日本万国博覧会

数日前CSで「日本万博」いう記録映画を放送していました。
日本万博、正式には日本万国博覧会。
大阪万博という別称の方が通りがよいかもしれません。
大阪の千里丘陵で開催された日本最初の国際博覧会です。
映画は3時間もある長編なので、録画をして適当に早送りをしながら見ました。

大阪万博といえば、中部方面隊の第304保安中隊(現第304保安警務中隊)が初めてファンシードリルを行ったイベントです。
その後304の隊員さんの異動とともに、西方や東北方でもファンシードリルが始まったという話なので、そういう意味では陸自方面隊のファンシードリルの源と言ってもよいかもしれないイベントです。(防衛大学校のファンシードリルはこれ以前からあります)
残念ながらファンシードリルは映っていませんでしたが、保安警務中隊への改編にともない方面隊のファンシードリルが観られなくなったことを思いながら開会式を見ていると、なんだかしみじみしたものを感じてしまいました。

304は映りませんでしたが、肩に赤地に円で囲まれたリラの描かれたき章をつけた白い服でトランペットを吹く人が映っていました。
こういう場での白い演奏服ということは特別儀じょう演奏服装でしょうか?
ということは中央音楽隊ですね。
うん、そうだよね。
当然中音だよね。
天皇陛下も皇太子もご列席の、国をあげての大イベントだもの、当然セントラルが呼ばれますよね。
普通に考えたらそうなのですが、ぴぎーさん、なんとなく中部方面音楽隊がでてくるのかな、と思っていました。
いやほら、大阪だし……。
かっこいいファンファーレです。
これ、生で聴けたらすごかったのになぁ、と思ってしまいました。

それから、どこからどう見ても陸上自衛隊の装備品にしか見えないものが祝砲を撃っていたのでひっくり返りそうになりました。
砲身しか映っていなかったのですが、りゅう弾砲かな?
いくら空砲とはいえ、あの場所(お祭り広場)で祝砲を撃ったということにただただびっくりしました。
大阪万博の開会式といえばブルーインパルスが有名ですが、そのブルーインパルも閉会式に来たことは知らない人がわりいます。
自衛隊もたくさん大阪万博に協力したのですが、万博に関する記事を見ていると自衛隊についてふれられていることはほとんどありません。
裏方ばかりではなく、表部隊にもこれだけ登場しているにもかかわらずです。
それだけ他にたくさん目を奪われる物があったということなのですが、なんだかちょっと寂しい気分です。

ちなみにぴぎーさん、随分万博には連れて行ってもらいました。
チャイコフスキーの使っていたピアノとか珍しい物もたくさんあったのですが、ちびっこのぴぎーさんにとってはオーストラリアのコアラとタイの象の方が興味の対象でした。
実は最終日に万博に行っているので、中音も見ている可能性があるのですが、重要なのはコアラと象なので……。(^^;
40年前に戻れるなら自分をシバきたいと思います。




| 閑話 | 02:40 PM | comments (0) | trackback (x) |


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