぎーさん、いろんな意味で大変なことになっていましたw
    北方音と東方音が演奏したときは歌詞がついていたのですが、今回そのときの歌詞を脳内で力一杯歌いきったことはナイショですw

    海上自衛隊東京音楽隊東京音は海にちなんだ曲を選曲。
    パーカッションの隊員さんがいつもどおり歌いながら楽しげに太鼓叩いていました。
    やっぱりああいう雰囲気の奏者がいるのはいいですね。
    「遥かな海へ」は最初のあたりだけを演奏したのですが「出港用意!」の掛け声はちゃんとありました。
    号笛は女性の方が吹いていたので、ちょっと意外な感じが。
    女性が乗っている艦もあるとはいえ、海自の場合やっぱり艦艇=男性のイメージが大きいので……。
    今回はどこの港から出港したのでしょうか、普段はいないかもめが飛びまわっていましたよ?(元々はついていないかもめの鳴き声が流れました)
    出港したまままだ戻ってきていないので気がかりです。(笑)
    「軍艦」の前に帰ってくるか、最後の「イージス」で入港(帰港=航海の終わり=音楽まつの終わりという意味で)するのを期待していたのですが……。
    長期航海のようですね、ご安航を祈ります。

    航空自衛隊航空中央音楽隊空中音のドリルは今年はフラッグと楽隊が混ざり合っての演技でした。
    いままではフラッグはフラッグで集まって、楽隊は楽隊で演技をして、2つのドリルが同時進行しているような感じでしたが、今年は大きな1つのドリルになっています。
    大きな旗を振りまわすガードと楽隊が混じって演技をするというのは大変でしょうね。
    空中音、1つだけ残念だったのは、いつもの大きな布が演技者の上をさーっと広がっていくあれがなかったことです。
    あれ好きだったので、なくなると寂しいです。(´・ω・`)

    陸上自衛隊東部方面音楽隊東方音は「オリンピック関連の曲と東京にまつわる曲を選曲」だそうです。
    昨年だか一昨年だかも東京云々言ってたんじゃなかったっけ? ……と思ったのですが今年は「フォーメーションも東京を意識したドリル」という話でした。
    ステージを暗くしてライトをだしてきたのでライトはわりと珍しいなと思ったのですが、よく見たら東京タワー(「銀座カンカン娘」)とスカイツリー(「MAP」)です。
    おお、本当にフォーメーションも東京だ!
    音楽まつり序盤からなかなかすごいものがでてきました。

    陸上自衛隊中部方面音楽隊中方音は「関西人ならではのノリとパワー」で。
    「関西人ならではのノリ」……公言しちゃったよ。(笑)
    まぁとにかく中方音のドリルは本当によく動きます。
    動くというか走りまわっています。
    跳ねて、声をだして、確かにすごいパワーです。
    でも、最初から最後まで動きまわっているわけではなく、緩急のメリハリもはっきりしています。
    このあたりも関西人的感覚なのかもしれませんね。
    激しい動きに合わせて背中でひらひらと舞う赤いサッシュがまた格好いいんですよ、中方音。
    あれって、サッシュの視覚効果とかも絶対考えた上で、あの制服で出ていますよね。(笑)
    他と違う白い制服で他所との差別化をはかるのはもちろんですが、舞い踊る赤いサッシュで格好良さが倍増……ということに、めだってなんぼの関西人が気づかんはずはないっ!(断言)

    15音は師団音楽隊ですが沖縄復帰40周年記念ということで単独演奏で出演です。
    第15旅団エイサー隊は第1混成団が第15旅団に改編される前にも出演していますが、同じ那覇に駐屯する15音と共に出演するのはもちろん初めてです。
    「ダイナミック琉球」が良い演奏でした。
    これはあくまでも個人的な好みなのですが、原曲であるイクマあきら氏の曲はアレンジがちょっとものたりなく、成底ゆう子氏のバージョンは女声なのがものた
    りないという印象だったので、15音とエイサー隊の「ダイナミック琉球」はぴぎーさんの「あったらいいな」を形にしてみた「ダイナミック琉球」」という感
    じです。
    音楽隊の演奏はこういう「あったらいいな」という演奏が聴けることが結構あるので止められないのかもしれません。
    エイサーそのものはこちらでもたまに観る機会はあるのですが、自衛隊のエイサーは物理的な意味での「力」が段違いだなと思います。
    沖縄本土で行われているエイサーなんかだと物理的な意味あいではない力が物理的な力以上ののものを見せているものもみかけますが、一般的には想いや願いといった類のものをより強く表現させるには力も必要なことは事実です。
    なのでそういう意味では基礎体力のある自衛官によるエイサーが他のものより力強く感じるのは当然といえば当然かもしれません。
    エイサーに限らず、自衛太鼓や東北方のさんさ踊りといった祭り事的なものは自衛隊のもつ「力」の部分が遺憾なく発揮されているからこしファンが多いのでしょうね。
    でもね、中方の阿波踊りのパワーだけはまた別のパワーだと思うわ、ぴぎーさん。(笑)


    米太平洋陸軍軍楽隊米太平洋陸軍軍楽隊は毎年参加の在日米陸軍軍楽隊に在アラスカ、在ハワイ、在韓国の各音楽隊のメンバーが加わった混成部隊です。
    近い韓国はともかく、アラスカ、ハワイにはびっくり。
    サンフランシスコ平和条約60周年ということで日付変更線越えての参加です。
    4つのドラムに描かれたエンブレムがそれぞれ違うのがわかるかと思います。
    在日本部隊が富士山を描いているのはもうお馴染みでしょうが、在アラスカ部隊は白熊です。
    白いロングドレスで登場した女性隊員がアデルの「 ローリング・イン・ザ・ディープ」を歌うのですが、いやすごいですね。
    アメリカの軍楽隊は歌も声楽やらポップスそれぞれ専門の隊員がいるようですが、在外部隊でもちゃんと専任がいるぽいのがすごいとなんというか。
    あとの合同演奏では男性歌手の方もでてこられるのですが、去年の「世界に一つだけの花」に続いて、今年もえらい流暢な日本語で歌っていました。

    米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊も音楽まつりではお馴染みの沖縄に駐屯する海兵隊の軍楽隊です。
    毎回毎回、在沖縄米海兵隊音楽隊と紹介されていたのですが、部隊の制式名称は「第3海兵機動展開部隊音楽隊」だったんだ。(^^;
    いままで海兵隊音が演奏してきた曲と比べると、ちょっと意外な印象を受ける「火の鳥」を持ってきました。
    アメリカの軍楽隊のメンバーならいわゆるクラシック曲だって余裕でしょうが、海兵隊にしろ陸軍にしろ、アメリカのバンドの日本人向けの演奏はどうしても
    「ジャス、ポップスと行進曲」みたいな選曲になりがちなので(観客側がそういうのを期待しているのだからしょうがないのですが)CDではなく、生で海兵隊
    音のこういう曲の演奏を聴けたのはラッキーでした。


    歌がついたのは「銀座カンカン娘」「MAP」「ローリング・イン・ザ・ディープ」「風が吹いている」「アンダー・ザ・シー」「唐船ドーイ」「ダイナミック琉球」「ふるさと」「虹」。
    それから最後の「想望」にヴォカリーズ。
    曲数にすると10曲ですが、エンディングの大合唱とヴォカリーズは印象としては別物なのと、東方音と15音が2曲続けてやったのとで、「あれ? そんなに歌あったっけ?」という印象です。
    先にも書きましたが、「ダイナミック琉球」はぴぎーさんには大収穫でした。
    大合唱はゆずの「虹」でしたが、これはちょっと「みなさまご一緒に」とするにはちょっと難度高すぎでしたね。(^^;
    「サビの部分だけでも」ということでしたが、「ゆず」だけに出演者のみなさまの歌はものすごくハモっちゃっているので、「なんとなく知っている」レベルでは主メロをとるのも難しかったと思います。
    こういうのを見ると、音楽イベントの最後に持ってくる曲が「ふるさと」とかああいう感じの曲になりがちなのはそれはもうしょうがないことなんだろうな、と改めて思います。

    あと、例によってどうでもいいことを1つ。
    配信を見たら、「アンダー・ザ・シー」の演奏の際に歌を歌った隊員さんが、右手にマイク、左手にトロンボーンと脱いだ帽子を持ったかなり不自由そうな状態で歌っていたので、「それは下に置いちゃいかんものなのか?」と思ってしまいました。(笑)
    米陸軍がソロ演奏の際に気前よく帽子投げていたので、なんだか妙に気になってしまいました。
    ちなみに1回公演では被ったままでした。
    全員というわけではありませんが、米陸軍のソロプレイヤーは前に出てくる際に自分が演奏する位置あたりに帽子をさっと投げます。
    やることがいちいちアメリカ~ンですw
    まぁ、あれ、アメリカさんがやるから様になって格好いいのでしょうね。
    我がニッポンの自衛官には置くならむしろ几帳面に置いてほしいかも。(笑)

    配信といえば、基本はユーストの方を流していたのですが、「MAP」「オリエンタルウィンド」「ファイナルファンタジー」だけはニコニコでコメントを見ました。
    コメントが予想どおりすぎで笑いましたw

    | 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 09:29 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    【プログラム】平成24年度自衛隊音楽まつり (プログラム)

    平成24年度自衛隊音楽まつり
    第1回公演
    2012年11月16日(10:00開演)
    第2回公演
    2012年11月16日(14:30開演)
    第3回公演
    2012年11月17日(14:30開演)
    第4回公演
    2012年11月17日(19:00開演)
    日本武道館
    和、奏でる夢

    【演奏曲目】
    • プロローグ
      • 七彩の奥羽国
    • オープニング
      • オープニングセレモニー
        日本国国旗入場・国歌斉唱
      • オープニング演奏
        炎のランナー
        凱旋
    • 第一章:始点
      • 陸上自衛隊東部方面音楽隊ドリル演奏
        東京オリンピックファンファーレ&マーチ
        銀座カンカン娘
        MAP
      • 陸上自衛隊中部方面音楽隊ドリル演奏
        ボイジャー
      • 米太平洋陸軍軍楽隊ドリル演奏
        ローリング・イン・ザ・ディープ
        マラゲーニャ
      • 米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊ドリル演奏
        火の鳥組曲
        星条旗よ永遠なれ
      • 方面音楽隊・米軍音楽隊合同演奏
        風が吹いている
        ロサンゼルスオリンピックファンファーレ&テーマ
    • 第二章:前進
      • 防衛大学校儀じょう隊
        ファンシードリル
      • 航空自衛隊航空中央音楽隊ドリル演奏
        空の精鋭
        スタートレック
        ユー・レイズ・ミー・アップ
      • 陸上自衛隊中央音楽隊ドリル演奏
        陸軍分列行進曲
        名声と栄光
      • 海上自衛隊東京音楽隊ドリル演奏
        遥かな海へ
        アンダー・ザ・シー
        行進曲「軍艦」
    • 第三章:軌跡 part1 ~沖縄復帰40周年記念演奏~
      • 陸上自衛隊第15音楽隊/第15旅団エイサー隊演奏
        唐船ドーイ
        ダイナミック琉球
    • 第三章:軌跡 part2
      • 陸・海・空自衛隊音楽隊演奏
        涙そうそう
        ふるさと
        オリエンタルウィンド
      • 自衛太鼓
        乱・和
    • 第四章:夢
      • 全出演音楽隊合同演奏
        「ファイナルファンタジー」より プレリュード~メインテーマ
      • 全出演部隊・響きあう大合唱
      • 全出演部隊退場
        イージス
    • エピローグ
      • 想望
    プログラム表紙
    【出演】
    • 陸上自衛隊中央音楽隊
    • 海上自衛隊東京音楽隊
    • 航空自衛隊航空中央音楽隊
    • 米太平洋陸軍軍楽隊
    • 米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊
    • 陸上自衛隊東部方面音楽隊
    • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 陸上自衛隊第15音楽隊
    • 陸上自衛隊第302保安警務中隊
    • 第15旅団エイサー隊
    • 自衛太鼓
      • 北海自衛太鼓
      • 名寄朔北太鼓
      • 八戸陣太鼓
      • 船岡さくら太鼓
      • 朝霞振武太鼓
      • 武山自衛太鼓
      • 習志野空神士魂太鼓
      • 滋賀十戦太鼓
      • 姫路白鷺太鼓
      • 熊本八特太鼓
      • 小倉ひびき太鼓
      • 空自入間修武太鼓
      • 空自芦屋祇園太鼓
    • 海上自衛隊演技隊
    • 航空自衛隊演技隊
    • 東北方面フラッグ隊
    • 防衛大学校儀じょう隊
    • 演技支援部隊

    下にも書いたとおり開場までがエライことになっていました。
    ライヴ配信を聞いていたら(観ていたわけではないらしいw)、「席を詰めろ」的なアナウンスが流れていたので、第2回目以降か17日だけは自由席になったのかもしれませんが、第1回は座席指定性でした。
    入場口を一本化して、手荷物検査のあとに自分の座りたい座席ブロックを選ぶという方式です。
    座席ブロックは選べますが、座席自体は選べません。
    ブロックによって受付が分かれているので、「検査前に希望のブロックを決めておいてください」とラミネート加工された座席表が回されたのですが、迷う人がいて座席表がすんなりとは回らないのはあたりまえと言えばあたりまえの話なわかけで……。
    このやり方だと開場から早い時点ではどこを選んでも大丈夫なので放題なので問題ないでしょうが、席が埋まり始めてからは受付に行ってからでないと選択肢がわからないようになってくると思うのですが、そのあたりどういう対応したのだろう?

    開場が40分早まった上、開場が40分遅れているので観客の入場に1時間以上かかっているということになります。
    入場口を一本化するのなら観客に選択権を与えるべきではなかったということでしょうね。
    自由席方式の際に起きる危険を伴う席取りダッシュを封じるために座席指定にしたい、でも入場はさっさと進めたいとなると1階席用、2階席用に入口を2か所
    に分けあとは各階前列中央から順番に強制的に席を割り振っていくのが一番現実的なような気がするのですが、そういう方式にすると前の晩から並ぶ人が出てき
    たりする可能性もあるからやらないのかなぁ?

    開演前、オリンピック選手と出演者へのインタビュー映像が流れていました。
    これ、前みたいに広報チャンネルで配信してくれたらいいなぁ。
    開演が遅れたので2回流れたため、今年はわりしっかり観ることができたのですが、それでもやっぱりざわざわした会場内で観るよりは静な環境でちゃんと観たいです。

    師団音楽隊と太鼓はどこがでるのかは気になるので、まずは出演者をプログラムで確認。
    おお! なんだか今年の出演者、なかなかすごいことになってますよ?
    太鼓、おひさしぶりが2つに多分初登場が1つ。
    空自太鼓は2つもでています。
    米陸軍軍楽隊は今年はいつもの在日軍楽隊に、在アラスカ、在ハワイ、在韓国の各音楽隊が加わった混成バンド。
    沖縄復帰40周年記念ということで第15音楽隊と第15旅団のエイサー隊も登場です。
    そして師団音楽隊は中部方面お・ん・が・く・た~いっ♥

    開演の案内のあと、スクーリンに「10」と映し出されカウントダウンが始まりました。
    一度肩すかしを食っているだけに観客の「いよいよ!」感は半端ではありません。
    カウントダウンの声と手拍子がおきていました。

    今年はオリンピックのメダリスト4人(レスリングの小原日登美選手、湯元進一選手、米満達弘選手、ボクシングの清水聡選手)がゲストとして登場しました。
    配信分には小原選手のご主人も出ていらしたようですね。
    男性陣メダリストの皆様は第4回公演=6回目の出演ともなるとさすがに小ネタの方もこなれてきていたので、なんだかそのことにクスっとなってしまいました。
    自衛官アスリートにとってはこういう「広報活動」も仕事のうちではあるとは思いますが、全国行脚状態であちこちのイベントにかりだされている様子を見ていると大変だなと思います。
    大阪でも小原の握手会がありますが、告知見たときには「そこまでひっぱりまわさんでもええがなー」と思っちゃいました。
    米満選手が側方倒立回転(側転)から後転とび(バク転)の連続技を披露してくれたのですが、冬服を着てやったことに感心してしまいました。
    運動が得意な人には大したことはないのかしれませんが、制服スーツで運動なんてわたしにはどう考えても無理ゲー……。(;´д`)
    後転とび

    音楽隊と自衛太鼓以外の出演はフラッグ隊単独参加の東北方フラッグ隊に、東音と一緒の海自演技隊と空中音と一緒の空自演技隊。
    陸はカラーガードではなく第302保安警務中隊の特別儀じょう隊が参加です。
    特別儀じょう隊は元々は音楽隊のドリルとは関係なく出演していたのですが、最近は中音のカラーガードの役割も担っています。
    「カラーガード」本来の意味から言えば、特別儀じょう隊こそ正にカラーガードなわけですから、考えてみれば中音、贅沢なガードの使い方してますよね。(笑)
    ただ、女性だけでいいので演技隊復活させてくれないかなぁ。(男性はいいのか?w)
    陸の女性ガードの衣装かわいいのですよね。
    あの衣装と特別儀じょう隊の制服が並んだら良く似合いそうに思うのだけど。
    それと15旅団(旧第1混成団)のエイサー隊。
    エイサーはどっちかというと楽隊とか太鼓寄りかな?
    それからお馴染み防大の儀じょう隊。
    空砲を撃つのでこれを楽しみにしている人も多かったりします。
    そうそう、東北方のフラッグ隊、昨年でなかったのは震災の影響だったようです。
    東北音がでていないからでていないのだと思っていました。(^^;

    そして、忘れてはいけないぴぎーさんお気に入り「演技支援部隊」。
    終演後「蛍の光(別れのワルツ)」が流れる中、赤い絨毯を片付けている様子を動画で撮りたいと思いつつ、実行できないまま早数年。
    会場整理の担当者にしてみたら観客にはとっと出て行って欲しいところでしょうし、いつまでも絨毯を片付けているのを見ているわけにもいきませんから。
    あ、「なんであんなもん撮りたいねん?」と思いましたね?
    自分でもなんであれが撮りたいのかよくわかりませんが、撮りたいのだからしかたありません。(笑)

    総体的な感想としては、なんというかいわゆる「ミリミリ」した感じがいつもよりり薄かった気がします。
    あ、ミリミリ感が薄い=ダメという話ではないです。
    単なる印象の話というなかね……。
    ミリミリミリミリした感じが必ずしも演技に良い事ばかりではないと思うので、ミリミリ感が薄めというはそれはそれで一つのスタイルだと思います。
    ただ、自衛隊に関してはその「ミリミリ感」を期待している層というのも絶対数いるんだろうなぁとは思いますが。
    でもね、ミリミリ感が薄いような気がしているのに、アメリカさんを観ると「やっぱり精度へのこだわりは日本人の方が絶対上だよねー」とか思っちゃうのですよ。(笑)
    アメリカさんもバンドとしては練度が高く、過去に出演した他国のバンドあたりと比べると格段とミリミリしているのですが、自衛隊のミリミリ具合は半端じゃないですものね。

    今年は奇をてらったような演出はありませんでしたが、だからこそ良いプログラムだったように感じます。
    ご一緒したおともだちの感想も「去年より今年の方がよかったね!」というものでしたし、終演後の周りの観客の反応も似たような感じでした。
    結局観客が一番喜ぶのは過剰な演出や芸能人ゲスト(出演しなくなって随分になりますけれど)みたいなことではなく、良い演奏、良いドリル、そしてたくさんの自衛官のがんばっている姿が見られることなんだろうなぁと、しみじみ思ったぴぎーさんでした。

    終演が1時間ぐらいズレた都合で寄り道する時間もなく帰ってきちゃったので、遊就館に寄れなかったのが唯一の心残りといえば心残りです。
    今年は「白鳩の願い」買えなかったよ……。_| ̄|○

    | 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 09:28 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    【プログラム】平成24年度自衛隊音楽まつり

    日本武道館で行われた「平成24年度自衛隊音楽まつり」を聴いてきましたよ?

    今年も第1回公演に行ってきました。
    ネタばれで楽しみを奪わないためにプログラムや写真は第4回公演終了以降なのはpiggy-boo.netのお約束です。
    明日武道館に行かれる方、明日の配信をご覧になる方、どうぞ楽しんでくださいね!

    今年は無事はがきは戻ってきたのですが、そのかわりハズレでした。
    どうも第1回公演でも当たりにくくなってきたようです。
    だがしか~しっ! 今年も音楽まつりおともだちの方々が連れて行ってくださったのでした。
    しかも待ってる間に食べるおにぎり付きですよ。
    わ~いっ♥ ……て、もしかして餌付け?w
    今年も他のお客様たちにいっぱい相手してもらったし、音楽まつりはいつも開場を待っている間も楽しいです。
    他のイベントではこんな雰囲気になる事はなかなかないので、本当に本当に音楽まつりはわたしにとって特別なイベントです。

    待っていること自体は楽しいのですが、実は音楽まつりの第1回公演の入場統制はいつもなにかしらグダグダになります。
    第1回以外に行った時も微妙な雰囲気がなかったわけではないのですが、第1回のそれは微妙どころではありません。(^^;
    そして今年のグダグダはわたくし史上最凶でございました。
    音楽まつりの先行きにものすごく不安を感じる程だったのですが、大丈夫か自衛隊?!

    今年は入場口を1本化するという話で南東入口(になるのかな?)に列を作らせたのに、いつのまにか左右にも列が。
    ええっ! それって、先に来て南東列の後半に並んでいた人より、後に来て左右列の先頭になった人の方が先に入場できるって事では?!
    わたし自身は南東列の結構前の方にいたので自分には影響はなさそうなことではありますが、そんなことは絶対やっちゃダメだと思うの。
    抽選でもないのに、朝早くから来るという努力をした人(南東後半)より、ちょっと楽をしてゆっくりめに来た人(左右前半)がいい場所を確保できるなんて不公平すぎますもの。
    自分への影響のなさそうな南東列前部の人でもそう感じた方は何人もいらしたようで、男性の方が「不公平はイカン!」と自衛隊側に注意をなさいました。
    その結果か、元からそのつもりだったのかはわかりませんが、その後南東の列には後から来た人は並べなくなり、南東列を入場させたあとに他の列を入場させるという話になったようでした。

    入場口の1本化というのは素人目に見ても無謀な策だと思うのですが、なんでそんなムチャなことを決行しちゃったんだろう?
    一本化すると聞いた瞬間、周りの方々と「絶対途中から列が増えるよ」「開場時間が早まりそうだ」という話をしていたのですが、全くそのとおりになってしまったのでぴぎーさんガックリです。
    開場は40分程早まり、開演は30分遅れ(実質40分遅れ)。
    しかも開演時間遅延のアナウンスがなされたのが本来の開演予定時刻の10時丁度という有様です。
    さぁ、いよいよ開演! と思っていた瞬間にアナウンスがあったものだから観客は一斉に「えーっ!」と声をあげます。
    不謹慎なのですが、その「えーっ!」が本当に一斉で声の揃ったものだったのでわたしは思わず笑ってしまいました。
    さすがに30分もの遅延のお知らせを開演予定時刻にするのはひどいですよね。

    もう本当になにがなんやらの開演前でしたが、公演自体はつつがなく終了いたしました。
    毎年大概な文字数のメモを書いていますが、今年は更に大変なことになると思います。(笑)
    ええ、それだけ見所が……。
    いつもの3部構成で足りるかしら?(どんだけ書くつもりだ?)

    | 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 09:27 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    自衛太鼓@中部方面隊音楽まつり



    いつもストーカーのごとく自衛太鼓のあれこれを書き留めているのに、今回は一行で済ませていたので「なにがあったんだ?!」って感じですよね。(笑)
    やーね、あれで済むわけないじゃない、うふ。♥

    というわけで単独演奏順にご紹介。
    動画は件の2曲だけですが、太鼓は写真があるのよ。(撮ったんかい……)

    山口維新太鼓。
    山口駐屯地所在のチームです。
    第13旅団の太鼓なので京阪神では中方音楽まつりぐらいでしかお目にかかることができません。
    維新太鼓はもともと地元(山口)にある太鼓(福岡の小倉祇園太鼓とかそんな感じの太鼓)で、太鼓を介して地元の人たちと交流を図っている……
    みたいな感じの紹介を自衛隊音楽隊を追いかけまわし始めた頃に聞いたような気がするのですが、記憶あってるかな?(^^;


    姫路白鷺太鼓。
    姫路駐屯地所在のチームです。
    ここ白鷺と信太山の菊水が3師の太鼓の双璧かと。
    白鷺の太鼓は「白鷺の音」というのがわりと明確な感じがします。
    プログラムでも紹介されていましたがここは鳴り物を一切使いません。
    太鼓だけの音なのですが、それでも聴いていると白鷺の太鼓は結構わかったりします。
    「特科龍神太鼓」のような意欲的なオリジナル曲も持ち味です。


    福知山酒呑太鼓。
    福知山駐屯地所在のチームです。
    第3師団の太鼓ですが、案外阪神で聴く機会は少なかったりします。
    阪神には福知山より近い駐屯地がいくつもあるので、どうしてもそうなるのはしょうがないのですが……。
    背中の大江山の鬼が記憶に残っている方も多いのではないかと。


    京都三施太鼓。
    大久保駐屯地所在のチームです。
    3師の太鼓の中の成長株ですね。
    施設科の隊員さんが中心なので昨年のように災害派遣が続くとなかなか大変なことになっているようですが、少人数でもがんばっていらっしゃいます。
    ここはわりと早くから女性の部員さんが在籍されています。


    信太菊水太鼓。
    信太山駐屯地所在のチームです。
    第3師団の自衛太鼓の顔ともいえる太鼓です。
    写真を見ていただくとわかりますが、太鼓を斜めに置いてあります。
    この斜め打ちと、打ち手の腰を落とした独特の姿勢が菊水スタイルです。
    双璧の白鷺とは対照的にこちらは鳴り物もどんどん使ってきます。


    滋賀十戦太鼓。
    今津駐屯地所在のチームです。
    中部方面隊の太鼓のリーダーですが、第10師団の太鼓になるので京阪神では中部方面隊全体のイベントぐらいでしか聴く機会がありません。
    今津まで足を伸ばして聴いていただいても損はないかっこいい太鼓です。
    昨年の中方記念行事では「男前十戦太鼓チーム」と紹介されていましたが、今回は女性もいらっしゃいました。


    単独演奏の間は上手側、下手側のどちらかで別のチームのメンバーが1人(もしくは2人)でてきて独演でつないでいました。
    こんな感じ。


    かっこよすぎるわ。
    終演後のお見送りで最後の最後まで「一緒に写真撮ってください」攻撃にあっていたのは太鼓の人たちでしたので、思うことはみんな同じと。(笑)

    そういえば先日の3音定期のとき、「なんだか今回は菊水ぽくなかった感じが……」と書いたのですが、やっぱり今回もちょっとおとなしめな感じが……。
    と思っていたら、さっき今更ながら気がついたのですが、プログラムの菊水の紹介文に「新生菊水太鼓の演奏をお楽しみ下さい。」との一文が。
    し、新生って……生まれかわっちゃったのか、菊水?!
    いつの間にっ!(^^:
    ま、女性部員の新加入もありましたしね。
    というわけで、今年は信太山の記念行事ははずせないなー。
    新生菊水をじっくり確認してこなきゃならんしね。(そういうところがストーカーみたいなんですよ、ぴぎーさん)




    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 05:16 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    【動画】消灯@「勇敢なるらっぱ手」(平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり)

    頚椎ヘルニアをものともせず、気合と根性で撮影してきた曲、その2。
    らっぱドリルから、「勇敢なるらっぱ手」の消灯らっぱと「この国は」です。


    消灯らっぱ@「勇敢なるらっぱ手」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター



    合唱@「この国は」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター





    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 08:57 PM | comments (0) | trackback (x) |


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    【動画】合唱&大砲@大序曲「1812年」(平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり)

    好きすぎて「1812年」と「らっぱドリル」を撮影してしまいました。
    まわりの人、すまんかった。

    いや、別に撮影禁止だったわけではないですよ。※フラッシュの使用禁止については再々注意が流れていました。
    わたしの後ろの人なんて、ずーっと「ピッ(フォーカス音)」「カシャ(シャッター音)」をやってましたし。
    わたしは液晶を殺して撮るので気を抜くとフレームがズレていたりするのですが、細かいことは気にしてはいけません。(わりとそこらへんは大雑把)

    とりあえず「カメラは自分の身体の幅と高さの範囲から出さない」「身体はなるべく動かさない」という固まった姿勢で撮影するようにしているので(隣席や後方席の人に極力迷惑をかけないためです)、たったこれだけ撮っただけでも肩がパンパンです。
    頚椎ヘルニアもちなのに何やってんだか。
    うんまぁ、それだけこの曲は撮っておきたかったということで。(笑)


    合唱@大序曲「1812年」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター



    大砲@大序曲「1812年」


    平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり
    2012年3月3日:兵庫県立芸術文化センター





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    【プログラム】平成23年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり

    兵庫県立芸術文化センターで行われた平成23年度中部方面隊音楽まつりを聴いてきましたよ?

    平成23年度陸上自衛隊
    中部方面隊音楽まつり

    2012年3月3日(11:00開演)
    兵庫県立芸術文化センター
    KOBELCO大ホール
    誇りと輝き そして未来へ

    【演奏曲目】
    • オープニング
        • サムライ~一途な想い~(神田文雄)
      • 国歌吹奏
        • 君が代(林廣守)
    • 第1幕
      • 第1景 らっぱドリル
        • 陸軍分列行進曲(C.ルルー)
        • 勇敢なるらっぱ手(吉永雅弘)
        • この国は(古関裕而)
      • 第2景 サックスアンサンブル
        • ムーンライトセレナーデ(G.ミラー)
        • イン・ザ・ムード(G.ミラー)
      • 第3景 打楽器アンサンブル
        • ドラムラインパフォーマンス()
        • リベルタンゴ(A.ピアソラ)
      • 第4景 ハンドベル演奏
        • 夜空の向こう(川村由花)
        • ひまわり(葉加瀬太郎)
    • 第2幕
      • 和太鼓演奏
        • 輝き(阪本誠也)
    • 第3幕
      • 合同演奏
        • ボレロ(M.ラヴェル)
      • 合同演奏
        • 大序曲「1812年」(P.I.チャイコフスキー)
    • フィナーレ
      • 行進曲
        • かけがえのない大地(神田文雄)
      • 合唱
        • 翼を下さい(村井邦彦)
      • サックス5重奏
        • 栄光への架け橋(北川悠仁)
    プログラム表紙
    【出演】
    • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 陸上自衛隊第3音楽隊
    • 陸上自衛隊第10音楽隊
    • 陸上自衛隊第13音楽隊
    • 陸上自衛隊第14音楽隊
    • 陸上自衛隊滋賀十戦太鼓
    • 陸上自衛隊姫路白鷺太鼓
    • 陸上自衛隊京都三施太鼓
    • 陸上自衛隊福知山酒呑太鼓
    • 陸上自衛隊信太菊水太鼓
    • 陸上自衛隊山口維新太鼓

    今年から事前座席指定になりました。
    年々開場待ち列ができるのが早くなっている感じだったので事前指定が一番無難だと思います。
    どんな席になったとしても(゜ε゜)キニシナイ!!

    「サムライ」は「かけがえのない大地」の神田文雄氏の作曲。
    初演?
    プログラムでもMCでも曲に関する言及がなかったので詳細不明ですが、多分今回のために用意された曲でないかと。
    陸上自衛隊の活躍を紹介する映像にあわせて演奏されます。
    ポップスっぽい旋律が随所に見られるのでこういう趣旨の曲にしてはちょっと珍しい? と思ったのですが、ある意味「劇伴」なのかなーとも思ったり。
    らっぱドリルのらっぱは今年も音楽隊員です。
    選抜らっぱ隊を編成するよりやりやすく、演奏も安定しているからだとは思うのですが、らっぱ手のらっぱが聴きたいかもー。
    でも、うまい、というか音の良さは音楽隊員のらっぱ隊だとはずれがないしなぁ。
    どっちも聴きた~いっ!<超自分勝手。(笑)
    「勇敢なるらっぱ手」は前東方音隊長の吉永雅弘氏の曲。
    吉永氏が1音の隊長だった頃の第1師団の周年記念曲……だったかな、確か?
    陸上自衛隊のらっぱ譜「消灯」の旋律がでてきます。
    行進曲なので勇壮な「消灯」です。
    寝るどころか、ベットから飛び起きて歩きそうですよ?(笑)

    サックスアンサンブルはパフォーマンスたっぷりに。
    これ見ててふと思ったのですが、在日米軍のバンドって、やっぱり感覚とかが日本のバンドとは別物なのだなーと。
    演奏やパフォーマンスの上手い下手とか、どっちが良いよか悪いという話ではなくて、単純に感覚の種類が違うんだなと。
    ま、そうやってバンドによっていろいろ違うからこそおもしろいわけなのですが。
    3月3日ということで演奏の中に「うれしいひな祭り」をはさんでくるという小ネタがあったのですが、招待公演の方では「さくら」にかえてあるんですよね。
    どういう理由なんだろう?

    「リベルタンゴ」は只今人気上昇中の3音隊長がご自身の専門であるマリンバで演奏に参加でした。
    いやもうなんていうか、マリンバを叩いている姿も指揮をする姿と一緒なんですよね。(笑)
    そういえば中方音にいらしたときのマリンバもこんな感じだったなーと思いだして、「明日があるさ」の踊る指揮者状態は驚くことでもなんでもなく、むしろあの状態の方が平常なのか……と思った次第でございます。
    「夜空の向こう」「ひまわりはハンドベルの演奏。
    昨年は女性隊員による演奏でしたが、今年男性隊員大活躍です。
    ハンドベルというと上向けに持ったベルを前に向かって振るリングと呼ばれる奏法を思いだす方が多いでしょうが、実はベルをマレットで叩いたりすることもあります。
    今回はそのマレットが登場しました。
    ハンドベルだけのコンサートでもないと目にする(耳にする?)機会のない演奏方法なので、見られたのはラッキー。
    自衛太鼓は……あれ、三河陣太鼓は?
    いつも維新太鼓が抜けるんじゃないとドキドキしているのですが、まさか三河陣太鼓が抜けるとは。(^^;

    「ボレロ」と「1812年」は「音楽まつりだからできる」という意味で実に音楽まつりらしい演奏でした。
    「ボレロ」は各楽器のソロが客席中央の通路を演奏しながら横断していったり、バルコニー席の3階や4階でバンダが演奏したりと、芸術文化センターという会場を活用。
    席によっては舞台以外の演奏の様子が全然見えないため、身体を乗り出してキョロキョロ、立ち上がってまで上を覗き込む人も。
    ドリルではなくて普通の座演なので、バンダの姿が見えなくてもなんの問題もないのですが(バンダってそんなものですしね)、それはそこ、見たくなるのが人情というもので。(演奏会慣れしてない人は特に)
    でもね、立ち上がって振り返っても座席の構造上、自分の上は見えないんですよね。(^^;

    「1812年」は本当に「音楽まつりだからこそ」な演奏で秀逸でした。
    個人的には「神よ汝の民を救い」の合唱がついにコンサートホールにのったことが嬉しいです。
    あの合唱を野外演奏だけで終わらせておくのはもったいなさすぎます。
    管弦楽の演奏では冒頭のロシア正教の聖歌「神よ汝の民を救い」の旋律の部分を合唱にして演奏する場合が稀にありますが(もちろんロシア語で歌われるわけですが)原曲に合唱の指示はありません。
    「大砲を使った自衛隊の「1812年」」がテレビ等で紹介され有名になって以降、りゅう弾砲を使用しての「1812年」の演奏が各地記念行事の際のイベントの目玉みたいになっていたりしました。
    そんな中、中部方面隊の記念行事のイベントの1つとして登場した「1812年」は合唱、それも日本語歌詞の合唱をつけて、他所で演奏される「1812年」とは決定的な差別化をつけてきたのでした。(155mmのFHを使用したというのも装備ヲタクさん向けの差別化の一環なのかもしれませんが。(笑))
    それだけでもすごいのですが、記念行事向けの1回きりのイベント演奏に終わらせず、音楽隊のレパートリーに加えちゃってたそがれコンサートのような普通の演奏会にものせちゃうというのが、中方音らしいというかなんというか。
    本当に中方音のこういうところ、大好きです。
    合唱も回を重ねるごとに良くなっていますね。
    コンサートホールで聴く「神よ汝の民を救い」はとてもきれいに聞こえました。
    そして大砲。
    どんな演出を仕掛けてくるのかとわくわくしていたのですが……
    自衛太鼓キタ━(゚∀゚)━!
    客席中央にベルが1台と長胴がずらーっと。
    白鷺太鼓の「特科龍神太鼓」でも見事に特科の火器を表現していた和太鼓なので、ヘタに録音のFHの発射音を使うより、らしい音がします。
    できすぎな演出にそれだけで顔が揺るんできたのですが、今度は舞台両袖から三尺が3つずつでてきて、また大砲をドーン! と。
    うーん、和太鼓を持ってくるとは……やるな、中部方面隊!
    あとは「終曲後のあとの1発をつ~け~て~」という感じだったのですが、最後に三尺、長胴合わせてドーン! と盛大に発射してくれました。(笑)
    おう、これだ、これだ。
    自衛隊の「1812年」はこれがないとー。

    「かけがえの大地」は出演者の入場用なので途中までの演奏です。
    「翼をください」は音楽まつり系のイベントのフィナーレではわりと良く演奏される曲です。
    吹奏楽版に合唱と手話付きのアレンジがあるので、個人的には同じようにフィナーレでよく使われる「明日があるさ」とか「ふるさと」みたいな曲よりは、フィナーレ向きのような気がしています。
    手話そのままでなくとも、手振りをつけやすいので雰囲気を盛り上げやすいと思うのですよね。
    そういう意味では今回の「翼をください」はステップだけのおとなしい感じのものでした。
    ただ、上手側の隊員さんが一人手振りつけまくりだったので目が釘付けになってしまいました。(笑)
    ちょっとお顔はわからなかったのですが、白いスカーフをされていたので音楽科の方だと思います。
    手振りつきの「翼をください」をやったことのある部隊の隊員さんなのでしょうね。

    最後はサックスアンサンブルの演奏する「栄光の架け橋」にのって、みなさん退場して終演。
    いままでのいろいろ盛りだくさんで明るく派手なお祭り的な音楽まつりに比べるとちょっと控えめな感じでしたが、逆に音楽まつでなければできない演奏がたくさんで、ぴぎーさん的には大満足。
    宝塚の人を呼んで華やかさを演出したり、外部の司会者起用するより、今回みたいな演出の方がわたしは自衛隊の音楽イベントらしくて大好きです。
    ありあまる予算が使えるようになったとしても今回みたいな路線でいって欲しいなぁ……などと思ったり。

    そうそう、今年はね、まだ人が少なくて会場がそれ程ざわざわしていない時間に行って「中部方面隊歌」の全曲オルゴール風と「未来」のオルゴール風を録音してきました。
    館内放送なのであまりきれいに撮れていませんが、「中部方面隊歌」コレクション(集めとんのかいっ!)が増えて嬉しい。(*^^*)
    え? 狙いどころがおかしい?
    いいじゃん、別に~。(゜ε゜)




    | 音楽まつり::方面隊音楽まつり | 11:30 PM | comments (5) | trackback (x) |


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    敬礼@音楽まつり、気をつけもあるよ。

    使いものにならないような写真もまぜちゃえ。(笑)

                  
      




    | 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 02:57 PM | comments (0) | trackback (x) |


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