【プログラム】たそがれコンサート2010
たそがれコンサート2010
2010年8月20日(18:30開演) 大阪市立大阪城音楽堂 |
【演奏曲目】
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【出演】
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いつもなら開演までに入場する都合がつかないと行くのは諦めるのですが、今回は「かけがえの大地」があるので、途中入場になるのを承知で出かけました。
19時ぐらいの入場で中学校吹奏楽部合同演奏の方も半分聴けたので、19時ぐらいまでに入場できそうなら途中入場でも行った方がいいかなとちょっと思いなおしたぴぎーさんです。
1曲目の「大空」は陸上自衛隊の制式行進曲。
言ってみれば陸上自衛隊音楽隊の十八番中の十八番です。
式典での引き締まった演奏もいいですが、こういう野外の音楽堂での演奏にはまた別の良さがあります。
どっちがいいかは好みの問題なのですが、記念行事の観閲行進でしか「大空」を聴いたことのない人には駐屯地以外での演奏を聴いてもらえたら、演奏会の「大空」しか聴いたことのない人には記念行事に足を運んでもらえたらと思います。
同じ曲ですが印象がかわりますよ。
中部方面隊の50周年記念曲の「かけがえの大地」はスプリングコンサート、定期演奏会に続いて3度目の演奏。(他にも一般向けイベントなどで演奏はしていそうですけどね)
この手の委嘱曲は聴けるときに聴いておかないと、再演はない、音源化もないという状況になってしまったりするので、とにかく今はプログラムに「かけがえの大地」があると、なるべく出かけるようにしています。
今は10月の伊丹駐屯地の記念行事でマーチアレンジが聴けたらいいのになと思っているのですが……。
これで演奏会で3回+中方の公式ページにあがっている音源で4度演奏を聴いたわけですが、今回の演奏が一番荒っぽいかなと。
わりとわかりやすい傷もいくつかありましたしね。
でも、わたしは今回の演奏が一番好き。
ちなみに左の写真のスネアの隊員さんが作曲者の神田文雄氏です。
「かけがえの大地」の終曲直前に一瞬音がとまるところがあるのですが、今回はそこで拍手がおきてしまいました。
それがあったせいもあってか、「わらべ唄」の演奏中に拍手が起きそうになったときに指揮者が両手をあわせて「拍手はしないでください」とお願いするようなポーズをされました。
不規則な拍手まで指揮しなきゃならないというのは大変だなぁ……。(^^;
今回に限らず自衛隊音楽隊の演奏会は有料のクラシックコンサートでは考えられないようなタイミングで拍手が起こることが再々あるのですが、あれって演奏する方にとってはどうなのかしら?
案外気にならないものなのかな?
「翼をください~バンドと合唱のための~」は歌をどうするのかと思っていたら、ソロ演奏をつないでいくという形でした。
なるほど、その手があったか。
音楽科以外の隊員さんたちも出演するようなイベントだと合唱を付けるのもありでしょうが、音楽隊だけだと2人とか4人での歌唱という感じになるか(他の音楽隊の演奏でこういうパターンを聴いたことがあるので)、もしかしたら前半出演の生徒さんたちの協力でもあるのかなと考えていたのですが、楽器ソロは思いつきませんでした。
わりとあるパターンなのにね。
この宮川彬良氏の編曲による「翼をください」をエンディングに持ってくる演出の自衛隊の音楽イベントを何度か見たことがあります。
アレンジも宮川氏らしい盛り上がり感のあるアレンジですし、なにより合唱があることで音楽科ではない隊員も参加できるので「出演者全員によるグランドフィナーレ」として使いやすいのでしょうね。
そうそう、近くにいた子供が中方音の登場前から「みんなのうたコレクション」の中の「おしりかじり虫」にこだわっていたので、子供はやっぱりこういう曲が好きなんだなぁ……と思ったのですが、実際に演奏されたときはあっさり無視だったので、おばちゃんは「興味ないんかいっ!」とツッコみそうでしたよ。(笑)
実は「大空」が始まった瞬間に「おお中方音だ♥ 聴くの久しぶり~」とか思ってしまいました。
……全然久しぶりじゃないのですけどね。(^^;
いやだわ、ボケてきたかしら?
| 陸上自衛隊音楽隊::中部方面音楽隊 | 11:52 PM | comments (1) | trackback (x) |