いたみホールで行われた陸上自衛隊中部方面音楽隊の「ファミリーコンサート2013」を聴いてきましたよ?
陸上自衛隊中部方面音楽隊
ファミリーコンサート2013
2013年9月28日(14:00開演)
いたみホール大ホール |
アニバーサリー ~世代を越えて~
【演奏曲目】- 第1部「アニメ・ゲーム音楽特集」
- 「ドラゴンクエストI」より 序曲(すぎやまこういち)
- 鉄腕アトム(高井達雄)
- ジャパニーズ・グラフィティー VIII ~ウルトラ大行進~(星出尚志(編)
ウルトラマンのうた~ウルトラセブンのうた~ウルトラマンタロウ~帰ってきたウルトラマン - キン肉マンGo Fight!(芹澤廣明)
- ムーンライト伝説(小諸鉄也)
- ドラえもんのうた~夢をかなえてドラえもん(菊池俊輔/黒須克彦)
- スーパーマリオブラザーズ(近藤浩治)
- 第3部「ゲストを迎えて!」
- ディズニー・ファンティリュージョン!(星出尚志(編))
- 「白雪姫」より 口笛吹いて働こう(真島俊夫(編))
- 美女と野獣(A.メンケン)
- アラジン(A.メンケン)
- ライオンキング(H.F.ジマー)
- アンコール
- 小さな世界(R.M.シャーマン, R.B.シャーマン)
- 星に願いを(L.ハーライン)
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【出演】 |
プログラムに素敵なものがはさんでありました。
これをまもればみんなもりっぱな大人だね!
歳だけ大人な人がいっぱいいるので、一見大人な人たちにもこれを音読してもらったらいいと思うよ?
ま、それはともかくとして。
ぬりえ仕立てになっています。
せっかくなので「ぼく」だけではなく名前も書いておいてほしかった……と思ったのですが、名前はないのかもしれないですね。
例年どおりの3部構成で、今年も中間の体験コーナーはリトミックになっていました。
第1部は「ドラゴンクエスト」の「序曲」でスタート。
今年のプログラムは○十周年にあたるアニメやゲーム音楽で組まれています。
ドラクエけは○十周年ではないので、なんでだろう? と思ったのですが、ファミコン30周年ということで、ファミコン用のゲームの代表ということのようです。
ファンファーレで始まるし、なにより「序曲」だし、そこらあたりもあっての選曲なのかもしれません。
中方音が出演した年の音楽まつりで演奏されたドラクエはIVの序曲(ファンファーレがトランペト)が元になっているアレンジでしたが、今回はホルンによるファンファーレ、Iの序曲がが元になっているアレンジです。
個人的にはやっぱりこっちの方がいいなぁ。
ただ、先日CSで見た某アニメのせいで、わたしの頭の中ではロトじゃなくない人が冒険に出かけていました……ごめんなさい。
アトムとウルトラマンの円谷プロが50周年、ドラえもんが40周年、マリオとキン肉マンが30周年で、「ムーンライト伝説」のセーラームーンが20周年だそうです。
「キン肉マンGo Fight!」と「ムーンライト伝説」は歌つきでした。
キン肉マンの方は女声コーラスもちゃんとついていましたよ。
「マリオ」は任天堂から借りてきたというゲーム画面の映像が流されました。
階段でノコノコを踏み続けて無限1upをしている映像があったのにはちょっと笑ってしまいました。
そういうのもちゃんと入れておくのね、任天堂w
そんなこんなでマリオの映像に目が釘付け……だったわりには、マリンバのマレットを持ち替えたとかそうとこだけはしっかり反応してた自分がなんとも。(^^;
演奏は全体的にゆるめ?
ゆるい、という言い方は誤解まねきそうですが、なんていうかミリタリーバンド的なかっちりした感じが薄いかなと。
ファミリーコンサートだからというか、こういう曲だからなのだとは思いますが。
ただ欲をいうならドラクエのファンファーレがもうちょっとビシっと決まっていればなと。
オープニングの曲ですし、あれが隙なく決まるとかなりカッコイイと思うのですが。
第2部の体験コーナーは前述のとおり、今年もリトミックです。
リトミックの前に台所にあるいろいろな物を打楽器として使う「台所用品による変奏曲」が演奏されました。
案内では「キッチン協奏曲」と言っていたような気が。
シェフの格好をした打楽器奏者が2人、鍋やボールや包丁といった台所用品を打楽器として演奏します。
見所(聴き所?)はスプーンパーカッション対決。
2本のスプーンをカスタネットのように使い、自分の身体も使って音をだします。
タップまで踏んでいらっしゃいましたが、打楽器奏者も大変です。
自分の身体に鍋に鹿脅に目覚まし時計、叩いて音がでるものは全て打楽器奏者に委ねられるわけですから。
あと、叩かれる側のフライパンとか鍋とか、叩く側のお玉とか菜箸とかはいろいろ試した中から選ばれた「良い音色のする台所用品」だったりするのでしょうね。
まさか鍋を作っているメーカーもまさかそんな理由で自社製品が選ばれるとは思うまい。(笑)
途中、指揮者もぶらさっがっていたターナー(フライ返し)を手にとり、それで指揮をはじめます。
指揮棒だと先は点ですがターナーだと面になるのでそのあたりは大丈夫なのでしょうか?
いや、演奏するのには問題ないと思うのですが、視覚的に……。
目の前でピンクの平たいものを振り回されるのですよ?(笑)
シェフ対決のあとはリトミックです。
リトッミックおねえさんの登場にさらっと「あまちゃん」を持ってきました。
そうね、今回のテーマだと「あまちゃん」の入れどころはここしかないものね。(笑)
シェフが鍋をひとつ持ってひきあげていったので、「使うのそれ?」と思っていたのですが、最後に鍋とボウル(もう一人のシェフ)が盛大に演奏されていました。
リトミックも「台所用品による変奏曲」のメロディーを使っていたので、演奏上重要な楽器である鍋を抜くわけにいきませんよね。
演奏には関係ないのですが、わたしが分けられたグループのリーダーが「おじちゃん」と呼ばれていたので工工エエェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエ工工 状態に。
わたしの中では「元気で明るいおにいちゃん」ポジションだったのに、いつのまにか「おじちゃん」に?! ……うふふ、わたしも「おばちゃん」になるはずね。<元からおばちゃんですがな。
第3部は東京ディズニーランド30周年にちなんで、ディズニーランドとディズニー映画の音楽が集められています。
「美女と野獣」がなかなか凝った演出になっていました。
アレンジ自体がセリーヌ・ディオンのかわりにフルートが、ピーボ・ブライソンのかわりにトロンボーンが歌うという凝ったものなのですが、更にフルート奏者がベル(美女)に、トロンボーン奏者が野獣に扮して楽器を演奏するという懲りようです。
最初にフルートを持ったドレス姿の女性が下手から登場します。
外部ゲストでもないのにソリストがドレスなのは珍しいなーと思っていると、上手からディズニー映画に登場する野獣のような青い上着を着たソリストが登場。
頭には獣のような被り物までかぶっています。
観客はここでやっとピンクのドレスの女性がベルだということに気づくわけです。
見つめあうベルと野獣のように歌いあう2つの楽器。
間奏中はダンスしてましたよ、ベルと野獣。
間違いなくハッピーエンドを迎えそうな二人でした。
一部のところでも書いたのですが、総体的にゆるい感じだったかなと。
「台所用品による変奏曲」は普段の中方音ぽかったような気もするのですが、あれはどっちかというと打楽器奏者お二人の演奏によるものかなぁ。
でも、「あまちゃん」とかリトミック体験中の変奏曲も中方音らしいといえばらしいような……。
ただまぁ、もしかしたらわたしがディズニーとかアニメソングがあわないだけ、みたいな感じなオチだったりする可能性も。<そんなんで、これだけ長文書きなぐってるのか、ぴぎーさん?