海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2008」

舞鶴音楽隊のファミリーコンサートでした。
今年は定演もちびヤンも行っていないので、1年ぶりの舞鶴音楽隊です。
……あれ? 舞鶴、こんな音でしたっけ?

時間繰りをミスって、ほぼ1時間開場待ちをすることになったせいで1番のりでしたよ。
1番のわりに微妙な席でしたが。
わたしのまわりの席からも「早くから来ててこんな席……」とか「こんな後なんて初めて違う?」なんていう声がもれておりました。
そりゃ、1階後半席の5列目~7列目あたりなんていうとこから席振っていきゃ不満もでるわな。(^^;
中央は招待者用なので、公募組は中央からズレた位置だし。
去年は後半1列目から振っていたので、少なくともわたしのまわりの席(早くから並んでいた人たち)で席に対する不満を言っていた人はいなかったんだけどなぁ。

席に荷物置いたら即ロビーへ。
もちろんロビーコンサート狙いです。
こちらも一番のりなので、そのまま待っていれば演奏者の真ん前で聴けたのですが、ロビーコンサートは撮影し放題だったことを思いだして、2階へ上がりました。
いや、さすがに演奏中の奏者の至近距離でカメラ構えるよーなマネはよーしません。(^^;
上から見ていると、楽しそうに音楽を聴いている人の姿も見えて、一段と楽しい気分になります。
わたしが野外コンサートやロビーコンサートが好きなのは楽しそうな人たちの姿も見られるからかもしれません。
もっともイベントなんかのミニコンサートだと、逆にイヤイヤその場にいる人もいたりするので、そういう人の近くになっちゃったりすると最悪ですが。
「ひょっこりひょうたん島」から始まって全5曲、あっという間に終わってしまったように感じられた楽しい時間でした。
最後は「崖の上のポニョ」だったのですが、今はどこの演奏聞いてもこの曲が入ってますね。

コンサートのテーマは1部が「夢~輝ける未来へ」、2部が「ポップス・アラウンド・ザ・ワールド」となっていました。
夢がコンセプトなのはわかるのですが、その夢が「眠って見る夢」「空想としての夢」「希望・理想としての夢」が一緒になっていたのが個人的にはモニョモニョ。
司会がつかずに曲だけをつないでいっていたのなら気にならなかったのでしょうが、曲前に必ずそれらしい話が語られるので、意味の違う「夢」が混在していることを意識しちゃうんですよね。
2部も「ポップス・アラウンド・ザ・ワールド」と銘打っているわりに、「ひそかな祈り」が入っているし。
いや確かにポップスですけど……。>ひそかな祈り
プログラム開いたら「ひそかな祈り」の歌詞が書かれた紙が挟まっていたので、「うわ~、生「ひそかな祈り」聴けるよ」と喜んだのですが、プログラムを見てびっくりでしたよ?
「ポップス・アラウンド・ザ・ワールド」の5曲目。
「スペイン」と「ソーラン・ファンク」の間。
いいのか、この位置で?

でも「ひそかな祈り」、良かったですよ。
公式ページなどに置かれている音源は独唱Ver.、コーラスVer.(メインパート)共に、テノールの人が歌っているのですが、舞鶴音楽隊の「ひそかな祈り」はバリトン。
低音の「ひそかな祈り」も魅力的です。
歌っていた隊員さん、他のイベントなんかでも歌っていたのを聴いたことがあるような気がするのですが、違うかな?
音楽隊のコンサートを聴いていると「無理して歌入れなくてもいいのに……」と思うことも多々あるのですが、この隊員さんのような歌なら「また次も聴かせてかせてくださいね!」 という気分です。
あと、「ソーラン・ファンク」にハッピを来た隊員による踊りが付いていたのがちょっと珍しかったかな、と。
指揮者もハッピを着て棒を振っていました。
中方音のファミリーコンサートはこういうのは当たり前なのですが、他の音楽隊では意外と音以外の遊びは少なめのような気が……。

今回も地元の演奏者の共演があったのですが、これどうなんだろう。
毎回終演後に「あれ、いらんかったよね」と言っているのを耳にするのですが、地元へのサービスのコンサートで地元の人すら喜んでいない演奏に意味があるんでしょうか?(今年は子供だったんで少し甘かったですが、去年なんてボロクソ言ってましたよ、ご年配のお客様方)
観客が喜ぶ喜ばないではなく、地元との共存共栄の姿勢を見せることが重要……なんだろうなぁ、やっぱり。





| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:41 AM | comments (0) | trackback (0) |


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