【プログラム】陸上自衛隊中部方面隊創隊50周年記念行事

伊丹駐屯地で行われた「陸上自衛隊中部方面隊創隊50周年記念行事」でいろいろ聴いてきましたよ?

陸上自衛隊中部方面隊
創隊50周年記念行事

2010年10月17日
陸上自衛隊伊丹駐屯地
【演奏曲目】
  • 観閲行進(中部方面音楽隊、第3音楽隊、
    第10音楽隊)
    • マーチ「かけがえのない大地」
    • 陸軍分列行進曲
    • 祝典ギャロップ
    • 大空
  • 特科演奏ドリル(中部方面音楽隊、第3音楽隊、
    第10特科連隊)
    • 序曲「1812年」
  • 金管5重奏(中部方面音楽隊、第3音楽隊)
    • ゆうがたクインテットテーマ
    • TSUNAMI
    • ピクニック
    • 宇宙戦艦ヤマト
    • となりのトトロメドレー
  • 福知山酒呑太鼓
    • 春雷
    • 山鳴
    • 山彦
  • 伊丹わっしょい
  • 中部方面音楽隊、第3音楽隊
    • 龍馬伝
    • 天装戦隊ゴセイジャー~
      Alright!ハートキャッチプリキュア!
    • ディズニー・アット・ザ・ムービー
    • エル・クンバンチェロ
    • 聖者の行進
プログラム表紙
【出演】
  • 陸上自衛隊中部方面音楽隊
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
  • 陸上自衛隊第10音楽隊
  • 陸上自衛隊第10特科連隊
式典開始までグランドに設置してあったスクリーンで広報ビデオが流れていたのですが、なにげにBGMで「かけがえのない大地」が流れていました。
誰も聞いちゃいないでしょーが……。(´・ω・`)
音楽まつりのときもそうなんですが、みんな広報ビデオもちゃんと見ようよ~。
次いて流れるのは「中部方面隊歌」。
こっちはわりとはっきりと流れていたましたし、ミリヲタクさんなら気づいていそうです。

観閲行進はまず音楽隊が入場したあとに、中方の担当区域の県旗の入場で始まるのですが、その県旗入場の間に演奏されたのがマーチ版の「かけがえのない大地」でした。
マーチ版キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
情景を思いうかべながら聴くなら原曲の方がいろいろなことが思い浮かんで楽しいのですが、どうもぴぎーさんの体内リズムは2拍子のようで、なんとなくマーチ版の方が身体がわくわくするのですよね。

今年の観閲行進は第10音楽隊も一緒でした。
さすが50周年。
13音,14音も一緒だったらすごかったのに……て、予算の問題以前に音合わせするのが大変そうなのでありえなさそうな話ですが。
でも、100周年のときはぜひ管轄内の音楽隊全集合やってほしいなぁ。
どう考えてもぴぎーさん、もう生きていないと思うけれど。(笑)
地元兵庫県の県旗が通過するときを狙ってシャッターを押したのですが旗ぶれちゃいました。

創立記念行事が済んだあとは続いては本日の目玉とも言える訓練展示に特科演奏ドリルです。
訓練展示やそのほかいろいろなことは後ほど「駐屯地までご一緒に」の方で。
ぴぎーさん的「本日のメインイベント」は特科演奏ドリルです。
予想どおりチャイコフスキーの「1812年」をやってくれました。
予想どおり、というより予想以上です。
まさかこんな演奏を生で聴けるとは思いませんでした。
中方の今回の演奏はなんと「神よ汝の民を救い」の合唱が付いていたのです。
合唱付きですよ、合唱付き!
冒頭のロシア正教の聖歌(神よ汝の民を救い)の部分が合唱になっていました。
しかも日本語。
合唱付きの演奏、録音物ならまぁわりとあるのですが、当然ロシア語なのですよね、歌詞が。
わたしは日本語で歌われる演奏って初めて聴きました。
プロオケを追っかけまわしていたときでさえ、合唱付きの生演奏は聴いたことがなかったので本当にびっくりです。
観客の大半は「特科すごい!」「珍しい!」という感想だったと思うのですが、珍しさで言うなら断然特科より合唱じゃないかなぁ。
特科付きは他の駐屯地もやっていますが(東方は抜粋じゃなくて全曲演奏していますしね)、合唱付きだったのは少なくともわたしが今までに録音物や映像等で確認できた範囲内では中方が初めてなのですが。
その合唱ですが、わたしは指揮者以外は音楽隊はほとんど見えない位置だったのでどんな感じで合唱をつけていたのかわかりませんでした。
生……ですよね、これ?
スピーカーをとおした音ばっかり聞こえていたのと、途中一瞬音がおかしかったので「なんか録音くさいなー」とか思ったりも。
ただ、指揮者を見ている感じだと音楽隊が歌っているみたいなんですが、どうなんだろう?
FH70、今から演奏始めま~す。


右から順番に1音ずつだしていきます。


曲も終盤となり、鐘も鳴り響きます。


棒が高く掲げられて終曲。
日本原のときもそうだったのですが、この瞬間、指揮者を撮るか、最後のりゅう弾砲を撮るかでものすごく悩んでしまいました。
りゅう弾砲を使った演奏の場合、最後の最後にも大砲があるだろうというのはわかっているのですが、動画は「指揮者が棒を振りおろすところから始めて、指揮者が棒を止めるところで終わらせる」という撮り方をしているので、どっちを撮るかで葛藤。
引きで全景が入るなら引きにするのですが、それはどうがんばっても無理なので、結局「視覚的に始まりと終わりを入れておきたい」という欲求の方を優先させました。
ん~、やっぱりりゅう弾砲を撮った方がよかったのかなぁ。


記念行事が済み、午後からは、金管アンサンブルや吹奏楽のイベントが。
アンサンブルは中方音と3音の隊員さんで金管5重奏でした。


「ピクニック」ではトランペットの音がおかしいということで、トランペッターがトランペットを取り上げられカズー(擬音笛の類かと思いましたがカズーらしいです)を渡されます。
あひるさんもやぎさんもカズーです。
鳴き方は違いますが、あひるさんもやぎさんも声は一緒。
うん、まぁ、カズーだからね。(笑)

ところでこのカズー、どこの製品なんでしょう?
メチャクチャ欲しいのですが。
小道具用としてずっとこれぐらいのサイズでこんな形の物探しているのですよねぇ……。


アンサンブルとは別の場所では自衛太鼓、ダンス、吹奏楽が続けて登場しました。
まずは福知山酒呑太鼓による自衛太鼓から。
酒呑太鼓は今年の自衛隊音楽まつりに参加するそうですよ。
久しぶりですね。v(^^)
取り纏めをやっているところ以外は持ち回りみたいな感じなので、1回でると次にでるまで間があいちゃうのはしょうがないのでしょうけれど。
武道館での活躍楽しみにしていますよ~。<行くつもりらしい。


自衛太鼓は1曲打つのに相当の体力がいることは何度も書いていることなのですが、酒呑太鼓もみなさんも1曲終わると肩で息をしている状態で本当に大変そうでした。
でもこうやって全身で打つからこそ、自衛太鼓の力強さが生まれるのでしょうね。



続いては千僧駐屯地の隊員さんたちによるダンスチームが登場。
ダンスを始める前にリーダーを囲んで掛け声をかけあいます。この段階ではまだMCが被っているのですが、実はこの「元気溢れる気合を見せる」というところからパフォーマンスは始まっています。(「第3師団音楽フェスタin和歌山」では舞台の上でやっていましたしね)
自衛隊イベントに出演する際には「伊丹わっしょいチーム」と紹介されていますが、伊丹市で行われているイベント「いたみわしょい」には「陸上自衛隊千僧駐屯地」の名前で参加されているようなので、特にチーム名みたいなものはないのかもしれません。
「いたみわっしょい」には第1回から参加されていて、2008年には「元気なダンス部門」でグランプリを受賞されています。

AKB48の「会いたかった」にあわせて、どことなくAKB48テイストなダンスが始まったのですが曲調がかわるとダンスも一転します。
随所に格闘の動作ぽい動きがはさまれ自衛隊らしい雰囲気のダンスでした。



最後は中部方面音楽隊と第3音楽隊による総勢60名による合同演奏です。

ぴぎーさん、実は戦隊シリーズの主題歌の演奏を楽しみにしていたりします。(もう十数年番組は見ていないのですが、主題歌だけは別)
今年はゴセイジャーでした。
メドレーになっていたプリキュアもそうですが、こういうテレビ番組系の曲は放送が終わってしまうと演奏することはまずないので、レパートリーの1つと考えるともったいない話ですよね。
そして「エル・クンバンチェロ」はこんなことになっていました。
衣装はともかくカツラはどうなのかと。(笑)
……て、中方音のファミリーコンサートでも登場していた衣装とカツラなのですが。
こういうことにも手を抜かないのは関西の音楽隊の良いところです。
もっとも関東の人がちょっと引いてることがありますけどね。(^^;

今年は創隊50周年ということで、観閲行進に10音が入っていたり、イベントの方も中方音、3音の合同だったり、アンサンブルがあったり、なかなか豪華でした。
個人的には太鼓が1つだったり、駐屯地内のパレードがなかったりとちょっと寂しいこともありますが、日本語合唱付きの「1812年」は聴けたし、わっしょいチームも登場したしで、50周年記念らしい楽しい1日が過ごせました。
来年は今年の反動で規模大幅縮小とかだったらイヤンですけどね。(^^;




| 合同演奏::記念行事等 | 10:17 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑

コメント

コメントする








index

categorys

monthly archive

other

powered by