2010,09,23, Thursday
【プログラム】海上自衛隊舞鶴音楽隊「ファミリーコンサート2010」
舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の「ファミリーコンサート2010」を聴いてきましたよ?
今年はリハーサルが公開されました。
最初は勝手にゲネプロだと思ったのですが、そのわりに時間が短いので普通のリハーサルかなと思い直して会場へ。
ところがロビーコンサートから始まったのでびっくり!
ええっ?! ゲネでもないのにそこからやるの?!
ロビーコンサートはまるっと全曲聞かせてもらえ、なかなかお得感がありました。
リハーサルは演奏されるまでどんな曲が来るかわからないのですが、今回は映画音楽という枠があるので舞台の効果や演奏前の音出しからあれこれ想像するのもなかなか楽しかったです。
ロビーコンサートは金管四重奏。
テューバとユーフォニアムのアンサンブルです。(「エコセーズ」のみチューバの二重奏)
でね、ぴぎーさん、例によってまたヘンなことを思いついてしまったのでした。
2階に行けばチューバとユーフォニウムのベルのほぼ真上から聴けることに気がついちゃったのですよ。
ベルが正面を向くトランペットなどはベルから自分にむかってまっすぐ出てくる音を直接聴くことはできますし、ホルンぐらいの大きさならそう苦労せずに聴くことができると思うのですが、あの大きさでベルが上を向いているテューバのまっすぐ向かってくる音って、そうそう聴くことができないでしょう?
というわけで、2階にあがりました。
幸いロビーコンサートは撮影禁止のアナウンスが無いので、上から写真を撮ってみました。
そうそう、写真といえばロビーに寝転んでローアングルで写真撮ってたご年配がいらっしゃいました。
記念行事では珍しくもないのですが、ロビーコンサートの最前列でこれはなかなかの挑戦者ですよね。(^^;
真上の音はやっぱり、テューバやユーフォニアムの音として思い浮かべる音とはちょっと違うかな。
とゆーか、真上から聴いちゃダメだと思いました。(笑)
観客受けで言えば前半2曲(スーザの「忠誠」、ビートルズの「イエスタディ」)ということになるのでしょうが、聴きどころは後半2曲だと思います。
特に「テューバレーション」はタイトルからもわかるようにもともとがバリトン・テューバアンサンブルのための曲ですので、テューバとユーフォニアムの魅力を十分に楽しめました。
メインプログラムは映画音楽特集です。
プログラムを広げた瞬間めまいが。
「曲名をざっくり」どころか、テーマしか書いてないのですが……。(^^;
そうやって観客の記憶力に挑戦状送りつけるようなことをするものだから、隣のおねいさんなんて曲名が紹介されるたびに携帯電話のメモ機能で曲名メモってましたよ。
ビデオのモニタのようにつきっぱなしのものだったら慣れてしまえば気にならなくなるのですが、携帯の画面のように点けたり消したりを繰り返されるのは気になってしょうがなかったです。(T◇T)
第1部は副隊長の指揮で「夢」がテーマ。
「星に願いを」は木管八重奏でスウィングアレンジです。
「おくりびと」では昨年に続いて、隊長がテューバソロでした。
「最愛」は女性隊員の歌付きで。
歌を歌った隊員さん、今年のクイーン舞鶴だそうです。
堂々とした歌いっぷりに、舞音も歌の歌える隊員さんに恵まれてるなー、などと思ったぴぎーさんでした。
リハーサルのとき驚いたのが「宇宙戦艦ヤマト」でした。
いわゆる「主題歌」ではなく、「無限に広がる大宇宙」とかの劇伴をアレンジしたものだったので、ちょっとびっくりしたのですよね。
吹奏楽の組曲とか管弦楽の交響曲みたいな感じなのですが、どちらとも違う感じだったので、なんだろうと思っていたら、中村啓二郎氏のアレンジだそうです。
中村氏、会場にいらしていたようですね。
しかし「宇宙戦艦ヤマト」もいろいろな版がありますねぇ。
第2部のテーマは「愛」。
隊長の指揮です。
「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」と「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」がいつもの地元枠。
曲からもわかるように歌です。
あらゆる意味で歌い手の方に向いていない曲だったと思うのですが、テーマありきのプログラムの場合、歌手の方で曲を選べないのでしょうか?
「男たちの大和」は呉音楽隊が初演したものを短くしたものですね。
編曲の小西龍也氏は元舞鶴音楽隊の隊員さんだったそうです。
呉音が演奏したものは30分越えの大作で、合唱もついているものなのでなかなか全曲を生で聴く機会はないと思いますので、短いバージョンとはいえ、これが聴けただけでも舞鶴まで来た甲斐があったかなと。
「スタンド・バイ・ミー」は男性隊員の歌付きです。
舞音の歌付きの曲ではおなじみの隊員さん。
今回はロビーコンサートにも出演されていました。
アンコールの「CLOSE YOUR EYES」もこの方。
正直、本職の方の歌より、拍手多かったぐらいです。
でもハーモニカはちょっと微妙だったかも。(笑)
なんだか吹きにくそうでしたね。
「CLOSE YOUR EYES」は伴奏のピアノも本番<リハーサルみたいな感じでしたし、事情あるのかな?
コーラスも付くのですが、一瞬ヴォコーダーかも?」と疑ってしまいました。ごめん。
ちゃんと隊員さんたちが歌っていらっしゃいましたよ。
今回は歌多目でした。
数が多かった分、当たりと外れが明確に出てしまった感じです。
でもまぁ、周りの反応を見ている感じだと当たりの方が多かったみたいなので、相対評価としては○かな。
演奏の方は今回もパーカッションのみなさまが力強く演奏されていました。
勢いのないパーカッションなんて舞音じゃないと思うで、これからもどんどん暴れていただきたいと思いますです。
海上自衛隊舞鶴音楽隊 ファミリーコンサート2010 2010年9月23日(18:00開演) 舞鶴市総合文化会館大ホール |
【演奏曲目】
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【出演】
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今年はリハーサルが公開されました。
最初は勝手にゲネプロだと思ったのですが、そのわりに時間が短いので普通のリハーサルかなと思い直して会場へ。
ところがロビーコンサートから始まったのでびっくり!
ええっ?! ゲネでもないのにそこからやるの?!
ロビーコンサートはまるっと全曲聞かせてもらえ、なかなかお得感がありました。
リハーサルは演奏されるまでどんな曲が来るかわからないのですが、今回は映画音楽という枠があるので舞台の効果や演奏前の音出しからあれこれ想像するのもなかなか楽しかったです。
ロビーコンサートは金管四重奏。
テューバとユーフォニアムのアンサンブルです。(「エコセーズ」のみチューバの二重奏)
でね、ぴぎーさん、例によってまたヘンなことを思いついてしまったのでした。
2階に行けばチューバとユーフォニウムのベルのほぼ真上から聴けることに気がついちゃったのですよ。
ベルが正面を向くトランペットなどはベルから自分にむかってまっすぐ出てくる音を直接聴くことはできますし、ホルンぐらいの大きさならそう苦労せずに聴くことができると思うのですが、あの大きさでベルが上を向いているテューバのまっすぐ向かってくる音って、そうそう聴くことができないでしょう?
というわけで、2階にあがりました。
幸いロビーコンサートは撮影禁止のアナウンスが無いので、上から写真を撮ってみました。
そうそう、写真といえばロビーに寝転んでローアングルで写真撮ってたご年配がいらっしゃいました。
記念行事では珍しくもないのですが、ロビーコンサートの最前列でこれはなかなかの挑戦者ですよね。(^^;
真上の音はやっぱり、テューバやユーフォニアムの音として思い浮かべる音とはちょっと違うかな。
とゆーか、真上から聴いちゃダメだと思いました。(笑)
観客受けで言えば前半2曲(スーザの「忠誠」、ビートルズの「イエスタディ」)ということになるのでしょうが、聴きどころは後半2曲だと思います。
特に「テューバレーション」はタイトルからもわかるようにもともとがバリトン・テューバアンサンブルのための曲ですので、テューバとユーフォニアムの魅力を十分に楽しめました。
メインプログラムは映画音楽特集です。
プログラムを広げた瞬間めまいが。
「曲名をざっくり」どころか、テーマしか書いてないのですが……。(^^;
そうやって観客の記憶力に挑戦状送りつけるようなことをするものだから、隣のおねいさんなんて曲名が紹介されるたびに携帯電話のメモ機能で曲名メモってましたよ。
ビデオのモニタのようにつきっぱなしのものだったら慣れてしまえば気にならなくなるのですが、携帯の画面のように点けたり消したりを繰り返されるのは気になってしょうがなかったです。(T◇T)
第1部は副隊長の指揮で「夢」がテーマ。
「星に願いを」は木管八重奏でスウィングアレンジです。
「おくりびと」では昨年に続いて、隊長がテューバソロでした。
「最愛」は女性隊員の歌付きで。
歌を歌った隊員さん、今年のクイーン舞鶴だそうです。
堂々とした歌いっぷりに、舞音も歌の歌える隊員さんに恵まれてるなー、などと思ったぴぎーさんでした。
リハーサルのとき驚いたのが「宇宙戦艦ヤマト」でした。
いわゆる「主題歌」ではなく、「無限に広がる大宇宙」とかの劇伴をアレンジしたものだったので、ちょっとびっくりしたのですよね。
吹奏楽の組曲とか管弦楽の交響曲みたいな感じなのですが、どちらとも違う感じだったので、なんだろうと思っていたら、中村啓二郎氏のアレンジだそうです。
中村氏、会場にいらしていたようですね。
しかし「宇宙戦艦ヤマト」もいろいろな版がありますねぇ。
第2部のテーマは「愛」。
隊長の指揮です。
「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」と「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」がいつもの地元枠。
曲からもわかるように歌です。
あらゆる意味で歌い手の方に向いていない曲だったと思うのですが、テーマありきのプログラムの場合、歌手の方で曲を選べないのでしょうか?
「男たちの大和」は呉音楽隊が初演したものを短くしたものですね。
編曲の小西龍也氏は元舞鶴音楽隊の隊員さんだったそうです。
呉音が演奏したものは30分越えの大作で、合唱もついているものなのでなかなか全曲を生で聴く機会はないと思いますので、短いバージョンとはいえ、これが聴けただけでも舞鶴まで来た甲斐があったかなと。
「スタンド・バイ・ミー」は男性隊員の歌付きです。
舞音の歌付きの曲ではおなじみの隊員さん。
今回はロビーコンサートにも出演されていました。
アンコールの「CLOSE YOUR EYES」もこの方。
正直、本職の方の歌より、拍手多かったぐらいです。
でもハーモニカはちょっと微妙だったかも。(笑)
なんだか吹きにくそうでしたね。
「CLOSE YOUR EYES」は伴奏のピアノも本番<リハーサルみたいな感じでしたし、事情あるのかな?
コーラスも付くのですが、一瞬ヴォコーダーかも?」と疑ってしまいました。ごめん。
ちゃんと隊員さんたちが歌っていらっしゃいましたよ。
今回は歌多目でした。
数が多かった分、当たりと外れが明確に出てしまった感じです。
でもまぁ、周りの反応を見ている感じだと当たりの方が多かったみたいなので、相対評価としては○かな。
演奏の方は今回もパーカッションのみなさまが力強く演奏されていました。
勢いのないパーカッションなんて舞音じゃないと思うで、これからもどんどん暴れていただきたいと思いますです。
| 海上自衛隊音楽隊::舞鶴音楽隊 | 11:07 PM | comments (0) | trackback (x) |