2010,01,16, Saturday
【プログラム】陸上自衛隊第3音楽隊第40回定期演奏会
いたみホールで行われた陸上自衛隊第3音楽隊の「第40回定期演奏会」を聴いてきましたよ?
今回は第3音楽隊の創隊50周年ということで、いつもの定期演奏会とはちょっと違った趣向のプログラムビルドとなっていました。
1部は3音のあとに地元高校の吹奏楽部の演奏も。
もちろん今回もロビーコンサートがあって、聴くつもり満々だったのですが、ちょっとした事情で聴きそこねてしまいました。
2階の招待者席だけかもしれませんが、今回は演奏開始後の着席を案内役の隊員さんがコントールされていたようです。
やるな、3音。
他の音楽隊も見習ってくれないかな、これ。
全席事前指定の某音楽隊の演奏会の際に、演奏の最中に職員が遅れてきた客を該当座席の列まで案内してきたときはには目玉飛び出すぐらい驚きましたよ、わたし。
遅れて入場した場合は曲間か幕間に席につく、というのは有料のクラシック演奏会では当然のマナーなのですけどねぇ……。
第1部は3音が今まで演奏してきた曲の中からセレクトした曲を演奏。
当時の写真も合わせて紹介されました。
「海兵隊」は第1回定期の1曲目だそうです。
曲の後半はアメリカ海兵隊の公式歌である「海兵隊賛歌」になっています。
陸の音楽隊のデビュー曲が海兵隊に因む曲というのもおもしろいですね。
前半はいかにも行進曲な旋律、後半はまるっと「海兵隊賛歌」という、わかりやすく、テンポのいい曲です。
吹奏楽をやっている人にはポピュラーな曲で、この曲を演奏したことのある方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
ポップスマーチ「未来(あした)へ~The 3rd Band Forever~」は第3音楽隊の創隊50周年を記念して委嘱された曲で、「岩井直溥らしい」旋律が随所に覗く明るい曲です。
3音とのつきあいの長い岩井直溥氏に「岩井氏のイメージする3音を音にしてください」とお願いしたそうです。
間違いなく岩井氏の持つ「3音をイメージした」曲ではあるのでしょうが、「3音を聴かせる」曲でもあるなと思いました。
第1部の演奏曲の中ではこれが一番きれいに聴こえたので。
そろそろ人気が微妙になってきているような吹奏楽的流行りの曲を何度もプログラムにのせるよりは、この曲を毎回やった方がいいんじゃないか? とまで思っちゃいましたよ、ぴぎーさんは。
岩井氏は3音との関わりが長いだけあって、3音の聴かせ方をよくわかっていらっしゃるというところでしょうか。
第2部は吹奏楽、金管アンサンブルがオリジナル曲を演奏。
「文明開化の鐘」は元は金管八重奏の曲で、金管アンサンブルの侍ブラスの人気曲。
吹奏楽版はチューブラーベル(チャイム)が入っているので本当に「鐘」がなりまくっています。(笑)
原曲以上に金管が派手な感じのアレンジなので、正直ちょっと「音大丈夫か?」などと思ったりしたのですが、余計な心配でした。
3音、音のバランスが片側に寄っていることがあるように感じるのですが、あれ多分、指揮者の好み……なんだろうなぁ。
「ぐるりよざ」も、元々は自衛隊音楽隊の委嘱曲。
佐世保音楽隊が初演を行っています。
音楽的に非常におもしろい曲なのですが、クラシック音楽的なものを聴きつけていない人にはちょっとしんどい曲かもしれません。
龍笛、ピッコロで代用かと思ったのですが、本当に龍笛吹いていたようですね。
フルートの起源は東洋の横笛とも言われていますが、龍笛とフルート、全く別物ですし、担当の隊員さんがんばったなぁ、と。
あと、グレゴリオ聖歌を斉唱した隊員さんも「がんばったで賞」かな。
ポップスとか隊歌を歌うのとはまた違いますしね、聖歌。
いろいろと凝って作りこまれている曲なので、個人的には生で聴いた方がおもしろく感じます。
今回はこれが聴けたので十分満足。
アンコールは防衛省の50周年記念曲の「輝ける勇者たち」でした。
この曲をアンコールに持ってくるのは珍しいですね。
ぴぎーさん的にはこれはオープニング曲のイメージなので、これからどんどん演奏が続きそうな期待がふくらんで困りました。(笑)
そういえば38回の定演が白樺からCDがでて、その後W.W.Wで配信もされ.たのでこれからずっと録音がでるのかと期待していたのですが、それっきりですね。
今回は委嘱曲があるのでCDでるんじゃないかと期待していたのですが、司会ついてるわ、高校生バンドは出てるわなので、無理くさいですね。(^^;
「未来へ」は欲しかったんだけどなー。
陸上自衛隊第3音楽隊 第40回定期演奏会 2010年1月16日(14:00開演) いたみホール大ホール |
【演奏曲目】
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【出演】
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今回は第3音楽隊の創隊50周年ということで、いつもの定期演奏会とはちょっと違った趣向のプログラムビルドとなっていました。
1部は3音のあとに地元高校の吹奏楽部の演奏も。
もちろん今回もロビーコンサートがあって、聴くつもり満々だったのですが、ちょっとした事情で聴きそこねてしまいました。
2階の招待者席だけかもしれませんが、今回は演奏開始後の着席を案内役の隊員さんがコントールされていたようです。
やるな、3音。
他の音楽隊も見習ってくれないかな、これ。
全席事前指定の某音楽隊の演奏会の際に、演奏の最中に職員が遅れてきた客を該当座席の列まで案内してきたときはには目玉飛び出すぐらい驚きましたよ、わたし。
遅れて入場した場合は曲間か幕間に席につく、というのは有料のクラシック演奏会では当然のマナーなのですけどねぇ……。
第1部は3音が今まで演奏してきた曲の中からセレクトした曲を演奏。
当時の写真も合わせて紹介されました。
「海兵隊」は第1回定期の1曲目だそうです。
曲の後半はアメリカ海兵隊の公式歌である「海兵隊賛歌」になっています。
陸の音楽隊のデビュー曲が海兵隊に因む曲というのもおもしろいですね。
前半はいかにも行進曲な旋律、後半はまるっと「海兵隊賛歌」という、わかりやすく、テンポのいい曲です。
吹奏楽をやっている人にはポピュラーな曲で、この曲を演奏したことのある方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
ポップスマーチ「未来(あした)へ~The 3rd Band Forever~」は第3音楽隊の創隊50周年を記念して委嘱された曲で、「岩井直溥らしい」旋律が随所に覗く明るい曲です。
3音とのつきあいの長い岩井直溥氏に「岩井氏のイメージする3音を音にしてください」とお願いしたそうです。
間違いなく岩井氏の持つ「3音をイメージした」曲ではあるのでしょうが、「3音を聴かせる」曲でもあるなと思いました。
第1部の演奏曲の中ではこれが一番きれいに聴こえたので。
そろそろ人気が微妙になってきているような吹奏楽的流行りの曲を何度もプログラムにのせるよりは、この曲を毎回やった方がいいんじゃないか? とまで思っちゃいましたよ、ぴぎーさんは。
岩井氏は3音との関わりが長いだけあって、3音の聴かせ方をよくわかっていらっしゃるというところでしょうか。
第2部は吹奏楽、金管アンサンブルがオリジナル曲を演奏。
「文明開化の鐘」は元は金管八重奏の曲で、金管アンサンブルの侍ブラスの人気曲。
吹奏楽版はチューブラーベル(チャイム)が入っているので本当に「鐘」がなりまくっています。(笑)
原曲以上に金管が派手な感じのアレンジなので、正直ちょっと「音大丈夫か?」などと思ったりしたのですが、余計な心配でした。
3音、音のバランスが片側に寄っていることがあるように感じるのですが、あれ多分、指揮者の好み……なんだろうなぁ。
「ぐるりよざ」も、元々は自衛隊音楽隊の委嘱曲。
佐世保音楽隊が初演を行っています。
音楽的に非常におもしろい曲なのですが、クラシック音楽的なものを聴きつけていない人にはちょっとしんどい曲かもしれません。
龍笛、ピッコロで代用かと思ったのですが、本当に龍笛吹いていたようですね。
フルートの起源は東洋の横笛とも言われていますが、龍笛とフルート、全く別物ですし、担当の隊員さんがんばったなぁ、と。
あと、グレゴリオ聖歌を斉唱した隊員さんも「がんばったで賞」かな。
ポップスとか隊歌を歌うのとはまた違いますしね、聖歌。
いろいろと凝って作りこまれている曲なので、個人的には生で聴いた方がおもしろく感じます。
今回はこれが聴けたので十分満足。
アンコールは防衛省の50周年記念曲の「輝ける勇者たち」でした。
この曲をアンコールに持ってくるのは珍しいですね。
ぴぎーさん的にはこれはオープニング曲のイメージなので、これからどんどん演奏が続きそうな期待がふくらんで困りました。(笑)
そういえば38回の定演が白樺からCDがでて、その後W.W.Wで配信もされ.たのでこれからずっと録音がでるのかと期待していたのですが、それっきりですね。
今回は委嘱曲があるのでCDでるんじゃないかと期待していたのですが、司会ついてるわ、高校生バンドは出てるわなので、無理くさいですね。(^^;
「未来へ」は欲しかったんだけどなー。
| 陸上自衛隊音楽隊::第3音楽隊 | 11:34 PM | comments (0) | trackback (x) |