【プログラム】ふれあいコンサート~市民の集い~

堺市民会館で行われた「ふれあいコンサート~市民の集い~」を聴いてきましたよ?

第39回堺まつり協賛
ふれあいコンサート~市民の集い~

2012年10月20日(13:00開演)
堺市民会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 行進曲「剱の光」(酒井格)
    • 吹奏楽のための抒情的「祭」(伊藤康英)
    • 吹奏楽のための組曲“ヨコスカの海の風”(小長谷宗一)
      I  戦艦
      II  歌
      III どぶ板通り
  • 第2部
    • ディズニー・クラシックス・レビュー(山里佐和子(編))
      ハイ・ホー~口笛吹いて働こう~星に願いを~ハイ・ディドゥル・ディー・ディー
    • ご長寿番組大メドレー(小島里美(編))
      キューピー3分クッキング~世界・ふしぎ発見!~水戸黄門~くいしん坊!万才~ミュージック・ステーション~世界の車窓から~鶴瓶の家族に乾杯~徹子の部
      屋~渡る世間は鬼ばかり~ミュージックフェア~小さな旅~よしもと新喜劇~笑っていいとも~きょうの料理~パネルクイズアタック25~ライオンのごきげん
      よう~笑点~サザエさん~バラエティ生活笑百科~NHKのど自慢
    • セプテンバー(M.White、Al McKay、A.Willis)
    • 栄光の架橋(北川悠仁)
    • 踊る大捜査線より(松本晃彦)
      Rhythm and Police~危機一髪~March of C.X.
    • マンテカ(D.ガレスピー)
  • アンコール
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊横須賀音楽隊

今年は横須賀音楽隊の登場です。
大阪で横音単独のホール演奏が聴く日が来るとは思いもしませんでした。
大阪で聴くことができるとしたら野外とか合同とかそんな感じだと思っていたので本当にびっくりです。
開演30分前ぐらいについたのですが、結構席が埋まっていました。
以前は空席の結構あった演奏会でしたが、ここ3年はなかなかの集客です。
一昨年の阪神基地隊広報係の功績ですよね。
公式ページに案内をだしたのはやっぱり影響大だったと思います。

演奏曲目を確認しようとプログラムを開くと……おおっ! 委嘱曲3本立て!!
第1部まるっと全部委嘱曲。
しかも「ヨコスカの海の風」なんて今年できた新しい曲ですよ?
もうこれだけで来たかいがあったかも~。ァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
そして2部にちょっとヤバそうなw曲が1つ。
「ご長寿番組大メドレー」。
5~6年前に横須賀のサマフェスで「テレビCMオンパレード」という曲を聴いたのですが、それは25曲メドレーでした。
なんかこの曲もそのパターンぽいなぁ。(^^;

1曲目の「剱の光」は横須賀音楽隊の委嘱曲。
三浦半島にある劔崎灯台から着想を得たそうです。
9月の舞音ファミリーコンサートのプログラムで似たような説明を書いていますよね。(笑)
あっちは「博奕岬の灯台」、こっちは「劔崎の灯台」。
「光」シリーズ?(勝手にシリーズ化するな)
この曲を初めて聞いたときに「バック・トゥ・フューチャー」とかあのあたりのアメリカのSF娯楽大作映画みたいな曲だな」と思いました。
某誌で「ハリウッド風」と評された事、それを受けて酒井氏が「少し「ジュラシック・パーク」の影響を受けているかもです。(笑)」と書かれたことを後日知ったぴぎーさん、「「ジュラシック・パーク」かよっ!」と心の中でそっとつっこんだのでした。(笑)

「祭」は大湊音の委嘱曲。
これは吹奏楽の曲としては有名ですね。

そして、吹奏楽のための組曲“ヨコスカの海の風”は横須賀地方隊開隊60周年記念委嘱作品です。
自衛艦艇の出入港する基地の風景を描いた「戦艦」、三浦半島由来の歌をモチーフにした「歌」、どぶ板通りの様子を描いた「どぶ板通り」の3部構成になっています。
第1楽章は「戦(たたかう)艦(ふね)」だけになかなか重々しく始まります。
途中サイドパイプ(号笛)が登場し、最後はシップベルで幕を閉じます。
第2楽章は三浦半島ゆかりの民謡や歌謡曲のメロディーがいくつも登場します。
「ダンチョネ節」もでてきたので気がついたのですが、今日の今日まで歌いだしの「三浦三崎でヨ」を「三浦岬」だと思っていたぴぎーさんです。
いやん、恥ずかしい。((▽\*)
第3楽章は舞台袖からシンバル付きのスネアが登場すると、トランペット、トロンボーン、クラリネット、スーザフォンも楽隊の前にでてきます。
ストリートミュージシャンのようなスタイルで演奏する5人が列を組んで舞台袖に消えていくと、遠くなって行くミュージシャンたちの音に楽隊の音が重なりやがて完全に楽隊の音と入れ替わります。
おもしろい演出です。
楽隊の方も順に楽器が重なっていきます。
細かい旋律がどんどん重なり、どぶ板の雑多でにぎやかな様子が描写されていきます。
横須賀だけに、ミュージシャンたちのあれ、アメリカンスタイルってことなんだろうなぁと思って見ていたのですが、お隣のご年配が「チンドン屋をあらわしている」とご考察されていたので、そういや最後の行進は確かにチンドンぽいなと思ったり。
全体的におもしろい曲です。
白樺でCDでないかなー。

2部は1部とはがらっと変わって聞きやすい曲が集められています。
舞台にばらばらとでてきた隊員さんが音だしをするのですが、クラリネットの隊員さんが「ラプソディ・イン・ブルー」を吹いているので「???」。
「なんで「ラプソディ・イン・ブルー」?」と思っていたら、舞台上の一人の隊員さんが手でホールの後ろを示します。
観客が振り返ると楽器を持った隊員さんがたくさんいて、各々がてんでに音をだしながら客席の通って舞台へとむかいます。
指揮者が登場してもみんな音だしをやめません。
指揮者が困りはてていると、燕尾服姿の杖をついたご老人が登場。
指揮棒がわりに杖をふりあげると楽隊は静かになり、隊長がすかさず「ディズニー・クラシックス・レビュー」をはじめます。
ああ、やられました。(笑)
「ラプソディ・イン・ブルー」も演出ですね。
まんまとはまりましたよ、わたしも。
随分久しぶりに横音を聴きましたが、やはり観客の心の掌握がうまいですね。
これぐらいの演出、他の音楽隊もやってるじゃんと思うでしょ?
うん、ホール演奏ならわりとあるのですけどね。
横音は基地公開での野外演奏でも、観客をつかむのが早い気がするのですよ、なんか。
広報慣れしていて、何かコツみたいなものを持っているのでしょうね、おそらく。
今回の場合だと大事なのは指揮者のくだりで笑わすことではなくバラバラの音だしの部分だと思うのですよ。
わたしみたいな客なら今日の演目に全然関係ない「ラプソディ・イン・ブルー」が気になる。
音楽会に慣れていない人ならバラバラの音が集まってきて何をするのだろうと気になる。
どっちも「何やるの? 何やるの?!」みたいな気持ちがあるから真剣に演奏に向うんですよね。
みんな一生懸命聴いているから「ご長寿番組大メドレー」のような曲では思いっきり笑って、「栄光の架橋」では横音のゆずに惚れ惚れして、「あー楽しい!」と声に出して言うんです。
同じことをやればどこの楽隊でも同じようにできるのか? といったら、そうではないでしょうね、多分。

「ご長寿番組大メドレー」は予想どおり20曲メドレーでした。
曲名は覚えられても、順番まではムリっ。
しょうがないから帰ってから該当する楽譜情報探しましたよ、ええ。
曲名を書いた紙を順番にめくって曲名を教えてくれるのですが、この紙にもネタがいくつか仕込んでありまして、観客大笑いでした。

「栄光の架橋」は「呉音のゆず(大きい方)」改め「横音のゆず(大きい方)」が登場されていました。
あいかわらずご婦人方のハートわしづかみで。(笑)
「横音のゆず(小さい方)」の方は独身だそうなので、「横音のゆず」の虜になった方はチャ~ンスっ!(笑)


お約束の「軍艦」を聴いていて、わたしはやっぱりこういう指揮の方が好きかなーと思ったのでした。
いつも、真面目で手堅い演奏より当たり外れがあるような演奏をおもしろがっていますが、実はわたし佐渡裕氏系統の棒の振り方は苦手なのですよ。
個性的な棒じゃなきゃ個性的な演奏ができないわけでもないですしね。
ドラムのアドリブだとかトランペットのソロだとか聴き所どころもいろいろあったのですが、これ以上書いてると、また凶悪な長さになると思うのでこれぐらいでおしまいw

| 海上自衛隊音楽隊::横須賀音楽隊 | 07:39 PM | comments (1) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2012

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ファミリーコンサート2012」を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
ファミリーコンサート2010

2012年9月22日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • 公開リハーサル
    • 双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
    • パイプ・ドリームス(K.G.ラム)
    • 高度な技術への指標(河辺公一)
    • 川の流れのように(見岳章)
    • パヴァーヌ(M.ラヴェル)
    • サザンオールスターズ・メドレー
      いとしのエリー~勝手にシンドバット(桑田圭祐)
    • Let's go! スマイルプリキュア!(高取ヒデアキ)
    • 里の秋(海沼實)
  • ロビーコンサート
    • 情熱大陸(葉加瀬太郎)
    • 黒いオルフェ(L.ボンファ)
    • 恋のバカンス(宮川泰)
  • 第1部
    • 双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
    • パイプ・ドリームス(K.G.ラム)
    • 高度な技術への指標(河辺公一)
    • 赤とんぼ(山田耕筰)
    • 自鳳狂詩曲(藤掛廣幸)
    • 舞鶴地方隊創設60周年記念委嘱作品
      行進曲「博奕岬の光」(酒井格)
  • 第2部
    • ナヴァル・ブルー(真島俊夫)
    • 川の流れのように(見岳章)
    • ドレミの歌(R.ロジャース)
    • パヴァーヌ(M.ラヴェル)
    • サンバ・エキスプレス(真島俊夫)
    • 舞鶴市民の歌(塩尻歌灯)
    • 海上自衛隊歌「海をゆく」(古関裕而)
    • サザンオールスターズ・メドレー
      チャコの海岸物語~HOTEL PACIFIC~いとしのエリー~勝手にシンドバット(桑田圭祐)
  • アンコール
    • 里の秋(海沼實)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

まぁ! プログラムに曲目が‼ *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
良かったわ、紙と鉛筆を使わなくて済んで。<問題はそこですか?
サイズもA5のコンパクトサイズになりました。
厚手の紙を使った変型サイズのプログラムは豪華な雰囲気があるので、音楽会という非日常な楽しみを盛り上げてくれると言う意味ではとてもいいと思うのです
が(だって、例えばちょっとだけおめかしして行った音楽専用ホールでの音楽会でPPC用紙に単色で印刷された物を渡されたらなんだかがっかりしちゃいませ
ん?)、利便性を考えると、やっぱり今回のようなA5冊子タイプが一番使いやすいかなーと思うわたくしです。

今回もリハーサル公開がありましたが、今回は「公開リハーサル」という名のミニコンサートの様相でした。
演奏を途中で止めないだけならゲネに近いリハという事になるのでしょうが、本番では演奏しない曲までやりましたからね、今回のリハーサル。
舞音大サービスです。
この辺り現隊長の意向でしょうか?!
実を言うと、今回は本公演の方がかなり時短になっていました。
ロビーコンサートからすでに時短モードで、普段より少ない曲数を曲間の曲目紹介もいれずにいっきに演奏でアンコール扱いの曲の演奏もなし。
本プログラムは17時開演で18時45分になる前には終演(途中休憩はいつもどおり15分)という状況でした。
公開リハーサルのミニコンサート化はそのあたりも関係のあるのでしょうか?
ていうか、なんでこんなに時短したのだろう?
そういえば開演時間もいつもより1時間早いですよね。

そんな感じで時短モードではありましたが、演奏曲目はバラエティに富んでいて、なかなか楽しいプログラムビルドだったと思います。
聴き所は委嘱曲とバグパイプかな。
あとは舞音塩素会のお楽しみ「舞音の桑田圭祐」ね。(笑)
ぴぎーさん的には隊歌としての「海をゆく」も押しかな。
行進曲としての「海をゆく」は結構聴く機会があるのですが、歌の方は生で聴く機会はまずありません。
そういう意味では生歌隊歌が聴けたのはかなり嬉しいです。
部分的には目の玉が飛び出しそうな音もあったのですが、総体的にみればいい感じだったと思います。
それから演奏の良し悪しとは別の話なのですが、舞音の音、変わろうとしている最中なのかな……と。
今までとは違う方向の音を目指しているわけではないようなので「変わる」という表現が適切なのかどうかはわかりませんが、今までの舞音の色は活かしつつも新しい音になってきている印象です。

ま、そんな個人的な印象はともかくとして……。
聴き所の楽曲について少しだけ。※写真は公開リハーサルのときのものです。
まずは「パイプ・ドリームス」。
バグパイプの独奏と吹奏楽の曲です。
先にバグパイプと書いたので「ハイランド・カテドラル」を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回もバグパイプソロももちろん堺の「ふれあいコンサート」で「ハイランド・カテドラル」のソロをされた隊員さんです。
バグパイプ独特の音色を堪能できるメロディーで日本人の郷愁を呼ぶような曲です。
この曲は初聴だったのですが、演奏のあとバグパイプを吹きながら袖に引きあげるのを見ていて、なにかこうこうひっかかるものが……。
なんだっけ、この曲……「グレンなんとか ハイランダー」だっけ?
というわけで帰ってからネット検索をしてみたら、作曲者のK.G.ラムって「The Glendaruel
Highlanders」(グレンなんとかじゃなくてGlendaruel(笑))の編曲もやっているようで、バグパイプ音楽の作曲者として人気のある人
のようですね。
自衛隊音楽隊の演奏はときどきこういった珍しい曲が聴けるのであなどれません。
今回初めてバグパイプの曲を聴いたという人も少なくないのでは?
リハーサルの際、わりと前の方の席に座ったおかげで運指はもちろんバッグを締めているのもわかって、「なるほどこうやって演奏してるのかー」と妙な感心をしてしました。
「バグパイプを吹きながら」と前述しましたが、バグパイプは「音を出すために息を吹いている」わけではないので、「吹いて」という言い方は正確ではないかもしれません。
息はバッグを膨らませるために吹いて、膨らませたバッグから空気を送り出して音を出しているわけですから「吹く」というよりは「弾く」??
おもしろい楽器ですね。
堺のときは「バグパイプ、楽隊で所有しているのかしら?」と思ったのですが、「バグパイプの吹ける隊員がいる」という紹介のされ方をしていたので、あのバグパイプ、もしかして隊員さんの私物?

「博奕岬の光」は舞鶴地方隊創設60周年記念の委嘱曲で、吹奏楽好きな人には「たなばた」の、ぴぎーさん的には「スライダーズ・ミックス」の、自衛隊音ヲ
タ的には行進曲「剱の光」、「てぃーだ」の酒井格氏の作曲です。(「自衛隊音ヲタってのもぴぎーさんのことじゃん」というつっこみはなしね。(笑))
今回はこの曲が楽しみで舞鶴に出向きました。
曲名になっている博奕岬(ばくちみさき)は舞鶴湾の湾口東側の岬で、岬の周囲は自衛隊の管理地となっています。
この自衛隊管轄地の中には灯台も立っていて、この灯台に見守られ海上自衛隊の艦艇が安全な航海につけるようにとの願いが込められているそうです。
スネアで始まるなかなか派手でカッコイイ曲です。
「たなばた」とか「おおみそか」系列の曲。
良くも悪くも「The 酒井格」という感じなので、好き嫌い分かれるかもしれませんが、吹奏楽をやっている中高生は絶対好きそうです。
酒井氏の曲って鳴りがいいのですよね。
鳴りというのもヘンな言い方ですがうまい表現が思いつきません。
でもまぁ、なんとなく言いたいことはわかる~と思ってくれる方もいるのではないかと。(笑)
オーケストレーションがいいのかな?
ただまぁ、どこかで聴いたような雰囲気がでてこないないわけではないのですよね……。
例によって何かの影響受けてるのかしら?
実はわたし、酒井氏の近くの席でした。
「サンバ・エキスプレス」が演奏された際、観客にも手拍子での参加が要求されたのですが、リズム音痴のわたしでさえ「これはさすがにアカン」と思ったぐら
いひどい手拍子になっていました。(観客同士の手拍子はあってない上に、楽隊の演奏にもあっていないという何がなんやら状態です)
わたしはさっさと手拍子を打つのをあきらめたのですが、酒井氏は困惑しつつもなんとか手拍子を合わせようとされていたようなので、「エエ人やな~(;_;)」と思ったぴぎーさんでございます。
あ、もしかしてプログラムにサインいただいておけば良かった?

「サザンオールスターズ・メドレー」はもう今さら書くまでもなく、「舞音の桑田圭祐」に観客大満足の1曲です。
「海をゆく」は男性隊員2名での合唱。
曲紹介で「元の歌詞を知らない世代の隊員が多くなった」という話をされていましたが、そのことに結構衝撃を受けたぴぎーさんでした。
うふふ、前の歌詞でも歌えるぴぎーさんたらBBAね♥……_| ̄|○
そんなぴぎーさんのショックには関係なく、歌は良いできでした。
舞音は歌関係のハズレがないので、歌付きの演奏も楽しみの1つです。
ただ、外部から歌手を招いたときは結構な確率ではずしているので、さすがにアレはなんとかならんのか? とは思いますけれど。(^^;

次に生舞音を聴けるのは2月の定期演奏会かな?
そのときには新しい音になっているかもしれませんね。
どんな音が聴けるか今から楽しみです。

そうそう、帰りに見かけたマイチくん。
たすきかけてましたよ。
「舞鶴地方隊マスコット マイチ君」と書かれたたすきを。
ゆるキャラグランプリにでも出場するつもりかしら?(笑)
写真撮る余裕なかったのが残念です。
あと、例によってまた北吸岸壁に寄り道してしまいました。
うん、またリヤカーの写真撮ってきたの……ごめんね。(´・ω・`)

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】第31回府民との音楽演奏会

大谷ホールで行われた「第31回府民との音楽演奏会」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

第31回府民との音楽演奏会
2012年8月26日(14:00開演)
大谷婦人会館大谷ホール
【演奏曲目】
  • 第1部 京都文教高等学校吹奏楽部
    • ハート・トリック
    • ウィンドオーケストラのためのマインドスケープ(高昌師)
    • ジャパニーズ・グラフィティ14 A・RA・SHI(三浦秀秋)
    • おこのみ演歌メドレー
  • 第2部 海上自衛隊舞鶴音楽隊
    • 君が代行進曲(吉本光蔵)
    • アリランと赤とんぼ(高昌師)
    • 白鳳狂詩曲(藤掛廣幸)
    • ナヴル・ブルー(真島俊夫)
    • 川の流れのように(見岳章)
    • ドレミの歌(R.ロジャース)
    • サザンオールスターズ・メドレー(桑田佳祐)
      チャコの海岸物語~HOTEL PACIFIC~いとしのエリー~勝手にシンドバット
  • 第2部アンコール
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
  • 第3部 合同演奏
    • イントロダクション・トゥ・ソウル・シンフォニー(岩井直溥)
    • 後甲板にて(K.J.アルフォード)
  • 第3部アンコール
    • 双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 京都両洋高等学校吹奏楽部

例年この演奏会が行われていた京都会館が改修のために閉鎖されたためでしょうか、今年は大谷ホールでの開催となりました。
演奏会の告知方法、入場券の配布方法を変えるつもりがないのであるなら、大谷ホールぐらいのキャパシティが妥当だとは思います。
ただ、このキャパだと一般にまわってくる座席の数が少なくなるのがわたしのような公募組には痛いところですが。(今回の場合だと「一般のお客さんはこのあたりから選んでくださいと」と示された場所は後ろ3分の1(約270席)ほどでした)

演奏は例年どおり第1部が地元京都の吹奏楽部、第2部が自衛隊音楽隊の演奏、第3部が合同演奏という構成です。
昨年は珍しくロビーコンサートをやったようですが、さすがに大谷ホールでロビーコンサートをやるというのは無理があるので、今年はありませんでした。
ロビーが無いに等しいのはともかくとして、大谷ホール、座席が悪いのですよねぇ……。
知人にも椅子だけは不評でございした。(^^;

24日の「たそがれコンサート」には行けなかったのですが、たそがれのプログラムとほぼ同じです。
「双頭の鷲の旗の下に」を合同演奏のアンコールに持ってきたので、1曲差し替わっただけです。
こうなりそうな気がしたのでユーストの配信は録画しただけで聴かずにいたのですが、良かったわ、先に生演奏を聴けて。
同じ曲を聴くならまず生演奏で聴いてみたいというのもあったのですが、実は初めて聴く現隊長での演奏は生で聴きたいという気持ちもありました。
現隊長の棒は横音→東音の頃に何度か聴いているので、舞音でどんな音になるのかがとても楽しみだったのです。
で、その新隊長による舞音の音ですが、ちょっとスマートな感じになったかな? という感じでした。
ここ数年の力技で押しまくるようなちょっと荒っぽい演奏がわりと好きだったので、個人的にはものたりないような気がしないでもないのですが、このあたりは
単独の演奏会で演奏を聴いてみないとなんとも言えないかなーという気もするので、9月のファミリーコンサートに期待、というところですね。

たそがれのプログラムと1曲だけ差し変わったのが「君が代行進曲」です。
これ、陸の記念行事に行くと必ずと言っていい程聴くことができる反面、案外ホールで聴く機会は少なかったりするので、ぴぎーさん的にはうれしい選曲。
ただまぁ、本当は差し替わった「コルネットカリオン」も期待していたのですが……。
どーせなら「ア(以下自主規制)
「君が代行進曲」は行進曲「軍艦」のようにタイトルになっている元曲+別の曲という構成の曲です。
国歌の「君が代」を行進曲にアレンジした曲の中間部に「皇国の守り(来れや来れ)」という曲がはさまっています。
「君が代」も軽快にアレンジされていますが「皇国の守り」もかなりいい感じで、個人的には原曲よりこっちの方がいいのじゃないかと思っています。
そういえば「軍艦」とか「陸軍分裂行進曲」だと一緒になって歌う人(とは言っても大抵ちゃんと歌えていませんが。(^^;))がいるのですが、この「君が代行進曲」で歌ってる人は見たことがありません。
なんでだろう?
観閲行進の際のような「歩くため」に演奏されているものと、「聴かせるため」の演奏されているものの違いを考慮しても、海の「君が代行進曲」はちょっとスマートな印象です。

「白鳳狂詩曲」は吹奏楽コンクールの課題曲として作曲された曲で、作曲を依頼された際の注文が「日本的な」だったとのこと。
吹奏楽(洋風)の旋律に「いかにも」日本ぽい旋律が重なったダイナミックで華やかな曲です。
力技を抑えぎみにした上で舞音らしい音を聴かせるのにはあっている曲かもしれません。

「ナヴァル・ブルー」の曲紹介で「ナヴァル・ブルーはフランス語でネイビーブルーのことです」と紹介されていました。
うん、確かにそうなんだけど、そうなんだけど……。
実際海のイメージで爽やかな曲なんだけど…………。
でもね、これ東方音の委嘱曲なの。
「ナヴァル・ブルー」というのは陸の音楽隊の隊種標識色が藍色(ナヴァル・ブルー)なことから着想されているの。
自衛隊音以外が演奏するときは海を思い浮かべるだけで十分だけど、自衛隊音が演奏するときは一瞬でいいから一緒に標識色が藍色の部隊のことも思い浮かべてあげて~。(/_;)<なんだかんだ言ってもやっぱり一番身近な陸が忘れられるのはイヤらしい。(笑)
抑えぎみとはいえ、若干力技のような気がしなくもない演奏でしたが、この曲はこれでいいと思うぴぎーさんです。
あんまりスマートにやりすぎてもちょっとイヤミな感じになりそうな曲ですし。

「川の流れのように」は歌がつくのかどうかが気になるところでしたが、歌なしで。
個人的にはこういう歌うのが難しい曲は歌なしの方がいいと思っています。
歌いきれていない歌よりは、楽器で思う存分歌ってもらった方が絶対いいと思うので。
そういう意味では今回のアレンジはいろいろな楽器のソロがあって、良い演奏だったと思います。

「サザンオールスターズ・メドレー」は「舞音の桑田佳祐」がでてくるだろうと踏んで、カメラをかばんから取り出して聴いていました。(「府民との音楽演奏会」はフラッシュの使用は禁止されていますが、撮影のそものは禁止されていません)
「いとしのエリー」がはじまったら、ユーフォニアムの隊員さんが立ち上がりました。
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
うふふ、歌だけ撮影してきましてよ?



やっぱりわたしの印象としては、ゆずより長渕とか桑田の方がしっくりくるなー。
あと、今回は総体的におとなしかった打楽器ですが、ここでコンガがちょっとはじけてました。(笑)
ファミリーコンサートもこの曲やるならリハーサルの時に1曲全部撮影してこよう!
うん、そうしよう。<まだ応募もしていないのに行くことが決定しているのはどーなのよ?

そうそう、高校吹奏楽部のダンスパフォーマンスのメンバーの中に、某タンバリンのおねーさんを彷彿とさせるいい笑顔のパフォーマンスをしていた女の子がいました。
自衛隊、すぐにでも彼女をスカウトして確保しておきなさい!(笑)

| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 03:42 PM | comments (0) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

【動画】WAVEが歌う「Wave」

「WAVEが歌う「Wave」」。
このフレーズがバカバカしくておもしろくて気に入ってしまったぴぎーさんです。

というわけでいつものように少しだけ。
目一杯ズームを使っているので手ぶれがすごいですけれど……。(^^;


WAVEが歌う「Wave」


たそがれコンサート2012(海上自衛隊呉音楽隊)
2012年8月3日:大阪市立大阪城音楽堂

| 海上自衛隊音楽隊::呉音楽隊 | 04:47 PM | comments (0) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】たそがれコンサート2012

大阪城音楽堂で行われた「たそがれコンサート」で海上自衛隊呉音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

たそがれコンサート2012
2012年8月3日(18:30開演)
大阪市立大阪城音楽堂
【演奏曲目】
  • [18:30~]大阪市立桜宮高等学校吹奏楽部、大阪市立都島工業高等学校吹奏楽部、大阪市立扇町総合高等学校吹奏楽部合同演奏
    • シンクロBOM-BA-YE(佐藤直紀)
    • 英雄は我が傍らに(J.スウェアリンジェン)
    • ふるさと(唱歌)
    • ハリウッド・マイルストーン(J.ヒギンズ)
    • アルセナール(J.ヴァンデルロースト)
  • [19:10~]海上自衛隊呉音楽隊
    • クマーナ(B.アレン)
    • コリコバード(A.C.ジョビン)
    • シェリト・リンド(Q.M.コルテス)
    • ウェーブ(A.C.ジョビン)
    • ブラジル(A.バロッソ)
    • ひまわり(H.マンシーニ)
    • スペイン(C.コリア)
  • [アンコール]海上自衛隊呉音楽隊
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)




  ※:「アルセナール」のみ
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊呉音楽隊
  • 大阪市立桜宮高等学校吹奏楽部
  • 大阪市立都島工業高等学校吹奏楽部
  • 大阪市立扇町総合高等学校吹奏楽部
  • 大阪市音楽団


久しぶりにたそがれコンサートに行ってきました。
呉音来るならいかないわけにいかないですよね。
歌姫~♥<ストーカーみたいで怖いよ、ぴぎーさん。

今年の呉音からのプレゼントはウェットティッシュでした。
呉音のノベルティーが結構集まってきたので、そのうちまとめてご紹介……といきたいところですが、雑な性格が災いして、いくつか行方不明です。
いや、自衛隊箱(自衛隊関係のものを適当に放り込んである箱)か音楽隊箱(音楽隊関係のものを適当に(以下省略))のどっちかには確実に入っているのですけれど。(^^;

今回は全曲ラテンできました。
現隊長の生演奏初聴きです。
あくまでも個人的な印象なのですが、呉音にかぎらず海音って隊長がかわっても楽隊の色はそんなにかわらない印象です。
もちろん音は隊長ごとの音があるのですが、楽隊の持つ雰囲気自体は大きくかわることはないような気がします。
陸音は隊長がかわると楽隊の色までかわっちゃうことが時々あるのですよねぇ……。

ラテン音楽ということで今回は打楽器が相当がんばっていました。
あとは金管のソロが多目です。

「クマーナ」は早いテンポの曲。
ラテン音楽の名曲集みたいなCDには大抵入っている曲の1つなので、タイトルは知らなくても曲自体はどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
「コリコバード」は派手な「クマーナ」とは対照的なボサノヴァの名曲で、今回はトロンボーンとフリューゲルホルンのソロで聴かせました。

「シェリト・リンド」は説明不要なほど有名な曲ですね。
マーチングスネアの華やかなパフォーマンスでスタート。
打楽器セクション大活躍です。
金管とサックスのソロの多かった今回の演奏会の中でフルートソロがいい感じでした。

「ウェーブ」は呉音の歌姫が登場。
WAVE(Woman Accepted for Volunteer Emergency Service=女性海上自衛官)が歌う「Wave」だそうです。
そうきたか。(笑)
こういうダジャレなMCは関西の楽隊ではあたりまえですが、呉音がやるとちょっと斬新。(笑)


「ブラジル」も打楽器セクション大活躍。
というか打楽器以外も大活躍でした。
ぴぎーさんの好きな山本孝三郎編曲版です。
「スペイン」も山本版好きなんですよね。
原曲自体が好きな「ブラジル」と「スペイン」のどちらもが山本版でぴぎーさん大喜び。

芝生にいったら蟻が多くて参りましたが(虫よけスプレー、蟻には効果ないのね。(ToT))楽しいひとときでした。
てゆーかね、ビデオカメラ忘れて行ったのよ、ぴぎーさん。
充電しててそのまま忘れて行っちゃったわ、あはは。<大ばか

| 海上自衛隊音楽隊::呉音楽隊 | 11:31 PM | comments (0) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

絶賛放置中

放置してても別に誰も困らないのだけど……。

個人的事情で外出どころじゃなかったというのもあるのですが、ここに来てパソコンにたどり着けなくなりました……て、たどり着けなくなるってどんな状況やねん?
部屋の入れ替え中で一時的にわたしの部屋が物置状態になっていて、パソコンの前には段ボール箱とか段ボール箱とか段ボール箱とか。(^^;

全然外出できてないのですが、それでもいくつか書きかけの感想があったりします。
書きあがるまで記憶が持つかどうかが一番の問題です。
野外なんてプログラムがないからもう何を聴いたやら……うふふ。<そんな状態で大丈夫か?


そうそう、そろそろ「たそがれコンサート」の時期なのですが、市音の公式ページが大阪市の市音ネガティブキャンペーンかなんかか? と思う程ショボくシンプルになったので、詳細がさっぱりさっぱりです。
とりあえず、こんなページはできているようですけれど。

【2012年7月6日~7月27日】ドルチェ楽器プレゼンツ 「たそがれコンサート2012」のお知らせ
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000170587.html


| 海上自衛隊音楽隊 | 10:23 PM | comments (3) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

府民との音楽演奏会

自衛隊京都地方協力本部:2012年 自衛隊イベント情報
http://www.mod.go.jp/pco/kyoto/know/event.html



「府民との音楽演奏会」、今年は会場が大谷ホールとなるようです。
京都会館が改修工事に入ったためでしょうが、今までのような告知方法を続けるのなら大谷ホールのキャパシティぐらいが適当だとは思います。
スカスカの大きな会場で演奏するより、小さくても満席の会場で演奏する方が音楽隊だってモチベーションがあがるでしょうし。

考えたら、今年の出演の舞音のホームグラウンドともいえる舞鶴市民会館は1,000席をきってる規模のホールです。
定期やファミリーコンサートですらその規模でやっているのに、告知をあまりしないイベントで2,000席というのはやっぱり大きすぎですよねぇ……てゆーか、舞音はさすがにホール小さくない?
いやまぁ、あそこは場所的なものがあるからしょうがないのですけれど。
あの場所に1,500席とか2,000席のホール作っちゃったら、音楽隊以外の公演だって満席にするのは大変そうです。(^^;

とりあえず今年は空席の目立たない会場で、気持ちよく演奏して貰えたらいいなぁ、と思います。
楽隊が気持ち良く演奏できるれば、我々観客だって気持ちの良い音楽を聴けるのですから。


| 海上自衛隊音楽隊 | 11:33 PM | comments (0) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊第46回定期演奏会

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊第46回定期演奏会を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
第46回定期演奏会
舞鶴市民音楽の夕べ

2012年2月25日(17:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • Welcome Concert
    • The Circus Bee(H.フィルモア)
    • 映画「ニューシネマパラダイス」から
       愛のテーマ(A.モリコーネ、E.モリコーネ)
    • 映画「天空の城ラピュタ」から
       君をのせて(久石譲)
  • 第1部
    • 主よ、人の望みよ喜びよ(J.S.バッハ)
    • 歌劇「カルメン」から
       前奏曲(G.ビゼー)
    • アンダンテ・カンタービレ(P.I.チャイコフスキー)
    • バレエ「くるみ割り人形」から
       花のワルツ(P.I.チャイコフスキー)
    • 歌劇「イーゴリ公」から
       ダッタン人の娘の踊り~ダッタン人の踊り(A.P.ボロディン)
  • 第2部
    • ハーレクイン(P.スパーク)
    • 吹奏楽のための交響曲第1番「大地・水・太陽・風」(P.スパーク)
       1. 大地
       2. 水
       3. 太陽
       4. 風
  • アンコール
    • 幻想交響曲から
       第2楽章「舞踏会」(L.H.ベルリオーズ)
    • 故郷(文部省唱歌)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

リハーサル公開も定着という感じですね。
公開リハーサルの開始前にロビーでせっせとかばんの整理をしていたのですが、奏者の方が個々にだされている音の中に「幻想交響曲」の旋律が混じっているのに気がつきました。
え? 幻想やるの? 「大地・水・太陽・風」やるのに?
まぁ、もれ聞こえる個々の旋律が必ずしもその日演奏される曲というわけではありませんので……。
でも、会場待ちをしている時にかすかに聞こえてくるメロディーの断片を拾って「あ、今日は○○やるんだー」と考えるのは楽しいですね。
わたしはそういう時が一番わくわくしているかもしれません。(笑)
そういう意味では、何が演奏されるか全くわからない状態で演奏を聴く公開リハーサルもわくわくしてしょうがないぴぎーさんです。


公開リハーサルは隊長の指揮で「ハーレクイン」と「幻想交響曲」の第2楽章。
幻想やっぱりやるようですが、隊長が指揮をしているということは全曲ではなく2楽章だけっぽいですね。(さすがに第2部で交響曲全曲を2つ演奏というのはないと思うので)
幻想のあとマイクを持った隊員さんが男女おひとりづつ前へでてこられたので、根拠もなく「故郷?」と思ったのですが、本当に「故郷」でした。(笑)
続いて副隊長が「カルメン」の前奏曲と「花のワルツ」「ダッタン人の踊り」の3曲を演奏。
2部が交響曲なのに対して、1部はイージークラシック風になっているようです。
副隊長が指揮をされている際、ふと隣の座席ブロックの方を見ると隊長の姿が。
いやそりゃまぁ聴いていてあたりまえなのですが、まさかこんな位置(どんな位置だw)で聴いているとは思わなかったので、「ああ、そう、こういう場所で聴くのねー」などと思ってしまいました。
ま、ただ単に「良い位置」には観客が座っていたから、あの場所だっただけなのかもしれませけれど。(笑)
上の写真はリハーサルの合間の写真です。
小さくてわかりにくいかと思いますが、演奏服の方と作業着の方が入り混じっているのがなんとなくわかるかと思います。
私服の方は自衛隊以外からの賛助出演の方です。

リハーサルでしたが、終了後はちゃんとロビーのお見送りもありましたよ。
もちろんマイチくんも一緒。
そのマイチくんが眩しいくらいにまっしろだったのが気になって気になってしょうがなく、写真を撮らせてもらったのですが、手羽根のまるっこい敬礼具合がイラストのマイチくんそっくりでかわいいやらおかしいやら……。(笑)
尾羽根のない人間体よりこっちの方が断然かわいいですよね?

リハーサルが終わったらいよいよ本番なのですが、プログラムを見ると「幻想交響曲」は載っていません。
ということはアンコールということですね……て、ちょと待ってー。
「ハーレクイン」と「大地・水・太陽・風」やるんですよね?
そのあとに「幻想」やって「故郷」やって「軍艦」やるの?
うっ……19時台の電車に乗れないかもーっ。)゚o゚(イヤーン

ま、そんな超個人的な事情はともかくとして……。
まずはロビーコンサートから。
木管5重奏で3曲。
「サーカス・ビー」は行進曲、しかもタイトルに「bee(=「忙しい」とか「よく働く」というニュアンス)」とある曲だけあってやたらと忙しい曲です。
アンサンブルになっても忙しいものは忙しいので、なかなか大変な曲ですが、楽しく聴きました。
この「サーカス・ビー」だけしっかり楽しんで、あとの2曲の間はあっちに行ったりこっちに来たりとウロウロと。(^^;

第1部は「どこかで聴いたことのあるクラッシック作品」からなるプログラム。
最初の「主よ、人の望みよ喜びよ」は東日本大震災に対する哀悼の意も込められています。
哀悼の意はいいのですが、えーっと、あれって、ああいうアレンジ……というか表現ですか?
特に出だしの音に エ?(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)エ? って感じだったのですが。
全体的に見ても「序盤はいろいろありましたが中盤からがんばって最後の辻褄はあわせときました」みたいな感じの印象でした。
「いろいろ」はともかく、出だし、ああいうものなのかなぁ……。
似たような感じで「アンダンテ・カンタービレ」もわたし的にはちょっと微妙。
逆に「カルメン」と「花のワルツ」は軽やかな感じでわたし好みでした。
特に「花のワルツ」はわたしが聴いた「音楽隊の「花のワルツ」」の中では一番好き。
自衛隊音楽隊に限らず吹奏楽の「花のワルツ」って、教則のお手本映像のワルツみたいな印象があるのですが、そういうワルツではなくて、若いお嬢さんが楽しげにドレスの裾を揺らしながら優雅にまわっている……みたいな「花のワルツ」を聴きたいのですよ、ぴぎーさんは。
そういう意味ではお手本を見せるためのステップではなく、舞踏会で踊っている「花のワルツ」だったなーと。

第2部は「吹奏楽オリジナル」ということで、P.スパーク作の曲を2曲。
「ハーレクイン」はユーフォニアムの独奏曲。
中盤あたりから結構エライことになっている曲で、指の動きを見てたらクラクラしてきます。(笑)
前半はメロディこそ情緒あふれるゆったりしたものですが、「ユーフォニアムってこんな音もだせるんだー」みたいな音が要求されるので、奏者にしてみればやっかいな曲だと思います。
苦戦しているのが見える部分もあることはありましたが、非常に頑張った演奏でした。
「大地・水・太陽・風」は大地、水、太陽、風が1つずつの楽章になっている交響曲。
演奏時間が30分越えというだけでも大作なのですが、曲そのものが壮大なスケールの大きな曲です。
正直なところ万人受けのする曲だとは思いませんが、こういう曲がプログラムにのるのが定期演奏会のいいところですね。
なかなかの力演。
隣席の年配の女性は大興奮していましたよ。
そのかわり連れの女性は完全に退屈しきっていたようですが……やっぱり好き嫌いがはっきりでる曲のようです。

そうそう、昨年の定期のメモへいただいたコメントに登場した「歌詞カード持参の男性」らしき人をみかけました。
さすがにあれは主催者側が注意しなきゃダメじゃないかなぁ。
大声どころの騒ぎじゃないですよ、あれ。
歌ではない部分はことさら大きな音でメロディーどおりのリズム(のつもり)で手を叩くので、あの人の隣席、前席の人、演奏の音をちゃんと聞けていないと思うのですが。(^^;
「演奏を聴いておもわず歌ってしまった」というのと「本来静かに演奏を聴くべき場所へ歌う準備をしてやってくる」というのは全然違いますよね?
というか、毎回毎回他人に迷惑かけまくってでも歌いたいぐらい思い入れがある歌なのに、紙を見ないと歌えないというのはどういうこと?!
長い曲ならともかく、たかだか2節、「海ゆかば」を入れても3節しかない曲なんだから覚えようという気はないんか~いっ!




| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

【プログラム】ふれあいコンサート~市民の集い~

堺市民会館で行われた「ふれあいコンサート~市民の集い~」を聴いてきましたよ?

第38回堺まつり協賛
ふれあいコンサート~市民の集い~

2011年10月15日(13:00開演)
堺市民会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 艦上の旭日(田中久美子)
    • 大漁唄い込み(宮城県民謡)
    • ふるさと(唱歌)
    • AKB48メドレー(三浦秀秋(編))
    • ベイシー・ストレイト・アヘッド(S.ネスティコ)
    • パイレーツ・オブ・カリビアン
  • 第2部
    • ビギン・ザ・ビギン(C.ポーター)
    • スライダーズ・ミックス(酒井格)
    • 江~姫たちの戦国~(吉俣良)
    • ハイランド・カテドラル(U.レーバー,M.コルブ)
    • ジプシーローズ(服部克久)
    • いきものがかりメドレー
    • Why Not?(M/カミロ)
  • アンコール
    • マチェーテ(森村献)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

舞鶴音楽隊が「ふれあいコンサー」に戻ってきました。
明日のパレードも舞音です。

「艦上の旭日」で演奏会のスタートです。
以前にも書いたのですが、この「艦上の旭日」という曲は呉音楽隊の委嘱曲で、ソマリア沖海賊対処活動に励む海上自衛隊員のために書かれた曲です。
派遣中の自衛艦内で流されていたそうで、音楽隊というより、海上自衛隊にとって大切な曲の1つかもしれません。
この曲が始まる前、舞音のユーフォニアムの隊員さんが移動したので「?」となったのですが……バスドラム叩いてますよ?Σ( ̄□ ̄lll)!!
限られた人数で演奏するためには一人何役も……というのは学生バンドも音楽隊も一緒なのですが、やっぱりちょっとびっくりです。

「大漁唄い込み」はサルサアレンジ。
この間のファミリーコンサートでやったんでしょうね、これ。
ビッグバンド風な「阿波踊り」、サルサな「大漁唄い込み」……あー、もう、他の「日本一周音楽の旅」が気になる~。(T◇T)
「エンヤトット」(「エンヤー」とのびません)の掛け声もムーディーな「大漁唄い込み」でした。
「ふるさと」もファミリーコンサートで演奏した曲です。

「AKB48メドレー」はプログムでは「AKB48メドレー(NS)」となっていたので、「NSって何?」と思ったのですが、「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の事ですね。(^^;
いきなりミラーボールやらなんやら、照明を使った演出が。
瞬間、会場が驚いたのがわかりました。(笑)
いやそれより、舞音の長渕剛というかゆずの小さい方な隊員さん、また打楽器やってるんですが。
バスドラだけじゃなくてタンバリンも叩いてますよ?
「パイレーツ・オブ・カリビアン」は公開リハーサルの時とは違ってメドレーです。

「ハイランド・カテドラル」はバグパイプのソロ付きで。
民族音楽ぽいですが、実は結構新しい曲だったりします。
スパークの「ハイランド賛歌」にこの曲の旋律が使われているので、吹奏楽をやっている人には聞き覚えのある旋律かもしれません。
正直「ハイランド賛歌」ではなく「ハイランド・カテドラル」を自衛隊音楽隊で聴くことがあるとは思ってもみませんでした。
しかもバグパイプで。
というか、ハイランドバグパイプ(ですよね?)、楽隊で所有してるのでしょうか?
もしそうなら、どれぐらいの頻度で出番があるのでしょう?(^^;

「ジプシーローズ」はトランペットが2本、前に出てきていたのですが、なかなか気合のこもった打楽器の音が気になって、楽器の方に目をやると……
また、あなたたちですかw
いいから、もっとどんどんやっちゃって~。(笑)
……まぁ、そうは言っても「ジプシーローズ」の主役はトランペットなので、そこは程々でした。
「Why Not?(」も、もう一押し足りないなぁ……な感じだったので、アンコールに期待がかかるぴぎーさんです。
この間のアレ(エル・クンバンチェロ)やってくれないかなー。

さて、その期待のかかったアンコールですが……。
いきなり打楽器きましたー!
「マチェーテ」!!(゚∀゚)
よし! 期待しちゃうぞ?
思う存分叩いて欲しいわー。(n‘∀‘)η
……
……
……
打楽器意外もハイテンション。
「うふふ、今日あった多少微妙な部分、全部チャラにしとくわ♥」な演奏でした。

賛助が全く入っていないので、ちょっと人数少なめでしたが、人数が少ない分、演奏の様子がよく見れて楽しかったです。
今年は2階席も結構埋まっていたので、昨年、阪基の公式ページ経由でこのエンサートを知った人たちがリピーターになっているのかもしれませんね。
あと、選曲が良かったようで、休憩時間に帰っちゃった人もあまりいなかったようです。
これからもずっと、これぐらいの集客あったらいいですね。




| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 09:19 PM | comments (2) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

海上自衛隊舞鶴音楽隊公開リハーサル

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2011」の公開リハーサルを聴いてきましたよ?

リハーサルが終わったあと、サイレントモードにしてあった携帯電話を確認すると、着信履歴と留守電が大変ことになっていて、そのまま大阪に戻るはめになってしまいました。
往復6時間かけて舞鶴まで行って、音楽を聴けたのはリハーサルの1時間だけ……。_| ̄|○
場内にいる隊員さんにお願いして座席引換券とプログムを交換していただいたので、それだけでも結構幸せだったりするぴぎーさんです。

リハーサル1曲めは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の「彼こそが海賊」。
あれ、今回のテーマって「日本一周音楽の旅」と「灼熱のラテン」ですよね?
映画音楽?
2曲目は「阿波踊り」をビッグバンド風にアレンジしたものです。
これが始まった瞬間、プログラムが去年と同じパターンだったら今年はもうプログラムを覚えきるのは無理かもしれない……と弱気になってしまいました。
最近、こういうアレンジの激しい曲はなぜか記憶から落ちてしまうもので……。
なんでだろう?(^^;

途中、阿波踊りの連が登場。


第23航空隊の隊員さんたちの連「つばさ連」です。
ホール入口から入場して、中央通路を練り歩きながら舞台へ向かいます。
どうやら本番ではつばさ連へのインタビューがあるようです。
予想どおり3曲目が記憶から落ちています、とほほ。(;´д`)

4曲目の「故郷」を演奏したところで、指揮者交代。
次は「ティコ・ティコ」。


そしてまた指揮者交代。
2部構成で指揮者が3人というのはかなり珍しいかと。
いや、これはびっくり。
でも、おもしろそうです。


「イパネマの娘」で始まってラテン音楽が続きます。
ラテン音楽なのに、舞音なのにパーカッションがなんとなく控えめ……リハーサルだからかなぁ、と思っていたら、きました、きました。(笑)
ボンゴのアドリブがエライことに。
それも2人で。


「やらせとくとキリがないので」という指揮者の言葉で、他の楽器もくわわり、テンションの高い「エル・クンバンチェロ」に。
演奏が終わったあと、ボンゴを叩いていた片方の隊員さんが「これリハーサルですよね?」と一言。
観客も演奏していた隊員さんたちも大笑いです。
指揮者によると、彼らは本番ではまた別のパフォーマンスを見せてくれるようだったので、聴けなくて本当に残念です。

いただいてきたプログラムの表紙です。

今年はお馴染みの縦長ではなくコンパクトな横型です。
そして中身は……

今後はずっとこのパターンでいくのでしょうか?(T◇T)
もしそうなら、わたしもいよいよ紙と鉛筆を持って演奏会に臨まなければならいようになるかもです……。




| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:42 PM | comments (2) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

index

categorys

monthly archive

other

powered by