【プログラム】陸上自衛隊中部方面音楽隊「ファミリーコンサート2012」

いたみホールで行われた陸上自衛隊中部方面音楽隊の「ファミリーコンサート2012」を聴いてきましたよ?

陸上自衛隊中部方面音楽隊
ファミリーコンサート2012

2012年9月29日(14:00開演)
いたみホール大ホール
時空とともに... ~Power of Japan~

【演奏曲目】
  • 第1部「オリンピック&イギリス特集」
    • サモン・ザ・ヒーロー(J.T.ウイリアムズ)
    • ヘイ・ジュード(P.マッカートニー)
    • 風が吹いている(水野良樹)
    • 行進曲「威風堂々」第1番(E.エルガー)
  • 第2部「リトミック体験!」
    • サザエさん(筒美京平)~情熱大陸(葉加瀬太郎)
  • 第3部「ゲストを迎えて!」
    • 「踊る大捜査線」より
      RHYTHM AND POLICE(松本晃彦)
    • いつも何度でも(木村弓)
    • 歌劇「蝶々夫人」より
      ある晴れた日に(G.プッチーニ)
    • 「ALWAYS 三丁目の夕日」 ハイライト(佐藤直紀)
    • Time To Say Goodbye(F.サルトーリ)
  • アンコール
    • 見上げてごらん夜の星を(いずみたく)~明日があるさ(中村八大)
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 今小路聡子(ソプラノ)


今年も3部構成です。
第1部は今年開催されたオリンピックと開催地イギリスにちなんだ曲が4曲。
「サモン・ザ・ヒーロー」はアトランタオリンピックのテーマ曲です。
ジョン・ウィリアムズはこの 「サモン・ザ・ヒーロー」を含めオリンピックのテーマ曲を公式曲3曲、テレビ放送用に1曲書いていますが、よく演奏されるのはロサンゼルスオリンピックの「オリンピックファンファーレとテーマ」とこの 「サモン・ザ・ヒーロー」です。
トランペットソロによるファンファーレで曲が始まるのですが、このトランペットがいい感じでした。
トランペットソロから同じ旋律がトロンボーンソロに渡されるのですが、金管のソロがビシっと決まるとそれだけでもうわくわく。

第2部はいつもの指揮者&楽器体験ではなく、リトミック体験となっていました。
リトミックというよりは、「みなさん、手拍子をご一緒に!」の延長……かな。
演奏にあわせての手拍子、足拍子はギリギリのところで演奏からズレずに済んだというところでしょうか。
人数が多いので単調なリズムでも少しずつズレてくるのですよね。
単調なリズムでこれなのですから、先日の舞音のサンバの手拍子はどう考えても難度高すぎでした。(^^;
4人の隊員さんによるボディーパーカッションが披露されたあと、観客に手拍子を足拍子の練習をさせるのですが、観客がお手本の隊員さんと左右逆の動きをするのが気になってしょうがなかった、ヘンなところ神経質なぴぎーさんでありました。(笑)

第3部は映画にちなんだ選曲です。
「蝶々夫人」も古い映画があるので、全曲映絡みの曲と言えます。
「いつも何度でも」「ある晴れた日に」「Time To Say Goodbye」はソプラノの方の歌付きです。
「いつも何度でも」「Time To Say Goodbye」は声楽家の方ならではでした。
特に「Time To Say Goodbye」はオペラティック・ポップなので声量とか音域がいまひとつのポップス歌手の方が歌うと大変な事になったりするのですが、そのあたりはさすがです。
ただなんで「「ある晴れた日に」なんか入れちゃったんだろう?
この方ならジャズを歌った方が(普段はジャズも歌っていらっしゃるそうです)観客の感動も更に増したように思うので、ちょっともったいない選曲のような気が。

「RHYTHM AND POLICE」なのですが……このアレンジ、原曲のイメージとかなり違ってない?(違う曲調にアレンジしているわけではないです)
最近再放送が始まった「踊る大捜査線」を母が観ているのでわたしもここ何日かテーマ曲を耳にしてるのですが、そのせいかエラい違和感が。(^^;
演奏の問題じゃなくて、完全にアレンジの問題だと思うのですが、誰のアレンジだろう?

「ALWAYS 三丁目の夕日」は佐藤直紀氏のわかりやすくきれいなメロディーが堪能できる優しい演奏でした。
途中のピアノも隊員さんの演奏。
ピアノやハープは定期なんかだと外部の方の賛助出演になるのですが、今回は全て隊員さんの演奏です。
途中、隊員さん2人が何かを飛ばしたので「なに飛ばしたんだ?!」と思ったのですが、ソフトグライダーでした。
駄菓子屋なんかで売っていた、胴体に羽を差し込んで組み立てるアレです。
わたしの前列の通路に1つ落ちてきたので確認できたのですが、確認できてなかったら気になって今晩眠れなかったところですよ?

アンコールはアカペラで「見上げてごらん夜の星を」の一番が歌われたあと、トランペットソロと音楽隊による同じメロティーにひきつがれ、そのまま「明日があるさ」につながるという演出でした。
トランペットソロで始まって、最後もトランペットソロが入りました。
今回はトランペットがいいところを全部持っていきましたね。(笑)

ファミリーコンサートはじっくり音楽を聴くという雰囲気ではありませんが、逆にその雰囲気のおかげでリラックスして音楽を楽しむことができます。
ホール演奏会は堅苦しそうで敷居が高いという方はまずはファミリーコンサートから挑戦してみてください。

そうそう、後援会がこんなものを販売していました。
「ミニエンブレム(2,000円)」
長さ25cmぐらいで結構大きいんですよ、これ。
なのでちょっと躊躇したのですが、後援会の収入の足しになるのならと思い購入してきました。
半分ぐらいのサイズだったら後援会云々関係なく、音楽隊ヲタのコレクションとして目についた瞬間財布を開いていたと思います。(笑)
どこかのメーカーさん、半分ぐらいのサイズで各音楽隊全てを作りません?
作ってもらえたらとりあえず生演奏聴いたことのある音楽隊は全部買いますけどね。
聴いた数>聴けていない数なので、いいカモですよ、わたし?
残りは生演奏を初めて聴くたびに買っていくわ。
で、全部揃ったら晴れて音楽隊ヲタを卒業と。(できるのか?)

| 陸上自衛隊音楽隊::中部方面音楽隊 | 11:23 PM | comments (0) | trackback (0) |


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