陸上自衛隊信太山駐屯地創立56周年記念行事(自衛太鼓)


太鼓の演奏が始まる前に割り込んできた人たちがやかましすぎて曲目の案内が全く聞こえなくて参りました。
信太山の記念行事での演奏の際は他所で同じ曲をやったとき以上の説明がついていることがわりとあるのです。
だからわたしはそれを楽しみにしているのですが……。(/_;)

今年も白鷺、三施、酒呑のメンバーが参加していました。
あと元菊水の隊員さんもひっぱりだされていました。

まずはグランドでも演奏した「大蛇(おろち)」から。
既に書いたように八岐大蛇をイメージした曲です。
グランドで聴いたときは「へび?」と思いながら聴いていたのですが、午後からの演奏を聴いてびっくりです。
八岐大蛇がうねうねと動いていますよ!(@@)

グランドの演奏はわたしのいた場所からだと後列の大きな太鼓しか見えなかくてわからなかったのですが、前列に長胴が8つ、中列に締太鼓が3つ、後列に大太鼓が3つ置かれます。
勘のいい方はこの太鼓の並びでもうおわかりだと思いますが、前列の8つの太鼓は八岐大蛇の8つの頭というわけですね。
わたしは情けないことにこの段階では気づきませんでした。
曲は締太鼓で始まり、しばらくすると締太鼓と入れ替わる形で大太鼓が打ち始め、更にそこに8つの太鼓が重なります。
やがて横1列に並んでいた8つの太鼓のうち4つが後ろに下がり、4つ、4つの2列になります。
この2列に並んだ8つの太鼓の打ち手が、左右に前後にと激しく入れ替わるのです。
……
……
……
えーっと……。(^^;
なにかイヤなものが頭の中に見えるのですが。
キングギドラの首のように各々が上下左右に好き勝手に動いている8つの蛇の頭が見えますぅ~。)゜O゜(きゃー

いやもう驚くやら感心するやらでした。
太鼓の曲には「春雷」のように音を聴いているだけで情景が浮かんでくる曲と、「山彦」のように音以外に打ち手の所作でも情景が浮かんでくる曲がありますが、「大蛇」は後者の曲です。
というか、むしろ音だけでは情景は浮かびにくいかも。
実際前述のとおりわたしには無理でした。
でも太鼓を打っている様子も見ながら聴いていると、大きな蛇の頭がうねうねと動いている姿が浮かんでくるのですからすごいですよね。

「双龍」は2匹の龍の絆を表した曲だそうで、「2匹の龍の中の良い姿をお聴きください」曲目が案内されました。
一番大きな太鼓の前に長胴が2つ置いてあって、大きな太鼓と2つの長胴を2人が左右対称になる形で打ったり、場所を入れ替わったりしながら打ちます。
2人が場所を入れ替わる様子を見ていると、龍2匹がキャッキャウフフと縺れ合うように戯れながら空に登っている姿(その表現は適切なのか?)が浮んでくるので、そのあまりの仲の良さに、どういう関係の龍なんだろう? と思ってみたり。
仲間? それとも夫婦とか?

ただ、締太鼓を2つ置いてあるのに途中まで1つしか使わないし、2人で叩いていた大太鼓も1人になったりしていたので、「龍1匹しかいないような気がするんだけど?」でした。
写真をよく見ていただくと、締太鼓、片方だけバチが写っているのがわかるでしょうか?
大太鼓のところも1人だけです。
でも、「あとからもう一匹が追いかけるようにでてきて、「なにやってたんだよ」「ごめん、ごめん」的なノリで2匹でキャッキャウフフするのね」と勝手に状況を考えて納得していました。
実際あとから2匹になっていましたし。
が、演奏終了後に「龍が1匹しかいないというハプニングがありましたが」との説明が。Σ( ̄□ ̄lll)!!
ホンマに1匹行方不明になっとったんかい……。
無駄になったわたしの想像力を返せ。(笑)<その無駄な想像力を別のところで使え。
あ、でも、2匹の龍の仲良しっぷり自体はわたしの勝手な想像ではなく本当ですよ?


今年も全曲終わったところで、お仲間からのいじわるな(笑)「アンコール!」がかかりました。
アンコールを言われて菊水のメンバーが困る……というところまでが、最早プログラムのうちなのかも。(笑)
いや、菊水太鼓にしてみれば災難なのでしょうけれど。

そうそう、今回はわりと大太鼓に近い距離での観覧でした。
離れて見ているともっと大きいのかと思っていたのですが、思ってたよりは小さい?
今までずっと小さい方は3尺あると思っていたのですが、そんなにないかも。
大きい方で4尺ぐらいかな?
よし、次はミルスケール付き双眼鏡を持っていって測定するわ。<そんな怪しいことせずに素直に菊水の人に質問しなさい。 (-"-;)

| 合同演奏::記念行事等 | 11:56 PM | comments (0) | trackback (x) |


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