【プログラム】平成22年度自衛隊音楽まつり (自衛太鼓)


今年、開場待ちの間お話しした方も「日本なら太鼓でしょ!」と自衛太鼓を一押しでした。
毎年いろんな方とお話しするのですが、何度も音楽まつりに来られているような方は決まって「太鼓が楽しみ!」とおっしゃいます。
課外活動としてがんばっている自衛太鼓が褒められると、なんだか自分のことのように嬉しくなってしまうぴぎーさんです。

さて、そんな今年の自衛太鼓です。
今年はステージ後ろの観客席にも太鼓が配置されています。
そして各太鼓ののぼりがステージ前方に勢ぞろい。
「ああ、今年もアルプスでてきたー」と一安心したり、ひさしぶりな名前を目にして個別演奏に期待が膨らんだりと、ぴぎーさん大忙し。(笑)(※ぴぎーさん、開演前にプログムをほとんど読まないので、どこが出演するかは登場するまでわかりません)
が……。
なんだろう? 何か足りない気がする。
数? 数が減ってる?
慌ててのぼりを数えるとのぼりは12本。
昨年より1チーム減っているので、そのせい?
数が少ないことを確認しても、やっぱりまだなにか足りないような気がしてしょうがない。
なんでだろう?
と、ぴぎーさんがそんなことを考えている間にのぼりはステージ奥に移動して、音楽まつりではお馴染みの中央に各方面隊のトップチームののぼり、左右にそれ以外のチームののぼりに分かれます。
今回は12チームなので、中央、左右とも4本ずつののぼりが並びました。
……
……
……
……え?
ええっ?
えええええーっ?!
中央4本?!
陸の方面隊5つですがなーっ!!
慌ててのぼりを確認します。
熊本八特太鼓、北海自衛太鼓、八戸陣太鼓、武山自衛太鼓……って、ちょっと待て、我が街中部方面はどーした?!
更に左右ののぼりを確認します。
空自芦屋祇園太鼓、(中略)船岡さくら太鼓、信太菊す……って、ええっ、菊水でてるの?
今年の武道館、酒吞太鼓のはずだよね? ……信太山菊水太鼓、滝ヶ原雲海太鼓、福知山酒吞太鼓。
あ、良かった、酒吞太鼓もちゃんといる。
そうか、今年は十戦でなかったんだ。
だから中央に中方の太鼓ののぼりがないと。
こういう場合、菊水ののぼりが中央に立つわけではないのですね。
指導役チームの位置付けというのはある意味階級みたいなものかな?
あくまでも中央は方面隊内の指導役を担うチームの場所であって、それ以外のチームが位置することはない、と。
うん、またひとつ勉強になりました。φ(..)メモメモ

今年のお久しぶり組は滝川しぶき太鼓と滝ヶ原雲海太鼓の2組。
武道館に帰ってきてくれて嬉しいです。
1度でも出たことがあるところが何年も出なくなると心配で、心配で。(^^;
ところで雲海太鼓の半被のデザイン見ていて思ったのですが、これ→
やっぱり富士山ですよね?

今年目を引いたのは熊本八特太鼓。
竹を打っていました。
更に奏者は女性。
加工して製造された洗練された打楽器ではなく、竹をそのままを使うというある意味最も原始的ともいえる打楽器を女性が力強く打つ様子はそのコントラストの素晴らしさもあって、目が釘付けでした。
竹の位置がかなり低いので、かなりきつそうな姿勢でしたが、あの姿勢で打つからこその意味もあるのでしょうね。


芦屋祇園太鼓は鳴り物の音が聞こえるのに、どこで打っているのかわからず必死で探してしまいました。
やっと真ん中(中心)でチャッパを鳴らしている人がいることに気づいたときには祇園の演奏終わっちゃったよ……。_| ̄|○

あとはまぁ、例によって菊水のストーカー状態。(笑)
どうしても菊水に目がいっちゃうんですよね。
菊水、あいかわらずフルスロットルです。
部長さん(多分)なんて、フィナーレの「WAになっておどろう」でも全身で踊っていらっしゃいましたが、「太鼓以外も全力!」な様子には毎回本当に感心してしまいます。
わりと小柄な方なのですが、いつも元気いっぱい、力いっぱいです。
わたしが菊水太鼓が好きな理由はこういうところにあるのかもしれません。
中方音が好きな理由のそうですが「本業以外でもやるからには徹底的に」というノリが好きなんですよね。
もしかしてこれって関西的な感覚かな?
菊水のみなさま、「脱げちゃんじゃないだろうか?」と思うぐらいに半被が舞っていました。
下の写真は知人が撮影したものですが、半被のはだけっぷりが良かったので(笑)許可を貰って使わせてもらいました。


そうそう女性の方が入ったようですね。
今年信太山の記念行事に行けなかったので初めてお見受けしました。<ダメじゃん、ストーカー(笑)のくせに。

もう一つの中方チーム、酒呑太鼓ももちろん大活躍。

酒吞も締太鼓を女性が打っていらっしゃいました。
最近はチームに女性が混じっているのも珍しくなくなってきましたね。
今回は女性が前に出てきているところも多くて目をひきました。

今年は太鼓の合同演奏とは別に「吹奏楽のためのラプソディー」もあったので大変だったのじゃないかなぁ。
洋楽器奏者と和楽器奏者があわせるのって、素人が思ってる程簡単な話でもないようなことを昔読んだ記憶があるのですが、そういう意味では音楽隊側で和太鼓を担当してる人もやりにくそうですよね。


無理矢理全景を収めているので小さくてわかりにくいのですが、部隊奥中央のステージと上手側ステージに音楽隊がいます。
中央ステージには音楽隊員の打つ長胴太鼓も乗っています。
奥のステージ前左右に五尺、三尺の大太鼓。
その前中央に長胴が並び、手前には陸海空自衛隊の音楽隊と米陸軍と海兵隊の軍楽隊の混成バンドが並んでいます。
広い舞台に間隔をあけて並んでいるので大した人数ではないように感じるのですが、実際は100人以上いるのですから、びっくりですよね。

そうそう、あとからプログラムをみたら「13個チーム」と紹介されていました。
プログラムには福岡防人太鼓の名前があるのですが、防人太鼓は今回出演していません。
もともとは出る予定になっていたのか、単なるミスなのかどっちでしょう?
もし出演が取りやめになったのだったとしたら残念だなぁ……。




| 音楽まつり::自衛隊音楽まつり | 11:40 PM | comments (0) | trackback (x) |


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