【プログラム】海上自衛隊呉音楽隊「ほたるまちJAZZ」

堂島クロスウォークで行われたほたるまちJAZZを聴いてきましたよ?

ファミリーコンサート2010
2010年7月19日(16:30開演)
堂島クロスウォーク前広場
【演奏曲目】
  • メインプログラム
    • 錨を上げて (C.A.ツィマーマン)
    • サマータイム(G.ガーシュウィン)
    • アイ・リメンバー・クリフォード(B.ゴルソン)
    • ルパン三世のテーマ(大野雄二)
    • オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
      (J.マクヒュー)
    • スペイン(C.コリア)
  • アンコール
    • SWEET MEMORIES(大村雅朗)
    • 宇宙戦艦ヤマト(宮川泰)
    • エル・クンバンチェロ(R.エルナンデス)
    • 錨を上げて (C.A.ツィマーマン)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊呉音楽隊

アンサンブルもいいですが、せっかく地元ではない音楽隊が来ているのですから、ちゃんと吹奏楽編成の演奏も聴いておかないとね!

1曲目は山木幸三郎氏編曲のラテンバージョンの「錨を上げて」。
このアレンジ、なかなか派手なので結構好きです。
3年前の天保山で聴いた演奏が印象に残っているせいか、呉音の「錨を上げて」はこのアレンジのイメージなのですよね。
今回はクロージングにも「錨を上げて」を持ってきました。
「錨を上げて」は実質的アメリカ海軍の公式歌・行進曲でもあるので、海上自衛隊ぽい曲と言えば海上自衛隊ぽい曲で、場所によっては海上自衛隊の制式行進曲の「軍艦」を演奏をするより無難な気もします。
「錨を上げて」という曲名のせいで、船とか海がらみの選曲をするときには大抵入っていますが、歌詞は思いっきり軍歌なので、民間の船の出港の際などにこの曲が流れるとちょっと気になってしまうぴぎーさんです。

今回は歌どうするのかなぁ……と思っていたら「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」を。
歌うのはもちろん呉音の歌姫のいつも隊員さんです。
トワノートのオーボエの人、やっぱりこの方でしたね。
しかしまぁ、この方も演奏に司会に歌と実に多芸な方です。
アンサンブルの活動もされているようですし、多芸で多忙というところでしょうか。
ファンとして陰からこっそり(笑)応援させていただきたいと思います。

「スペイン」のイントロは今回はブラスでした。
以前呉音の「スペイン」を聴いたときはピアノだったので、違ったアレンジが聴けて楽しかったです。
音の強弱というかアクセント的なものはなんとなくコリアのオリジナルが基準になっちゃっているので、ちょっとトロンボーンの音に驚いちゃったりしたのですが、まぁ、あれはあれでありなんだろうな、と。

先日クラリネットアンサンブルでも演奏した「宇宙戦艦ヤマト」もありました。
ぴぎーさんの苦手なアレンジの版だったので、ちょっとモニョモニョ。
「さらば地球よ」の「ちきゅう」の部分の音が違うのですよね。
多分、歌の伴奏的にはこの音なのかもしれませんが、佐々木功氏はこの音で歌っていないので違和感が……。
陸音の演奏ではこのアレンジ聴いた記憶がないのですが、吹奏楽部の演奏なんかでは聴くことがあるので、市販されている楽譜ですよね?
誰のアレンジだろ?

「エル・クンバンチェロ」はご存知のとおりボンゴとドラムの見せ場がバッチリの曲。
どちらの隊員さんも大熱演でした。
今回は総体的にトランペット、トロンボーンの見せ場の多いプログラムで、金管を堪能させていただきました♥
トランペットとかトロンボーンのソロ、良かったですよ。


どーでもいい話なのですが、天保山もクロスウォークの方も、自衛隊としての広報の展開がなかったようなのがちょっと意外でした。
こういうイベントで、阪神基地隊とか呉地方隊のパンフレットとか自衛官募集のパンフレットを全然置いていないのも珍しいなーと。
あ、あと、今日は呉音のうちわは「ご自由にお持ちください」となっていました。
天保山でもう戴いているので自分では取らなかったのですが、帰りに配っていらした隊員さんがいらして、その方からまた戴いてしまったのでした。
ごめんね、一人で何枚も貰って。(^^;<断れ。




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【プログラム】海上自衛隊呉音楽隊「夏の艦艇一般公開における演奏会」(天保山マーケットプレース)

天保山マーケットプレースで行われた海上自衛隊呉音楽隊夏の艦艇一般公開における演奏会を聴いてきましたよ?

海上自衛隊呉音楽隊
夏の艦艇一般公開における演奏会

2010年7月17日(15:15開演)
天保山マーケットプレース
ロタンダステージ
【演奏曲目】
  • 木管三重奏「トワノート」
    • 小さな黒人 (C.A.ドビュッシー)
    • 愛の賛歌(M.モノー)
    • 木管三重奏のためのディヴェルティメント
      K. 439b(K. Anh229)(W.A.モーツァルト)
    • ニュー・シネマ・パラダイス(E.モリコーネ)
    • ディズニーメドレー
  • クラリネットアンサンブル「ハッピーターン
    • 六甲おろし(古関裕而)
    • アンパンマンのマーチ(三木たかし)
    • ピンクレディー・メドレー
    • 宇宙戦艦ヤマト(宮川泰)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊呉音楽隊

バンドではなくアンサンブル2組の公演でした。
ま、ロタンダステージですから。
さすがにフルバンドで来るとは思っていませんでしたが、アンサンブルは意外でした……もしかしてプラージュとの掛け持ちが影響しているとかもあるのかな?
阪神間では自衛隊音楽隊のアンサンブルというのはほとんど聴くチャンスが少ないので、個人的には嬉しい。
陸自の広報センターなんかでは結構やっていますし、音楽隊によっては地元ではアンサブルのミニコンサートもやっていたりするみたいですが、こっちではやっていなのか、やっていても情報が流れないのかはわかりませんが、とにかくアンサンブルは聴く機会がなかなかありません。
ロビーコンサート以外だと中方音の室内楽演奏会ぐらいかなぁ、確実に聴けるのは。

アンサンブルは木管三重奏の「トワノート」とクラリネットアンサンブルの「ハッピーターン」の2組。
トワノートはクラリネット、ファゴット、オーボエのアンサンブルです。
オーボエの隊員さんって、いつも自分が音を出していないときは笑顔全開で雰囲気を明るくしていらっしゃる方かな?
トワノートの方はどっちらかというとクラッシクよりの選曲。
アンサンブルの雰囲気にもあってるし、重奏曲を聴きつけていない人が聴いても違和感が少ないと思うので、いい感じの選曲じゃないかと。
管弦楽の演奏で耳に馴染んでいる曲をアンサンブルで聴くともの足りないと感じちゃう人もいたりするのですよね。(ロビーコンサートのあとにご高年の男性が奥様と思しき女性に文句をたれている……というのはわりとありがち。(^^;))
「ディヴェルティメント」は演奏のあと「「とったどー!」のヤツ」と紹介されていました。
無人島生活のアレですね。(笑)
モーツァルトって若い頃はあまり好きではなかったのですが、最近はこういったプログラムの中に1曲入っているとなんとなくほっとします。
激しい曲より穏やかな曲を好むようになってきたというのは、歳をとってきたということですかねぇ。(^^;

2組目のハッピーターンは6本のクラリネットによるクラリネットアンサンブル。
セッティングの時、譜面台から虎のマークがチラチラ見えていたので気になっていたのですが、1曲目のためのネタの仕込みだったようです。
大阪ということで「六甲おろし」から始まるはずだったのですが、なぜか譜面台が黄色を使ったデザインではなく、赤いデザインの人が1人。
その彼女が吹き始めたのは「それ行けカープ 」のメロディー。
さすが広島の音楽隊員です。(笑)
慌てて止めに入る他のメンバー。
嫌がる彼女をなだめて、譜面台もタイガース仕様に変えたところで、改めて演奏を開始……という演出付きでした。
本当に「それ行けカープ 」やっちゃえば良かったのに。(笑)<ぴぎーさんは「大阪に対するサービス」としての「六甲おろし」の演奏はやめて欲しい派なので。
ハッピーターンの方はポップス系の選曲です。
わりと中高年も多かったので、ピンクレディーとかヤマトはわかりやすくていいですね。
実は「ピンクレディー・メドレー」を聴いていて、「ピンク・タイフーン (In The Navy)」」が入っていたらおもしろいのにとか考えていました。(^^;
ピンクレディーの曲としては他の曲よりは人気が落ちるので、市販されているような譜面で取り上げられることがないのはわかるのですが、せっかく海音がやるなら「In The Navy」も入っていたらおもしろいのに……とか思ったのですよ。
でも、やっても観客が「ピンク・タイフーン」がわからないか、とすぐ思い直しましたが。(´・ω・`)

演奏の途中でスピーカーの移動があって、スピーカーがわたしの真正面に来てしまいました。
それはどういう嫌がらせかな?。・゜゜・(>_<)・゜゜・<撮影防止のためだったりして。(^^;
わたしの隣にいた人が途中でいなくなった上に、後方に人がいなかったおかげで多少移動できましたが、結局ハッピーターンの方は1人見えないままでした。
なんのために早めに行ったやら。(^^;
非ホール演奏はこういうことがわりとあるので油断なりません。

そうそう今回は阪神間での夏の艦艇一般公開の予定のチラシとうちわとサンバイザーをいただきました。
「お子様にはサンバイザーも」と言っていたのが聞こえていたので、「子供用では?」と尋ねたところ、「大人の方もどうぞ」とのことでしたので遠慮なく戴いてまいりました。
だってサンバイザーは大阪のおばちゃん必須アイテムですよ?(笑)
いや被りませんけどね……というか、サイズ的に被れるのか?







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【プログラム】海上自衛隊呉音楽隊「2010ふれあいコンサート in 神戸」

神戸文化ホールで行われた海上自衛隊呉音楽隊の「2010ふれあいコンサート in 神戸」を聴いてきましたよ?

海上自衛隊呉音楽隊
2010ふれあいコンサート in 神戸

2010年1月24日(14:00開演)
神戸文化ホール大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • クラシック・カンタービレ(天野正道)
      交響曲第7番(ベートーヴェン)~オーボエ協奏曲(モーツァルト)~ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(R.シュトラウス)~悲愴(ベートーヴェン)~ピアノ協奏曲第2番(ラフマニノフ)
    • 「名探偵コナン」メインテーマ(大野克夫)
    • ポル・ウナ・カベーサ(C.ガルデル)
    • カーペンターズ・フォーエバー(P.フレッチャー)
      シング~愛のプレリュード~トップ・オブ・ザ・ワールド~遥かなる影~スーパースター~ふたりの誓い
    • 川の流れのように(中村泰志)
    • ジャパニーズ・グラフィティV
      ~日本レコード大賞、栄光の昭和50年代~
      (磯崎敦博)
      北の宿から~北酒場~ルビーの指輪~勝手にしやがれ
  • 第2部
    • 聖者の行進(H.アーレン)
    • エストレリータ(M.M.ポンセ)
    • 星に願いを(L.ハーライン)
    • ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥー・カム・ホーム・トゥー(C.ポータ)
    • A列車で行こう(B.ストレイホン)
    • Sing Sing Sing(L.プリマ)
  • アンコール
    • 時の足音(コブクロ)
    • 行進曲「軍艦」(瀬戸口藤吉)
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊呉音楽隊

入場の際におみやげをいただきました。
夏のたそがれコンサートの際は冷却パックをいただいたのですが、冬の今回は使い捨てカイロです。
呉音、シーズンごとにノベルティ作ってるんでしょーか?!
野外演奏での冷却パックはちょっとエライことになっていましたが、使い捨てカイロはいいですね。
帰り道にさっそく使った人もいそうです。

1部は副隊長の指揮でテレビを通してお馴染みな曲をいろいろ、2部は隊長の指揮でジャズとなっていました。
たそがれコンサートのときに「少しおとなしくなっちゃったかな」と書きましたが、おとなしいというよりまじめなんだろうなというのが今回の印象。
いや別に他の音楽隊がテキトーすぎるとかそういう意味ではないですよ?(笑)
ムードメーカー的な役割をする隊員さんがいないのですよね。
どこの音楽隊にもいるそういう隊員さんがいるわけではない、というよりいない隊の方が多いので、別にいなくてもそれはそれで全然問題ないのですが。
ただ広報なれしているような音楽隊には大抵いらっしゃるので、「たまたまムードメーカーの資質のある隊員さんがその隊にいた」というよりは、あえてそういう役割を演じているのだろうなと思っています。
オーボエの隊員さんが自分が吹いてないときに笑顔を見せるのですが、オーボエが音をだしていないことはそんなに多くないですしね。
というわけで、呉音の場合、盛り上げ役は副隊長さんかな?
それはもう全身全力で指揮をされていました。
「聖者の行進」は音楽隊が席についたあと、マーチングドラムを先頭に5人(6人だったかな?)が舞台上手から中央まで行進してでてきて演奏するという演出だったのですが、そんな感じなのでちょっと生真面目な印象のあるディキシーランドでした。
でも、途中から下手の方で隊長がそっとタンバリンをふっていらっしゃいましたよ。(笑)
気がつかれました?

あと、呉音、歌の上手い隊員さん多いですね。
前述のオーボエの隊員さん、たそがれでも「シャイニー・ストッキング」を歌っていらしたのですが、今回は「川の流れのように」と「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥー・カム・ホーム・トゥー」の2曲を披露です。
あとアンコールで男性隊員2人が「時の足音」をデユエット。
「川の流れのように」は音域が広くてわりと酷な歌なのですが、サビの部分が彼女に一番あった音域みたいで、いい声でした。
歌も彼女ぐらい歌えるのなら、「プログラムに合わせた歌を歌う」のではなく、「彼女の声にあった歌をプログラムにのせる」ということをときどきはしてみてもいいんじゃないかなと思ったりするのですが。
歌って「誰でも喜ぶ」というヘンな誤解あるんですが、歌い方が曲にあってないとか、声質があってない歌はむしろ文句のもとだったりするのですけどねぇ。
声楽風の「岸壁の母」なんて終演後の会場内、帰り道でどれだけボロクソ言われていたことか。
わたしの知人は初めて聞いた演奏会での歌がひどくて、しばらくは演奏会に誘うたびに「歌はいらん! 歌は!!」と怒ってましたし……。(^^;
逆に歌い方や声質がピタっとはまると感動倍増でものすごく喜ばれるので、歌のうまい隊員さんの声にあわせた選曲というのもありなんじゃないかなぁ。
アンコールの「時の足音」はいかにもコブクロ風な歌声(曲にあった歌声という意味です)で、いい感じのデユエットになっていたのですが、帰り道で年配の女性が「コブクロ良かったよね!」を連発していましたよ。
人並み以上に歌える隊員さんが何人もいるというのは呉音の強みだと思うので、このあたりを活かしてみるのもいいのじゃないかと思うぴぎーさんです。
逆を言うと、歌が歌える隊員さんがいない音楽隊はムリして歌付けなくてもいいと思うのですけれど……。

わたしの前の席の男性が終演した瞬間「愛国行進曲」を大きな声で歌いだしたので閉口しました。
この人、演奏がない間ずーっと連れの女性に大きな声で薀蓄を語っていたのでそれも大概迷惑だったのですが、いくら終演後とはいえ間髪いれず歌は……。
だから高年男性の近くの席いやなのよー。(泣)
ちなみにその男性の薀蓄、本当の話がひとつもなかったのですが(本人は本気で信じている模様)、中でも「「A列車で行こう」はゲームのテーマ曲」という話と「江田島がハワイの地形に似ていたので江田島に兵学校を作った」という話が壮大すぎて眩暈がしたぴぎーさんです。





| 海上自衛隊音楽隊::呉音楽隊 | 10:00 PM | comments (2) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ふれあいコンサート」

堺市民会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ふれあいコンサート~市民の集い~」を聴いてきましたよ?

第36回堺まつり協賛
ふれあいコンサート~市民の集い~

2009年10月17日(12:45開演)
堺市民会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 錨を上げて
    • 天地人
    • 鉄腕アトム
    • ユー・レイズ・ミー・アップ
    • シーガル
    • ゴールデン・フェスティバル序曲
  • 第2部
    • ハリウッド万歳
    • 枯葉
    • レッツ・ダンス
    • オレンジ・エクスプレス
    • バードランド
  • アンコール
    • 最愛
    • 行進曲「軍艦」
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

「錨を上げて」を聴いていて、やっぱり去年と音違うよなぁ、と。
ファミリーコンサートのときは演奏曲の曲調から受ける印象のせいかと思ったのですが、曲のせいだけでもないようです。
現隊長の棒での演奏を聴いたのはファミリーコンサートが初めてだったので、印象が違っていてあたりまえと言えばあたりまえなのですが。
「錨を上げて」のようなアメリカの行進曲でははなく、軍歌的な日本の行進曲(とりあえず「軍艦」以外)を聴いてみたい気がちょっとしました。
結構おもしろそうな気がするのですが。

「シーガル」が入っていたのがぴぎーさん的ツボでした。
以前にも書きましたが好きなんですよね、この曲。
管弦楽用の曲を吹奏楽用にアレンジしたものはあまり好きではないのですが、この曲だけは吹奏楽版の方が気に入ってます。
更にその吹奏楽版も、ハープの部分をウインドチャイムに置き換えた演奏の方が好きだったりするので、CDで聴くより、こういった演奏会で聴けると本当に喜んでしまいます。

アンコールは3曲。
「軍艦」以外の2曲は曲名が……。
1曲目は初めて聴いた曲なのですが、2曲目は聴いたことある曲なのに曲名がでてきません。
最近こんなの増えたなぁ。(^^;
オケの演奏会みたいに、「本日のアンコール曲目」を掲示していただけたら、最近記憶力の衰えの激しいぴぎーさんは非常に助かるのに。
ちなみに海保音の定演はアンコールの掲示をしてくれるんですよね。
1曲の「最愛」(記憶に残っていた歌詞から曲名を調べました)は女性隊員の独唱付き。アンコールが合唱付きになることはよくあるのですが、独唱付きのアンコールというのは珍しいですね。
個人的には舞音で女性隊員の独唱を聴くのは初めてだったので(多分)、そういう意味でも珍しいものが聴けました。
で……。
1曲目が終わった早々、OGC登場です。
OGC、ちょっとは自重してくれ。(-"-;)

1部の演奏中、フラッシュがもの凄かったので、2部が始まる前に「撮影はしていただいて結構ですが、フラッシュはご遠慮いただければ幸いです」というアナウンスがされました。
い、いや、そのアナウンスはどう考えてもマズイと思いますよ、わたくし?(^^;
確かにフラッシュは激減しましたが(さすがに0にはなりません)、そのかわり、わたしのまわりでは電子音が鳴りまくりになりましたがな。
コンデジのフォーカス音+シャッター音とか携帯電話のカメラのシャッター音とかが何度も鳴ります。
「撮影可」なんて言うものだから、1部は静かに聴いていた人まで撮影始めちゃったんですね。
自衛隊に興味をもってもらいたくてやっている演奏会なので、あまり観客にうるさく言いたくない気持ちはわからないでもないのですが、さすがに演奏の邪魔をする行為はきっちり禁止にした方がいいのになぁ……。

そんなこんなでわたくし周辺の座席はカオス状態でしたが、演奏はソロプレイもいろいろあって楽しめる選曲になっていました。
堺まつりの大パレードにも参加するらしいので明日はマーチングが見られます。
わたしは都合がつかないので断念です。ちぇっ。 ( ̄ε ̄)





| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:33 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2009」

舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ファミリーコンサート2009」を聴いてきましたよ?

海上自衛隊舞鶴音楽隊
ファミリーコンサート2009

2010年9月19日(18:00開演)
舞鶴市総合文化会館大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部「♪音・いろいろ♪」
    • 口笛ふいて働こう
    • 象と蠅台所用品による変奏曲
    • 熊蜂の飛行
    • スピリット・オブ・ブラス~ファンファーレ
    • 「高貴なる葡萄酒を讃えて」より
      フンダドーレ……そしてシャンペンをもう1本
    • 暁の日本太鼓
  • 第2部「レッツ・ダンス」
    • レッツ・ダンス
    • 「おかあさんといっしょ」メドレー
    • シャル・ウイ・ダンス?
    • 魅惑のワルツ
    • ディープ・パープルメドレー
    • WAVE
    • マンボ・ジャンボ
  • アンコール
    • ロコモーション
    • ラ・バンバ
    • 行進曲「軍艦」
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊

開場に入るとビデオカメラのようなものが目に入ったのでロビーコンサートの撮影でもするのかと思ったのですが、これがなんとサーモグラフィ。
インフルエンザ対策のようです。
ここまでやるということはこりゃ今回はロビーコンサートは無いな……と思ったのですが、まさにそのとおりで、今回はロビーコンサートはありませんでした。
ロビーコンサート、人と人の距離がものすごく近くなるので、これはしょうがないですよね。

今年はいかにも「ファミリーコンサート」らしいプログラムでした。
何よりゲストの地元演奏家に関してご年配の方々の評判が良かったことにちょっと感動です。
舞鶴さん、舞鶴さん(誰に呼びかけてるねん?)、毎回毎回わたし以上の容赦のない感想をポロっと口にしちゃうご年配の方々が太鼓は大喜びでしたよ!
わたしの前の人なんて身体前に乗り出して聴いてましたもの。
和太鼓、日本人に訴える何かがあるんでしょうね。
各種音楽まつりで開場待ちをしているときにお話しする方々の中にも「太鼓が楽しみ」とおっしゃる方が多いですし。

第1部は本当に「ファミリーコンサート」らしく、いろいろと趣向が凝らしていありました。
ディズニー映画「白雪姫」の挿入歌である「口笛ふいて働こう」にあわせて、楽器ごとに隊員さんが舞台にに登場してきます。
逆のパターンで順番に舞台からはけていくのはよくある演出ですが、順番にでてくるのは意外とありません。
全くないわけでもないのですが、ここまできっちり各楽器を見せながらというのは珍しいのじゃないかな。
舞台に登場した各楽器は舞台前でしばらく演奏したあと次の楽器と入れ替わるように席についていくのですが、あまり馴染みのない楽器(トランペットとかフルートとかそういうもの以外はほとんどですが)がでてくるとまわりの観客が興味を示しているのが気配でわかりました。
次々とでてくる楽器に観客の興味が完全に舞台に集中した頃に指揮棒を持ってた指揮者が登場して、演奏はクライマックスへ。
これNSBの譜面ですよね? 副題に「楽器紹介のための」とかついているやつ。
楽器紹介になっている曲をうまく使いましたね。
いや、1曲目からやらました。(笑)
今年のファミリーコンサート、どうやらいつもと違う雰囲気になりそうですよ?

2曲目以降も台所用品を楽器に見立てた曲や金管十重奏とか、こういうクラシック系統の演奏に馴染みの無い人でも子供でも楽しめそうな演出も随所に。
「蠅と象」はピッコロろテユーバのソロがあるのですが、テユーバソロを吹いたのは音楽隊長さんでした。
こういうのっていつも驚く、というか感心するのですが、海音は隊長が普通に楽器の演奏にまわりますよね。
陸ではこういうのを見たことないような気がするのですが。
空は歌っている隊長さんがいた記憶がありますけれど。
このあたり、陸、海、空、各音楽隊のカラーなのでしょうかね。
「ファンファーレ」と「フンダドーレ」が金管十重奏。
金管十重奏は生で聴く機会がまずないので、これは嬉しい。
「高貴なる葡萄酒を讃えて」はアンサンブルコンサートなんかで結構人気あるみたいなのですが、実際は8本で演奏していたりとかそういうのもわりとあるので、十重奏を生で聴けたぴぎーさん大喜びです。

第2部のテーマは「レッツ・ダンス」ということだったので、ベニー・グットマンの曲を中心に(今年はどこのバンドもベニー・グッドマンですものね)ビッグバンドの曲でもやるのかと思っていたのですが、プログラムをみたら「お母さんといっしょ」と書かれています。
「NHKの「おかあさんといっしょ」のこと? それとも何か知らない曲?」と首をひねっていたのですが、前者で「おかあさんといっしょ」のメドレーでした。
なんか「シャキーン!」も混じってたみたいですけれど。(笑)
「マンボ・ジャン」を聴いているとき、なにかこうもの足りないような気がしていてしょうがなかったのですが、打楽器(ドラム、コンガ、ボンゴ)が大暴れ(笑)しはじめた瞬間、「そうそう、この音!」と。
ああ、そうか、わたしの中での舞音の音って2年前の「ラ・バンバ」が基準になっちゃってるんだなー、と気がついて自分で自分に呆れてしまいました。
あれ聴いたときはむしろ「え? 舞音ってこんな音だっけ?」とか思ったくせにー。
なんかインパクトあるものを見聞しちゃうと、イメージなんて簡単に上書きされちゃうものなんですね。(^^;
そういえば「マンボ・ジャンボ」もやってましたよね、2年前。
そのイメージも一緒になってるのかなぁ……。
演奏自体に不満があったわけではないのですが、なんとなく自分のイメージとちょっと違っていたせいでそんな風に感じちゃったようです。

アンコール1曲目は「ロコモーション」。
同じ列の男性が「軍艦」を期待していたように、会場内にはそういう観客がいっぱいなので更なるアンコールを催促する手拍子が続きます。
舞台の上からのコントールで手拍子のリズムが整ったところで、指揮者再登場。
パーカッションと手拍子のリズムの中で「軍艦」に行ったらすごいよなー。
「軍艦」というよりむしろ「トリステーザ」とかそんなのが始まりそうだよなー。
などと無責任なことを考えていたら……「ラ・バンバ」キタ━(゚∀゚)━!!!!!
打楽器もまたまた暴れます。
トロンボーンの音も響いて、「ああこれ、これ。この音を期待してたのよ、わたしー」状態に。
いや、さっきまで期待してたことに気づいていなかったりするのですけれど。……ごめん、いいかげんで。
もう「軍艦」やらなくても全然オッケーな気分ですよ、わたし的には。

昔クラッシク系の演奏会で余韻も何もなく「ブラボー!」を叫びまくる人のことを、大阪ブラボー隊とかオオサカ・ブラボー・コールを略してOBTとかOBCとか呼んでいるのを聞いて笑いころげたことがあるのですが(特にOBCはcallとchorがかかっているのがイイですね)ふと、それなら「軍艦マーチやれ!」と叫ぶ人はMGC(舞鶴軍艦コール)かな、とバカなことを思いつきました。
「ロコモーション」「ラ・バンバ」と続いたので、そろそろそのMGCがでてくるんじゃないかと実は気が気ではなかったのですが、舞音も慣れたものというべきか、「ラ・バンバ」が終わったあと、拍手がアンコールを要求する手拍子にかわる前に、隊長が指を1本立てて「もう一曲やります」ということを知らせることで、MGCが登場することもなく、きれいに「軍艦」の演奏が始まりました。
「もうね、各地の軍艦コールがうるさいので、海音のアンコールはもう「軍艦」だけでいいと思うよ」な今日この頃です。
「軍艦」以外は喜ばない人が少なくない状況で何曲も演奏するぐらいなら、たとえ10分でもさっさと引き上げて休んでください……という、そんな気分です。





| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊呉音楽隊「たそがれコンサート2009」

看板大阪城音楽堂で行われた「たそがれコンサート」で海上自衛隊呉音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

【演奏曲目】
  • メインプログラム
    • 天地人
    • THE 必殺 High-Light
    • レッツ・ダンス
    • シャイニー・ストッキング
    • Sing, Sing, Sing
  • アンコール
    • 行進曲「軍艦」

呉と聞くと随分遠くの音楽隊のように感じますが、神戸にある海上自衛隊阪神基地隊が呉地方隊の隷下の基地な関係で、「神戸まつり」等、関西でもわりと馴染みある音楽隊です。


昨年の今頃はどこに行っても「崖の上のポニョ」が演奏されていましたが、今年はNHKの大河ドラマ「天地人」のオープニングテーマが定番のようですね。
「THE 必殺 High-Light」も同じくドラマテーマ曲。
わたしはテレビをほとんど見ないのですが、音楽隊を追いかけまわしていると、こういう曲が覚えられるので重宝します。

「レッツ・ダンス」以降はスウィング・ジャズで。
今年はベニー・グッドマンの生誕100周年ということで、どこの音楽隊もベニー・グッドマン率高めです。
今回の呉音楽隊もベニー・グッドマン楽団の代表曲ともいえる「レッツ・ダンス」「Sing, Sing, Sing」が入っていました。
「Sing, Sing, Sing」はドラムが大活躍で、アドリブが3分程あって、なかなか凄いことになってました。

「シャイニー・ストッキング」は歌付きでした。
MCで説明があったように歌詞はエラ・フィッツジェラルドによる作詞なのですが、元々の曲名については、キレイなあんよが大好きな作曲者のフランク・フォスターがステージからかわいい女の子の足(ストッキング)が照明を浴びて輝いているのを見て思いついた、というような話をどこかで見たような記憶があるんですよね。
もしそれが本当の話なら、ズボン姿の音楽隊の女性シンガーにフォスターはがっかりするんじゃないかと思ったり。(笑)

アンコールはもちろん「軍艦」。
海上自衛隊音楽隊はこれはやらないわけにいきません。

呉音楽隊、少しおとなしくなっちゃったかな? という印象でした。
前隊長のときに聴いた演奏はどれもラテンアレンジな曲が多かった上に、隊長さん自身がコンガを叩いちゃうような演奏でしたから、ジャズと劇伴なプログラムビルドな今回と印象違ってもしょうがないのですが。
あと、前半の高校生の演奏のときに「陽は、また昇る」の演奏があって、舞台下で学生さんが数人踊ったのですが、彼らが登場するとき、舞台下奥で見ていた呉音の女性隊員さんが高校生のあとについてでてきそうな勢いだったのに笑いました。
演奏中も奥で元気に踊っていらっしゃったので、普段この曲を演奏するときに踊っているのかもしれませんね。

今回特に目立った隊員さんたちです。



「THE 必殺 High-Light」のトランペットソロ、「シャイニー・ストッキング」のヴォーカル、「Sing, Sing, Sing」のドラムソロのお三方。

今日は「呉音楽隊からのプレゼント」ということで、呉音のうちわと瞬間冷却剤を戴きました。
戴いておいてなんですが、瞬間冷却剤はノベルティにするのはやめた方がいいんじゃないかなぁ。
あれって握りこぶしで強く叩かないと中の袋が破れないのですが、平手でペチペチやってる人が結構いて、冷たくならないものだから、演奏始まってもペチペチを続ける人がわりといたのですよ。
それでもまぁ、ほどなく静かになったのですが、わたしの隣にいたご年配は、手でパックを叩いても冷たくならないものだから、パックを手に力いっぱい叩きつけはじめちゃいましてね、もうどうしようかと。
前の席も大概ややこしいことになりがちなのですが、後の席もカオスだな……と思った、そんな今日のわたくし。(T◇T)






| 海上自衛隊音楽隊::呉音楽隊 | 11:07 PM | comments (0) | trackback (0) |


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【動画】ドラム@錨を上げて(海上自衛隊東京音楽隊ふれあいコンサート)

海上自衛隊東京音楽隊ふれあいコンサート(2009年6月12日京都駅前ビル室町小路広場)での演奏の一部です。
いくら屋外で撮影し放題な状況とはいえ、さすがに1曲丸ごととか、そういうのはアレなので雰囲気だけ。
1分ほどの短い動画ですが、サイズが6M程あります。すみません。(^^;
これでも、自分であきらめのつくぎりぎりの画質からもう一段おとしているんですが……。



海上自衛隊東京音楽隊コンサートツアー2009「ふれあいコンサート」
2009年6月12日:京都駅ビル室町小路広場



ドラムが入ると、いかにもNAVYの行進曲らしくなりますよね。(※「錨を上げて」は事実上のアメリカ海軍の制式歌となっています)
やっぱりラッパと太鼓は軍楽の基本ということで。

これを見て「音楽隊やるじゃん!」と思った方、ぜひお近くで演奏がありましたらお出かけくださいね!
楽しいですよ。




| 海上自衛隊音楽隊::東京音楽隊 | 12:50 PM | comments (2) | trackback (x) |


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【プログラム】海上自衛隊東京音楽隊コンサートツアー2009(神戸・大阪・京都)

海上自衛隊東京音楽隊コンサートツアー2009の京阪神公演について一気に。
こっちに書くより個別に書いた方がいいことは各公演のメモに追記しました。

今回は西日本ツアーということで神戸、大阪、京都と3回の公演があったわけですが、
プログラムの内容こそほぼ共通でしたが、3公演それぞれ公演形態が異なりました。
大阪府民としては「やっと大阪に来てくれたと思ったら合同(=演奏時間が半分)! Σ( ̄□ ̄lll)!! 」という心境です。
いや、高校生の演奏も良かったんですよ。良かったのだけど、それとこれとは別の話で。

先週の航空中央もそうでしたが、セントラルはそつがなく。
そこらへんは好みの問題もあるでしょうが、わたしは個性ガンガンという演奏は好まないのでこういう演奏がいいです。
京都のメモでも書きましたが、海上自衛隊の音楽隊はどこも目にもわかりやすいという感じを受けます。
これも人によってはけれん味として嫌うかもしれませんが、わたしは多少のけれんは欲しいタイプなのでこれぐらいはやっていただいて全然OK。
ほとんどの曲にソロパートがあって、聞かせどころいっぱいでした。
音に関してはどの方も安心して聞ける音で、このあたりはさすがにセントラルですね。
弱音部で音が汚かったり、いいところで微妙な音が混じるとガックリくるのですが、そういうことがほとんどないのがいいです。(生演奏なんでさすがに全く無しとはいきませんが)
リズムとか表現も大事ですが、個人的にはまず「きれいな音」が大前提なので。(「音は荒いがいい演奏」というのはわたし的には無い話)

そうそう、今回はコンガを叩いていた隊員さんについ目がいって困りました。(笑)
彼が男前だったから……という理由ではなくて、この隊員さん、コンガを歌いながら叩いているのがわかるんですよ。
リズムと口の動きが合っているので、ああ、(今流れている)このリズムを歌っているんだな、と。
演奏を盛り上げるような仕草をよくされていたので、意識的に歌いながら叩いているのかもしれないのですが、なんだか楽しげな演奏なので、ついそっちに目が。
ホールの時は気づかなかったのですが(わたしの席からは見えなかったので)サンバホイッスルもボンゴ叩きながらこの方が吹いていたようですし、ラテン音楽のムードメーカーな役回りになっているのかもしれないですね。
ああ、これ書いてて気がついたのですが、京都メモに写真をあげた、マーチングドラムもこの人ですね。
雰囲気が全然違うので気がつかなかったわ。

コンサートツアーのまとめです。

【日時・場所】
 ・2009年6月10日 神戸文化ホール(屋内単独公演)
 ・2009年6月11日 大阪国際交流センター(屋内合同公演・オープニングと2部に出演)
 ・2009年6月12日 京都駅ビル室町小路広場(屋外単独公演)

【演奏曲目】
 ■ロビーコンサート(神戸、大阪のみ)
  ・「三重奏曲」第1楽章(神戸・大阪)
  ・「ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ」第3楽章(神戸・大阪)
  ・スタジオジブリメドレー(神戸・大阪)
  ・ふるさと(神戸・大阪)
 ■メイン
  ・パンチネロ-ロマンティック喜劇のための序曲(神戸・大阪)
  ・フェスティバル・ヴァリエーションズ(神戸・大阪)
  ・トロンボーンのための「カラーズ」(神戸)
  ・チャルダッシュ(大阪)
  ・オン・ザ・パーム・アヴェニュー(神戸・京都)
  ・シーガル(京都)
  ・マーチ「青空と太陽」(神戸)
  ・錨を上げて(京都)
  ・スペイン(神戸・大阪・京都)
  ・スウィングしなけりゃ意味ないね(神戸・大阪・京都)
  ・虹の彼方へ(神戸・大阪・京都)
  ・ムーンリバー~シャレード(神戸・大阪)
  ・メモリーズ・オブ・ユー(神戸・京都)
  ・シェルブールの雨傘(I will wait for you)(大阪・京都)
  ・酒とバラの日々(大阪・京都)
  ・キャラバン(京都)
  ・ファンファーレ(大阪)
  ・国歌「君が代」(大阪)
 ■アンコール
  ・行進曲「軍艦」(神戸・大阪・京都)
  ・トリステーザ(神戸・大阪)
  ・聖者の行進(京都)

ロビーコンサートは2公演とも同じ内容でした。
アンサンブルの名前、「トリオ・デミクル」だったかな?
アンサンブルの名前は「トリオ・ジェリクル」だそうです。(Hornistさまより教えていただきました)
神戸の方が良かったような。
大阪、「三重奏曲」(ガスマン)も一瞬ヒヤっとしたりしたのですが、「ソナタ」(プーランク)がヒヤリを通り越してドッキリで。(^^;
ジブリはアニメ自体も音楽もどうにも受けつけないので、なんとなく右耳から左耳に流れてしまいました。ごめん。
でもガスマンとプーランクは良かったです。
「ふるさと」はアンコール扱いです。アンコールかかる前に強制的に始まったアンコールですが。(笑)
「有無を言わせずアンコール聴かせちゃうぞ」ということで笑いを誘いつつ、なおかつ1曲得した気分にもさせてしまう演出でしょうね。

3公演全てで演奏されたのが、「スペイン」「スウィングしなけりゃ意味ないね」「虹の彼方へ」への3曲。
「スペイン」は神戸だけアレンジが違っていて、ベースの独奏がついていました。
ベース、大抵は舞台の上手側なのですが、木管の奥にいて、そこだけスポットライトが。
音楽隊が演奏する「スペイン」は「アランフェス協奏曲」のメロディーを使ったイントロ部分がないことが多いので、イントロがあるだけでもわりと珍しい感じがするのに、更にそのイントロが弦バスのソロというのは、わたし的にはものすご~く珍しく感じます。
屋外の京都はムリにしても、大阪でも同じようにやるものと期待していたら、弦バスのソロなしでちょっとショボ~ン。(´・ω・`)
時間の制約があるのでしょうがないですね。
「スペイン」は前述のコンガが大活躍状態だったので、それで十分満足です。
「スウィングしなけりゃ意味ないね」はアドリブが結構すごかったです。
ユーフォニアムのアドリブというのは「ジャズでユーフォニアムソロ」というところを珍しがるべきなのか、「ユーフォニアムが軽快にアドリブ演奏をしている」というところを珍しがるべきなのか、どっちでしょう?(笑)
「虹の彼方へ」はサンバ調のアレンジで結構演奏時間も長めで、3公演全てのトリの曲。
こういう非クラシック系は音楽隊にとっては慣れた曲なのだと思います。
「スペイン」とかサンバ調アレンジの「虹の彼方に」とか、東京はラテン系が得意分野だと思っていいのかな?

2公演で演奏された「フェスティバル・ヴァリエーションズ」は華々しくもカッコイイ曲なのですが、聞くからに難度の高そうな曲です。
ホルンが難しいことで有名なのですが、他のパートも大概だと思いますよ、これ?
神戸でのホルンはC.T.スミスのいやがらせ(笑)にはまっちゃっていたような感じでした。音としては大阪の演奏の方が良かった気がします。
音楽としてはさすがですね。まぁ、よく指のまわること!

「カラーズ」と「チャルダッシュ」はご当地出身隊員を前面にだすための選曲されたのかな?
「カラーズ」はトローンボーンのための協奏曲、「チャルダッシュ」はテューバの協奏曲です。
「チャルダッシュ」テューバだと低音すぎてチャルダッシュのイメージとしてはちょっと微妙な気がしなくもないのですが、逆にテューバのイメージとしては良い意味で驚きます。
もちろんアレンジだけの力ではなく奏者の力によるものが大きいのですが。

ちょっとかわっていたのが「ムーンリバー」と「シャレード」のメドレー。
木管アンサンブルだったのですが、こういう演奏会の途中に五重奏曲のようなアンサンブルが入ることって案外ありません。
しかもフルート、クラリネット、サックス、ベース、ドラムという、編成もちょっとかわった感じでした。

「シェルブールの雨傘」はトランペットソロがついていたのですが、プレイヤーさん、東京音楽隊員の中で最年長だそうです。
毎公演「最高齢」とかネタにされていましたが、ベテランらしいいい音でした。

そうそう、ジャズ系の曲の時はMCの間、バックでピアノによるジャズが演奏されていました。それもMCの度に違う曲が。
「スターダスト」とかのスタンダードな曲ばかりです。
さりげないですが、いい演出です。
それと、大阪公演に「必殺」シリーズのアレンジで有名な作曲家の中村啓次郎氏がいらしていました。
今回演奏の木管アンサンブルと「酒とバラの日々」が中村氏のアレンジだそうです。

そしてアンコールの曲名なのですが……結局思いだせません。
なんだったかなー。なにかのコマーシャルにも使われていた気がしないでもないんだけどなぁ。
「軍艦」はやらないわけにいかないので、3公演とも。
そういや、京都でも「軍艦行進曲!」と叫んでいた人いましたね。
負けずにがんばれ、海上自衛隊音楽隊!(^^;






| 海上自衛隊音楽隊::東京音楽隊 | 03:04 AM | comments (4) | trackback (0) |


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【プログラム】海上自衛隊東京音楽隊「ふれあいコンサート」(コンサートツアー2009)

看板京都駅ビル室町小路広場で行われた海上自衛隊東京音楽隊の「ふれあいコンサート」を聴いてきましたよ?

【演奏曲目】
  • メインプログラム
    • 錨を上げて
    • スペイン
    • メモリーズ・オブ・ユー
    • キャラバン
    • 酒とバラの日々
    • シェルブールの雨傘(I will wait for you)
    • スウィングしなけりゃ意味ないね
    • オン・ザ・パーム・アヴェニュー
    • シーガル
    • 虹の彼方へ
  • アンコール
    • 行進曲「軍艦」
    • 聖者の行進

「そこまでムリして行っとかなアカンもんなんか?」
「これ聴いとかないと次はいつ大阪に来てくれるかわからないし」
「……東京に聴きに行ってるやん」
それはそれ、これはこれです。(きっぱり)
というわけで京都まで行ってきました。
京阪神での公演も本日で最後です。
今回はツアープログラムとツアープログラムから今日の分を抜き出した1枚物のプログラムが配られました。
抜きだしの方は京都地本が用意したのでしょうか? 屋外コンサートのプログラムとは思えないいい紙を使っているのでびっくり。
なんだか、気合入ってますよ?
そして今日の進行役は隊員さんがされていました。

久しぶりに生で「錨を上げて」を聴いた気がします。
途中マーチングドラムが入ってなかなかカッコよかったので、その部分の動画をアップしようかと思ったのですが、わたくし的「ファイルサイズと画質の折り合い点」が見つからずに断念。
とりあえず写真を1枚あげときます。
写真ではわからないのですが、この隊員さんが被っている識別帽は音楽隊の帽子です。
屋外の演奏の時でも、音楽隊員の方が識別帽を被っている姿はあまり目にしないのですが、どの音楽隊も識別帽はあるようで。(あまり目にはしないけど、屋外演奏の搬入作業なんかを見ていると、被っている人は必ずいます)
艦艇の識別帽も一般売りしているのがあるのだから、音楽隊も売ればいいのに。
演奏会場で売ったら売れると思うんだけどなぁ。
制服は今回は第3種夏服での演奏服略服です。
演奏曲目の雰囲気もあるけれど、外ですしね。もう6月だし。


「シーガル」演奏中「シーガル」はバラードの良い曲です。好きなんですよ、これ。
弦楽のために書かれた曲を吹奏楽にアレンジしたものはあまり好まないのですが、この曲は吹奏楽版の方が好きです。
この「シーガル」に2曲加えて協奏曲とした「BIRDS-アルト・サクソフォンと吹奏楽のための協奏曲」が収録されたCDが半月程前に発売されておりまして、実はわたくし最近エライ頻度でこの曲を聴いております。
吉備公演のプログラムにこの曲がのっていたので「こっちでもやって~! o(>< )o」という感じだったのですが、やってもらえるとは!
「空を飛ぶ一羽のかもめの姿に生きるせつなさを重ねた」みたいな話だったので、一瞬ジョナサン・リヴィングストンを思い浮かべてしまったりもしたのですが、この曲にでてくるかもめはそんな「向こう側の世界に行ってしまった孤高なかもめ」ではないく、普通のかもめです、多分。(というか、個人的にはジョナサンだったら曲のイメージかわっちゃうなぁ。(^^;))
ちょうどいい感じの風が吹いていたので、目を閉じて聴いていました。
でも撮影中のカメラはちゃんと構えたままなんですが。(笑)


スタンディング「聖者の行進」はアンコールということもあって、ノリノリ、ノビノビで。
個人的にはこういうジャズやラテン系は海上自衛隊音楽隊(東京に限らず)がいちばんあってるかな? という気がします。
南西航空音楽隊のようなビッグバンド編成のバンドもありますが、どの音楽隊を聴いてもあまりはずれないのが海上自衛隊音楽隊のような思うのですが。
多分、耳だけではなく目にも訴えるのもうまいんじゃないかぁ。雰囲気の演出がうまいというか。
雰囲気ばっかりではどうしようもありませんが、どんなに演奏がうまくても、曲調と奏者の雰囲気があってなければ曲の魅力が減っちゃいますものね。

他の曲は神戸、大阪と同じなので、別メモでまめて。
京都駅の室町広場は大階段が客席の役割をするので観客も街角コンサートというより野音での演奏を聴いている感じでした。
ホール程肩肘はった感もなく楽しそうな客席に、街角コンサート程観客野放し状態でもないので、いい雰囲気でした。

実はぴぎーさん、野外演奏が好きな理由、もう一つあるんですよね。
あのね、撤収作業が見られるの、野外なら。(笑)
搬入とか設営作業はそうでもないのですが、撤収作業が大好きなんですよ。なんでだろ?<お片づけ魔人(旧友の命名)だからです、きっと。
各地の音楽隊の中の人、もし撤収作業をいつまでも見ていて、写真まで撮ちゃっている怪しいぶたがいたら、お片づけ魔人が現れたと思って、見ないふりをしてください、お願いします。

撤収作業中






| 海上自衛隊音楽隊::東京音楽隊 | 11:34 PM | comments (0) | trackback (0) |


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【プログラム】海上自衛隊東京音楽隊「ふれあいコンサート in OSAKA」(コンサートツアー2009)

大阪国際交流センターで行われた海上自衛隊東京音楽隊の「ふれあいコンサート in OSAKA」を聴いてきましたよ?

【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • 「三重奏曲」第1楽章
    • 「ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ」第3楽章
    • スタジオジブリメドレー
    • ふるさと
  • 第2部
    • パンチネロ-ロマンティック喜劇のための序曲
    • チャルダッシュ
    • フェスティバル・ヴァリエーションズ
    • スペイン
    • シェルブールの雨傘(I will wait for you)
    • スウィングしなけりゃ意味ないね
    • 酒とバラの日々
    • ムーンリバー~シャレード
    • 虹の彼方へ
  • アンコール
    • 行進曲「軍艦」
    • トリステーザ

西日本ツアーの中での公演ですが、東京音楽隊のツアーというよりは、大阪地方連絡本部の仕切りの演奏会にゲストバンドとして出演しているという風情です。
プログラムも昨日の西日本ツアーのものとは別のものが用意されていましたし、司会も大阪地方連絡本部の女性隊員2名(おひとりは「Mamoって!ケイコchan!」のオープニング3人娘の中のWACさん)で行われました。
国旗入場もあって「君が代」の斉唱もありましたし、制服ファッションショーもありました。
東京音楽隊、大阪には無理矢理ひっぱってこられたのかも?!(笑)

合同公演で東京音楽隊は後半だけの出演ですがロビーコンサートはありました。
内容はきのうと同じ。

第1部の前に東京音楽隊の一部メンバーによるファンファーレ。
続いて前述の国旗入場で「君が代」の演奏。
国旗の旗手さんは陸の方で、その後で国歌を演奏するのは海の方々。
ちょっと珍しい光景です。

第1部は中学の吹奏楽部、高校の吹奏楽部の演奏でした。
高校生の方ですが、部員の数も相当で、音楽隊より人数多いわ、カラーガードパートもあるわで、プロ顔負けの楽隊です。
「チャルダッシュ」でテューバの独奏をされた隊員の方はOG(女子高なので)だそうで。

音楽隊の演奏曲目はほぼ昨日と同じです。
ご当地出身隊員による協奏曲がかわったのと、昨日はやらなかった「シェルブールの雨傘」と「酒とバラの日々」が演奏されました。
後半の出演だけのわりには曲数はそんなにかわっていません。
独奏曲の時間が3分の1だったり、きのうはあったアレンジがなかったりと、曲数ではなく曲の長さで調節したようです。
うまいやり方ですね。
こういう演奏会に来る客層の場合、曲数が多い方が満足感は高いでしょうし。
「スペイン」のアレンジが違っていたので、「なんで?」と思ったのですが、終演後にこのことに気づいて、「なるほど!」と感心してしまいました。
それと、舞台が小さいせいか、昨日と楽器の配置が若干違うかも。
今回は2部だけの出演なので制服は通常演奏服装(試行演奏服)だったのですが、黒のメスジャケットに蝶ネクタイという、いかにもクラシック音楽の奏者な姿の人がノリノリでラテンパーカション(コンガ)を叩いている姿はなんだかちょっと不思議な光景でした。(笑)

コンサートツアーのプログラムを見ると明日は「キャラバン」があがっているので、ぜひ聴きたいのですが、どうなるやら……。
そしてやっぱり今日もアンコールの曲名が思いだせません。
昨日の夜からずっと、コーラスが入っているところを歌いっぱなしです。誰かた~す~け~て~。(;_;)






| 海上自衛隊音楽隊::東京音楽隊 | 11:58 PM | comments (1) | trackback (0) |


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