【動画】ふたりの大阪(海上自衛隊舞鶴音楽隊)

 舞音の桑田佳祐氏、新たなる境地へ。(笑)

 はじめからプログラムに載っている場合は別ですが、演奏曲目がわからない状態でこういう意外な曲をやるのは笑いを得るのも狙いの一つだったりするので、まぁ、アンコールらしい選曲と言えば選曲かも。


たそがれコンサート2013(海上自衛隊舞鶴音楽隊)
2013年7月19日:大阪城音楽堂

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:53 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】たそがれコンサート2013(海上自衛隊舞鶴音楽隊)

大阪城音楽堂で行われた「たそがれコンサート」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

たそがれコンサート2011
2013年7月19日(18:30開演)
大阪市立大阪城音楽堂
海と空と大地と!

【演奏曲目】
  • [18:30~]大阪市立市岡・市岡東・港南・築港・港中学校吹奏楽部合同演奏
    • オーメンズ・オズ・ラブ(和泉宏隆)
    • ジャパニーズ・グラフティV〜日本レコード大賞、栄光の昭和50年代〜 (磯崎敦博(編))
      北の宿から〜北酒場〜ルビーの指環〜勝手にしやがれ
    • ジャパニーズ・グラフティXIV A・RA・SHI〜Beautiful days (三浦秀秋(編))
      A・RA・SHI〜We can make it!〜Beautiful days〜One Love〜a Day in Our Life〜きっと大丈夫〜風の向こうへ〜Happiness〜サクラ咲ケ〜WISH〜Love so sweet
    • 風になりたい(宮沢和史)
  • [19:10~]海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • 行進曲「博奕岬の光」(酒井格)
    • 吹奏楽のための土俗的舞曲(和田薫)
    • 夏の思い出(中田喜直)
    • フニクリ・フニクラ狂詩曲(L.デンツァ)
    • 映画「魔女の宅急便」より 海の見える街(久石譲)
    • ミュージカル「アニー」より Tomorrow(C.ストロウス)
    • セプテンバー(M.ホワイト、A.マッケイ、A.ウィリス)
  • [アンコール]海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • ふたりの大阪(市川昭介)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 大阪市立市岡中学校吹奏楽部
  • 大阪市立市岡東中学校吹奏楽部
  • 大阪市立港南中学校吹奏楽部
  • 大阪市立築港中学校吹奏楽部
  • 大阪市立港中学校吹奏楽部

 

 あいたたたたた……カメラの予備バッテリ忘れた。_| ̄|○
バッテリ、「セプテンバー」まで温存しないと~。<今回のお目当ては「セプテンバー」らしい。
 というわけで、たそがれ自衛隊音シリーズ2週目です。
今週は舞鶴音楽隊が登場。
いままで散々書いてきましたがほとんど「府民との音楽演奏会」と同じ曲目です。
オオミズナギドリを連れてこなかったかわりが定期でも演奏をした「フニクリ・フニクラ」、ドイツ・マーチのかわりが「土俗的舞曲」、「海の見える街」は今年のたそがれコンサートの副題「海と空と大地と!」にあわせての選曲という感じでしょうか?
この3曲にさしかわったことで「府民との音楽演奏会」より更にバラエティー豊かなプログラムになっています。

 「吹奏楽のための土俗的舞曲」。
ご覧のように締太鼓と神楽鈴が使われています。
 随分以前に某掲示板だか個人ブログだかでこの曲のことを「(同じく和田氏作曲の)犬夜叉のBGMぽい雰囲気」みたいなことを書いてあるのを見て、どんなBGMなのかが気になって「犬夜叉」のサントラを視聴してみたことがあるのですが、うん、確かに似た雰囲気の曲がありますね。


 「Tomorrow」。
「会場のみなさんもご一緒に歌いましょう!」
いや、そのハードル高すぎ、高すぎ。(^^;
サビは一見簡単そうですが、歌詞を教えながら誘導するようにしなきゃ歌えない曲だと思うのこれ。
まぁ、「一緒に歌って」というよりは「歌えるなら歌ってね」というスタンスなのでしょうが。
隊長も客席に向って棒をふりながら歌っています。


 「セプテンバー」。
熱帯JAZZ楽団版の「セプテンバー」です。
アルトサックスのソロが曲の半分以上。
華麗な演奏で観客大喜び。


サックス以外の部分はトランペットが。
トランペットも負けてはいません。


 曲が終わってソロ奏者の紹介も終わったところで、スタンディングでサビの部分が再度演奏されます。


 「ふたりの大阪」。
あゝ 抱きしめて ふたりの大阪~♪

 舞音の桑田佳祐氏、新境地に立たれたようです。(笑)


| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:41 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】陸・海・空自衛隊合同コンサート

よこすか芸術劇場で行われた陸・海・空自衛隊合同コンサートを聴いてきましたよ?

平成25年度
陸・海・空自衛隊合同コンサート

第1回公演
2013年7月13日(13:00開演)
第2回公演
2013年7月13日(17:00開演)
よこすか芸術劇場
和の心 未来へ

【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • フニクリ・フニクラ(L.デンツァ)
    • 星に願いを(L.ハーライン)
    • ジブリメドレー
      カントリーロード~やさしさに包まれたなら
    • アイ・ガット・リズム(G.ガーシュウィン)
  • 第1部(単独演奏)
    • 国歌「君が代」(林廣守)
    • マーチ「未来の風」(小長谷宗一)
    • 初恋(越谷達之助)
    • 繭の夢~竜の舞う空~(福島弘和)
    • シンフォニア・フェスティーヴァ(A.ラニング)
      I.ファンファーレ
      II.アリア
      III.トッカータ
    • 祝典行進曲(團伊玖磨)
    • パイレーツ・オブ・カリビアン(K.バデルト、H.ジマー)
      黄金のメダル~ブラックパール号~海賊の洞窟へ!~最後の銃弾~彼こそが海賊
  • 第2部[(合同演奏)
    • イージス~会場自衛隊ラッパ譜によるコラージュ(河邊一彦)
    • 海の歌(福田洋介)
    • 夢燃ゆる、紅き空に(河邊一彦)
  • アンコール
    • 交響的印象「嵯峨野」から 第3部 川のほとり(河邊一彦)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中央音楽隊
    海上自衛隊東京音楽隊
    航空自衛隊航空中央音楽隊

 当日座席指定だと思っていた微妙な席狙いのぴぎーさん、ロビーコンサートに間に合うぐらいの時間によこすか劇場に着けるように家を出ればいいかとノンキなことを考えていたのですが、前日の夜に入場はがきに「自由席」の文字があることに気がつきました。
なんですってー!)゜O゜( Oh,no!
ノンキにしていたら、微妙どころじゃない席になるところだったわ。

 ロビーコンサートは木管三重奏。
陸空海から1人ずつクラリネット奏者が登場です。
航空さん(と海自の隊員さんが紹介されていました。(笑))の全身で演奏されている感じがロビーコンサートらしくていい雰囲気でした。

 第1部は海空陸の順で単独演奏。
「未来の空」から「繭の夢」までが海上自衛隊東京音楽隊の演奏です。
「初恋」は石川啄木の短歌に曲をつけた日本歌曲。
声楽の発声で日本語を歌うというのはなかなか難しくて、プロの声楽家(オペラ歌手)でも「なんて歌っていのかわからん」というのがわりとあります。
なので唱歌のようなものではなく、わざわざ歌曲で日本の歌を演奏しようというのは一種の挑戦だなと思うわけですが、逆を言えばヴォーカリストのいる東音だからできる挑戦なわけで、そういう意味では3曲の中ではこの曲が一番東音らしい選曲といえるかもしれません。
 「シンフォニア・フェスティーヴァ」が航空自衛隊航空中央音楽隊の演奏。
空中音らしい選曲といえば選曲です。
作曲者がクラリネット奏者のせいかクラリネットが結構えらいことになっているような気がする曲です。
多分の気のせいではなくて本当にえらいことになっていると思うのですが、そこは空中音きれいにまとめています。
 「祝典行進曲」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」が陸上自衛隊中央音楽隊の演奏です。
「祝典行進曲」のとき、なんとなくコントラバスの方を見たら、そのまましばらくコントラバスの弓に目が釘付けに。
て、前回もそんなことを言っていましたね。(笑)
弦バスは2台だったのですが、あれで同じような音がでているのだろうか? と。
手と弓の動きを見ていると2台がほぼ同じメロディ(というか進行?)を演奏しているのがわかるのですが、ボウイングを見ているととても同じような音色がでていると思えなかったのです。
前回みたい違う弓の使い方をしているわけではないのですが、あれで同じような音がでてるのならすごいなーと。、
合同演奏の際は違う楽隊の弦バスが並んだのですがそのときは別に気にならなかったので、もしかしたらわざとやっているのかもしれません。(違う音になるように)
それか音色違っても無問題とか?
曲は端正できれいな演奏でした。
やっぱり「祝典行進曲」は中音の演奏が端正でいいですね。
いつも言っていますが、こういう曲は陸音に分がありますね。

 第2部は合同演奏なので人数も多く、「イージス」と「夢燃ゆる」はなかなか派手な演奏になっていました。
「イージス」は座っていた位置に恵まれたおかげで、バンダの各音が聞き取れて、何がどうらっぱ譜の部分を吹いているのかがわかって、なんだかもうそれだけで満足な気分に。
ちなみに舞台脇の左右花道にトランペット×2+ホルン×2、トランペット×2+トロンボーン×2、舞台袖がトランペット×3でした。
合同で人数が増えている分、大阪の定期特別公演のときより増員?
個人的にはこの曲、マリンバ(シロフォン?)がらっぱ譜の旋律を叩いているところがツボだったりします。
らっぱ好きなくせになぜ同じ金管楽器のトランペットやトロンボーンが奏でるらっぱ譜じゃなく打楽器のらっぱ譜の方が好きというのはどうなのかしら?(笑)
海上自衛隊のらっぱ譜のコラージュではありますが、あらゆる災厄を払う防具イージスのごとく日本や世界でがんばっている自衛官は海の人だけではありません。
そういう意味では「世界中で活躍する仲間へおくるエール」であるこの曲を陸海空の書く音楽隊が合同で演奏するというのは自衛隊合同コンサートにふさわしいと言ってもいいかもしれません。
 「海の歌」は先月初演された東音の委嘱曲です。
まさに「海!」という感じの曲です。
前後の曲の演奏がかなりダイナミックなものだったのですが、これはやわらかい感じの演奏です。
会場には作曲者の福田洋介氏もお越しになっていました。
昨日はたそがれに来られていたかと思うのですが、作曲家もあっちの演奏会、こっちの演奏会と呼ばれてなかなか大変そうですね。
 「夢燃ゆる、紅き空に」は真田幸村の夢と生涯を描いた曲。
大河ドラマのテーマ曲のごとくドラマチックなモチーフが何度かでてくるのですが、プログラムの解説を見るとどうやら「宿命」のモチーフのようです。
曲の後半になり激しく戦かっているところにこのモチーフが入ってきます。
幸村ピ~ンチ! というところですね。
結局幸村は大阪の地に散ることとなるわけですが、その後宿命のモチーフは明るく長調で奏されます。
悲しい最後で終わるのではなく幸村の生涯を讃えてことで明るく終曲を迎えます。
そしてこのあたり河邊節全開です。
ダイナミックでドラマチックな曲ですが、演奏もダイナミックでドラマチックな演奏でした。

 アンコールは「嵯峨野」から「川のほとり」とお約束の「軍艦」で。
「川のほとり」は4曲からなる「嵯峨野」のソプラノ独唱がついている部分です。
トリフォニーで聴いたときはハンドマイクを使っていて、せっかくの声楽的歌唱がもったいないことになっていましたが、今回はマイクなしでした。
うん、この曲はやっぱりマイク無しの方がいいと思うわ、ぴぎーさん。

というわけで、3年ぶりの合同コンサート、堪能してきました。
なんだか海自が担当のときばかり行っているみたいですが、たまたまですよ、たまたま。(^^;

| 合同演奏::自衛隊合同コンサート | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】たそがれコンサート2013(陸上自衛隊中部方面音楽隊)

大阪城音楽堂で行われた「たそがれコンサート」で陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

たそがれコンサート2011
2013年7月12日(18:30開演)
大阪市立大阪城音楽堂
海と空と大地と!

【演奏曲目】
  • [18:30~]大阪市立高津・文の里・春日出・桜宮中学校吹奏楽部合同演奏
    • マーチ「青空の彼方へ」(福田洋介)
    • ふるさと(岡野貞一)
    • サマー・タイム(J.ガーシュウィン)
    • ザ・ビート・オブ・EWF(W.ホワイト)
  • [19:10~]陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 君が代行進曲(吉本光蔵)
    • 星条旗よ永遠なれ(J.P.スーザ)
    • ディズニー・ディキシースタイル・メドレー (J.クリスチャンセン(編))
    • バック・トゥー・ザ・フューチャー(A. シルヴェストリ )
    • TOMORROW(岡本真夜)
    • ウィーゴー!(田中公平)
    • コパカバーナ(B.マニロウ)
    • 河内ファンク(日本民謡)
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 大阪市立高津中学校吹奏楽部
  • 大阪市立文の里中学校吹奏楽部
  • 大阪市立春日出中学校吹奏楽部
  • 大阪市立桜宮中学校吹奏楽部

 

 「「どっちの音楽ショー」~曲目は当日のお楽しみ~」となっていたので、例の「どっちを聴きたいですか~?」をやるのかと思ったら、「どっちが良かったですか?」な新パターン。
同じテーマのもと選曲した曲をテーマごとに隊長、副隊長が交互に演奏し、全曲演奏しおえたあとに「隊長と副隊長の演奏のどっちが良かったですか?」と観客の審判を仰ぎます。
 テーマは「マーチ」「テーマパーク」「元気がでる歌」「祭」の4つ。
サンバ風の「コパカバーナ」、ファンク風の「河内音頭」と夏っぽい曲もありました。
副長がなかなかアグレッシブな演奏でとても楽しいことになっていました。
余裕の副長、若干弱気な隊長……みたいな味付け(演出)もほんのりありましたが、演出抜きにしても副長絶好調です。

 「星条旗よ永遠なれ」。
副長、1曲目からフルスロットル。
派手な「星条旗よ永遠なれ」に仕上がっていました。
野外の演奏なのでこれぐらい派手にいかないとね!
 個人的に隊長が星条旗、副長が君が代のイメージだったので、ちょっと意外な気もしたのですが、君が代行進曲、どっちかといったらやっぱり隊長の雰囲気かも……。


 テーマパーク対決。
「(USJ)めっちゃ楽しいですよね!
打ち合わせしたときにUSJには1回も行ったことないと言ってましたよね、確か
……
……
それ、今言う?


 元気がでる歌対決・女声編。


 元気がでる歌対決・男声編。


 祭り対決は「コパカバーナ」と「河内ファンク」。
 「コパカバーナ」はサッカーの「祭典」、ワールドカップにかけての選曲です。
「祭」ということを意識してでしょうか、冒頭は日本の祭囃子のような雰囲気でした。
 「河内ファンク」は「マーチング・スペシャル関西編」の終曲を単独演奏用にアレンジしているようですね。
最後は打楽器パートの大活躍で演奏終了です。



 隊長、副長ともに大熱演で中方音らしい演奏が聴けました。
え、対決の結果?
ああ、忘れていました。
選択肢が「隊長が良かった」「副隊長が良かった」「どちらも良かった」の3つあったのですよ。
拍手で決めるのですが言うまでもなく「どちらも良かった」が一番拍手が多かったです。
「どっち」じゃなくて「どれ」じゃん……というツッコミはなしね。(笑)

| 陸上自衛隊音楽隊::中部方面音楽隊 | 11:55 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【演奏情報】たそがれコンサート 7月プログラム

【2013年7月5日~8月30日】 「大阪市音楽団 たそがれコンサート2013」のお知らせ
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000221157.html

※画像をクリックするともう少し大きい画像が別画面で開きます

たそがれコンサート、今年はWebで演奏予定曲目の紹介がされていないので、会場で配布されたものをあげておきます。
どの演奏を聴きに行こうかとお悩みの方へのご参考までに。

縮小してあるのでそれほど汚くは見えませんが、文字が汚いのは元からです。
画像として取り込んだものを印刷したっぽい?(^^;
「当日のお楽しみ」な中方音の演奏は後日改めて。

舞音、博奕岬は持ってくるようですが冠島はなしのようです。
冠島は天然記念物だけに府外への持ち出し厳禁と。(笑)
府民との音楽演奏会のプログラムと1~2曲入れ替えたプログラムになるのは予想の範疇ですが、オオミズナギドリを連れて来ないというのは予想外でした。
呉音は先月初演された呉音委嘱作の「出航のファンファーレ」(田中久美子作曲)を持ってくるようです。
これは楽しみ~。
田中氏のファンファーレ、華やかなものになりそうですね。
1年ぶりの生呉音待ち遠しくて、わくわく♥

| インフォメーション | 11:23 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【DVD】海上自衛隊

MUSIC IMAGE VIDEO JMSDF-BAND PRESENTS
海上自衛隊

演奏:海上自衛隊東京音楽隊

非売品
【収録曲】
第1節 遥かな海へ ~海上自衛隊の世界~
第2節 音楽隊演奏会へのお誘い
      ・行進曲「軍艦」
      ・宇宙戦艦ヤマト
      ・ヘビーローテション
      ・行進曲「威風堂々」 第1番
第3節 海上自衛館を志す君へ ~教育隊の風景~

 自衛隊音楽隊の演奏会に行くとたまにノベルティを頂けることがあります。
プログラムと一緒に渡されることもありますが、大抵は「ご自由にお取りください」形式です。
「ご自由にお取りください」形式は「早い者勝ち」形式でもあるので早々にノベルティが無くなってしまうこともあります。
早く来た人の方が遅く来た人より良い物が手に入ったり、選択肢の幅が広かったりするのはスーパーの特売でも自衛隊のイベントでも同じなので、貰えなくても怒らずに、「貰えたらラッキー♥」ぐらいで気持ちでいるといつか思いがけないものが手に入る……かも?!
 
 というわけで、先日の府民との音楽演奏会でこんなものを頂いてきました。
「ご自由にお取りください」といろいろなノベルティ置いてある中に白いディスクがあるのに気がついて手にとってみると、「MUSIC IMAGE VIDEO JMSDF-BAND PRESENTS 海上自衛隊」の文字とDVDマークが書かれいます。
MUSIC IMAGE VIDEO?!
JMSDF-BAND PRESENTS!
えーっと……。
これ、本当に持っていっちゃっていいのかな?
あきらかに他のものより数が少ないですよ?
というかあと3枚ぐらいしかありませんよ。
貰っていい?
いいのね?

ダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ□ <DVDをしっかり掴んでいる。

座席でDVDをバッグにしっかりと隠くすしまうぴぎーさんでした。


 内容は第1節と第3節が海上自衛隊のプロモーションビデオ、第2節が東京音楽隊のプロモーションビデオというところです。
「JMSDF-BAND PRESENTS」とありますが、演奏は全て東音(と他の楽隊)です。
 第1節は「遥かな海へ」をBGMにした海上自衛隊のイメージビデオです。
ネットで配信されている「遥かな海へ」とは違い音楽隊の演奏風景はでてきません。
海上自衛隊チャンネルで配信されているものと同じです。

(どうも「イージス」の演奏動画と混じって記憶されていたようです。
「イージス」の動画を観ていて「こんなんだっけ?」と思い、「遥かな海へ」と混同しているのかな? と思って「遥かな海へ」を確認してみて驚愕。
DVDと一緒や~ん!Σ(°Д°;
配信の方、ずっと演奏風景がはさまっていると思ってたわ……。_| ̄|○
実を言うと、曲自体も頭の中ではときどき「遥かな海へ」と「イージス」が混じるのですよね。
ちょっといろいろ危なさそうなので、外ではこの2曲については語らないことにしたいと思います。(笑))

公式のプロモーション映像は今までいくつか見ていますが、これは良くできていると思います。
「遥かな海へ」の演奏に映像があわせてあってイメージビデオとして秀逸です。
 第2節は東音のいろいろな演奏が映像とともに収められています。
ちなみに
 軍艦:2011年の海上自衛隊音楽隊シンフォニック・コンサート
 宇宙戦艦ヤマト:2011年の自衛隊音楽まつり
 ヘビーローテション:2011年のさいたまスーパーアリーナでの火曜コンサート
 威風堂々:2010年の日米安全保障条約締結50周年記念ホリデーコンサート
です。
「ヤマト」は曲前のドラムパフィーマンスから収録されていて、DVDとしての収録時間としては短いわりにツボを抑えた収録がされています。
撮影も演奏にあわせた撮影がされているので、某DVDもこれぐらいの撮影(編集)だったらいいのに……と思ってしまいました。
「威風堂々」を観ていると、ちゃんと打楽器がなっているときは打楽器が、低音が鳴っているときは低音楽器がズームされているのですよね。
もっとも、カット割が細かすぎてもう少しトメておいて欲しいと思う人もいそうな映像ではあるのですが。
このあたりの撮影、編集の差は音楽の専門家と映像の専門家の感覚の違いなのかなぁ、やっぱり。
 第3節は「海をゆく」の歌とともに教育隊の様子が着隊から紹介されています。

 とにかくこれを観て、東音のクイーンズスクエアでの演奏、東音がWebにあげてくれないかな……と切実に思いました。
全曲とは言いません、「錨を上げて」だけでいいから……。
DVDの「錨を上げて」を観るたびに泣けてくるの、ぴぎーさん。
ホンマ、あれはないわ。(T◇T)

| 音源・映像 | 10:58 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】第32回府民との音楽演奏会

京都コンサートホールで行われた「第32回府民との音楽演奏会」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

第32回府民との音楽演奏会
2013年6月28日(19:00開演)
京都コンサートホール大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部 洛南高等学校吹奏楽部
  • 第2部 海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • 海の戦友(R.キュッセル)
    • 行進曲「博奕岬の光」(酒井格)
    • ~冠島今昔~ 鳥たちの楽園(清水大輔)
    • 夏の思い出(中田喜直)
    • セプテンバー(M.ホワイト、A.マッケイ、A.ウィリス)
    • ミュージカル「アニー」より Tomorrow(C.ストロウス)
  • 第2部アンコール
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
  • 第3部 合同演奏
    • 「あの日聞いた歌」より 故郷~赤とんぼ~春の小川~花(真島俊夫(編))
    • ハイデックスブルク万歳(R.ヘルツァー)
  • 第3部アンコール
    • 錨を上げて(C.A.ツィマーマン)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 洛南高等学校吹奏楽部

 今年は京都コンサートホールでの開催でした。
クラシック専用ホールでいいホールなので「良いホール」で開催したいという気持ちはわかるのですが、この「府民との音楽演奏会」に限っていえば、ホールよりもっと考えなければいけないことが多数あるのではないかと思わずには……。(^^;
それでも思ったよりは来場数は多かったです。
まぁ、京都コンサートホールの方が京都会館より席数が少ない分、席が埋まっている感が増しているというのもあるのでしょうけれど。

 今回も「博奕岬の光」と「冠島今昔」が入っています。
この様子だとたそがれにも「博奕岬の光」と「冠島今昔」を持ってきそうですね。
決めました、たそがれではバードウォッチングをします。
後ろの方からでもオオミズナギドリ(クラリネット奏者)を観察できるように双眼鏡持って行かなきゃ!<方向性があきらかにおかしいですよ、ぴぎーさん。
 舞音ってなぜか1曲目の演奏が始まった瞬間に「こんな音だっけ?」と思うことが多いのですが、今回は珍しく「おお、これこれ」と思いました。
多分、先週前隊長+佐音を聴いているせいではないかと。
で、そのせいもあるとは思うのですが、今更ですが「博奕岬の光」を「ああ、これって舞音のための曲なんだな」とも思ったり。
例えば同じコンセプトともいえる「剱の光」という曲がありますが、その「剱の光」と「博奕岬の光」を、「どっちが舞音ぽいか?」という比較をしたら、これはもう確実に博奕岬の方だと思うのです。
作曲者がそのあたりも意図した上で作曲したのかどうかはわかりませんが、結果的に舞音の曲になっているのは確かではないかと思うぴぎーさんでした。

 順番が前後しましたが、1曲目の「海の戦友」はドイツ海軍の行進曲として演奏されている曲です。
同じ題名の軍歌を行進曲にしたもので、曲の後半はまるっとその歌詞で歌えます。
行進曲「軍艦」が行進曲でありながら「ま~もるもせむるも」と歌えるのと同じような感じですね。
そうそう、どーでもいいことですが「軍艦」の歌詞は「守るも攻めるも」もじゃなくて「守るも攻むるも」ですよ。
こういう経緯の曲なので濃いミリヲタさんなら結構ご存知なのではないかと思いますが、行進曲としてだけ見ると珍しい曲を持ってきたなーという感じです。
陸音がこういう曲持ってきてもあんまり驚かないのですが、海音だとものすごく意外な感じがするのはなぜかしら?
 「博奕岬の光」に続いて「冠島今昔」も演奏されました。
今期はこの2曲を持ってまわりそうですね。
来期以降は聴く機会が減るのは確実な曲なので、聴けるだけ聴いておきたいところです。
オオミズナギドリの鳴き声はクラリネットのマウスピースを吹いているのだそうです。
オオミズナギドリの声ってこんなんだっけ? と思っていたので、何か別の海鳥の鳥笛でも使っているのかと思っていたのですが楽器のマウスピースを鳥笛がわりに使っていたとは。(*゚o゚*)
前回は何か吹いているのはわかったのですが何を吹いているのはわからなかったので、マウスピースというのは「へー」でした。
やっぱりたそがれはバードウォッチングしなきゃいけなさそうです。(笑)
 「セプテンバー」はソロもいろいろあって舞鶴音楽隊らしい華やかな演奏でした。
ふと気がつくとユーフォニウムの隊員さんがトロンボーンを吹いておられたました。
限られた人数で演奏する以上こういうことは珍しいことではないのですが、それでも目につくと「大変ね。(^^;)」と思わずにいられません。
 プログラム最後は「ハイデックスブルク万歳」です。
今回の演奏会はドイツの行進曲で始まりドイツの行進曲で終わりました。
吹奏楽好きには人気があるようですが一般的な知名度はあまり高いとはいいがたい曲です。
ドイツの行進曲不遇ですね、なんだか。
ドイツの行進曲を2曲、しかも1曲は「海の戦友」という珍しいめの曲を持ってきたのは隊長が力を入れているということでしょうか?
もしそうならば、定期やファミリーコンサートでもおもしろい演奏が聴けるかもしれませんね。
秋のファミリコーンサートに期待、期待。

 今回は舞音ぽい演奏を聴けたので満足して帰ってきました。
ぽいというか、逆にここ何回か聴いた時の印象とは若干違うような感じがしないでもないのは気のせいかしら?!

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

※重要※ スパム対策

 「駐屯地までご一緒に」がトラックバックスパムとコメントスパムでエライことになって、現在レンタルサーバから強制的にパーミッションを000にされています。
こっちも同じブログシステムを同じ設定で使っているのでとりあえずスパムフィルターの判定基準をきつめにしました。

 その関係でスパムでもなんでもないコメントがフィルターにひっかかってしまう場合があります。
もしコメントを戴いた際にコメントが表示されなかった場合はフィルターにひっかかっている可能性が高いです。
フィルターにひっかかっている場合は表示が保留されているだけで、戴いたコメントはちゃんと記録されているのでご安心ください。
フィルターにひっかかっていることに気づき次第保留解除をさせていただきますので、気長にお待ちいただけるとありがたいです。
保留ではなく本当に書き込みが反映されていない場合もないことはないので、あまりいつまでも表示されない場合は保留されているのではなく反映されていないのだと思っていただいていいかと思います。

 ちなみにわたしが意図的にコメントを削除した場合はその旨を書かせていただいております。
なのでわたしからのコメントがないままコメントが反映されない、もしくは消えているのであれば、それはわたしが意図した削除ではありません。
反映されるのをお待ちいただくか、消えたことをお知らせいただけましたら助かります。


 冷静に考えると、スパムを食らってえらい迷惑を受けているのに、その上更に鯖屋から怒られるというのはなんだかものすごく理不尽な気がしてきたぴぎーさんです。
悪いのはわたしか?
わたしなのか?!

| サイトのおしらせ | 03:12 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】海峡に響くシンフォニー2013

 下関市民会館で行われた「海峡に響くシンフォニー2013」で海上自衛隊佐世保音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

海峡に響くシンフォニー2013
2013年6月22日(13:30開演)す
下関市民会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 出航(岩下章二)
    • セントルイスブルースマーチ~君の名は (W.C.ハンディー/古関裕而)
    • 明日があるさ(中村八大)
    • 長崎県スポーツ行進曲(秋山紀夫)
    • 加山雄三メドレー(弾厚作)
      君といつまでも~お嫁においで~サライ
    • 天地人(大島ミチル)
    • 海の彼方の空で(福田なおひろ)
  • 第2部
    • 口笛を吹いて働こう~楽器紹介のための(真島俊夫(編))
    • 「海猿」から(佐藤直紀/Hayato Tanaka)
      Courage~Precious
    • 家族になろうよ(福山雅治)
    • ジャパニーズ・グラフィティ XVII 美空ひばりメドレー(星出尚志(編))
      愛燦燦~リンゴ追分~お祭りマンボ~川の流れのように
    • 夢やぶれて(C.M.シェーンベルク)
    • キャラバンの到着(M.ルグラン)
  • アンコール
    • ふるさと(唱歌)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
【出演】
  • 海上自衛隊佐世保音楽隊

 下関基地隊の開隊記念演奏会として毎年行われている演奏会です。
今期は下関基地開隊60周年という節目の年なので、何かおもしろい曲がプログラムにのるかもしれないと思い聴きに行くことにしました。
下基がというより佐世保地方隊そのものが今期開隊60周年になるので、佐音の定期演奏会あたりを狙った方が委嘱曲の類は確実に聴けそうなのですが、さすがに佐世保日帰りは厳しいですし……。(^^;
 実は今回のプログラムは5月に長崎で行われた佐音のファミリーコンサートとほとんど同じでした。
5月31日に地方隊主催公演があったのなら、6月22日の基地隊主催公演のプログラムが5月のプログラムを改訂したものになるのは想像に難くありません。
開場待ちの最中にだらだらネットをしていて5月のファミリーコンサートのことを知ったぴぎーさん、ちょっと涙目です。
でも更にネットを続けていると、そのファミリーコンサートが「佐世保地方隊創設60周年」という冠がつけられた演奏会だったということもわかり、ぴぎーさんの期待は逆に高まることに。
結果としては期待どおりに「おもしろい曲」を聴くことができたので結果オーライなのですが、演奏会に応募する際は一応直近の演奏情報もチェックしておいた方が聴きたい曲の当たり度はあがるかも……とちょっと思ったぴぎーさんです。

 演奏会の色合いとしてはファミリーコンサート系の演奏会です。
実際ファミリーコンサートのプログラムを改訂してもってきていますし。
 第1部は開隊60周年にちなんで昭和から平成までの曲を順に追った構成となっていました。
第2部は映画にちなんだ曲を中心にした選曲です。
第1部の「出航」と「海の彼方の空で」は佐世保音楽隊ならではの曲です。
下基60周年、というより佐地隊60周年的にはこの2曲が聴きどころだと思います。
なので正直「これは隊長の棒でなくていいのか?」と思わなくもないのですが(1部の指揮は副隊長です)、プログラム的には1部向きなのですよねぇ。
60周年の記念曲ではないのでこれが順当なやり方だとは思いますが、隊長の棒でも「ならではの曲」を聴いてみたかったな。

 「出航」は以前少し書いたように、元佐世保音楽隊隊長の岩下章二氏により作曲された曲です。
以下はCD「日本のマーチ(戦後編)」(KICW3012)の解説書からの引用です。
 1989年当時海上自衛隊佐世保音楽隊隊長をつとめていたとき作曲した行進曲。その年はちょうど、海上自衛隊創設35周年と佐世保開港100周年の年でもあり、それを記念して、大海原へ雄々しく出航してゆく護衛艦の勇ましい姿を行進曲にしたものと作曲者はのべている。
今時点で入手可能な録音は事実上前述の「日本のマーチ(戦後編)」一択状態ですし、なかなか珍しい曲だと思います。
 「総員」を意味する号笛が響いたあとに「出港」らっぱが続き音楽が始まるのですが、今回はらっぱのあとに更に「出港!」という掛け声もかかりました。
ちなみに出港らっぱはらっぱではなくトランペットが奏します。
今時のこういう光景を描写した曲には途中に必ず「困難な状況」の描写がでてくるのですが、行進曲であるこの曲では最初から最後まで勇壮な護衛艦の姿が描かれます。
イメージするなら観艦式などで見かける護衛艦が縦列で進んで行くあの様子でしょうか。
広がる海へ向かって護衛艦隊が雄々しく進んでいく……そんな映像が浮んでくる曲です。
 「海の彼方の空で」は現佐世保音楽隊のトロンボーン奏者である福田なおひろ氏(漢字がわからないのでひらがなです)による作曲です。
「海の彼方」ではなく「彼方の空」というのがポイントですね。
海上自衛隊をイメージした曲というと、どうしても大海原を進み行く護衛艦、世界の海で活躍する隊員たちという描写になりがちなのですが、この曲は海の上ではなく空の上での隊員たちの活躍が描かれています。
海上自衛隊が活躍するのは海の上だけとは限りません。
空でがんばる方々もいらっしゃるのですから、こういう曲はいいですよね。
次はぜひ陸でがんばっている方々もぜひ音楽にしていただきたいところです。
 「出航」が昭和の自衛隊の姿なら、「海の彼方の空で」は平成の自衛隊の姿です。
この2曲を比べると、26年の間に随分とかわったものもある反面ずっとかわらないものもあるのだなと思わせられます。
こういった時代ごとの「自衛隊の姿を描いた曲」を比べて聴けるというのはおもしろいプログムだと思います。
1部が「出航」で始まり「海の彼方の空で」は終わっているのは音楽で時代を順に追っているからなのでしょうが、昭和の自衛隊と平成の自衛隊との対比だと思って聴くのも有りじゃないかなぁ。

 「明日があるさ」と「家族になろうよ」は歌つきでした。
「明日があるさ」は昭和39年のヒットした曲として選曲されている上に、歌っている隊員さんがどことなく坂本九氏に似たところがある方だったので、歌詞がウルフルズの「ジョージアで行きましょう編」だったのでふきそうになりました。
ええーっ?! という感じですよね。(笑)
でもわたし、結構「ジョージアで行きましょう編」は好きだったりするのでこれは認めます。(笑)
 「長崎県スポーツ行進曲」は1969年の長崎国体のために作られた曲なのですが初めて聴きました。
演奏前に歌劇「蝶々夫人」の「ある晴れた日に」使われていると紹介されましたが、「ある晴れた日に」より先に「長崎の鐘」がでてきますよね、これ?
そっちには触れないのはなぜ?
トリオが「ある晴れた日に」の変奏なのですが、軍歌系行進曲のトリオのように1曲まるっと組み込まれているのではなく、「ある晴れた日に」の冒頭部の旋律が繰り返されています。
聴いてると妙にテンションのあがってくる行進曲です。
 「加山雄三メドレー」はジャパニーズ・グラフィティー の「弾厚作作品集」かと思うのですが、なんだか微妙に違うような気が。
もしかしたらわたしがジャパグラのメロディーを間違って記憶していたのかもしれませんが、今更確認はできないで、「多分ジャパグラ」ということにしておきます。
 「海猿」はアデン湾への派遣の際に海上保安官が護衛艦に同乗したことに絡められています。
海保7管区の本部長夫妻がお越しになっていたようで紹介されていましたが、そういうのも仕事のうちの本部長はともかく奥様は大変だなと。(^^;
「Precious」は楽器ソロが歌っていて良かったです。 

 今回は「指揮者が違うと楽隊が同じでも違う音になるけれど、指揮者が同じだからといって違う楽隊で同じ音になるわけではないんだよな」という、当たり前で今更なことをしみじみと思いながら演奏を聴いていました。
指揮者か楽隊のどちらかが同じだと似た傾向の音になったりするけれど、似てはいてもやっぱり別物だなぁ……みたいなことを考えていたのです。
1部と2部で指揮者が違った上に、佐世保音の現隊長が舞鶴音の前隊長なこともあってそんなことを思ってしまいました。
 アフロキューバンなリズムの「キャラバンの到着」はかつて舞音のラテン系の音楽がそうだったようにパワフルに押しの強い演奏でしたが、やっぱり舞音とは違うのですよね。
当然といえば当然です。
逆に言うと「植田隊長&佐音の音」と「植田隊長&舞音の音」の差異の部分が佐音の音ということになるわけなので、同じ指揮者で違う楽隊の演奏を聴くというのは楽隊の音がわかりやすくて楽でいいかも……とちょっと横着なことを考えてしまいました。(^^;

 次に佐音を聴けるのはいつになるかはわかりませんが、なんとかまた聴きに行きたいと思います。
 そうそう、入場整理券(はがき)に「開演10分前にこの券は無効となります」という記載があるのにびっくりしました。
「キャンセル待ち」というシステムがある都合だと思うのですが、うまい方法を考えましたね。
キャンセル待ちを正式なシステムにすることで応募期間が過ぎてから演奏会があることを知った人や抽選に外れた人には演奏を聴くチャンスができますし、自衛隊側は当日発生した空席を埋めていくことができます。
そしてこのやり方だと途中入場が発生しないので、演奏中に空席を探して移動する人に観客の「聴く態勢」が邪魔されることもありません。
三方よしです。
下基のスタイルなのか佐地隊のスタイルなのかはわかりませんが感心しました。
そういえばわたしが自衛隊音の演奏会で事前座席指定制の演奏会を初めて経験したのは佐音の演奏会だったのですが、その時から何年も経つ今でも、その演奏会がわたしの経験した事前指定の演奏会の中では一番うまくて気の利いたやり方だったりします。
「音楽演奏会」というイベントというものを理解した上でのノウハウが佐地隊には蓄積されているのかもしれませんね。

| 海上自衛隊音楽隊::佐世保音楽隊 | 11:38 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【演奏情報】たそがれコンサート

【2013年7月5日~8月30日】 「大阪市音楽団 たそがれコンサート2013」のお知らせ
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000221157.html


 「たそがれコンサート」の季節がやってきました。
 今年の7月12日から5週間連続で自衛隊音が出演のようです。
それも全部違う楽隊。
なんと今年は空音もでますよ?

 これ毎週行けたらすごいですよね。
金曜日の夜に毎週というのはかなりムリゲーくさいのですが、途中から行ってもわりとなんとかなるので、今期はちょっとがんばってみようかと。
 ただね、5週も大阪城行ったら交通費が大概な額なのですが。
ま、横須賀までの片道ぶんよりは安いんでいいですけれど……て、あーっ!
7月12日て合同コンサートの前日じゃないですか!
合同コンサート当たっていたら結構ハードスケジュールになりそうです。

 とりあえず、中方音には「信号らっぱの為の協奏曲」の第4楽章を期待。
昨今、あちこちの楽隊で歌手担当の隊員さんが交代されているようなので呉音にちょっとどきどき。
歌姫かわってなかったらいいのになー。

| インフォメーション | 05:13 PM | comments (2) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

index

categorys

monthly archive

other

powered by