【ポッドキャスト】吹奏楽ゆるトーク

吹奏楽ゆるトーク
http://suiyuru.com/

中音の隊員さんが配信していらっしゃるポッドキャスト番組です。
上のアドレスは番組用のブログです。

Podcast番組「吹奏楽ゆるトーク」 この番組は、吹奏楽の辺境な地から語る、ありそうでなかった吹奏楽を話題にしたPodcastラジオのトーク番組です。

というのがコンセプトの番組です。
タイトルのとおり「ゆるーく語る」のがミソ……なのでしょうが、実はそんなにゆるくなかったりするように思うのですが。(笑)
演奏経験はないけれどなんとな~く音楽を聴いているだけというような人には敷居が高いような気もしますが、演奏経験のある方(とくに現役の方)、演奏経験はないけれどわりとコアな吹奏楽ファンには役に立つ話、おもしろい話がいろいろとでてくるので聞いて損のない番組だと思います。

Piggy Booのスタイルは、基本的には「音楽隊員の個人的な活動に入るものについては書かない」「顔(写真)はだしても名前はださない(これについてはこちら)をご覧いただけらばと思います)」なのですが、個人的にずっと気になっていたことが話題になっていたのでご紹介します。

第18回の放送で「吹奏楽の観客を育てる」というような話がありました。
吹奏楽をやっている若い世代が演奏会に足を運ばないという話がでてきたのですが、それを聞いていて「ああ、わたしの勝手な印象ではなかったんだなぁ」と思っつたのです。
わたしの興味が管弦楽から吹奏楽へ移ってから一番驚いたのは、吹奏楽経験者にはリズムや音程にはものすごくシビアなのだけれど、音楽そのものに対する素養は少ない、というか、というか自分が演奏したことのある曲、コンクールで人気のあるような曲以外の楽曲を知らないという人が少なくなかったことです。
技能的な素養はあるけれど知っている楽曲が少ないというのは他者の演奏をあまり聴かないということでもあるので、コンクール以外で他者の演奏を聴くということがほとんどないのかな? とは思っていたのですが、やはりそんな感じなのですね。
演奏することは楽しいけれど演奏を聴くことはそれほどでもないということだとは思うのですが、わたしにとっては「演奏はするけど聴かない」というのはちょっと謎な感覚でした。
が、番組の中で「彼らにとっては音楽は日常の一部だから、演奏会に足を運ぶという行為に結びつかない」的な話があって、ああなるほどなぁ、と。
家庭向きミネラルウォータが登場した頃、「水をお金をだして買って飲むなんて」とよく言われましたが、あの感覚と似たものなのでしょうね。
毎日の生活の中にすでにあるものだから、お金をだしてまで、手間をかけてまで手に入れる必要性が実感できない。
そこまで音楽が生活になっているというのはある意味うらやましいとは思いますが、水にも味の違いがあることを知らずに水道水だけを飲み続けるに等しいような生活ももったいないといえばもったいない話だなと思った、ぴぎーおばちゃんでした。

とまぁ、そんなこんなで、こうやってちょこっと考えさせられたり、「へぇー」ボタンを押したり(「へぇー」ボタンを押すマネが小学生に通じなかったと知人が嘆いていましたw)する話がポロポロとでてきます。
無料ですので、お時間のある方はぜひどうぞ。

| 書籍・Web | 11:10 AM | comments (1) | trackback (x) |


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コメント

 ここ何回か大阪市音の定演に足を運んでいるのですが、一階席はたいてい年配の人ですね。
 値段とか時間とかもあるのでしょうが、それでも先生の引率で来ている学校も見受けられます。

 で、そういう学校って大抵上手なんですよねぇ。
 やっぱり「良い音を聴かなければ良い音を出せない」と思うのです。
 なので、ウチはお嬢をなるべく演奏会に引っ張り出しますが、同級生や先輩はほとんど行かないそうです。

 演奏のためにはイメージを持つことって大事なんですが、それを教えられるのは大人の役目だと思っています。

 とりあえずお金がかからない自衛隊の音楽会には誘いやすいので(笑)、これからもどんどん広げていくつもりです。

| もへ妻 | EMAIL | URL | 2013/04/01 12:27 AM | 4BXtyWis |

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