海上保安庁音楽隊「第15回定期演奏会」

海上保安庁音楽隊の定期演奏会に行ってきました。
今年は海上保安鮮度創設60周年ということで、アメリカ沿岸警備隊音楽隊との共演です。
3部構成で、1部が管弦楽用の楽曲を吹奏楽にアレンジしたもの、2部がポップス、3部がUSCGバンドとの合同演奏でした。
演奏曲目はこんな感じです。

1部
 ・フォーシェイ・タワー・ワシントン・メモリアル
 ・カレイドスコープ-ブルックの歌による5つの変奏曲
 ・威風堂々第1番
2部
 ・ロック・アラウンド・ザ・クロック
 ・ジャパニーズ・グラフティ
 ・星に願いを
 ・魔法にかけられて
3部
 ・海を越える握手
 ・吹奏楽のための「北海変奏曲」
 ・吹奏楽のための第1組曲
アンコール
 ・「LIMIT OF LOVE 海猿」よりテーマ
 ・われらの指揮者

「ジャパニーズ・グラフティ」のシリーズはメドレーになっている曲目をみると「うわ、ビミョ~」とか思っちゃうんですが、演奏聴くとつい頭の中で一緒に歌ってしまいます。(笑)
誰でも聴いたことあるような曲をうまく選んでいますよね、どれも。(もっとも年齢的には中高年限定でしょうが。(^^;))
「ジャパニーズ・グラフティ」はお馴染みの小芝居も展開されておりました。
スポ根アニメ(じゃないものも混じってますが)メドレーということで、海上保安学校の学生が、教官にしごかれ、挫折しそうになりならがらも一人前の海上保安官に育っていくという心温まる(笑)ストーリーです。
先日知人が「テレながらやっているよーな小芝居はいらん」と言っていたのを思いだし、「そういや海保の人はいつもふっきってやっているよなぁ」と妙な感心をしてしまいました。
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」はちょっと重かったかな、と。
こういうノリの曲はあんまり得意じゃないような印象なんですが、そうでもないのかな?
演奏を聴く機会が少ないせいであんまり聴かないだけ?

3部はUSCGバンドが入って、明らかに音がかわりました。
3部の合同演奏だけ聴いて「格が違う」みたいなことがわかっちゃう方々のように良い耳も音楽的素養もありませんが、それでも音が変わったのはわたしでもわかりました。
うんまぁ、弦バス入ってるし、音が違うのあたりまえなんですけどね……て、そういう意味じゃなく。
おそらくそういう意味では、あれ「USCGバンドの音」でもないんでしょうね。
音量の小さい音がきれいにでていたりするあたりが技術的な差でしょうか?
「吹奏楽のための「北海変奏曲」はプロムナードコンサートの海上自衛隊大湊音楽隊のCDに入ってますね。
プログラムでも演奏前のMCでも「変装から始まって原曲は最後にでてくる」とバラしてましたが、プログラムはともかく、MCは黙っていた方がよかったんじゃないかなぁ。

アンコールはいつもの2曲。
昨日も書いたんですが、USCGバンドと合同で海猿って……。
向こうの棒で「はばたき」、こっちの棒で「Semper Paratus」をやるとか、いろいろやれそうなことあっただろーに。
あくまでも海猿なのね。(T◇T)
今まで聴いた海猿の中ではおそらく一番の演奏でしたけどね。
でも、やっぱり他の曲やってほしかったな、せっかくUSCGバンドと共演してるんだから……。





| 海上保安庁音楽隊::海上保安庁音楽隊 | 09:51 PM | comments (0) | trackback (0) |


PAGE TOP ↑

コメント

コメントする








この記事のトラックバックURL

http://piggy-boo.net/band//tb.php/69

トラックバック

index

categorys

monthly archive

other

powered by