2012,11,16, Friday
【プログラム】平成24年度自衛隊音楽まつり (プログラム)
平成24年度自衛隊音楽まつり
第1回公演 2012年11月16日(10:00開演) 第2回公演 2012年11月16日(14:30開演) 第3回公演 2012年11月17日(14:30開演) 第4回公演 2012年11月17日(19:00開演) 日本武道館 | 和、奏でる夢
【演奏曲目】
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【出演】
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下にも書いたとおり開場までがエライことになっていました。
ライヴ配信を聞いていたら(観ていたわけではないらしいw)、「席を詰めろ」的なアナウンスが流れていたので、第2回目以降か17日だけは自由席になったのかもしれませんが、第1回は座席指定性でした。
入場口を一本化して、手荷物検査のあとに自分の座りたい座席ブロックを選ぶという方式です。
座席ブロックは選べますが、座席自体は選べません。
ブロックによって受付が分かれているので、「検査前に希望のブロックを決めておいてください」とラミネート加工された座席表が回されたのですが、迷う人がいて座席表がすんなりとは回らないのはあたりまえと言えばあたりまえの話なわかけで……。
このやり方だと開場から早い時点ではどこを選んでも大丈夫なので放題なので問題ないでしょうが、席が埋まり始めてからは受付に行ってからでないと選択肢がわからないようになってくると思うのですが、そのあたりどういう対応したのだろう?
開場が40分早まった上、開場が40分遅れているので観客の入場に1時間以上かかっているということになります。
入場口を一本化するのなら観客に選択権を与えるべきではなかったということでしょうね。
自由席方式の際に起きる危険を伴う席取りダッシュを封じるために座席指定にしたい、でも入場はさっさと進めたいとなると1階席用、2階席用に入口を2か所
に分けあとは各階前列中央から順番に強制的に席を割り振っていくのが一番現実的なような気がするのですが、そういう方式にすると前の晩から並ぶ人が出てき
たりする可能性もあるからやらないのかなぁ?
開演前、オリンピック選手と出演者へのインタビュー映像が流れていました。
これ、前みたいに広報チャンネルで配信してくれたらいいなぁ。
開演が遅れたので2回流れたため、今年はわりしっかり観ることができたのですが、それでもやっぱりざわざわした会場内で観るよりは静な環境でちゃんと観たいです。
師団音楽隊と太鼓はどこがでるのかは気になるので、まずは出演者をプログラムで確認。
おお! なんだか今年の出演者、なかなかすごいことになってますよ?
太鼓、おひさしぶりが2つに多分初登場が1つ。
空自太鼓は2つもでています。
米陸軍軍楽隊は今年はいつもの在日軍楽隊に、在アラスカ、在ハワイ、在韓国の各音楽隊が加わった混成バンド。
沖縄復帰40周年記念ということで第15音楽隊と第15旅団のエイサー隊も登場です。
そして師団音楽隊は中部方面お・ん・が・く・た~いっ♥
開演の案内のあと、スクーリンに「10」と映し出されカウントダウンが始まりました。
一度肩すかしを食っているだけに観客の「いよいよ!」感は半端ではありません。
カウントダウンの声と手拍子がおきていました。
今年はオリンピックのメダリスト4人(レスリングの小原日登美選手、湯元進一選手、米満達弘選手、ボクシングの清水聡選手)がゲストとして登場しました。
配信分には小原選手のご主人も出ていらしたようですね。
男性陣メダリストの皆様は第4回公演=6回目の出演ともなるとさすがに小ネタの方もこなれてきていたので、なんだかそのことにクスっとなってしまいました。
自衛官アスリートにとってはこういう「広報活動」も仕事のうちではあるとは思いますが、全国行脚状態であちこちのイベントにかりだされている様子を見ていると大変だなと思います。
大阪でも小原の握手会がありますが、告知見たときには「そこまでひっぱりまわさんでもええがなー」と思っちゃいました。
米満選手が側方倒立回転(側転)から後転とび(バク転)の連続技を披露してくれたのですが、冬服を着てやったことに感心してしまいました。
運動が得意な人には大したことはないのかしれませんが、制服スーツで運動なんてわたしにはどう考えても無理ゲー……。(;´д`)
音楽隊と自衛太鼓以外の出演はフラッグ隊単独参加の東北方フラッグ隊に、東音と一緒の海自演技隊と空中音と一緒の空自演技隊。
陸はカラーガードではなく第302保安警務中隊の特別儀じょう隊が参加です。
特別儀じょう隊は元々は音楽隊のドリルとは関係なく出演していたのですが、最近は中音のカラーガードの役割も担っています。
「カラーガード」本来の意味から言えば、特別儀じょう隊こそ正にカラーガードなわけですから、考えてみれば中音、贅沢なガードの使い方してますよね。(笑)
ただ、女性だけでいいので演技隊復活させてくれないかなぁ。(男性はいいのか?w)
陸の女性ガードの衣装かわいいのですよね。
あの衣装と特別儀じょう隊の制服が並んだら良く似合いそうに思うのだけど。
それと15旅団(旧第1混成団)のエイサー隊。
エイサーはどっちかというと楽隊とか太鼓寄りかな?
それからお馴染み防大の儀じょう隊。
空砲を撃つのでこれを楽しみにしている人も多かったりします。
そうそう、東北方のフラッグ隊、昨年でなかったのは震災の影響だったようです。
東北音がでていないからでていないのだと思っていました。(^^;
そして、忘れてはいけないぴぎーさんお気に入り「演技支援部隊」。
終演後「蛍の光(別れのワルツ)」が流れる中、赤い絨毯を片付けている様子を動画で撮りたいと思いつつ、実行できないまま早数年。
会場整理の担当者にしてみたら観客にはとっと出て行って欲しいところでしょうし、いつまでも絨毯を片付けているのを見ているわけにもいきませんから。
あ、「なんであんなもん撮りたいねん?」と思いましたね?
自分でもなんであれが撮りたいのかよくわかりませんが、撮りたいのだからしかたありません。(笑)
総体的な感想としては、なんというかいわゆる「ミリミリ」した感じがいつもよりり薄かった気がします。
あ、ミリミリ感が薄い=ダメという話ではないです。
単なる印象の話というなかね……。
ミリミリミリミリした感じが必ずしも演技に良い事ばかりではないと思うので、ミリミリ感が薄めというはそれはそれで一つのスタイルだと思います。
ただ、自衛隊に関してはその「ミリミリ感」を期待している層というのも絶対数いるんだろうなぁとは思いますが。
でもね、ミリミリ感が薄いような気がしているのに、アメリカさんを観ると「やっぱり精度へのこだわりは日本人の方が絶対上だよねー」とか思っちゃうのですよ。(笑)
アメリカさんもバンドとしては練度が高く、過去に出演した他国のバンドあたりと比べると格段とミリミリしているのですが、自衛隊のミリミリ具合は半端じゃないですものね。
今年は奇をてらったような演出はありませんでしたが、だからこそ良いプログラムだったように感じます。
ご一緒したおともだちの感想も「去年より今年の方がよかったね!」というものでしたし、終演後の周りの観客の反応も似たような感じでした。
結局観客が一番喜ぶのは過剰な演出や芸能人ゲスト(出演しなくなって随分になりますけれど)みたいなことではなく、良い演奏、良いドリル、そしてたくさんの自衛官のがんばっている姿が見られることなんだろうなぁと、しみじみ思ったぴぎーさんでした。
終演が1時間ぐらいズレた都合で寄り道する時間もなく帰ってきちゃったので、遊就館に寄れなかったのが唯一の心残りといえば心残りです。
今年は「白鳩の願い」買えなかったよ……。_| ̄|○
| 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 09:28 PM | comments (0) | trackback (x) |