【プログラム】第13回神戸ときめきコンサート

神戸文化ホールで行われた「第13回神戸ときめきコンサート」を聴いてきましたよ?

第13回
神戸ときめきコンサート

2009年12月12日(14:00開演)
神戸文化ホール大ホール
【演奏曲目】
  • 1部
    • 行進曲「軍艦」
    • 天地人~オープニングテーマ~
    • レッツ・ダンス
    • オレンジ・エキスプレス
    • ブラス・マシーン
  • 2部
    • 激流流れ打ち
    • 山彦
    • 春馬
    • 白鷺旋風太鼓
  • 幕間
    • 速足行進(陸上自衛隊)
    • 速足行進(海上自衛隊)
    • 起床
    • 気をつけ~君が代(陸上自衛隊)~休め
    • 気をつけ~君が代(海上自衛隊)~休め
    • 速足行進(陸上自衛隊)
  • 4部
    • クリスマス・キャロル・ファンタジー
    • 遥か
    • ユー・レイズ・ミー・アップ
    • 愛がすべて
    • ママがサンタにキスをした
  • アンコール
    • 大空
プログラム表紙
【出演】
  • 海上自衛隊舞鶴音楽隊
  • 陸上自衛隊第3音楽隊
  • 姫路白鷺太鼓

今回のぴぎーさん的目玉は幕間にあったらっぱ吹奏です。
地本がかんでいるコンサートでは幕間にらっぱ吹奏というのはわりとあるのですが、今回はいつもとちょっと違います。
陸自の3つ巻と海自の2つ巻の両方が登場したのです。
吹奏された号音は少ないのですが、陸と海のらっぱの聴き比べができるという、ありそうで意外とない企画です。
しかも陸は3音、海は舞音の隊員さんによる吹奏という、これもまたありそうでないらっぱ手さんの登場です。
このらっぱを聴いていておもったのですが、陸の音楽隊って普段らっぱの上番とかやっているのでしょうか?
確かに金管を吹ける人なららっぱはある程度は吹けるわけなのですが、3音の隊員さんのらっぱは金管の人がちょっとらっぱを吹いてみましたという感じではなく、なんだか「吹きつけている」感じがしたのですよね。
逆に舞音の隊員さんは今回のために練習されたような感じでしたけれど。
ああ、もしかしたらそのせいかな?
陸のらっぱは手入れのよいピカピカのらっぱに朱房の掛け紐をきっちり巻いたものだったのに、海は握り布を巻いただけで紐を巻かないらっぱだったのは。

観客にらっぱ挑戦をさせるというのもやったのですが、金管楽器(おそらくトランペット)の経験者なのが容易に推察できる高校生に3つ巻を、小学1年生ぐらいの男の子に2つ巻を挑戦させたのですよね。
小さな子の方を舞台中央に近い方に立たせようとしたせいでそうなったのはわかるのですが、これはちょっと機転がきかなかったなぁ……と。
そう思いながら見ていたら、予想どおりというかなんというか、男の子は音をだせないまま終わり、高校生は推察どおりトランペット経験者で、いきなり「君が代」ぽい何か(笑)を吹いてみせるという結末となりました。
うん、まぁ、3つ巻でも音はでなかったかもしれないといえばしれないのですが、ちょっとモニョモニョしちゃったの、ぴぎーさん。

演奏は1部が舞鶴音楽隊、2部が姫路白鷺太鼓、3部(含アンコール)が第3音楽隊でした。
舞音はアンコールに「軍艦」を持ってこられないためか、「軍艦」を1曲目に持ってきました。
「ときめきコンサート」のような性質のコンサートのときは1曲目に持ってきた方が観客の掴みがいい感じかな?
派手な曲だし、誰でも知ってるし、一気に演奏に集中する感じがあります。
時間が短い(=曲数が少ない)こともあって、舞音は今年演奏しなれた曲で勝負、というところでしょうか。
今年のトレンド「天地人」とベニー・グッドマンの「レッツ・ダンス」。
堺でのコンサートにも持ってきた「オレンジ・エキスプレス」。
最後に「ブラス・マシーン」という全5曲。
「ブラス・マシーン」はトランペットは舞音の「イケメントランペッター」4人組みです。
しまった、最前列の席だったら男前を堪能できたのに。(笑)
トランペットが前面に出てきていますが、原曲の作曲者がドラマーなので、ドラムもかなり効いた曲です。
今の舞音にあった曲だと思います。
ドラムは「オレンジ・エキスプレス」でもドラム大活躍でアドリブソロをたっぷり披露していました。
今の舞音、パーカッションのテンションが尋常じゃないときがあるのですが、そこが気に入ってます。

舞音が得意な派手な曲を持ってきたのに対して3音はクリスマスを意識してか、わりと穏やか目な曲を持ってきました。
「クリスマス・キャロル・ファンタジー」「遥か」「愛がすべて」「ユー・レイズ・ミー・アップ」「ママがサンタにキスをした」の5曲。
舞音の選曲ほどの激しい曲はないけれど、華のある曲です。
個人的には3音にはこういう曲の方があっていると思っているので、いい感じの選曲だなと。
そうそう、舞音が「イケメン」なら3音「ウケメン」(よく冗談を言ってうけている男性)だそうで。
「ウケメン」、これから来るかもしれませんよ?(笑)
そのウケメンがソロを務めたのが「ユー・レイズ・ミー・アップ」。
この曲、いろんな楽器がソロをやりますね。
NSBの譜面だと元々はユーフォニアムでしたっけ?
個人的には「クリスマス・キャロル・ファンタジー」が一番でした。
あと「遥か」などもあってるんじゃないかな、と。
舞音の「軍艦」がオープニングだったので、アンコールに3音の「大空」でクロージング。
毎回毎回言っていて本当にしつこいですが、やっぱり陸音はアンコールで「大空」やって欲しいです。
「大空」とか「凱旋」とか「陸軍分裂行進曲」あたりの演奏しなれている、というか身に染み込んでいると思われる曲ってやっぱり違うんだけどなぁ。

白鷺太鼓も5曲。
3曲目の曲名が思いだせません。(^^;
短めのやつなのですけどね、龍なんとかだったような、違うような……。
白鷺太鼓の単独の演奏を聴くのは久しぶりです。
合同演奏の際の単独演奏を他のチームと聴き比べるのも楽しいですが、うまいチームの太鼓は単独演奏を腰をすえて聴くのがやはり醍醐味かと。
白鷺太鼓、女性隊員も何人かいるのですが、キツそうですね。(^^;
実際、7つあった長胴の打ち手、女性隊員だけは入れ替わりで打っていましたので相当キツいのだと思います。
題名の思いだせない3曲目というのが激しい曲でだったのですが、その曲を打っていた女性隊員さんが印象に残りました。
その前の曲からもう見るからに体力的にいっぱいな感じだったのですけれど、バチがね、きれいだったのですよ。
体力的にキツそうなのだけど、それでも乱れることなく打つ彼女のバチに単純に「すごいなぁ!」と。
そしてこのあたりが中方の太鼓のトップクラスチームの1つである白鷺の力でもあるのだろうなぁ、と思ったのでした。
家でプログラムを確認して気づいたのですが白鷺は「白鷺太鼓オリジナル「武将」他」となっています。
あれ? 「武将」? 3曲目がこれ……じゃないと思うんだけどなぁ。記憶ミスったかも。(^^;

そうそう、「大空」を「陸上自衛隊制式行進曲」と紹介していたのですが、これ、絶対「正式行進曲」だと思った人がいますよね?(笑)
装備品趣味の方でも「制式名称」「制式採用」を「正式名称」「正式採用」だと思っている人が結構いらっしゃいますので、音楽の方ならなおさらという感じです。
というか、なんだかこういう場での「制式行進曲」と「自衛隊行進曲」の使いわけがよくわからなくなったのですが、どう使いわけているのだろう?
空は「空の精鋭」を大抵「航空自衛隊行進曲」と紹介していますよね?





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