【プログラム】第29回府民との音楽演奏会

京都会館で行われた「第29回府民との音楽演奏会」で陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏を聴いてきましたよ?

第29回府民との音楽演奏会
2010年12月24日(14:00開演)
京都会館第一ホール
【演奏曲目】
  • 第1部
    • 喜歌劇「ロシアの皇太子」セレクション
    • 演歌メドレー
    • X'mas Swingin' コレクション
  • 第2部
    • 祝典行進曲
    • OMISOKA~New Year's Eve~
    • サクソフォンとバンドのための「青春の輝き」
    • Stand Alone
      -NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」より-
    • 歌劇「ローエングリーン」より
      エルザ大聖堂への行列
  • 第3部
    • グリーン・スリーブス
    • 威風堂々
  • アンコール
    • きよしこの夜
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 京都精華女子中学校高等学校吹奏楽部

第1部が京都精華女子中学校高等学校吹奏楽部、第2部が陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏、第3部が中方音と京都精華女子の合同演奏でした。

予想どおりというかなんというか、今年は1階席まで空席が目立ってました。
「青少年のための」という名目ならまだしも、「府民との」という名称でやる演奏会を平日昼間に開催するというのは明らかに無謀です。(^^;
というより、そろそろ入場整理券の配布方法を本気で再検討した方はいいのではないかと思うぴぎーさんでございます。
一般的な自衛隊イベントのように往復はがき応募にするのが一番だとは思いますが、「なるべく京都府民に来てもらいたい」ために京都府下での整理券配布にこだわるなら、せめて休日や夕方17時以降でも受け取れる場所に整理券置かないとダメなんじゃないかなぁ。
中方音の室内楽定期の整理券は後援に宝塚市がついているせいか公民館なんかにも置いてありますよね。
ああいう感じにはできないものでしょうか?
「府民との~」は結構な数の放送局と新聞社が後援についてるので、そういう場所が利用できたらいいのにね。

今年の幕間プレゼントタイムはプログラムにナンバリングされた数字で抽選という、すっきりした方法でした。
昨年は2階席を無視したままじゃんけん大会を進めようとする司会にイライラしましたが、今年は心穏やかに抽選に励むピクルス(陸)の冬服を観察できました。(笑)<冬服、ピクルスが着ると「なんの制服だこれ?」と思って目が離せなくなります。

中方音の演奏は単独で5曲と合同で3曲の演奏でした。
「祝典行進曲」は自衛隊音楽隊の録音物が結構あるわりに、演奏会で演奏されることは案外少ない曲です。
海外のバンドが「日本のために」演奏する行進曲としては「軍艦」と双璧みたいな曲なので、日本を代表する行進曲と言ってもいいかもしれません。
自衛隊音楽隊、特に陸は得意な系統な曲だと思います。

「OMISOKA」は吹奏楽スキーさんにはいまさら説明不要なぐらいの人気曲、酒井格氏の「おおみそか」です。
時節的にも実にタイムリーな1曲。
今の中方音なら、こういうのがはまるんじゃないかと思ったのですが……あれ?(^^;

「サクソフォンとバンドのための「青春の輝き」」はカーペンターズの曲。
サックスソロの隊員さんが京都出身なのは、こういう演奏会ではお約束。

「Stand Alone」はNHKのドラマ「坂の上の雲」のメインテーマです。
NHKの大河ドラマのメインテーマは必ずその年の音楽隊のレパートリーに入って音楽イベントでもよく演奏されるのですが、今年はこの「坂の上の雲」があったので、どっちが演奏回数が多いか? と思っていたのですが、意外と「坂の上の雲」はダメでしたね。
今年はあまり演奏を聴いてまわれなかったせいもあるのかもしれませんが、「龍馬伝」もあまり聴かなかったような気が。
「篤姫」あたりは結構聴いた気がするのですが、そうでもないのかな?

「エルザ大聖堂への行列」はこれもまた吹奏楽スキーさんには人気の曲。
「笑ってコラえて!」の「吹奏楽の旅」の影響もあって、今結構人気のようですね。
「おおみそか」が「……あれ?」ならこれはどうだ? と思ったのですが……おや?

なんというか、今回は全体的に中方音らしい精彩さにかけた印象でした。
ただ、あの会場の入りで、演奏する方に盛り上がれというのも酷な話で。
合同演奏もちょっと気の毒な感じでしたし、音楽隊も大変だな……というのが今回の一番の感想だったりするぴぎーさんです。
ただ、「府民との~」は観客のマナーがそれほど悪くないのは良いと思います。
観客の数が少ないせいもあるのでしょうが、同日の「ときめき」の客席が人数以前のレベルのカオス状態だったことに比べたら、これはこれで演奏しがい……はないですかね、やっぱり。(^^;

ああ、そうだ。
あらかじめプログラムに歌詞が書いてあるような曲を「アンコール」と呼ぶのはどうなのだろう?
自衛隊の音楽イベントではプログラムが終わったあとに「プログラムを見ながらみなさまも一緒に歌ってください」と出演者の歌付きの曲を演奏するのはよくあることなのですが、それはあくまで「最後は」みんなで盛り上がって締めましょうな扱いであって、「アンコール」とは呼ばれているのは見たことがありません。
今回は観客に拍手を求めた上で「花束もいただいたのでアンコールお願いします」みたいな感じで、「アンコール」という言葉を連呼してたので、ちょっと違和感が。
歌詞は載っていても演奏曲目の一覧にはあがっていないから正規演目ではないのか、配布されるプログラムに曲名と歌詞が載ってる時点で正規の演目になるのかか微妙といえば微妙かなぁ。




| 陸上自衛隊音楽隊::中部方面音楽隊 | 11:22 PM | comments (0) | trackback (x) |


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