2011,08,21, Sunday
【プログラム】第30回府民との音楽演奏会
京都会館で行われた「第30回府民との音楽演奏会」で海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?
この「府民との音楽演奏会」に関しては、本当に告知方法の再検討が必要ではないかと感じます。
今回に限って言うならば、告知以前の問題ではないかと。(^_^;
最後まで地本ページに詳細な案内を出さなかったこともどうかとは思うのですが、どうもこの演奏会に足を運ぶ観客の層を見誤っている感じが……。
30回もこのやり方でやってきているので、今後もこのままのような気はしますが、2階席がまるっと空いているようなホールで演奏をしなければならない音楽隊を思うと気の毒なことこの上ないです。
演奏の方は第1部が地元京都の吹奏楽部、第2部が自衛隊音楽隊の演奏、第3部が合同演奏といういつもの構成です。
今回はロビーコンサートをやったようですが、わたしは開演後の入場だったため聴きそこねてしまいました。
「明日があるさ」をやったみたいなので、それは聴きたかったかも。
プログラムは「たそがれコンサート」のプログラムを1~2曲差し替えてくるのだろうと思っていたのですが、ある意味舞鶴つながりの「スタンドアローン」を差し替えたのがちょっと意外といえば意外でした。
京都府内で演奏する際によく演奏しているのではずした……みたいなことがあるのかもしれませんね。
「ホープタウン・ホリディ」はオープニングに向いた華やかな曲です。
が、とりあえず次の機会に期待ということで……。(^^;
「スライダー・ミックス」はタイトルどおりスライダー=トロンボーンが主役の曲。
耳で聴くだけではなく、5人のトロンボニストがスライド裁きを目でも楽しめる曲です。
「江」はわたしが聴いたことのある演奏の中では一番ゆっくりなテンポでした。
テンポもさることながら、溜めがもうなんとも。
もともとわかりやすい気持ち良さと盛り上がりのある曲なのですが、この演奏のおかげで気持ちよさ、盛り上がり方倍増という感じで、根が単純なぴぎーさん、まんまと気持ちよくなってしまったのでした。
うーん、指揮者の思うツボ。(笑)
坂本九メドレーも次回に期待かな。
「虹」は「舞鶴音楽隊のゆず」による歌つきです。
「ゆずの曲を歌うから」舞音のゆず、というわけではなく、ちゃんと「ゆずの大きい方」と「ゆずの小さい方」になっているのですよ。(笑)
「舞音の岩沢厚治」はいつもの歌担当の隊員さん。
長渕剛氏とか桑田佳祐氏みたいな感じが得意な方だと思っていたので、今回の「ゆず」はちょっとびっくり。
かなり歌いにくい歌ですが、お二人とも大健闘です。
「マチェーテ」はパフォーマンスも期待できる曲なので楽しみにしていたのですが、舞鶴にしてはおとなしかったですね。
いや、あくまでも「舞鶴にしては」ですけれど。(笑)
もっとパーカションがガンガン来るかと思っていたのだけどなぁ。
「オン・ザ・パーム・アヴェニュー」はいい雰囲気でした。
アンコールの「軍艦」はお約束。
正直この「府民との音楽演奏会」で、音楽隊に最高の演奏を求めるのは酷な話だなといつも思います。
プロである以上、観客が少ないからと演奏の手を抜くことはありませんが、満場の観客を前をするのと、スカスカの客席を目の前にするのではモチベーションが違ってきて当然な話なわけで。
吹奏楽部が出演するときは「音楽が好き」で来ているわけでない人も少なくありませんしね。
孫が出演するのでカメラ持って駆けつけました、みたいな人が退屈しきっちゃっているのが見えてしまうというのは本当に気の毒というかなんというか……。
まぁ、それでも良い演奏しなきゃいけないのがプロなわけですから、本当に大変な話です。
もし、この「府民との音楽演奏会」で初めて自衛隊音楽隊の演奏を聴いたという方がいらしたら、ぜひ、他の演奏会も聴いていただけたらと願います。
各音楽隊のホームタウンでのファミリーコンサートや定期演奏会を聴くと、同じ音楽隊の演奏でもかなり印象がかわってくるのではないかと思いますので。
あとね、プログラム誤植多すぎ。
単純な誤植は言うまでもないことですが、邦人作曲家の作品の場合、かなとカナの使いわけはきちんとしないと、作者に失礼だと思うのですが。
唱歌の漢字をかなにするのはアリでしょうが、それ以外の楽曲では曲想がかわるぐらいのアレンジをしてあるとか、特に意図がない限り、かなはかな、カナはカナ、漢字は漢字であるべきじゃないかなぁ、やっぱり。
まぁ、このあたりの大雑把さが、この演奏会の全てを物語っているのかもしれませんが……。
いろいろな意味で気の毒な演奏会です。
それがわかっていて、毎回行っては文句たれてるわたしもわたしなんですけれどね。(笑)
第30回府民との音楽演奏会
2011年8月21日(14:00開演) 京都会館第一ホール |
【演奏曲目】
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【出演】
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この「府民との音楽演奏会」に関しては、本当に告知方法の再検討が必要ではないかと感じます。
今回に限って言うならば、告知以前の問題ではないかと。(^_^;
最後まで地本ページに詳細な案内を出さなかったこともどうかとは思うのですが、どうもこの演奏会に足を運ぶ観客の層を見誤っている感じが……。
30回もこのやり方でやってきているので、今後もこのままのような気はしますが、2階席がまるっと空いているようなホールで演奏をしなければならない音楽隊を思うと気の毒なことこの上ないです。
演奏の方は第1部が地元京都の吹奏楽部、第2部が自衛隊音楽隊の演奏、第3部が合同演奏といういつもの構成です。
今回はロビーコンサートをやったようですが、わたしは開演後の入場だったため聴きそこねてしまいました。
「明日があるさ」をやったみたいなので、それは聴きたかったかも。
プログラムは「たそがれコンサート」のプログラムを1~2曲差し替えてくるのだろうと思っていたのですが、ある意味舞鶴つながりの「スタンドアローン」を差し替えたのがちょっと意外といえば意外でした。
京都府内で演奏する際によく演奏しているのではずした……みたいなことがあるのかもしれませんね。
「ホープタウン・ホリディ」はオープニングに向いた華やかな曲です。
が、とりあえず次の機会に期待ということで……。(^^;
「スライダー・ミックス」はタイトルどおりスライダー=トロンボーンが主役の曲。
耳で聴くだけではなく、5人のトロンボニストがスライド裁きを目でも楽しめる曲です。
「江」はわたしが聴いたことのある演奏の中では一番ゆっくりなテンポでした。
テンポもさることながら、溜めがもうなんとも。
もともとわかりやすい気持ち良さと盛り上がりのある曲なのですが、この演奏のおかげで気持ちよさ、盛り上がり方倍増という感じで、根が単純なぴぎーさん、まんまと気持ちよくなってしまったのでした。
うーん、指揮者の思うツボ。(笑)
坂本九メドレーも次回に期待かな。
「虹」は「舞鶴音楽隊のゆず」による歌つきです。
「ゆずの曲を歌うから」舞音のゆず、というわけではなく、ちゃんと「ゆずの大きい方」と「ゆずの小さい方」になっているのですよ。(笑)
「舞音の岩沢厚治」はいつもの歌担当の隊員さん。
長渕剛氏とか桑田佳祐氏みたいな感じが得意な方だと思っていたので、今回の「ゆず」はちょっとびっくり。
かなり歌いにくい歌ですが、お二人とも大健闘です。
「マチェーテ」はパフォーマンスも期待できる曲なので楽しみにしていたのですが、舞鶴にしてはおとなしかったですね。
いや、あくまでも「舞鶴にしては」ですけれど。(笑)
もっとパーカションがガンガン来るかと思っていたのだけどなぁ。
「オン・ザ・パーム・アヴェニュー」はいい雰囲気でした。
アンコールの「軍艦」はお約束。
正直この「府民との音楽演奏会」で、音楽隊に最高の演奏を求めるのは酷な話だなといつも思います。
プロである以上、観客が少ないからと演奏の手を抜くことはありませんが、満場の観客を前をするのと、スカスカの客席を目の前にするのではモチベーションが違ってきて当然な話なわけで。
吹奏楽部が出演するときは「音楽が好き」で来ているわけでない人も少なくありませんしね。
孫が出演するのでカメラ持って駆けつけました、みたいな人が退屈しきっちゃっているのが見えてしまうというのは本当に気の毒というかなんというか……。
まぁ、それでも良い演奏しなきゃいけないのがプロなわけですから、本当に大変な話です。
もし、この「府民との音楽演奏会」で初めて自衛隊音楽隊の演奏を聴いたという方がいらしたら、ぜひ、他の演奏会も聴いていただけたらと願います。
各音楽隊のホームタウンでのファミリーコンサートや定期演奏会を聴くと、同じ音楽隊の演奏でもかなり印象がかわってくるのではないかと思いますので。
あとね、プログラム誤植多すぎ。
単純な誤植は言うまでもないことですが、邦人作曲家の作品の場合、かなとカナの使いわけはきちんとしないと、作者に失礼だと思うのですが。
唱歌の漢字をかなにするのはアリでしょうが、それ以外の楽曲では曲想がかわるぐらいのアレンジをしてあるとか、特に意図がない限り、かなはかな、カナはカナ、漢字は漢字であるべきじゃないかなぁ、やっぱり。
まぁ、このあたりの大雑把さが、この演奏会の全てを物語っているのかもしれませんが……。
いろいろな意味で気の毒な演奏会です。
それがわかっていて、毎回行っては文句たれてるわたしもわたしなんですけれどね。(笑)
| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 08:29 PM | comments (3) | trackback (x) |
コメント
舞音の「ゆず」様のお二人お疲れ様でした。。。
美声でしたよ♪
呉音の「マルモリダンス」よりは見苦しくなかったっす。。。
仮に子供ウケを狙ったとしても、どう観ても、白髪混じりの隊員が歌って踊る曲ではないと思うのですが…
今度、ぴぎーさんお勧めの「横須賀音楽隊」観てみたいです!
美声でしたよ♪
呉音の「マルモリダンス」よりは見苦しくなかったっす。。。
仮に子供ウケを狙ったとしても、どう観ても、白髪混じりの隊員が歌って踊る曲ではないと思うのですが…
今度、ぴぎーさんお勧めの「横須賀音楽隊」観てみたいです!
| ちろりん♪ | EMAIL | URL | 2011/08/25 08:32 PM | uzvxFrqo |
>ちろりんさん
自衛隊音楽隊の場合、おじさまたちがパフォーマンスする事自体がネタの一つですから。(笑)
横須賀、わたしもここ何年か生で聴いていないので、どうかなぁ……という気がしないでもないのですが(隊長がかわっていますので)、横須賀地方隊自体が広報慣れしているようなので、野外イベントのような観客との距離が近い演奏が上手いのはかわっていないと思います。
野外演奏が聴けるチャンスがあるといいですね。
わたしもホールでかしこまって聴くよえい野外で楽しく聴きたいなぁ……。
自衛隊音楽隊の場合、おじさまたちがパフォーマンスする事自体がネタの一つですから。(笑)
横須賀、わたしもここ何年か生で聴いていないので、どうかなぁ……という気がしないでもないのですが(隊長がかわっていますので)、横須賀地方隊自体が広報慣れしているようなので、野外イベントのような観客との距離が近い演奏が上手いのはかわっていないと思います。
野外演奏が聴けるチャンスがあるといいですね。
わたしもホールでかしこまって聴くよえい野外で楽しく聴きたいなぁ……。
| ぴぎー | EMAIL | URL | 2011/08/25 08:58 PM | Y3o2y2mo |
Times are caghning for the better if I can get this online!
| Jose | EMAIL | URL | 2012/12/11 02:16 PM | V4hB8f2. |