【プログラム】陸上自衛隊第3音楽隊第43回定期演奏会

いたみホールで行われた陸上自衛隊第3音楽隊第43回定期演奏会を聴いてきましたよ?

陸上自衛隊第3音楽隊
第43回定期演奏会

2013年2月9日(14:00開演)
いたみホール大ホール
【演奏曲目】
  • ロビーコンサート
    • フォスター・ラプソディ (鈴木英史(編))
  • 1部
    • 祝典序曲「輝ける勇者たち」(渡辺俊幸)
    • 勇気のマズスルカ(三澤慶)
    • エンターテイメイント・マーチ(川北栄樹)
    • 鳳凰が舞う~印象、京都 石庭 金閣寺~(真島俊夫)
  • 2部
    • 行進曲「アルセナール」
    • セント・アンソニー・バリエーション(W.H.ヒル)
    • シェナンドゥ(F.ティケリ)
    • 大空への挑戦~危険な空を制圧するために~ (D.R.ホルシンガー)
  • アンコール※1
    • 映画「レ・ミゼラブル」より
    • 行進曲「祖国」(黛敏郎)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
 
ロビーコンサートはクラリネット5重奏で「フォスター・ラプソディ 」。
「ケンタッキーの我が家」「主は冷たい土の中に」「草競馬」「おおスザンナ」「金髪のジェニー」の5曲が登場しますが、それぞれの曲が順番に演奏されていくメドレーではなく各曲が混じり合って演奏されるおもしろい曲です。
フォスターが結構好きなわたしはメロディーの断片が聞こえるとちょっとニヤニヤしてしまいました。(笑)

今回は「鳳凰が舞う」と「危険な空を制圧するために」にがあるので、下手側の端に座って打楽器の様子を見てきました。
だってCDを聴いていると、鹿脅しをどうやって鳴らしているんだろうとか、シンバルの音、絶対なにかやってるよね? とか気になってしょうがないんだもん。
音のバランス的にはあまりいい場所ではないのですが、鹿脅しとシンバルの確認の方が重要!(いいのか、それで?)
音のバランスなんてCDで好きなように調節したらええねん。(本当にそれでいいのか?)

コンクールの課題曲の「勇気のマズスルカ」「エンターテイメイント・マーチ」、吹奏楽をやっている人に人気のある「アルセナール」「シェナンドゥ」と、
吹奏楽部の生徒さんたち向けの曲が多めな感じです。
「セント・アンソニー・バリエーション」も吹奏楽をやっている人には結構人気あるような気がしますし。

「セント・アンソニー・バリエーション」は吹奏楽好きな人にはヒルの「セント・アンソニー・バリエーション」という印象でしょうが、管弦楽が好きな人には「元はブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」じゃないか」と思う人がいるかもしれません。
「セント・アンソニー・バリエーション」の元になっている「聖アンソニーのコラール」という曲は、ハイドンが作曲した(今はハイドンの作曲ではないのではないかと言われていますが)ディヴェルティメントの一部にも引用されています。
そのハイドンの曲から「聖アンソニーのコラール」の旋律を使いブラームスが作曲したのが「ハイドンの主題による変奏曲」です。
それなりに親しまれている曲なので、案外初めて「セント・アンソニー・バリエーション」を聴いた人でも「なんか聞いたことがあるような気がする」と感じたかもしれませんね。
「セント・アンソニー・バリエーション」も同じ「聖アンソニーのコラール」の旋律を使っていますが、印象は全く違います。
「ハイドンの主題による変奏曲」は荘厳な感じですが、「セント・アンソニー・バリエーション」は吹奏楽らしく打楽器のきいた今風な音楽です。
同じ旋律を使っても、ハイドン、ブラームス、ヒルと作曲者によって全く違ったものになるのですからおもしろいですね。

鹿脅しをどうやって鳴らしているのか気になってしょうがなかった「鳳凰が舞う」ですが、演奏にあわせなきゃいけないので勝手に鳴るようにするわけにはいかないし、どうやってるのかと思ったら、奏者が竹と支持台を持ってました。
うん、まぁ、そうなるよね。
鳴らすときに竹を支持台に当てる、というか多少支持台を竹に当てるような感じでした。
あれって、ああいう鳴らし方をするなら別にあんなに長い竹じゃじゃなくてもいいのじゃないのか? とも思ったのですが、音が違ってきますわな。
あの長さじゃないとあの音にならないのだろうなぁ。
和楽器もたくさん登場します。
中音の録音によるCDもでていますが、できれば生演奏で聴くことをお勧めしたい1曲です。

今回わたしが一番楽しみにしていたのは「大空への挑戦~危険な空を制圧するために~」です。
演奏情報の際にも書きましたが、アメリカ空軍の第564戦術空軍司令部軍楽隊の委嘱曲です。
軍楽隊の委嘱曲のせいか難度高そうな感じです。
木管がえらいことになっているような気がするのですが……。
大概大変なな曲なようなので、3音の演奏がどうなるか実はドキドキでした。
が、なかなかの力演、好演で「やるじゃん3音」という気分です。
この曲、今の3音にあっているんだだと思います。
元々甘美なメロディーよりは華のある曲の方があっていた感じなのですが、力技的な演奏もやるようになってこういう感じの曲がむくようになってきたのでしょうね。
ただ、そのかわり弱音が苦手になってきているような気がしないでもないのだけれど……。
特に弱音で始まる曲はもうちょっとがんばっていただけないものかと。(^^;
そうそう、シンバルですが、チェーンでシンバルを撫でて(?)ました。
あと素手でも。
この曲に限りませんが見てみないとわからない音ってありますね。
それからこの曲の日本語タイトルなのですが、個人的に「大空への挑戦」というのはちょっと違うような気がするのですよねぇ。
「危険な空を制圧するために」というタイトルではわかりにくいのと、イマドキのニッポンでは反感を買いかねないタイトルでもあるせいか、「大空への挑戦」というダイトルだけで演奏しているのを結構みかけますが、この曲、「大空への挑戦」などという雄大な話ではなく、なにか怪しげな敵と戦っている曲だと思うのですが。
わりと聴き手の想像力を要する曲ではあると思いますが、それでもこの曲を聴いて、例えばブルーインパルスみたな飛行機が技能の限りを尽くして大空に挑戦しているというような雰囲気は想像しにくいです。
平和な空に敵が現れて、戦って勝利を収める、でもそれでめでたしめでたしではなくて、まだ何かが起きるんじゃないか? と思わすようなそんな曲なので、やはり原題どおりの「危険な空を制圧するために」の方がしっくりくるように思うのですが、今の時代には向かないのかなぁ……。

アンコールは「レ・ミゼラブル」と中央音楽隊創隊30周年委嘱曲である「祖国」の2曲。
「祖国」が始まった瞬間、顔のにやけ具合があまりにも危ないので手で顔を覆ったぴぎーさんです。
好きなのよー、「祖国」。
黛敏郎氏の作曲で、ものすごーくオーソドックで明快な行進曲、正確にはコンサートマーチ? なのですが、オーソドックなわりには退屈ではないのですよね。
続くカノンといい、今風では全然ないのですが、おばちゃんにはむしろそこがいいのです。
そして、前にも書いたことがあるのですが、今回も「陸上自衛隊の「祖国」」になっていたので嬉しかったです。
今の3音、陸自の行進曲演奏では中方の中では一番好きかも。(中方以外で陸の行進曲を聴いたのは中音と東方音しかないので中方でしか比較できません。(^^;))

| 陸上自衛隊音楽隊::第3音楽隊 | 11:54 PM | comments (2) | trackback (x) |


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【プログラム】クリスマスチャリティコンサート2012

いたみホールで行われた「クリスマスチャリティコンサート2012」を聴いてきましたよ?

クリスマスチャリティコンサート
2012

2012年12月21日(18:00開演)
いたみホール大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • ウエストサイドストーリーセレクション(L.バーンスタイン)
      アイ・フィール・プリティ~マリア~なにか起こりそう~トゥナイト~ひとつの心~クール~アメリカ
    • チム・チム・チェリー(R.M.シャーマン 、R.B.シャーマン)
    • アイ・ガット・リズム(G.ガーシュウィン)
    • オペラ座の怪人(A.ロイド=ウェバー )
  • 第2部
    • Tank!(菅野よう子)
    • Happy Xmas (War Is Over)(J.レノン、Y.オノ)
    • オブラディ・オブラダ(J.レノン、P.マッカートニー)
    • ラ・バンバ (L.ロボス)
    • スウィングしなけりゃ意味がない(D.エリントン)
  • アンコール
    • きよしこの夜(F.X.グルーバー)
    • ジングル・ベル(J.ピアポント)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊

たそがれコンサートなんかもそうですが、金曜日18時開演というのは仕事の加減でわりと都合がつきにくかったりします。
でも今年は神戸ときめきコンサートからの卒業を決めた事もあって、ちょっとがんばって伊丹笹原ライオンズクラブ主催のクリスマスコンサートへ行ってきました。

現隊長になってから当たり外れの振れ幅が大きくなったのがおもしろい……みたいなことを書いたことがありますが、振れ幅が大きいというより、得意なノリ、不得意なノリというのがはっきりしているんだなと思う今日この頃。
メドレー曲だと、メドレーされている曲によっては1曲の中でそのあたりがはっきりでてくる感じなので、リズムにシビアな人は気になるかもしれませんね。
わたしはリズム音痴なので「オモロイ」でall OKですが。
そういう意味では「オペラ座の怪人」はともかく、「ウエストサイドストーリーセレクション」の方は得手不得手がわかりやすい感じだったかなと。
音の方の当たり外れも同じような外れでも単一曲とメドレーだと印象がかわってくるし、メドレーって案外怖いわねーなどと思ったぴぎーさんでございました。

「アイ・ガット・リズム」は「ラプソディー・イン・ブルー」のメロディーで始まるアレンジです。
このアレンジを初めて聞いたときは「わざわざ「ラプソディー・イン・ブルー」をくっつける意味がわからん」と思ったのですが(「ラプソディー・イン・ブルー」って有名な曲ではあるけれど、誰でも知っている曲というわけでもなかったので)最近は「「ラプソディー・イン・ブルー」(の冒頭)ってつかみの役割を担っているんだな」と思うようになりました。
いつからこんなポジションになったんだろう、「ラプソディー・イン・ブルー」?
……のだめか。(^^;

第2部になったら一部の隊員さんが衣装替えをしていました。
楽隊の真ん中あたりがビッグバンド風の白いブレザーと黒いズボンに。
あとサンタクロースとトナカイが2頭とクリスマツリーが。
サンタクロース以下4名は募金タイムに客席におりてきて募金のお願いにまわる役目のためのコスプレです。

募金タイムは観客席に募金箱がまわされます。
その間、舞台では「スーパーマリオブラザーズ」が演奏されていました。
「コインを集める」からマリオなんですね。
良いセンスの選曲に笑ってしまいました。
選曲センスに敬意を表し、お札ではなく500円硬貨(コイン)を2枚入れさせていただきましたよ?(笑)

「Tank!」は「I think …… Let's Jam」の台詞もちゃんとついていました。
「ハッピー・クリスマス」は歌つき。
いつもの隊員さんですが、今回は「3音のジョン・レノン」と紹介されていました。
でてくるたびに呼び名が違ってますがな。(笑)
「ラ・バンバ」はちょっと重いというか、一歩一歩踏みしめるような感じでしたね。
元々のアレンジ自体が軽い感じではないですし、オリジナルのリッチー・ヴァレンスもどっちかというとこういう感じのアクセントな演奏なので、こういう解釈なのでしょうが、リッチー・ヴァレンスよりはロス・ロボスの方が馴染み深い世代なのと、他の自衛隊音の演奏で軽快なものを聞きつけているせいか、わたしには重すぎでした。
手拍子が起きかかってわりに起こりきらなかったのもそのあたりにあるのではないかなぁと思ったりしているのですが。
とはいえソロはいい感じでした。
ぴぎーさん的推しはフルートかな。
ちょっと荒っぽい音もあったけど、ラテン音楽のソロらしいいい演奏でした。
実はこのフルートソロは募金タイムのサンタさんです。
というわけでサンタの格好のままの演奏。(笑)
今期入隊の新入隊員さんだそうです。
これからの活躍が楽しみですね。

全体の中では「オブラディ・オブラダ」のピッコロが更に推し。
ピッコロは文句なしにぴぎーさんの今日のイチオシです。

クリスマスソング2曲アンコール演奏をして終焉。
大概なマナーな観客もいることはいましたが、神戸文化に比べるとかなり行儀のいい客席でした。
久しぶりに落ち着いて演奏が聴けたので、開演ぎりぎりになってもがんばって来たかいがありました。
やっぱり演奏会としてはこっちの方がいいなぁ……。

| 陸上自衛隊音楽隊::第3音楽隊 | 03:35 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】陸上自衛隊中部方面音楽隊「ファミリーコンサート2012」

いたみホールで行われた陸上自衛隊中部方面音楽隊の「ファミリーコンサート2012」を聴いてきましたよ?

陸上自衛隊中部方面音楽隊
ファミリーコンサート2012

2012年9月29日(14:00開演)
いたみホール大ホール
時空とともに... ~Power of Japan~

【演奏曲目】
  • 第1部「オリンピック&イギリス特集」
    • サモン・ザ・ヒーロー(J.T.ウイリアムズ)
    • ヘイ・ジュード(P.マッカートニー)
    • 風が吹いている(水野良樹)
    • 行進曲「威風堂々」第1番(E.エルガー)
  • 第2部「リトミック体験!」
    • サザエさん(筒美京平)~情熱大陸(葉加瀬太郎)
  • 第3部「ゲストを迎えて!」
    • 「踊る大捜査線」より
      RHYTHM AND POLICE(松本晃彦)
    • いつも何度でも(木村弓)
    • 歌劇「蝶々夫人」より
      ある晴れた日に(G.プッチーニ)
    • 「ALWAYS 三丁目の夕日」 ハイライト(佐藤直紀)
    • Time To Say Goodbye(F.サルトーリ)
  • アンコール
    • 見上げてごらん夜の星を(いずみたく)~明日があるさ(中村八大)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 今小路聡子(ソプラノ)


今年も3部構成です。
第1部は今年開催されたオリンピックと開催地イギリスにちなんだ曲が4曲。
「サモン・ザ・ヒーロー」はアトランタオリンピックのテーマ曲です。
ジョン・ウィリアムズはこの 「サモン・ザ・ヒーロー」を含めオリンピックのテーマ曲を公式曲3曲、テレビ放送用に1曲書いていますが、よく演奏されるのはロサンゼルスオリンピックの「オリンピックファンファーレとテーマ」とこの 「サモン・ザ・ヒーロー」です。
トランペットソロによるファンファーレで曲が始まるのですが、このトランペットがいい感じでした。
トランペットソロから同じ旋律がトロンボーンソロに渡されるのですが、金管のソロがビシっと決まるとそれだけでもうわくわく。

第2部はいつもの指揮者&楽器体験ではなく、リトミック体験となっていました。
リトミックというよりは、「みなさん、手拍子をご一緒に!」の延長……かな。
演奏にあわせての手拍子、足拍子はギリギリのところで演奏からズレずに済んだというところでしょうか。
人数が多いので単調なリズムでも少しずつズレてくるのですよね。
単調なリズムでこれなのですから、先日の舞音のサンバの手拍子はどう考えても難度高すぎでした。(^^;
4人の隊員さんによるボディーパーカッションが披露されたあと、観客に手拍子を足拍子の練習をさせるのですが、観客がお手本の隊員さんと左右逆の動きをするのが気になってしょうがなかった、ヘンなところ神経質なぴぎーさんでありました。(笑)

第3部は映画にちなんだ選曲です。
「蝶々夫人」も古い映画があるので、全曲映絡みの曲と言えます。
「いつも何度でも」「ある晴れた日に」「Time To Say Goodbye」はソプラノの方の歌付きです。
「いつも何度でも」「Time To Say Goodbye」は声楽家の方ならではでした。
特に「Time To Say Goodbye」はオペラティック・ポップなので声量とか音域がいまひとつのポップス歌手の方が歌うと大変な事になったりするのですが、そのあたりはさすがです。
ただなんで「「ある晴れた日に」なんか入れちゃったんだろう?
この方ならジャズを歌った方が(普段はジャズも歌っていらっしゃるそうです)観客の感動も更に増したように思うので、ちょっともったいない選曲のような気が。

「RHYTHM AND POLICE」なのですが……このアレンジ、原曲のイメージとかなり違ってない?(違う曲調にアレンジしているわけではないです)
最近再放送が始まった「踊る大捜査線」を母が観ているのでわたしもここ何日かテーマ曲を耳にしてるのですが、そのせいかエラい違和感が。(^^;
演奏の問題じゃなくて、完全にアレンジの問題だと思うのですが、誰のアレンジだろう?

「ALWAYS 三丁目の夕日」は佐藤直紀氏のわかりやすくきれいなメロディーが堪能できる優しい演奏でした。
途中のピアノも隊員さんの演奏。
ピアノやハープは定期なんかだと外部の方の賛助出演になるのですが、今回は全て隊員さんの演奏です。
途中、隊員さん2人が何かを飛ばしたので「なに飛ばしたんだ?!」と思ったのですが、ソフトグライダーでした。
駄菓子屋なんかで売っていた、胴体に羽を差し込んで組み立てるアレです。
わたしの前列の通路に1つ落ちてきたので確認できたのですが、確認できてなかったら気になって今晩眠れなかったところですよ?

アンコールはアカペラで「見上げてごらん夜の星を」の一番が歌われたあと、トランペットソロと音楽隊による同じメロティーにひきつがれ、そのまま「明日があるさ」につながるという演出でした。
トランペットソロで始まって、最後もトランペットソロが入りました。
今回はトランペットがいいところを全部持っていきましたね。(笑)

ファミリーコンサートはじっくり音楽を聴くという雰囲気ではありませんが、逆にその雰囲気のおかげでリラックスして音楽を楽しむことができます。
ホール演奏会は堅苦しそうで敷居が高いという方はまずはファミリーコンサートから挑戦してみてください。

そうそう、後援会がこんなものを販売していました。
「ミニエンブレム(2,000円)」
長さ25cmぐらいで結構大きいんですよ、これ。
なのでちょっと躊躇したのですが、後援会の収入の足しになるのならと思い購入してきました。
半分ぐらいのサイズだったら後援会云々関係なく、音楽隊ヲタのコレクションとして目についた瞬間財布を開いていたと思います。(笑)
どこかのメーカーさん、半分ぐらいのサイズで各音楽隊全てを作りません?
作ってもらえたらとりあえず生演奏聴いたことのある音楽隊は全部買いますけどね。
聴いた数>聴けていない数なので、いいカモですよ、わたし?
残りは生演奏を初めて聴くたびに買っていくわ。
で、全部揃ったら晴れて音楽隊ヲタを卒業と。(できるのか?)

| 陸上自衛隊音楽隊::中部方面音楽隊 | 11:23 PM | comments (0) | trackback (0) |


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【プログラム】陸上自衛隊中部方面音楽隊日曜コンサート

OCATで行われた陸上自衛隊中部方面音楽隊の「日曜コンサート」を聴いてきましたよ?

陸上自衛隊中部方面音楽隊
日曜コンサート

2012年7月29日(14:00開演)
OCAT
ポンテ広場
【演奏曲目】
  • プログラム
    • スポーツショー行進曲(古関裕而)
    • ルパン3世のテーマ(大野雄二)
    • You Raise Me Up(R.ラヴランド)
    • 日本おとぎ話ラプソディー(小島里美(編))
      浦島太郎~一寸法師~金太郎~桃太郎
    • 夢をかなえてドラえもん(黒須克彦)
    • 愛燦燦(小椋佳)
    • ビートルズは飛んでいく(長谷勝寿編)
      ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!~ノルウェーの森~レット・イット・ビー~エリナー・リグビー~イエスタデイ
  • アンコール
    • オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(J.レノン、P.マッカートニー)
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊


開演30分前ぐらいにOCATへの連絡通路を歩いていると、「ルパン三世」の演奏が聞こえてきたので、「え? もう始まってるの? もしかして1時からだった?!」と思ったのですが、リハーサルでした。
しっかり演奏していたので、まさかリハーサルとは思いませんでした。(笑)

実を言うと4月の桜フェスタの演奏はわたし的にはあまり盛り上がらなかったのですが、今日はいい感じの音でした。(あくまでもわたし的に)
「ルパン3世」はヴィブラフォンの独奏で。
4本のマレットで熱演でした。

「You Raise Me Up」はユーフォニアムの独奏。
これ、ソロのない演奏もありますが、こういう曲調なのでユーフォニアムの低目の音がいい雰囲気です。

「日本おとぎ話ラプソディー」はおとぎ話の主人公を歌った歌のメドレーで、わたしは初めて聞きました。
最初に「おとぎ話の主人公が4人でてきます」と紹介されたのですが、その瞬間、4つも歌が浮かばなかったぴぎーさんです。
ああ、そう、「一寸法師」ね。
全然思いつかなかったわ。(^^;

今回は「ドラえもん」と「愛燦燦」が歌つきでした。
どちらも女性隊員さんの歌。
年配の観客が多かったせいか、リハーサルのときから「愛燦燦」の方が受けていました。
歌としては「ドラえもん」も悪くなかったので、歌の差というよりは曲の差が大きいかと。
歌に関しては右端で歌うなら左側を向いて歌った方がいいのじゃないかなーと思いました。
今回は日差しの関係で左側の席はガラガラだったせいもあるのでしょうが、それでもあの位置で身体が右を向く歌い方をしたら、席の3分の2の人は歌ってる人の顔がほとんど見えないのではないかなぁ。
歌さえ聞こえたら別に歌ってる人の顔なんて見えなくてもいい……という人はわりと少ないのじゃないかと思うのですが。
歌っている人の姿が気になるという方が普通の感覚じゃないかな?
わたしは譜面台とかそういうものの方が気になってしょうがないタイプなので見えなきゃ見えないでかまわないのですが、一生懸命首を伸ばしている人とか見ると「席が悪かったね」と肩をぽんぽんと叩いてあげたくなります。

毎年のことですが、今年も焼豚ができあがりました。
OCATなので油断してたよ、ぴぎーさん。_| ̄|○

| 陸上自衛隊音楽隊::中部方面音楽隊 | 09:11 PM | comments (0) | trackback (0) |


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【プログラム】日本橋ストリートフェスタ2012

日本橋ストリートフェスタ2010で陸上自衛隊第3音楽隊と大阪府警察音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

日本橋ストリートフェスタ2012
2012年3月20日
日本橋「でんでんタウン」
【演奏曲目】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
    • 希望の空(和田信)
    • 星条旗よ永遠なれ(J.P.スーザ)
    • ウィーゴー!(田中公平)
    • キン肉マンGo Fight!(芹澤廣明)
    • Utauyo!!MIRACLE(Tom-H@ck)
    • フライングゲット(すみだしんや)
  • 大阪府警察音楽隊
    • エル・カピタン(J.P.スーザ)
    • エル・クンバンチェロ(R.エルナンデス)
    • 生活安全の歌「みんなで気をつけよう」振り込み詐欺編(大阪府警察音楽隊)
    • J-POP~春うた(小島里美(編))
      なごり雪~チェリー~赤いスイートピー~春一番~桜
    • 恋はあせらず(B.ホーランド、 L.ドジャー、 E.ホーランド)
【出演】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
  • 大阪府警察音楽隊

今年の吹奏楽ステージは地元中学吹奏楽部と3音と府警音の3つでした。
吹奏楽部のステージの最中ににスタッフの子供がステージエリア内で傍若無人にやりたい放題振舞っていました。
演奏中の楽団の中に入りこんで譜面を触る、置いてある楽器を触るなんてのはマシな方で、小物の持ち去りなんかもあたり前。
スティックのようなわかりやすい物はさすがに親(スタッフ)が戻していましたが、わりと最初の段階からずっと持っていた黒くてシャカシャカいうアレ。
アレって吹奏楽部のシェイカーじゃないのかと。(;´д`)
野外演奏でテンションのあがった子供が楽隊に大接近……というのはよくある光景ですが、これは論外ですよね。
風がきつく、そうでなくても中学生にとっては恵まれた環境とは言い難かったのに、更に最初から最後まで子供の邪魔が入っていたのですから本当に気の毒としか言いようがありませんでした。
生徒さんたちはこんな環境でよくがんばって演奏したと思います。

吹奏楽に続いて3音が登場。
演奏情報にチラっと書きましたが、指揮はやっぱり副隊長でした。


そして今年もガッツリイベントあわせのヲタク向け選曲できました。
ガッツリで盛り上がればいいのですが、贔屓目に見ても観客の反応は府警音に軍配があがる……かな?(^^;
楽隊自体への評価は自衛隊>警察という感じの人も少なくなかったので選曲で負けた感じなのはもったいない限りです。
府警音はいつもそれほどイベントテーマに縛られないプログラムを組んでくるので、常にイベントテーマにガッツリあわせてくる3音の生真面目さに泣けてきます。
もしかして3音にはイベント側から要望がでてるのかなぁ?


「希望の空」と「星条旗よ永遠なれ」は中高の吹奏楽部がいることを意識しての選曲でしょうか。
先日隊長も同じ曲を振っていますが、音は副隊長の方が柔らかいですね。
「希望の空」はこれぐらいの固さでもいいのじゃないかなぁ。
行進曲なので固くてもいいのですが、コンサートマーチなので適度に柔らかさがあってもいいかな、と。
とりあえず中高生への模範演奏としてはこれぐらいの方がいいような気がするのですが。

アニメ系は「ワンピース」と「キン肉マン」と「けいおん!」の3曲。
キン肉マンは通天閣100周年企画との絡みで登場。
わたしのまわりは年齢層が高かったので「けいおん!」の名前がでたときはみんな無言でした。
「知らんわ」という声さえおこらず本当に一瞬シーンと……。
野外演奏のMCの最中にまわりが全くの無言というのも怖い光景です。(^^;

締めは「フライングゲット」。
こちらは曲というより「AKB48」という名前に反応があった感じです。
チャーターナイトではAKBメドレーが休憩タイム状態になっていましたが、「AKB」の名前自体の認知度というのはやはりたいしたものです。
ただわたしの周りはAKBの名前は聞いたことあっても演奏されている曲についてはさっぱり……みたいな感じだったので、AKBをやるのならメドレーの方が無難だったかもしれないですね。

最後は大阪府警音。
フレッシュウインズの演技を考慮していなかったステージエリアだったため演奏前にステージエリアを広げることになったのですが、これがなかなか面倒くさいことになってしまい、拡張側にいる観客はブツブツ。
「警察(ポリ)はいつもこんなんや」「自衛隊はこんなことなかったぞ」「そんなにきっちり測る必要あるんか」等々。
いやいやいや、ウインズは多分旗をふりまわしたりパネルを持ってでてきたりするので、きっちり測って安全な距離をとっておいてもらわないと危なくて落ち着いて見てられませんがなー。(^^;
てゆーか、そもそもこれ府警音のせいじゃないよね。
ステージの設営をしたの府警音じゃないし……。

まずはカラーガードの「フレッシュウインズ」の演技から。
ステージエリアが広がったのでデジカメからビデオカメラに持ち替えていたのですが、フレッシュウインズはエリア幅いっぱいに動くので、横方向に広がったときにエライことになってしまいました。
近すぎて「スケベ心爆裂のカメコ」が撮った映像みたいになっとるがな……。_| ̄|○


「エル・クンバンチェロ」はかなりおとなしめ。
テンポ遅めなせいもあるのですが、音自体もおとなしい感じです。
テンポが速く、やりすぎなぐらい打楽器が目立つ演奏も少なくない曲なので、吹奏楽好きな人にはもの足りないかも。
春にちなんだメドレーは正確な曲名は言わなかったのですが曲の順番的に小島里美編曲の「J-POP~春うた」だと思います。


お馴染み「みんなで気をつけよう」は振り込み詐欺編。
この歌、わりと耳に残るので、もしかしたら府警音の演奏を良く聴いている方は全バージョン歌えたりするのかしら?
ちなみにぴぎーさんは悪質商法編を半分ぐらいなら歌えます。(笑)
そしてもう一つのお馴染み「安全安心大阪」は「恋はあせらず」の中で。
フレッシュウインズの溌剌とした「あん・ぜん・あんしん・おーさかっ!」の掛け声もあって、楽しい雰囲気にしあがっていました。

とりあえず、このイベントの観客に野外演奏独特の「底抜けに明るくて楽しい」という雰囲気が希薄な理由がやっとわかったような気がした、そんな今年のストリートフェスタでございました。
出演者がいくらがんばっても主催者側があれじゃ、そりゃ観客も盛り上がれないよね……。

最後にぴぎーさん的ベストショットを1枚。

3音と府警音の入れ替わりの際の光景です。
まさに「入れ替わり中!」という雰囲気でしょう?




| 陸上自衛隊音楽隊::第3音楽隊 | 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |


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【プログラム】吹田ライオンズクラブCN50 自衛隊音楽隊演奏会

メイシアターで行われた吹田ライオンズクラブチャーターナイト記念事業で陸上自衛隊第3音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

チャーターナイト記念事業
CN50
“市民とともに50年”

2012年3月14日(15:00開演)
吹田市文化会館メイシアター大ホール
【演奏曲目】
  • 自衛隊音楽隊演奏会
    • 希望の空(和田信)
    • 星条旗よ永遠なれ(J.P.スーザ)~行進曲「大空」(須摩洋朔)
    • ユー・レイズ・ミー・アップ(R.ラヴランド)
    • ハスケルの暴れ小僧(P.ヨーダー)
    • 服部良一ヒット曲メドレー(服部良一)
      湖畔の宿~銀座カンカン娘~山寺の和尚さん~蘇州夜曲~懐かしのボレロ~一杯のコーヒーから~青い山脈
    • 指揮者体験コーナー
      「天国と地獄」(J.オッフェンバック)
    • ビックバンド・ショーケース(岩井直溥(編))
      レッツ・ダンス~アイム・ゲッティング・センチメンタル・オーバー・ユー~チリビリビン~ブルー・フレーム~インドの歌~シング・シング・シング~ムーンライト・セレナーデ~A列車で行こう
    • ジュピター(G.ホルスト)
    • AKB48メドレー(三浦英樹(編))
      会いたかった~ポニーテールとシュシュ~桜の栞~ヘビーローテーション
    • 坂本九スタンダードメドレー(遠藤幸夫(編))
      上をむいて歩こう~見上げてごらん夜の星を~明日があるさ
  • アンコール
    • 故郷(文部省唱歌)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊

吹田ライオンズクラブチャーターナイト50周年記念事業で3音の演奏会と野村克也氏の講演会がありました。
チャーターナイトというのはライオンズクラブの国際協会に新しく加盟したクラブに対して交付される認証状の伝達式のことで、わかりやすく言い換えるとチャーターナイト50周年=創立50周年ということになります。
「市民とともに50年」ということで、事前応募不要で誰でも参加可能でした。
1時間強のホール演奏を事前応募不要で聴けるという太っ腹な企画だったのですが、演奏会情報情報をご紹介する際のPiggy Boo的基準にあわなかったので事前にご紹介できませんでした。
まぁ、紹介されたところで平日の15時の吹田なんておいそれいけるものではないでしょうけれど。(^^;
ひっぱれそうなソースが主催者のFacebookの投稿だけだったのが紹介しなかった理由なのですが、正直イベントの主催者からの告知がSNSの公式アカ
ウント上のみというのはどうなんだろう……と思うぴぎーさんです。(Piggy
Booの見解としてはSNSの公式アカウント≠公式ページなので。≒だとは思いますが=ではないですよね)
とはいえ、ぴぎーさんを含め入場券無しの人(ライオンズクラブ関係の人は入場券を持っています)が多数来ていたのですから、地元の人はそれなりに何かで情報を手に入れているというわけで……。
地域型のイベントの場合、ネットという媒介は「あればいいけど、なくても困らない」程度のものなのかもしれません。
ちなみにぴぎーさんは北摂産ぶたなので、池田から茨木、吹田あたりの情報収集は日々の生活の中で怠りなく行っております。(笑)

開場前にプログラムを渡されたので、開場を待ちながらプログラムを開いてびっくり。
え? 隊長が振るの?! ローカルでのショートな演奏会なのに?
やるな……ライオンズクラブ。(そっちかいっ)
1曲目「希望の空」って……(まわりをキョロキョロ)中高生呼んでやって、呼んでやって。(^^;
指揮者体験コーナー……(まわりをキョロキョロ)高齢者ばっかりで?(^^;
服部良一メドレーとAKBメドレーが混在?
バラエティーにとみすぎたプログラムがおもしろすぎてクラクラしてきました。
てゆーか「ハスケルズ・ラスカルズ」入ってますよ? うふふ。<期待しているらしい。

ローカルだしショートだし……というわけで、実は正直あまり期待していませんでした。
が、前述のとおりプログラムはバラエティーとみまくりだし、音の調子もいいし……すみません、舐めてました。m(_ _)m
わたしが今まで聴いた3音の演奏の中でも結構上の方じゃないかと思います。
本当に音楽は油断なりません。
立派な演奏会で必ず良いプログラムの良い演奏が聴けるわけでもないですし、意外なところで良いプログラム、良い演奏にであったりするのですから。

10人ぐらいの制服姿の中学生グループと体験コーナに参加した大学生以外若い人をさっぱりみかけませんでした。
世間的には「初老」と呼ばれる年齢より上の方がほとんどです。
せっかくの「希望の空」、吹奏楽部の生徒さんたちに聴いてもらいたかったなぁ。
いいお手本になりそうだったのに。
「星条旗よ永遠なれ」と「大空」はトモダチ作戦のアメリカとの絆にちなんでメドレーになっていました。
ここ何年か陸の記念行事に行く回数が減っていたので、「大空」を聞いても観閲行進を思い浮かべることはなくなっていたのですが、久しぶりに頭の中で「最初に行進して参りましたのは~」というアナウンスが再生されてしまいました。
もちろん最初に行進してきたのは第3音楽隊。(笑)
この間の定期もそうでしたが最近の3音の「大空」って「陸上自衛隊の「大空」」なんですよね。
いろいろな姿の「大空」があると思いますが、わたしはやっぱり「陸上自衛隊の「大空」」が好きです。

「 ハスケルの暴れ小僧」はマーチングスネア3台のパフォーマンスが楽しいことになっていました。
普通にスネア3台を叩いているのしか見たことがなかったので、「マーチングスネアとは思いつかなかったわ、やるわね、3音!!」と誰かに伝えたい気分です。(笑)
マーチングスネアを使うと更に動きがでるので観客は喜びますよね。
このあたりはドリル演奏もできる音楽隊だからこその演出かと。
わたしは原題をそのままカタカナ表記にするのはあまり好きではないのですが、この曲に限っては原題の「ハスケルズ・ラスカルズ(Haskell's Rascals)」の方がいいような気がするのですがどうでしょう?
韻を踏んだ感じが楽しげな雰囲気でてると思いません?

「ジュピター」は歌付き。
なんと男声です。
声のトーンが極端にかわる女声より聴きやすいかな。
というか、最近はずっとこの隊員さんが歌担当ですね。
曲のジャンルにかかわらず歌っていらっしゃるので、大変なのではないかなぁ。

「AKB48メドレー」が始まったら、席の出入りをする人(帰るわけではなく、出ていった人はちゃんと戻ってきます)や身体を動かしまくりな人が突然増えました。
演奏時間が1時間を越えたので集中力がなくなってきたり、トイレをがまんできなくなってきたところのイマドキの曲です。
ご高齢者にしてみればいいトイレ休憩タイムだったのかもしれません。(^^;

「坂本九メドレー」は例のアレ(笑)が入っています。
中方記念行事の際の動画のオリジナルを失くしてしまったので、撮影が禁止されていないのをいいことに「明日があるさ」の部分だけでも撮影しようかと思ったのですが、ちょうどいいところで移動を始めた人がわたしの前に立ちはだかりました。
撮影以前に舞台が見えませんがな。_| ̄|○
ま、そんなもんですよね、人生って……。

しょうがないので「故郷」の写真を撮ってみました。
なんだか歌い手が二人いるみたいになっていますが、指揮者と歌手と楽隊です。
右側の方もどうみても歌っているのですが指揮者です。(笑)
観客も一緒に歌っているので客席側を向いての指揮になっています。
左は前述の最近歌でも活躍中の隊員さんです。
というわけで非常に楽しい演奏会でした。

ただ、「おとうさん、おかあさん世代の方が多いようなので服部良一メドレーを」というのはちょっと気になりました。
今回の演奏会に限らず、吹奏楽の演奏会では「高齢者=懐メロ=「青い山脈」」的な感覚がわりとあるようですが、イマドキのお年寄りって若い世代がイメージするよりは若い時代の人たちなんですよね、実は。
今「お年寄り」と呼ばれている方の多くは終戦後にはまだ子供だった方か戦後生まれの方です。
元気に演奏会に足を運ばれる「お年寄り」に限れば、大半が戦後生まれなのではないかなぁ。
でも「湖畔の宿」って戦中の曲です。
それってミスマッチだと感じません?
実際わたしと同じ列の席だった60代後半~70代前半ぐらいの方々は服部メドレーは「歌いたいけど歌えない」という状態になっていました。
歌の有名な部分になると歌いかけるのですがメロディーがわからないらしく全く歌えないまま黙ってしまいます。
でも坂本九メドレーは歌詞は無理でも、メロディーは全曲きっちり歌いきっていましたよ?
自分の両親が正真正銘の古い時代の年寄りなので、若い時代のお年寄りが、我が両親世代と一緒くたに扱われているとちょっと気の毒に感じてしまうぴぎーさんです。(^^;



| 陸上自衛隊音楽隊 | 07:25 AM | comments (1) | trackback (x) |


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【動画】蛍の光(陸上自衛隊第3音楽隊第42回定期演奏会)

終演後のお見送り演奏、始まるのが結構早くて(観客のお見送りなので当然なのですが)、わたしがロビーに出たときは既に演奏は始まっていて、みなさま携帯で写真をバシャバシャ。

撮っていいならわたしも撮るわよっ!

というわけで動画を撮ってきました。
ビデオカメラじゃなくてコンデジでですが。
1曲丸ごとじゃないのは、当サイトの方針ということで。

「蛍の光」をご紹介した理由?
それはね、わたしが好きだからです。うふ♥



陸上自衛隊第3音楽隊第42回定期演奏会
2012年2月16日:いたみホール(伊丹市立文化会館)





| 陸上自衛隊音楽隊::第3音楽隊 | 11:43 PM | comments (2) | trackback (x) |


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【プログラム】陸上自衛隊第3音楽隊第42回定期演奏会

いたみホールで行われた陸上自衛隊第3音楽隊第42回定期演奏会を聴いてきましたよ?

陸上自衛隊第3音楽隊
第42回定期演奏会

2012年2月16日(18:00開演)
いたみホール大ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • オリンピックファンファーレとテーマ(J.ウィリアムズ)
    • 君が代(林廣守)
    • 音楽で振り返る50年
      東京オリンピックマーチ(古関裕而)~世界の国からこんにちは(中村八大)~昴(谷村新司)~負けないで(織田哲郎)~Jupiter(G.ホルスト)~会いたかった(BOUNCEBACK)
    • 第3師団創立50周年記念曲
      「絆と飛躍~第3師団の勇士~」(田野均)
  • 第2部 和太鼓演奏
    • 光舞~光輝く未来へ~
  • 第3部
    • 行進曲「大空」(須摩洋朔)
    • マーチ「希望の空」(和田信)
    • フェスティヴァル・ヴァリエーション (C.T.スミス)
    • 星条旗よ永遠なれ(J.P.スーザ)~行進曲「復興」(浅沼準彦)
    • 紅炎の鳥~Prominence Bird~(田中賢)
  • アンコール※1
    • 行進曲「凱旋」(堀滝比呂)
    • 明日があるさ(中村八大)
  • ロビーコンサート(終演後)
    • 故郷 (唱歌)
    • ダニーボーイ(アイルランド民謡)
    • 大きな古時計 (H.C.ワーク)
    • 峠の我が家(アメリカ民謡)
    • 故郷(唱歌)
    • 蛍の光(スコットランド民謡)※2
    •  
      ※1:16日の演奏順。部内の部では逆順で演奏。
      ※2:16日のみ。

プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
  • 陸上自衛隊福知山酒呑太鼓
  • 陸上自衛隊信太菊水太鼓
  • 陸上自衛隊姫路白鷺太鼓
  • 陸上自衛隊京都三施太鼓

昨年の第41回に引き続き今回も第3師団創立50周年記念演奏会となっています。
「50周年記念イベントの締めくくり」らしいのですが、年で数えても年度で数えても今日は52年目(=51周年)だと思うのですが……。(^^;
多分、50周年にあたる期間の半分以上が2011年度になるので、2011年度内になる今日の演奏会を記念イベントの締めにもってきたのでしょうが、2年続きで周年記念をされると、ちょっとわけわがわからなくなりますよね。
え? そんなことをいちいち気にしてるのはぴぎーさんだけ? うそん。 
プログラムの表紙には「Annual Concert」の表記はあるのですが日本語での「定期演奏会」の表記がありません。
2年越しの周年記念といい、定期演奏会の表記が無いことといい、今回の演奏会の位置づけが謎といえば謎なのですが、あいさつ文では定期演奏会となっているので、定期扱いは定期扱いなんでしょうね。

実は今回、「大阪発!自衛隊イベントに行ってみよう!!」のもへ妻さんのご厚意で、隊員や隊員家族向けに行われた公演(部内の部)も聴くことができました。
音楽まつりなどでもそうですが、「同じ内容の公演2回も聴いてどうすんね?」って感じですよね。
うん、でも聴きたいんだもん、しょうがないじゃん?(笑)
部内の部に誘ってくださったもへ妻さんには本当に感謝でございます。m(_ _)m

開演前のロビーコンサートがあったのですが、間にあいませんでした、残念。
そのかわり終演後に金管3重奏お見送り演奏が。
これも立派なロビーコンサートです。
演奏後にお礼を言いにきた小さな男の子に隊員さんが応えたりして良い雰囲気でした。
やっぱり演奏を聴く気のない人まで対象にするプレコンサートより演奏を聴きたい人が集まって音楽を聴くロビーコンサートの方が絶対いいです。

演奏曲目は「大空」「絆と飛躍」、それから「復興」が自衛隊にちなんだ曲です。
「希望の空」も自衛隊にちなんだ曲といえば曲ですが、今回のプログラムの中では「吹奏楽コンクールの課題曲」というカテゴライズです。
個人的にはイラク人道復興支援活動にちなむ「復興」が災害復興祈念のシンボル的に扱われることには違和感がないでもないのですが、今回はどちらかというと震災復興祈念の意味はあとづけ。
日本と他の国との絆ということで、トモダチ作戦のアメリカ(「星条旗よ永遠なれ」)との絆、人道復興支援活動を行ったイラク(「復興」)との絆のメドレーです。
「大空」はまさに「陸上自衛隊の「大空」」でしたね。
「自衛隊の」ではなく「陸上自衛隊の」というのがミソ。(笑)
このあたりは評価のわかれるところでしょうが、わたしがミリタリーバンド好きなのはこういう演奏が好きだからなので◎かな。
「絆と飛躍」は「昨年の定演で初演された」と紹介されたのですが、奈良の師団音楽フェスタは無視ですか、そうですか。
あ! まさか奈良で演奏した際にタイトルがなかったのって、「あの時点で未定だった」からではなくて、定期での演奏を初演扱いにするためにわざとタイトルをださなかった……とかじゃないですよね?!
「絆と飛躍」はこれで4回聴いたことになるのですが、去年の2回より今年の2回の方がいい感じです。
こなれてきたのかもしれません。
危ないところがなかったわけではありませんが、総体的にはまっすぐで3師らしい姿の浮かぶ演奏でした。

「音楽で振り返る50年」は……本当にもう「メドレーの曲目記載なし」はかんべんしてください。
今回はこのメドレーとロビーコンサートと2つ分覚えようとしたので容量の少ないぴぎーさんの記憶はオーバーフロー。
2回聴けたおかげでなんとかこぼれた分も回収してきましたが、さすがにもう記憶力だけでなんとかするのはムリです。た~す~け~て~。(;◇;)<紙にメモれ。
「世界の国からこんにちは」から「Jupiter」まではアンサンブルです。
「世界の国からこんにちは」はクラリネット6重奏、「昴」は木管5重奏、「負けないで」は金管6重奏、「Jupiter」はサックス4重奏です。
「会いたかった」はもっといい加減(手抜きという意味ではなくて)に振ってちょうどって感じじゃないかなぁ……と。
実直さも曲によって仇になっちゃいますから。

3音の定期はいつも吹奏楽コンクールがらみの曲も演奏するのですが、今回は課題曲の「希望の空」と自由曲として人気の高い「フェスティヴァル・ヴァリエーション」の2曲。
「希望の空」の作曲者は航空中央音楽隊の隊員さんです。
課題曲で空中音の隊員さん曲といえば、矢部政男氏の「マーチ・エイプリル・メイ」がありますが、この「希望の空」も「マーチ・エイプリル・メイ」のような明るく溌剌とした曲です。
作曲者曰く「シンプルで覚えやすい旋律と曲調を目指した」そうですが、8分の6拍子がぴぎーさん的には難度高いです。(笑)<昔、8分の6拍子で大失敗したことが……。
「フェスティヴァル・ヴァリエーション」は以前にも書いたように、作曲者のC.T.スミスが学生時代のライバルでもあった友人のホルン奏者への意趣返しを仕込んで作曲したため、ホルンがなかなか大変なことになっています。
ホルンの難度が高いことがばかりがとりあげられがちですが、実はホルン以外のパートもかなり技巧を要求される曲です。
今回の演奏はまんまとC.T.スミスのいやがらせにはまっちゃった感が……。(^^;
まぁ、それだけやっかいな曲ということですね。
「フェスティヴァル・ヴァリエーション」のバスドラムを叩いているのが「かけがえのない大地」の神田文雄氏だったので、時々中方音の演奏を聴いているような錯覚が起きて困りました。(笑)

「紅炎の鳥」は「メトセラ」の田中賢氏の作品。
田中賢氏の作品もなにげに難しい曲多いですよね。
今回はfeat.自衛太鼓です。
「紅炎の鳥」も人気のある曲ですが、こういう現代音楽ぽい曲は正直好みがわかれるところかと。
実際わたしのまわりのご年配、第2部では尋常じゃないくらいテンション上がりまくりだったのに、この曲にも自衛太鼓はでているというのにテンションだだ下がりでしたよ。(^^;

自衛太鼓は福知山酒呑太鼓、信太菊水太鼓、姫路白鷺太鼓、京都三施太鼓の4つが出演。
まぁ、そうなりますよね。
単独演奏とは別に、各太鼓が名乗りをあげて太鼓を打つ演出もあって、なかなか格好ようございました。
個人的特筆事項は菊水に女性部員が!
今期は災害、災害で菊水を聴く機会が全くなかったのですが、しばらくみない間に女性の方が入部されていました。
信太山は女性隊員の総数自体が少ないので、菊水には女性メンバー入りそうもないわねー、などと勝手に思っていたのですが、ついに女性部員登場です。
これからどんどん活躍していただきたいものです。
武道館に登場するのを楽しみにしていますねー!
さて、その菊水ですが、なんだか今回は菊水ぽくなかった感じが……。
いつもいいところをかっさらっていきすぎなので(笑)、もしかして自重しました?
とはいえ、単独演奏の際の太鼓の使い方やバチさばきなんかはやっぱり菊水なんですけどね。
あと部長さん(多分)は前面にでてこなくてもわかりますね。
まぁ、ある意味あの人が「The 菊水太鼓」なのかもしれないなぁ。

アンコールは「凱旋」と「明日があるさ」の2曲。
「明日があるさ」=唄い踊る隊長はお約束の域に達しそうです。
隊員さんが2人歌手として登場しているのですが、観客の目は隊長に釘付け。(笑)
正直なところ虹の合唱団バージョンの歌詞で歌うなら歌はつけなくてもいいのじゃないかなぁ……と思ったりするのですが。
だって知らない人の方が多いでしょう、虹の合唱団バージョンの歌詞?
隊長のパフォーマンスだけでも観客大満足だと思いますよ、この曲は。

隊長の指揮を見ていて、「かたそうな指揮だなー」と思ってしまいました。
「かたい」は「手堅い」とか「動きが硬い」とかじゃなくて、なんていうか、当たったら痛そうな音だなーと。
角が当たったらものすごく痛そうな音というか……。
でも「大空」とか「凱旋」なんかにはあっていると思います。
かたそうなわりに結構伸び縮みもするのでポップス系もアリ……みたいな音、というか指揮?(わかるようなわからないような表現でごめんね)
というわけで、一度、行進曲系とかポップス系とは全然違う、ロマンティックな曲とかを聴いてみたいと思ったりしているのですが、そういう曲が聴ける可能性あるのって定期だけかなぁ、やっぱり。
たそがれあたりでムリかしら?!




| 陸上自衛隊音楽隊::第3音楽隊 | 03:22 AM | comments (6) | trackback (x) |


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【プログラム】陸上自衛隊中部方面音楽隊「ファミリーコンサート2011」

いたみホールで行われた陸上自衛隊中部方面音楽隊の「ファミリーコンサート2011」を聴いてきましたよ?

陸上自衛隊中部方面音楽隊
ファミリーコンサート2011

2011年9月30日(18:00開演)
いたみホール大ホール
「和」「輪」「話」「WA~!」

【演奏曲目】
  • 第1部「和」NHK大河ドラマ特集
    • 江~姫たちの戦国~(吉俣良)
    • おんな太閤記(坂田晃一)
    • 春日局(坂田晃一)
    • 功名が辻(小六禮次郎)
    • 篤姫(吉俣良)
    • 龍馬伝(佐藤直紀)
  • 第2部「輪」指揮者・打楽器体験コーナー
    • マル・マル・モリ・モリ!(宮下浩司)
    • 美しき青きドナウ(J.シュトラウス)
    • 運命(L.v.ベートーヴェン)
    • ブラジル(A.バホーゾ)
  • 第3部「話」ナレーションつき音楽
    • オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」(久石譲)
      1. さんぽ
      2. 五月の村
      3. ススワタリ~お母さん
      4. トトロがいた
      5. 風のとおり道
      6. まいご
      7. ネコバス
      8. となりのトトロ
  • アンコール
    • 独眼竜政宗(池辺晋一郎)
    • WAになっておどろう(長万部太郎)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊

土曜、日曜のお昼公演が続いていたのですが、今年は平日の夜公演です。
多分、平日にしか日程がとれなかったのだとは思うのですが、ファミリーコンサートという名目でやるならやっぱり休日昼間がいいのではないかなぁ。
幼児もたくさんきますしね、ファミリーコンサートは。
「この時期」を優先するか、「曜日と時間」を優先するか……というところでしょうか。

さて、今回も楽器体験コーナーをはさんでの3部構成です。
1部が「大河ドラマ特集」、2部が「体験コーナー」、3部が「ナレーションつき音楽」。
テーマの「和」「輪」「話」がそれぞれに対応しています。
「WA~!」はアンコール(といっていいのかどうか微妙ですが)です。

ちらしで「大河ドラマ特集」の文字を見て、「五七桐のはちまき巻いて「秀吉」を演奏するのだろーか?※1」と思ってしまった、ぴぎーさんです。
普通の演奏だったのでちょっと残念かも。(笑)
最初の「江」はピアノを含む8重奏。
全員女性です。
吹奏楽での1曲目は「おんな太閤記」。
これはまた微妙な作品選んだなーと思ったのですが、「春日局」が続いたので「次は「功名が辻」だな」と推測。
どうやら女性が主役の作品を選んだようです。
「江」のあとに司会がなでしこジャパンまでだしてきたのもそういうことか~。
「篤姫」まで終わったところで、女性が主役の作品を選んだことが説明されていました。
最後に男性が主役の作品を1つということだったのですが、ここで例のアレがでました。
「お客さん、どっちが聴きたいですか?」です。
拍手で演奏を決めましょうということで、主役がイケメンだった「独眼竜政宗」と「龍馬伝」の二択です。
これ、どう考えても「龍馬伝」が勝ちますよね。
だって「龍馬伝」の方が記憶に新しいもの。
「独眼竜政宗」は20年以上も前に放送された作品だから、覚えていない人も多いでしょうし。
前の席の女性なんてもの凄い勢いで手上げて「龍馬伝」に拍手していましたよ。
クラシックヲタクみたいな人ばっかり相手ならどうなるか微妙でしょうが、ファミリーコンサートの観客相手なら絶対「龍馬伝」になりますよね。
でもぴぎーさんは「独眼竜政宗」に拍手しました。
佐藤直紀氏の曲って結構好きなのですが、「「龍馬伝」と「独眼竜政宗」のどっちか1曲しか聴かせないよ」と言われるたら「独眼竜政宗」がいいかなぁ、と。
うん、でも負けてもいいんだ。
どうせアンコールでやってくれると思うし。(実も蓋も無いことゆーなw)

体験コーナーは今年は指揮者に関しては曲ごとに年齢制限がありました。
指揮者は「マル・マル・モリ・モリ」「美しき青きドナウ」「運命」の3曲に挑戦するのですが、今年もやっぱり後になるほど難度が上がっています。
こういう体験指揮者に慣れていると思われる音楽隊でも、さすがに「運命」を予備運動なしで振り始められたら音だせないんですね。(笑)
とりあえず、子供はアドバイスを素直に聞くけれど、大人は人の言うことなんて聞いちゃいない……ということがよくわかりました。(笑)
「ブラジル」は打楽器体験用の曲です。
今年は希望者を全員舞台に上げたものだから、指揮とは別の意味で大変なことに。
ま、子供たちが楽しそうだったのでいいんじゃないかな。
隊員さんと司会者さんは大変だったと思いますけれど。
あとね、某隊員さんがそれはもう優しげな表情で子供たちを見ていたのが印象的でした。

「となりのトトロ」は外部からの客演でピアノが入っていました。(「江」のピアノのも同じ方です)
ナレーションはいつもの司会の方がされるのかと思っていたのですが、ナレーションも隊員さんだったのでびっくり。
確かにオリジナルでは男性(糸井重里氏)がナレーションをされているので、男性が担当するのが当然といえば当然なのですが、プロのアナウンサーが司会している演奏会なので、ちょっと意外でした。
司会といえば、司会者の方もファミリーコンサートの司会をされて結構長いですよね。
個人的には、自衛隊音楽隊演奏会の司会をされる外部の方で落ち着いて聞いていられるのって、この方ともう一方のお二人しかいません。
お二人とも自衛隊音楽隊との付き合いが長いので、いろいろ心得ていらっしゃるのでしょうね。

そしてアンコール。
ほらね? 「独眼竜政宗」きたでしょう?(笑)
演奏後に曲名が紹介されたら、「へー」みたいな雰囲気があったので、やっぱり記憶にない人が多かったようですね。(^^;
もっとも、わたしだって大河ドラマのテーマを集めたCDを持っているから曲の区別がつくだけですが。
「WAになっておどろう」はみんなで合唱ということだったのですが、ご年配の方はご存じなかった方が結構いらっしゃったようです。
わたしのお隣りの方は、歌が始まる前の音取りまでは大きな声をだしていらっしゃったのですが、歌が始まるとちょっとがっかりした様子でプログラムの歌詞を眺めていらっしゃいました。
司会者から観客にアクションを求められたときもちゃんと全部応えていた方だけに、歌えなかったのは本当に残念そうでした。
観客全員が知っている歌というのはまずないと思うので仕方がないのですが、みんなと一緒に歌う気満々の人が歌えないというのはちょっと気の毒ですよね。

子供たちもご年配も楽しそうな良い演奏会でした。
ただ、ロビーの風船を子供に渡すのは終演後にした方が良かったのではないかと。
3部の演奏中、なにげに離れた座席に目をやったら、前の列で赤い風船が揺れていたのでびっくり。
丁度顔の前になるぐらいの高さで揺れています。
あれ、真後ろの席の人たまらないと思うのですが……。(^^;
風船持って走りまわっていた子供たちもいましたよね。
というわけで、風船は終演後のおみやげにした方がいいんじゃないかと思うぴぎーさんでありました。


※1
こんなのを思い浮かべてしまいました。
(@平成11年度自衛隊音楽まつり)





| 陸上自衛隊音楽隊::中部方面音楽隊 | 11:18 PM | comments (3) | trackback (x) |


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【プログラム】たそがれコンサート2011

大阪城音楽堂で行われた「たそがれコンサート」で陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

たそがれコンサート2011
2011年7月15日(18:30開演)
大阪市立大阪城音楽堂
【演奏曲目】
  • [18:30~]大阪市立生野・摂陽・天王寺・難波中学校吹奏楽部合同演奏
    • バック・トゥー・ザ・フューチャー(A. シルヴェストリ )
    • 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から 間奏曲(P. マスカーニ)
    • J-POPステージ Vol. 3(山里佐和子)
    • あの日聞いた歌(真島俊夫)
  • [19:10~]陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 行進曲「復興」(浅沼準彦)
    • 涙そうそう (BEGIN)
    • 島人ぬ宝 (BEGIN)
    • ひまわり(葉加瀬 太郎)
    • 江 ~姫たちの戦国~ オープニングテーマ(吉俣良)
  • [アンコール]陸上自衛隊中部方面音楽隊
    • 行進曲「かけがえのない大地」(神田文雄)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 大阪市立生野中学校吹奏楽部
  • 大阪市立摂陽中学校吹奏楽部
  • 大阪市立天王寺中学校吹奏楽部
  • 大阪市立難波中学校吹奏楽部

いやぁぁぁぁぁぁっ! ビデオカメラの電源が入らな~いっ!!
「神よ汝の民を救い」の合唱がついてたのに~~~~~!!!。・゚゚・(>O<)・゚゚・。
……グレる。
グレてやる。

事情で中方音の演奏が始まってからの入場となりました。
日本語の「神よ汝の民を救い」が聴けただけでも幸せです。
ビデオ撮れなかったけど……。
しかもICレコーダ忘れて行ったんで、音も無しだけど……。
でも、自分の耳で聴けたから満足。
だけどやっぱりユーストの録画予約して行けば良かった。_| ̄|○

プログラム上では「島人ぬ宝 (歌:吉岡3曹) or 涙そうそう (歌:池尻3曹)」となっていたので、「なんで、どっちにするか決まってないの?」と思っていたのですが、
ああ、そう、そう来ましたか。
「どちらが聴きたいですか?」
拍手の音で演奏曲決めちゃうんですね。(笑)
で、結局両方やっちゃうのは予定調和ということで。
中方音らしい演出ですね。
ここしばらく、こういった「中方音的なノリ」が薄くなっていましたが、復活してきたかな?
どうでもいいのですが、観客に聞いたら「涙そうそう」になるだろうというのは、多分想定内ですよね?

「1812年」は前述のように日本語の「神よ汝の民を救い」で始まりました。
記念行事の時とは違い、スピーカーからの音量を上げた音ではないので、綺麗に「賛美歌」になっていました。
野音でこれだけ綺麗になるなら、やっぱりぜひホールでやって欲しいなぁ。
合唱もかなり練習をされているようですし、もったいない……。
大砲指定のところは太鼓がやるのだろうと、打楽器に注目していたら、スピーカーから「ズドーン!」という音が。
( ;゚;ж;゚;)゙;`;:゙;;゚;ブッ
いや、それは、さすがにちょっとムチャじゃないかと……。
まぁ、おもしろいからいいけど。(いいのか?)
でも、ホールではやめてほしいかも。(笑)
あと、どうせ録音使うなら、記念行事の時みたいに最後に1発ドーン!と入って欲しかったかも。
うんでも、中方音らしい「1812年」で楽しかったです。

アンコールは行進曲「かけがえのない大地」
これもある意味「復興」と同じようなポジションにいる曲かもしれません。
元々「震災からの復興」という情景を含んだ曲ですので、復興を記念する曲としてはよりふさわしいかもしれませんね。


ビデオカメラは使えませんでしたが、大砲の音にびっくりした(笑)ので、最後だけ、デジカメで録画してみました。
どうぞ。


たそがれコンサート2011
2011年7月15日:大阪市立大阪城音楽堂





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