【プログラム】平成21年度自衛隊音楽まつり (自衛太鼓)

自衛太鼓は13チームが出演。
さすがに太鼓の数は維持です。

川内駐屯地の焔児太鼓と入間基地の修武太鼓が初登場になるのかな?
それと松本アルプス太鼓が久しぶりに登場しました。
アルプス太鼓のように毎年のようにでていたのがパタっと出演しなくなると、いろいろ気になっちゃいますよね。
よかった、廃部とかじゃなくて。
課外活動な太鼓は突然でてこなくなるとちょっと心配。

松本アルプス太鼓と遠軽がんぽん太鼓は久しぶりの登場
遠軽がんぼう太鼓も久しぶりの登場です。
八戸華炎太鼓
八戸華炎太鼓は女性だけの太鼓。ピンクの法被で華やかでかわいらしく。

中方の管轄地域からは信太菊水太鼓と滋賀十戦太鼓の2つ。
下手側一番端に菊水太鼓がいるのを確認したので、続いて十戦太鼓を探したら、十戦は上手側一番端に……イヤン。(^^;
あんまりカメラを振りまくってもなんなので、動画は菊水メインで撮ってきました。
ごめん、十戦。

滋賀十戦太鼓滋賀十戦太鼓


信太菊水太鼓信太菊水太鼓


菊水の単独演奏のとき、わたしの後の席がちょっとどよめいていました。
他の太鼓のときも打ち終わると「すごい」とかため息とかでていたのですが、演奏が始まってどよめいたのは菊水だけだったので、ぴぎーさん、ちょっと嬉しかったり。
へへっ、大阪、すごい太鼓いるでしょー。(自慢)
まぁ、単独演奏で最初に鉦を使った太鼓だったこともあるのでしょうが、合同演奏のあの迫力のときでさえどよめかなかったことを思えば、観客をどよめかした菊水はすごいなぁと。
3師団音楽まつりのときもそうでしたが、こういう場で確実に観客をつかんでいきますね、菊水太鼓は。

信太菊水太鼓足をひいて腰を落としたこの独特の打ち方が菊水の太鼓です。
真の締め太鼓の姿勢もかなりきつそうなのですが……。(^^;
でもそうな姿勢でも部長さんは今回も全開。
聴いてるこちらの息もはずんできそうなぐらいの勢いの迫力ある演奏でした。
ラッパは同じ種類なら音の高い方が難しかったりするのですが、太鼓もこういった小さな太鼓の方が難しいそうです。
演奏中はどうしても三尺のような大きな太鼓に目が行きがちとは思いますが、太鼓の演奏を生で聴く機会があったときはぜひぜひ小さなな太鼓にも注目してみてくださいね!


入間修武太鼓初登場組の入間修武太鼓もおもしろい太鼓だったのですが、どうにも順番が悪かったようで。
こちらもかわった打ち方の太鼓で、笛も入った華やかな太鼓だったのですが、菊水の次だったため、菊水に客をさらわれちゃった感が……。
ぴぎーさんはしっかりマーク(笑)したので、来年以降に期待です。


入間修武太鼓同じく初登場組の川内焔児太鼓は女性が1人、男性に混じって力強い太鼓を披露していました。



単独演奏のあとは再び13部隊揃っての合同演奏です。

13部隊揃い踏み

のぼりの並び見ていてふと思ったのですが、真ん中の5つ、各方面隊のトップチームでしょうか?
北海自衛太鼓は自衛隊音楽まつりの合同演奏のリーダーですし、中部方面隊内での合同演奏は滋賀十戦太鼓が取り纏めていると伺ったことがあります。
八戸、武山、八特って毎年でているところですし、多分そうなんじゃないかと思います。
どうして今まで気がつかなかったかな、わたし……。(^^;

来年もまたどこか新しい太鼓が聴けるといいですね。
課外活動なので練習するだけでも大変でしょうし、原隊の業務との兼ね合いもあって簡単な話ではないと思いますが、活動されている皆様にはぜひ大きな舞台に出てきて欲しいと思います。
来年も規模縮小の嵐がおさまらず、ついに太鼓の数も減少……なんてことにはなりませんように!





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【プログラム】平成21年度自衛隊音楽まつり (音楽隊)

例年に比べると派手さはない公演ではありましが、各音楽隊が「らしい」曲を持ってきていたので、「たくさんの音楽隊を楽しむ」ということではよいプログラムだったように思います。
さんさ踊り、阿波踊りで地域色をだしてきた東北方面音楽隊と中部方面音楽隊。
「海をゆく」、[海兵隊賛歌」と、公式行進曲を演奏した東京音楽隊と海兵隊音楽隊。
得意の三枝ガンダムを持ってきた航空中央音楽隊。
人気がある曲を毎回のように演奏するより、こういう「らしい曲」を必ず演奏すればいいのに、というのがぴぎーさん的考え。
音楽隊のカラーも見せやすいでしょうし、公式行進曲みたいな曲は演奏し慣れているというだけでなく、隊員のその曲に対する思い入れがあったりすることもありますから。
定期演奏会などで毎回毎回同じような曲を演奏するとか(アンコールは別ですよ)、らしい曲ばっかりプログラムを組んじゃうというのはそれはそれでどうかと思いますが、自衛隊音楽まつりはむしろそういうイベントだと思うので、こういう選曲の方がいいと思うのですが。
総体的な感想としては、今回はテレビ、映画絡みの曲が多かったなぁ、と。
実質テレビ主題歌メドレー状態の「親から子へ」を除いても、ガンダム、ヤマト、999、もののけ姫……。
ご年配には不満残りそうな選曲だったかもですね。(^^;


オープングのファンファーレ。舞台下手に陸音の隊員さん、上手に海音の隊員さん。

今期の音楽隊のトレンドは「天地人」のテーマ。
どこの演奏会でもこの曲がのっていました。
というわけで、音楽まつりのオープニングもこの曲。
この曲があっての「風林火山陰雷」なのか、「風林火山陰雷」あってのこの曲なのかはわかりませんが、とにかく今期はこの「天地人」でしたね。

陸音の方面隊音楽隊は前述のように地域色をだしてきました。
プログラムのメモでも書きましたが、総体的に人員削減なドリルの中、カラーガードとさんさ隊を率いた東北方面音楽隊のドリルは印象に残りました。
オレンジ色の着物に色とりどりのたすきのさんさ隊は艶やかかつ、女性隊員の方がかわいかったです。
中部方面音楽隊は阿波踊り。
中方音の阿波踊りのとき、わたしの後ろの席の方が「こんなことまでやるの?!」と驚いていたので、ちょっと笑ってしまいました。
いやだって、東北音のさんさ踊りだったて普通に考えたら「自衛官の仕事」には見えませんよね?
でも、さんさ踊りでは驚かなくて中方音の阿波踊りで驚いたってことは、中方音が「やりすぎ」に見えたってことですよね?(笑)
いやいや、中方音のドリルはこれぐらい普通ですよ?
わたしはむしろ関東の音楽隊がおとなしすぎると感じることがあるのですが。(笑)
阿波踊り、ファミリーコンサートのときにはわざわざ阿波踊りの連に習ったという話だったので、今回も気合入れて練習してきたんだろうなぁ。


練り歩く中方連。

阿波踊りだけじゃありませんよ?
楽器もパフォーマンスもフルスロットルなのが中方音の持ち味です。
中方音は陸音共通の緑の制服ではなく白い服に赤いサッシュ(肩帯)という格好だったので、他の音楽隊と並ぶと目立ってなかなかカッコ良かったです。



海兵隊員の「海兵隊賛歌」に対する思い入れの強さは有名ですが、その「海兵隊賛歌」を海兵隊音楽隊の生演奏で聴けたので、ぴぎーさん大喜び。
平成18年度に出演したときは「海軍賛歌」をアカペラコーラスで聴かせてくれて、それはそれで感激しちゃったりしたのですが、やっぱり海兵隊なら「海兵隊賛歌」ですよね!
「親から子へ」は1曲ずつ各音楽隊が演奏してつないでいくというメドレー。
こういう演奏(曲)にゲストバンドが加わったのちょっと意外な感じもしたのですが、アメリカさんだったからできたこともかもしれませんね。
ちなみに「荒野の七人」が陸軍で、「スパイ大作戦」が海兵隊です。
東北音楽隊は歌とふり付きで「崖の上のポニョ」を演奏してここでも大活躍。
「童神」は女性海上自衛官の独唱でした。
伴奏はキーボードだけでしっとりと聴かせます。
最後の合唱も含め、今年の歌は海自ががんばりましたね。
そういえば今年は「ドラゴンクエスト」のテーマをわりと聴くような気がするのですが、なにか理由があるのでしょうかね?!

セントラルの演奏は各々「らしい」曲で。
陸は今年演技支援隊をつけないかわりに、警務中隊がサイレント・ドリル(ファンシードリルのようなもの)をあわせてきました。
海は制式儀礼曲の「海をゆく」と「軍艦行進曲」。
空はお馴染みの「交響組曲 機動戦士Zガンダム」と「交響組曲 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」をドリル用にアレンジしたものです。
ぴぎーさん的には海の「海をゆく」が嬉しい。
「海上自衛隊行進曲」のはずなのに、陸海空の三幕のテーマ曲として流れるのは「軍艦行進曲」ばかりで、案外生演奏を聴く機会がない曲なので。
儀礼曲としては「軍艦行進曲」の方が吹奏する場が多く制定されているのでしょうがないのですが、一応「海上自衛隊行進曲」なのは「海をゆく」の方なので、わたしはできればこういう広報の場ではこっちを演奏して欲しいと思っているのですけれど……。
そうそう、今年の東音のコンサートツアーの際にぴぎーさんが目を奪われっぱなしだったパーカッションの隊員さん、今回もマーチングドラム叩いてたような……?
いや別に探したわけじゃないですよ?
例によって太鼓の音に釣られてずーっとマーチングドラムの動きを追っかけていたもので……。(^^;

フィナーレは今年も合唱で。
「出発の歌」という、エライ古い歌を持ってきたのでビックリ。
かれこれ40年ぐらい前に流行った曲だと思うのですが、学生さん用合唱曲の定番か何かになってるのでしょうか? ……と思っていたら、ドラマ「3年B組金八先生」の挿入歌になっていたようですね。
なんかもうものすごく懐かしい曲を聴かせていただきました。(本当はぴぎーさんよりもう少し上の世代の方々にジャストミートな曲だとは思いますけれど)
歌いやすい曲ではないと思うのですが、きれいにまとまっていました。
ポップスっぽい歌い方ではなく、声楽っぽい歌い方にしたのがうまかったなぁ、と。

派手さには欠けましたが、各音楽隊のカラーは堪能できたんじゃないかと思う、今期の自衛隊音楽まつりでした。
最後に今回の公演でのぴぎーさんのお気に入りを♥

右の4人が順番にずれてドラムを叩いていきます。(中方音)


隣のドラムを叩いています。(東音)


うん、ごめんね。太鼓ばっかりなの。
笛とか太鼓とかの音に条件反射のごとくふりむいちゃうのは自分でもどうにかならんもんかと思ってるのですけどねぇ。(^^;





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【プログラム】平成21年度自衛隊音楽まつり (プログラム)

平成21年度自衛隊音楽まつり
第1回公演
2010年11月20日(11:10開演)
第2回公演
2010年11月20日(14:40開演)
第3回公演
2010年11月21日(13:50開演)
第4回公演
2010年11月21日(17:20開演)
日本武道館
駆け抜ける躍動、響きあう志

【演奏曲目】
  • 陰の章
    • 出演部隊へのインタビュー映像
  • 風の章
    • プロローグ
      ファンファーレ~「スーパーマン」のテーマ
    • オープニングセレモニー
      君が代
    • オープニング序曲
      天地人~メインテーマ
  • 林の章
    • 東北方面音楽隊ドリル演奏
      もののけ姫~サン・ダンシング~盛岡さんさ踊り
    • 中部方面音楽隊ドリル演奏
      オペラ座の怪人~阿波踊り
    • 方面隊音楽隊合同ドリル演奏
      戦場のメリークリスマス
  • 雷の章
    • 防衛大学校儀じょう隊
      ファンシードリル
    • 在日米陸軍軍楽隊ドリル演奏
      The Blues Brothers Revue
    • 在沖縄海兵隊音楽隊ドリル演奏
      海兵隊賛歌~Sing,Sing,Sing
    • 雷の章:第二部「親から子へ~そして絆」
      ドラゴンクエスト~ウルトラマン~ヤッターマン~荒野の七人~崖の上のポニョ~スパイ大作戦~ガリレオ~童神-天の子守唄-~ドラゴンクエスト
  • 火の章
    • 陸上自衛隊中央音楽隊ドリル演奏
      ファンファーレ~サレントドリル~メトセラ
    • 海上自衛隊東京音楽隊ドリル演奏
      海をゆく~軍艦行進曲
    • 航空自衛隊航空中央音楽隊ドリル演奏
      TRIBUTE to GUNDAM
      -宇宙を駆ける戦士たち-
    • 陸上自衛隊中央音楽隊演奏
      情熱大陸
    • 陸・海・空音楽隊合同演奏
      アフリカンシンフォニー~宇宙戦艦ヤマト
    • 自衛太鼓
      火~単独演舞~合同演舞
  • 山の章
    • グランドフィナーレ
      威風堂々~美中の美
    • 響きあう大合唱
      出発の歌~銀河鉄道999
    • トランペット演奏
      巡検
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中央音楽隊
  • 海上自衛隊東京音楽隊
  • 航空自衛隊航空中央音楽隊
  • 在日米陸軍軍楽隊
  • 在沖縄海兵隊音楽隊
  • 陸上自衛隊東北方面音楽隊
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 陸上自衛隊第302保安警務中隊
  • 東北方面カラーガード
  • 海上自衛隊カラーガード
  • 航空自衛隊カラーガード
  • 自衛太鼓
    • 北海自衛太鼓
    • 遠軽がんぼう太鼓
    • 八戸陣太鼓
    • 船岡さくら太鼓
    • 朝霞振武太鼓
    • 武山自衛太鼓
    • 松本アルプス太鼓
    • 滋賀十戦太鼓
    • 信太山菊水太鼓
    • 熊本八特太鼓
    • 薩摩川内焔児太鼓
    • 海自八戸華炎太鼓
    • 空自入間修武太鼓
  • 防衛大学校儀じょう隊
  • 盛岡さんさ隊
  • サイレントドリル隊
  • 演技支援部隊

ゲストバンドは今年もアメリカさんだけですが、今年は陸軍と海兵隊の2つ出演。
ゲストバンドの数より、今年は演技支援隊が激減していたのが気になりました。
自衛隊、本当に大丈夫なのでしょうか?
イベントの内容を締めているだけで済んでいるのならいいのですが……。
燃料代の高騰で訓練も満足にできなかったことがあるぐらいなので、なんだか心配だなぁ。(^^;

いつもなら各音楽隊のドリルごとにカラーガードの演技が付き、それとは別に女性自衛官のパフォーマンスもあったりするのですが、今年はカラーガードがつかないドリルがあったり、女性自衛官のパフォーマンスがなかったり。
陸中音はカラーガードの代わりに警務中隊のドリルがついていたのですが、今はどこの警務隊もドリルから手を引いていると思っていたので、第302警務中隊のドリルがあったのは意外でした。
演技支援隊を集めないかわりに302がひっぱりだされたのでしょうかね?
それとも302は今もファンシードリルとかやっているのでしょうか?
海東音のカラーガードは例年の半分以下の人数になっていました。
ドリル演技のためというより、海上自衛隊旗と東音のフラグを持つ要員+αという感じです。
そのフラグも今年はカラーガードの旗がなかったのですが、それも人員削減の一環なのでしょうか……。(;´д`)
とまぁ、こんな感じで総体的に人員削減な演出の中、カラーガードとさんさ隊を率いたドリルを披露した東北方面音楽隊(というか東北方面隊)の意気込みに恐れ入りつつ、感動いたしました。
もしかしたら陸音のどこかがガードを出さなきゃしょうがないので、東北がガードをだしただけだったりするのかもしれませんが、理由はどうあれ、規模縮小気味なドリルの続く中でガードと踊りを率いた東北のドリルが印象的だったのは確かです。

個人的には東部方面音楽隊がでなかったことに驚きました。
わたしの記憶の範囲内で東方音がでなかったことってなかったので、その東方音がでないというのはかなりのビックリです。
東方音ばかりに負担かけずに、方面隊音楽隊で順番に出演して平等に出演の負担を負いましょうってことなのかなぁ?!
あと、MCが男性にかわっていたのもちょっとビックリ。
聞きなれたいつも女声ではなく、男前な声で音楽まつりが始まったので「え?」という感じで。(笑)

いろいろとネガティブなことを書いていますが、複数の音楽隊のカラーを楽しむと考えるなら、むしろ今回ぐらいの方がいいのじゃないかと。
どこも「らしい」曲を持ってきているので、ドリル自体に物足りなさはそんなに感じなかったです。
例年と比べてしまうと地味な印象なのは否めないですが、地味は地味なりの良さが。
華やかでも明らかにカラーが違って雰囲気のあわない外部ゲストの演奏を聴くよりは、地味でも一生懸命な演技支援隊の演技を見せていただく方がわたしは嬉しいのですが、他の人はそうでもないのかなぁ。
そしてそういう意味では「陰の章」として出演者へのインタビューの映像を公演前に流したのは良かったなと。
欲を言えば舞台に乗る人たちばかりではなく、裏方の隊員さんの様子もいろいろ見たかったな、という感じではありますが。
「陰の章」、いい企画だったとは思うのですが、惜しむらくは会場内の大多数の人がちゃんと観ていないということでしょうか。(^^;
しょうがないとは思うのですが、個人的にはあれを見てないのはもったいないと思います。
「MAMOR」あたりででこういう一般向けの大きなイベントでの見えない部分の努力を取り上げてくれたらいいのですが、「MAMOR」じゃムリか。
本当に「セキュリタリアン」返して欲しい……もう防衛共済会、出版から手引いちゃったけれど。





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【プログラム】平成21年度自衛隊音楽まつり

日本武道館で行われた「平成21年度自衛隊音楽まつり」を聴いてきましたよ?

明日の公演に行かれる方のお楽しみを奪わないように、詳細は明日以降に追々と。
昨年あたりから吹き荒れる「予算削減・規模縮小」の嵐は一向に収まる気配もなく、昨年以上に自衛隊の懐具合の大変さを感じさせる音楽まつりでした。
こういうイベントの予算が削減されるのは別にかまわないと思うのですが、日常業務でも予算の壁と戦っているであろうことは想像に難くなく、外敵と戦う以前に予算の壁と戦わなきゃならない我が国の防人たちが気の毒というかなんというか……。
装備や設備の不足を人員の高い練度と創意工夫で凌ぐのは日本のお家芸ではありますが、もうちょっとなんとかならんのか? などと音楽とは全然関係ないことを思ったり思わなかったりする、そんなぴぎーさんでございます。

ぴぎーさんは自衛隊以外のバンドは出ても出なくてもどーでもいいと思っているので、ゲストバンドが少なくても全くの無問題。
むしろ今年は中部方面音楽隊と信太菊水太鼓が出ているので、第3師団管轄地域住人のぴぎーさんはそれだけでテンションあがりっぱなっしという……。(笑)
中方音のドリルと菊水の単独演奏をしっかり動画で撮ってきて超ごきげんです。

今年は青少年券と一般券の入場口が分けられたのですが、その振り分けで非常に段取りの悪い対応があったため、大袈裟な話ではなく本当にキレかかっていたお客さんもいました。(^^;
今年は例年より開演が遅いにもかかわらず、いつもなら中の人が食事中だったりするような時間にそれなりに人が配置されていたので、「それでも今年はいつもに比べて早い時間から対応とっているみたいですし、がんばってはいると思うんですけど……」とちょこっとだけ中の人をフォローしてみたりはしたのですが、それでもやっぱりあの統制はないわ……。
てゆーか、開演40分遅いのに、先頭グループの列は例年どおりの時間にできてましたよ?(^^;
夜行バス利用で新宿に7時前に着いたぴぎーさんは他に行くところもないので先頭グループ入りするしかしょうがないのですが、そんなぴぎーさんより早く来ている人たちって、本当に何時から来てるのかしら?!

開場待ちの統制はなんだかグダグダだったのですが、今年は開場までずっとぴぎーさんの相手をしてくださったおじさまが二人いらして、お一人は開場内でも相手してくださったので、今年は待ち時間があっという間に過ぎました。
後ろに並んでいたおばさまからは「中に持ち込めないから」とおやつを戴いたりと、今年は開場待ちは楽しかったです。
おじさまたちがどう思っていたかはわかりませんけどね。(笑)

というわけで、詳細へ続く……。





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平成20年度自衛隊音楽まつり (その5)

今回のぴぎーさん的お目当ては、武道館デビューの京都三施太鼓です。
三施太鼓、うまくなりましたね。
正直、以前はイベントで三施がでてくると、「三施かぁ(´・ω・`)」と少しだけガッカリしていたのですが、最近はむしろ三施がでてくると喜んでいます。
そんな三施太鼓が武道館に行くというのですから、それはもう楽しみにしていました。
後から来た知人にも「三施、あのあたりにいるから、ちゃんと見てね!」と開演前から場所の説明しするぐらい力入っちゃてましたよ。(笑)

そういや、三施太鼓、大久保三施太鼓から京都三施太鼓に変わっているんですが、いつかわったんでしょう?
3月の防衛フェスの時は大久保だったので、その後しばらく微妙に引きこもっていた時期(^^;)に変わったのかな?;
それとも今回の武道館デビューから?
なんで京都にしちゃったんだろう。大久保の方がいいのになぁ。
まぁ、三施太鼓という名前自体も千僧から移ってきた時に変わっているわけなので、別に所在地の表示ぐらいどうでもいいっちゃいいんですけどね。

三施太鼓と空自の芦屋祇園太鼓の2つは、鉦を使っていたので、それも印象的でした。
前で鉦を打ち鳴らす芦屋祇園太鼓、太鼓の後ろで鉦を鳴らす三施太鼓。
鉦の使い方は対照的でしたが、どちらも良い演奏でしたよ。

そして中方隷下からもう一つ、滋賀十戦太鼓が出演です。
十戦は中方の太鼓のトップクラスのチームです。
防衛フェスの際、三施太鼓の部長さんが謝辞を表していた太鼓の一つが十戦太鼓でした。
菊水太鼓の練習場を見学させていただいた際に、実際の演奏時と同じ配置で太鼓を並べることができない程の狭さにそれはもう驚いたことがあるのですが、十戦はどうなんでしょうね。
自衛太鼓は課外活動なので恵まれた環境で練習できているところの方が稀なんだろうなぁ、
課業の合間をぬっての練習で高い練度を維持するというのは大変だと思いますが、これからもいい演奏を聞かせていただければと思います。

自衛太鼓の演奏って、1回1回は本当に短いんですよね。
音楽まつりの単独演奏なんて20秒程です。
でも短さを感じさせない演奏です。
曲の短さは感じませんが、別の意味で瞬く間に終わっちゃいますが。(笑)
楽しい時間はすぐ終わっちゃうもんですからしょうがないですよね。

さて、来年はどこの太鼓がでてきますやら。
来年も武道館に行けますように。







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平成20年度自衛隊音楽まつり (その4)

プログラムを見て吹きそうになった「ディス・イズ・自衛隊《決意の歌声》」の「男の群れ」で音楽まつりの始まりです。
第1師団、第12旅団の男性隊員によるの合唱なのですが、なにげにキレイにできていたので驚きました。
よくある「音楽のシロートさんたちが一生懸命歌っています」風な合唱を想像していたのでちょっと意外というか……。
いやまぁそりゃ、シロートさんの合唱ではあるんですが(ごめんなさい、ぴぎーさん、声楽(合唱も)やっていたので、歌関係にはわりとシビアです)ちょっと予想以上だったので、感激しちゃいました。
合唱経験のある人ばっかり集めたわけでもないでしょうし、随分練習したんでしょうね。
でも、本当に「男の群れ」でした。(笑)

男たちの群れ

行進曲「儀仗隊」は音楽隊員の作曲によるものだそうです。
方面隊音楽隊のドリルは音楽隊のカラーがあっておもしろいですね。
東京より向こうのバンドは音楽まつりでしか生で聴くチャンスがないのでいつも楽しみです。
東部方面隊は演奏もさることながら、和風のデザインが施された布が音楽隊の上を通過する演出に客席から歓声があがっていました。

アメリカ陸軍軍楽隊はいつもハイテンションです。
4回公演の時、1回公演の時は持っていなかった雨傘を持ってでてきていました。
たまたま傘が置いてあったから持ってみたとか、その程度の理由なんだろうな、きっと。(笑)
1回公演の時とは違う演出といえば、ファンシードリルの演技が終わったあと、最後に退場する指揮者が帽子を投げました。
最後の公演ですべてを終えたということで、卒業式の帽子投げと同じ意味なんでしょうね。
隣席の知人が「帽子くれるのかと思ったのに、違うのか」と一言。
くれない、くれない。大体あれ、きっと官品だし。(^^;

「ディス・イズ・自衛隊」は「男の群れ」でしたが、女性自衛官ももちろん大活躍です。
合同演奏の前に、女性自衛官が椅子を持ってでてくるのですが、いつもこれを見る度にレディースミッションの制服を着たジェニーちゃんを想像しちゃうんですよね……ごめんね、の~みそ沸いてて。(´・ω・`)







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平成20年度自衛隊音楽まつり (その3)

平成20年度自衛隊音楽まつり
~一人の努力・明日へのチカラ~

【出演】
 陸上自衛隊中央音楽隊
 海上自衛隊東京音楽隊
 航空自衛隊中央音楽隊
 陸上自衛隊北部方面音楽隊
 陸上自衛隊東部方面音楽隊
 在日米陸軍軍楽隊
 陸上自衛隊第302保安警務中隊
 陸上自衛隊男性・女性自衛官演技隊
 海上自衛隊女性自衛官演技隊
 航空自衛隊女性自衛官演技隊
 自衛太鼓
  北海自衛太鼓
  旭川北鎮太鼓
  八戸陣太鼓
  船岡さくら太鼓
  朝霞振武太鼓
  武山自衛太鼓
  北富士天王太鼓
  滋賀十戦太鼓
  京都三施太鼓
  熊本八特太鼓
  福岡防人太鼓
  八戸華炎太鼓
  芦屋祇園太鼓
 防衛大学校儀じょう隊
 陸上自衛隊東部方面隊第1師団・第12旅団合同演技支援隊

【プログラム】
 PART1「ディス・イズ・自衛隊」
  ・男の群れ
  ・国歌
  ・行進曲「儀仗隊」
 PART2「素晴らしい四季とともに」
  ・季節の中で~WINTER SONG~白い恋人たち~北の国から
  ・お江戸日本橋~篤姫のテーマ
  ・TSUNAMI~もみじ~なごり雪~さくら
  ・聖者の行進/星条旗よ永遠なれ
 PART3「心にとどけ!幸福の鐘」
  ・ドヴォルザーク交響曲第9番 第2楽章、第楽章
  ・クリスマスソング・フォー・ユー
   (クリスマス・イブ~もろびとこぞりて~トナカイに乗ったお婆ちゃん~ジングルベル~聖夜~ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス)
  ・ファンシードリル
  ・レイダース・マーチ
  ・イッツ・ア・スモール・ワールド~行進曲「軍艦」
  ・ドレミの歌~エーデル・ワイス~私のお気にいり~すべての山の登れ
  ・POWER OF UZUSHIO~自衛太鼓単独演奏~大合同演奏
 PART4「一人の努力・明日へのチカラ」
  ・威風堂々第1番
  ・海を越える握手
  ・翼をください
  ・威風堂々第1番
  ・錨をあげて
  ・巡検


出演者を見て「ゲストバンド少なっ!」と思った方もいらっしゃるかと。
今年のイベントは軒並み規模縮小でしたが、音楽まつりも例外ではなかったようです。
もっとも、ぴぎーさんは「インドの軍楽隊呼んでくるぐらいなら自衛隊の他のバンド呼んでこいや!」というヤツなので、ゲストバンドが1つでも全然無問題ですが。
選曲はご覧のとおり老若男女関係無く、誰でも耳にしたことがありそうな曲ばっかりで、良かったと思います。
個人的には出演者が全て退場したあと、一人残った指揮者が巡検ラッパで退場していく演出が復活していたのが嬉しかったりしたので、去年のプログラムより、今年のプログラムの方が好きだったりするのですが。
それでもやっぱり客観的に見ると、例年に比べるとちょっと地味でしたね。(^^;







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平成20年度自衛隊音楽まつり (その2) 【あづま君編】

第4回公演にも行ってまいりました。

開場待ちをしていたら、今回もあづま君がまわってきました。
あづま君、全公演まわってたんですね?
第1回公演の時はなかったのですが、第4回公演では開場から開演までの間、あづま君が4回ステージに登場して、座席のムダを無くすお願いをしていましたよ。
本当に大忙しです。
こんなによく働く良い自衛官なのに、なんでお嫁さんこないのかしら?
お嫁さん募集中だそうなので、誰か応募してあげてください。
知人があづま君に一緒に写真を撮ってくれるようにお願いしたら、一緒にまわっていた女性自衛官の方が「あづま君、女性が大好きです」とにこやかに答えてくださいました。
それか、嫁が見つからん理由は!

今回一番驚いたのは、あづま君らっぱが吹ける(という設定)らしいことです。
外にいるとき、らっぱをぶらさげてやって来たので、「らっぱ吹けるのか、あづま君?!」と驚いていたのですが、ステージに登場したときはらっぱを吹きながら登場してきました。(音はおねーさんの口らっぱでしたけどね。(笑))
そーか、らっぱ吹けるのか。
ぴぎーさん的には、それだけで好感度8割増しだ。
がんばれ、あづま君!
応援してるぞ!

らっぱを吹きながら行進中







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平成20年度自衛隊音楽まつり (その1)

本日は平成20年度自衛隊音楽まつりの第1回公演に行ってきした。
明日の公演に行かれる方のお楽しみを奪わないように、公演に内容についての話は日曜日にでも。

というわけで今回は公演内容以外の話を。
わたしは昨日、仕事が終わったあと夜行バスで東京にきました。
いやだってほら、今日の朝から新幹線で来てたのでは間にあわないし……。(注:余裕で間に合います。
おかげで武道館にたどり着いたの7時10分ぐらいでした。
これでも新宿から相当ノンビリとやってきたんですけどねぇ。
この段階で、2階席入口前には20人ぐらい並んでいます。早っ!
わたしは1階席入口派なので、そのまま通り過ぎて第1入場口へ。
ところが誰もいません。
こ、困った……。
入口付近にいる中の人に尋ねてみます。
「ここで開場を待っていたらいいんでしょうか?」
「多分……。でももしかしたら統制があるかもしれません」
「でも、毎年ここから入場してますよね?」
「そうですね」
「待ってていいですか?」
「はい。でも、あとから統制があるかも」
「わかりましたー」
というわけで、そこにいることを決めこんで荷物を降ろしたタイミングで館山からやってきたという方々が来られました。
やはりわたしと同じようなことを言ってます。
他にも金属探知機にひっかかるものの扱いについての質問をされるのですが、中の人たちはよくわからずタジタジ。
中の人は毎年同じ人が担当するとは限りませんので、正直毎年来ている観客の方がいろいろ詳しかったりします。(笑)
8時ごろに看板やら柵が登場し、統制もかかって、やっといつもの開場待ちの光景になりました。

開場を待っていると「おはようございますぅ」という、選挙前の街頭演説のような調子の女性の声が聞こえてきました。
人が集まっているので、誰か演説にでも来てるのかと思って、こっちに近づいてくる声に耳を傾けていると……
おはようございます。あづま君です
……あづま君、自衛隊音楽まつりにも来てるのか。
大忙しだな。(^^;
ちなみに、わたしのいた所からは姿が見えなかったため、わたしのまわりの方々は「有名な人が来ている」と思ってましたよ。
いやまぁ、有名人といえば有名人かもですが。

今年はなぜか開場を待っている間にプログラムが渡されました。
どんな曲をやるのか、太鼓はどこがでるのかが気になって、わくわくしながらプログロムを開いて吹きそうになりました。
プログラムの内容なので、詳細は日曜日以降に書きますが、すみません、これだけは書かせてください。

ディス・イズ・自衛隊《決意の歌声》 「男の群れ」

ディス・イズ・自衛隊。
これぞ自衛隊。
男の群れ。
……いいのか、それで?(^^;







| 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 08:45 PM | comments (0) | trackback (0) |


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音楽まつり抽選会

音楽まつりの抽選終わったようですね。
朝雲の記事によるとはがきの応募が約8万9千通、ネットからの応募が約7千500通だったそうで。
両方合わせて10万弱ですか。
当選数が2万弱なので、激戦ですな。(^^;

ネット応募、去年の発表より若干減ってるようですが、同一アドレスからの重複応募を禁止したせいでしょうか?
朝雲の記事では公演ごとの倍率はわからないのですが、3回公演、またエライことになってるんだろうなぁ。
例年は一番倍率の低い1回公演を狙っているのでが、今年は知人と一緒に行こうと思って3回公演に応募したので、ものすごくドキドキ中。

今年はクリスマスにちなんだ曲もあるそうです。
ちょっと早めのクリスマス、楽しみですね。
……て、入場券当たらなきゃ話にならないんですけれど。







| 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 10:28 PM | comments (0) | trackback (0) |


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